眠れない夜は誰にでもある。東京という場所は、誰かにとっては憧れであり、誰かにとっては墓場でもある。行き場を失った男は、見慣れたシンジュクエキへと迷い込んだ。入り組んだ迷路のような構内で、男は何を見つけるのか。
深夜のテンションが文学という名
を与えられると、かくも意味不明なのか…,折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-25 11:11:46
5053文字
会話率:13%
ハイリ・スウィントンは困っていた。巨大商業都市、リールにハイリはハーブ・薬草専門店を開業しようと遥々故郷から引っ越ししてきたのだが困ったことに店内に荷物が運べなかった。理由は単純、重いだけだった。途方に暮れていると鬼人であるシリルに出会う。
カクヨムさんにも掲載させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-05 15:42:44
11375文字
会話率:61%
恋人の雄二が非業の死を遂げた美緒は自殺を決意する。何度も自殺未遂を繰り返すそんな美緒に、ある男が声を掛けた。「あんたの望みを叶えてやろう。あんたの命と引き換えに......」疑心暗鬼に囚われながらも、美緒はしっかりとした口調で答えた。「雄二
さんを殺した犯人をこの世から消し去って下さい。その後、私のこの命、あなた達に差し出します」と......
スクープカメラマンたる雄二は、本土の遥か南に位置する孤島『極神島』の秘密を暴きに行き、そして何者かによって殺害された。『EMA探偵事務所』代表の柊恵摩エマは、そんな美緒の依頼を受け、単身『極神島』への潜入を敢行する。その時エマはまだ知らなかった......この島が犯罪で塗り固められた難攻不落の城であった事を......
若干24才、誰もが羨む程の美貌を兼ね備えたエマは、持ち前の美貌とキャッチーな性格から、島民と上手く馴染む事に成功する。島で唯一の食堂『料亭潮風』で住み込みのバイトとなり、常に民とフレンドリー接するエマは、いつしか島民の中で人気者となっていった。しかしそんな優しく、そして親切な島民には、想像を絶するような裏の顔があったのである。
長閑な街並みに君臨する異様な近代的建物『セントジェーン病院』。
街の至る所に点在する生々しき『剥製』の数々。
謎大き『西の森』に生息する毒蛇『オオキバ』。
極神教の総本山たるベールに包まれた『剛健神社』。
地底深くに張り巡らされた迷路とも言える『洞窟群』。
そして......
足を踏み入れただけで『死』が訪れると言われる『死の岬』などなど。
この島に存在するそんな全てのキーワードが、エマを待ち受ける『罠』であり、そしてまた『地獄への道』であった事など、島に着いたばかりのエマは知るよしも無かった。何度も傷つけられ、何度も殺されそうになりながらも、0%の死地を確実に潜り抜けていくエマの姿は、正に『傷だらけGOD』!
涙あり、笑いあり、怒りあり、人情あり、愛あり、そして別れあり......そんな全ての感情が、完結までの40万文字にはぎっしりと詰め込まれています。エマそしてその仲間達が繰り出す壮絶なるサバイバルミステリーを是非ご堪能下さい!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-19 00:00:00
363836文字
会話率:34%
この小説は文芸とライトノベル作家の会が「NED」というイベントにて出展し、「参加者からキーワードを募り、それを織り交ぜて小説を書く」という企画をしたものになります。
1話につき1人が担当し、執筆をしているので作風も変わってくると思います!
2019/11/17にあったNEDから約11ヶ月。
ようやく完成しましたので是非ご覧ください!
以下のキーワードがすべて、小説のどこかに入っています。
キーワード一覧↓
異能/ちりとり/ツンデレ/スチームパンク/ハイスピード/ロボット/ゲーム/アクション/銃/剣/ナイフ/刀(カタナ)/侍、武士/騎士/城/屋敷/サイバーパンク/AI/アンドロイドなどの人形ロボット/音楽/バトル/恐怖/突撃/お金/夢/とんこつラーメン/未来/冬/山/薬物/未来/招待/Vtuber/のろけ/神/半神半人/猫/迷路/他人と自分/パイルバンカー/ミサイル/ベルカ式国防術/極太ビーム/衛星兵器/結婚
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-10 10:03:15
53475文字
会話率:31%
気が付くと僕は、見知らぬ路地裏のようなところで横になっていたのであった。
あたりは白い壁と石畳。どこか地中海地域を連想させるその路地は、迷路のようにどこまでも続いているようだった。
最終更新:2020-09-21 11:00:00
18975文字
会話率:46%
高校一年の隼(しゅん)は、五月の連休明け、ズル休みを続けていた。
なぜなら、生きている意味がないと気付いてしまったから……。
死に場所を求めて、地下に広がる混沌の街・【迷路街】をさまよっていたとき、ハイソサエティ都市・【蒸気街】の爆破テロ
犯の重要参考人に出会う。
それはなんと、世界を牛耳る香煙家・当主候補『香煙 朱(こうえん あや)』だった!
