「みさき姉ちゃんの殺人トンネル」
ヤヒトの住む村にはそんな心霊スポットがあった。
ヤヒトは何度もトンネルを訪れる。
彼は何故トンネルに行くのか。
怒り、憎しみ、悲しみ、虚しさ、寂しさ、後悔。どの表現でも彼の感情を言い表すことはできない。
彼にはこれしかなかった。
これはそんな彼を主人公とした真実なき報われない物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-26 10:15:22
8936文字
会話率:29%
「たぁッ!」
ヒュッ!
青年の持つ剣が相対する相手、彼と比べれば大男と呼べ…否、誰の目から見ても大男と形容されるであろう男の腹を薙がんと横薙ぎの一撃を放つ
「甘い!はぁぁぁぁぁッ!」
ガキャン!
音をたてて薙いだ剣が、触れれば斬れ
るであろう刀身で当てたにも関わらず大男の身体を切り裂けずに弾かれる
「ッ…<チカラ>による<障壁>か…!?」
<チカラ>…世界に満ちるなんらかの法則性をもったエネルギーの塊、有史以後この能力は人類の発展に貢献してきた。誰しもが使えるまさに無限の可能性をもったエネルギー…ただし未だそれは人類のみしか使えず無機物には宿すことはできても発生させることはできないというものだった…
「ッ!ヴァルセルトー!!!」
今の攻防で大男、ヴァルセルトが行ったのもその<チカラ>の操作による防御。通称<障壁>と呼ばれる類の防御用運用方法である
「ふ…甘い、甘いぞツバキ!」
現在2人はその<チカラ>を各々の得意とする運用方法で酷使しながらギリギリの剣戟を交し合っている
「椿!」
その彼の後ろで1人の少年…ツバキと、椿と呼ばれた青年が守らんとしている少年が叫ぶ
「安心しろ光輝、俺は負けない。お前を殺させるかよ…」
その光輝と呼ばれた少年…彼が、彼こそが狙われている存在で…
「馬鹿椿!俺のことはいい、だから…勝て!!!」
その光輝は応援するしかできないほどに、どこまでも…無力だった…
創造のリクリエイタ…光輝は果たして何者となれるのだろうか…さて、開幕ですよ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-30 16:31:53
9517文字
会話率:70%
「努力」それが口癖なあなた。「私」は、そんなあなたが好きです。
「もうすぐ卒業だけど、先生(あなた)にこの恋を隠し通すことはできないよ。」
最終更新:2013-10-24 18:50:58
498文字
会話率:14%
世の中には魔法使いと魔術師がいる。
勉強に膨大な時間を費やし努力をすれば魔術師になれるが、魔法使いになることはできない。魔法使いになれるのは、虹の石に選ばれ手にすることができた者だけという。
ウィルブレドは勢いで「魔法使い」と名乗ってしまい
、虹の石を持つ少女――シェリファと旅をすることになる。その上、なぜか「神さまの居場所を知っている」とホラを吹く妙なジイさんまで付いてきて――??
青年と少女と老人の珍道中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-19 14:17:28
7437文字
会話率:23%
誰でも経験することはできない、とても、楽しく、そして、明るい暗闇の世界での愛の物語。
最終更新:2013-10-13 03:21:13
2661文字
会話率:12%
あるミニバスケットボールチームは、瓦解の危機に瀕していた。残っているのは高学年の子達4人のみ。
このままでは、頑張っても勝つことはできない。
そこにやってきたのはまだ年若いコーチ。
名前は城ケ崎柊介。
彼は子供たちの純粋な心に触れて、なん
とか、試合に勝たせてやりたい!と思った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-23 20:37:29
1866文字
会話率:10%
性暴力を振るう父親から妹を守るため、少年は夏休み中に父親を事故と見せかけて、凍死させようとする。 欠けた氷像は二度と元の形に戻すことはできない。十七歳で完全犯罪達成を目指す、山岸透に訪れる最後の青春と夏祭りの思い出。『氷の欠片』で投稿できな
かった『8月11日』と加筆を行った終章前話を収録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-07 20:40:24
9019文字
会話率:31%
性暴力を振るう父親から妹を守るため、少年は夏休み中に父親を事故と見せかけて、凍死させようとする。 欠けた氷像は二度と元の形に戻すことはできない。 十七歳で完全犯罪を目指した少年が辿る道は光か、それとも闇か。
最終更新:2012-10-29 00:00:00
122935文字
会話率:39%
暗がり峠病棟。危険極まりない超能力者を隔離するための施設に、奴はいた。。ひとたび発動すれば、いかなる力をもってしても死を免れることはできない驚異の超能力を持つ少年、暗がり峠絶後。シリアルキラーの超能力者を保護しようとする者に殺そうとする者
。いずれもまた、超能力者!
無敵の超能力を打破する手はあるのか? あるいは、ただ食われるだけか…………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-06 17:16:06
30289文字
会話率:36%
《現実(リアル)》に〝絶望〟している少年――希坂望(きさかのぞむ)。
人間は醜く、貪欲で、狡猾(こうかつ)な生き物だと思う望は、いつものように学校の連中からイジメられていたある日、不思議な夢を見る。
「あなたは――選ばれたのです」
上下左
右すべてが真っ白に彩られた世界の中、望は白の装束に身を包み、深く蒼い目をした少女にそう告げられる。
少女に先導された先には、自らを神と呼ぶ全能神――ゼウスがいた。彼は、望と同じく選ばれた人間たちにこう言い放つ。
――これより〝撰択の儀〟を執り行う、と。
それぞれの並行世界から人間(判定者)を選び、その者達に世界を『撰択』してもらう儀式(ゲーム)。
「世界を残したいのなら、相手の判定者を殺せ」
ゼウスの定めたルール、〝撰択の儀〟というゲームからは誰も逃げることはできない。神様が決めたルールの中で、望は一つの最適解(こたえ)を出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-27 11:54:11
116496文字
会話率:36%
ぽつりぽつりと誰も見向きもしないStation。中には廃線になったものもある。どれが廃線でどれがどこに繋がるのか誰にも分らない。
ただ、そこで得ることのできる冒険とお宝はそこでにしか手に入れることはできない。
最終更新:2013-08-15 00:00:00
7424文字
会話率:58%
私の中には、理性的な私と感情的な彼女がいる。
それらは時に分離、時に一体化して確かに共存しています。
矛盾を孕みながら、しかしどちらも大切で。
離れることはできないのです。
最終更新:2013-08-08 18:00:00
1934文字
会話率:0%
人は水無くして生きることはできない。
けれど、水の中で生きることはできない。
夏に泳ぐことは気持ちがいいけれど、ふと忘れることがある。
水の中で人は生きられないのだ、ということを。
ちょっとした油断やちょっとした事故で、あなたは死ぬかも
しれない。
神代の昔より、水の中で死ぬ人は数知れない。
あなた、水難の相が出てますよ?
ああ、泳ぐのが嫌いなんですか。
でも、浴槽にたっぷり張ったお湯の中で、あなたは死ぬのかもしれませんよ?
ほら、聞こえるでしょう? お風呂であなたを呼ぶ声が。
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短編なのでさくっと読めます。
あなたのお越しをお待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-06 12:12:37
5419文字
会話率:37%
普通の友達で、普通の幼馴染の集まりだったんだ。
それなのに、あの事故があってから、みんな変わった。
久しぶりにみんなで集まったあの日、
何気ない言葉だったのに。
俺たちはそうして、狂いだしたんだ。
幼馴染として、友達として接することはでき
ない。
俺は
誰を信じればいいんだ?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-01 14:29:36
361文字
会話率:8%
友人に勧められたゲーム設定してyesをクリックしたら、異世界に戻ることはできないらしいので・・・建国してみる(そのうち)*行き当たりばったりで書いてます。
最終更新:2013-07-07 17:28:47
10280文字
会話率:43%
負け続けの人生を歩む男が、どうにかして勝利をつかむことはできないかと、必死に強がります。
最終更新:2013-06-20 19:00:00
2932文字
会話率:12%
初恋の人、だけど今は親友の彼氏で想いを伝えることはできない。そんな時、同じように報われない恋に苦しんでいる男子と出会い――恋人がいる人に片思いする者同士、偽の恋人同盟が始まった!? クールで俺様で、時々浮かべる笑顔はとっても妖艶で意地悪で…
…そんな翼に振り回される陽の切ない四角関係ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-15 20:00:00
192031文字
会話率:26%
豪奢な衣装に身をつつみ少女がむかった先は、恐ろしい魔物の国。少女はその国の王にささげられた生贄。生贄となった彼女は、二度と生きて国に帰ることはできない。名前も取り上げられた少女と、恐ろしいとされる魔物の王様のお話
最終更新:2013-06-08 07:34:18
19751文字
会話率:37%
ジークは名家に仕える執事だ。そこの一人娘を意識してはいるものの、身分差で結ばれることはできない……筈。な物語。
最終更新:2013-05-28 11:36:16
7502文字
会話率:46%
親と子の気持ちのすれ違い
人は他人の心を見ることはできない。
だから、すれ違う
最終更新:2013-05-22 10:08:24
6031文字
会話率:22%
VRMMORPG《Tale Gift Online》― テイルギフト・オンライン ―
それはただのゲームではなかった。
“彼等”にとっては――
「これより、HPがゼロになったプレイヤーは強制ログアウトされ、アカウントは消去される。そして二度
とこのゲームには戻ることはできない。以上だ」
ある日、突然始まったクエスト。
それは、“この世界で生きる彼等”への死刑宣告だった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-29 17:00:38
85667文字
会話率:38%