彼女との出会いが、隼の運命を大きく変えていく……!
隼の右腕が義手となり、さらには世界手配犯である暗殺者に狙われるのだが、それを企てたのは、朱の側近であるシラカバ。
上級隠密クラスの戦闘能力がある彼の前に、仲間の世界手配犯の暗殺者たちが次々に立ちふさがる。
戦闘能力が異常に高い彼らに、隼はどう挑んでいくのか。
彼の『守りたいもの』と、『強さ』は比例する──!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 12:03:12
116243文字
会話率:34%
「君たちは、何かしらの能力を持っている。」
特に特徴のない、ただひたすらにビビりな男子高校生、向日 葵(むこう あおい)は、入学初日に校長室に呼び出される。そして、怯えながらも到着した校長室で告げられたのは、世界迷路(ダンジョン)と超能力
の存在だった。あまりの唐突さについていけなくなる葵だが、実物を見せられては反論もできない。あれよあれよという間に、気づけば『ダンジョン攻略部』の一員に!?そして、はじめてのダンジョンで、彼らが出会うのはーー
人生で初めて小説を書いています
いたらない点が多々あるとは思いますが、どうか暖かい目で見ていただけると助かります。
更新について、Twitterで報告しようかと思います。
https://mobile.twitter.com/z1Rv247JknsIKBC
書けなさそうな日はここで謝罪します。
※プロローグはちょっと自分でもよくわかってないので、読んでも読まなくても大丈夫です。
(この物語はフィクションです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-10 23:40:58
62571文字
会話率:37%
■2020年1月6日 講談社レジェンドノベルズ様より「迷路の迷宮」はシステムバグで大盛況」として発売されました。
■2020年7月6日 第2巻が発売されました。
交通事故で家族を失い、その後の遺産トラブルで心に傷を抱えていたヒロトはある日
、同級生等と共に強制的に異世界転移させられてしまう。
ヒロト達が飛ばされたのは<ガイア>と呼ばれる剣と魔法のファンタジー世界だった。ヒロトを含めた一〇〇〇名の少年少女達はダンジョンマスターとして命懸けのダンジョン運営に従事させられる事となった。
<迷路の迷宮>というダンジョンを作ったヒロトは、日本に居た頃の資産を元手にシステムのバグを突き、安全にダンジョンポイントや経験値を稼ぐ手段を手に入れる。
ダンジョンバトルでもルールの隙間を狙い撃ちにするような戦略によって勝利を重ね、いつしかランキング上位に名を連ねるようになる。
そんな特異な運営方針を行う<迷路の迷宮>は、ヒロト達をガイアへと連れ去った張本人である迷宮神の目に留まってしまう。
悪辣な神に翻弄されながらもヒロトは抗い続ける。ガイアの世界で手に入れた大切な繋がりを守り抜くために――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-01 01:31:24
490273文字
会話率:37%
うっかりはいりこんでしまいますと。
最終更新:2020-07-16 20:00:00
1474文字
会話率:10%
元不登校児の長男と泣き虫母ちゃんの記録です。夫と作者である私、長男の翔兵、2歳下の妹、璃子、そして私たち夫婦のそれぞれの実家との関わりにも少しずつ触れていきます。
決して我が家のパターンが正しいとは言えません。そして、私は良い母親でもありま
せん。こんなパターンもあるんだ、という気持ちでお読みいただけたらありがたいです。
五年半の間の、五月雨登校と不登校を経た現在、ようやく当時のことを書くことができるようになりました。不登校という迷路にも必ず出口があるはずだと、この辛かった日々もいつか必ず笑い話になることを信じて、当時の話や現在の様子を思い付くままにアップしていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-25 14:16:42
88900文字
会話率:35%
私の中に突然現れた女性人格さんは、自分という存在が謎なので何度も私に対して「私って何なの?」と問いかける。自分の中の別人格について考えているうちに思考の迷路にはまってしまった男の話です。
最終更新:2020-06-22 06:58:19
1109文字
会話率:22%
巨大な外壁に囲った王国『オフィックス王国』
その国にいる唯一の孤児である盗人コブラと唯一の黒い髪をした異邦人の騎士ヤマトは刑罰としての任務を任された罪人として、そしてその罪人の監視、補佐として国外へと旅に出る。任務とは、オフィックス王国に
昔から伝えられている儀式『星巡り』を完遂させることだった。オフィックス王国を囲むように点在する12の国で行われる『星巡りの儀式』にコブラたちは挑んでいく盗人と騎士が織りなす冒険ハイファンタジー。
タウラス民国でカガクに精通している少年アステリオスを仲間に加えたコブラたち四人は第三の国「ジェミ共和国」へと辿りつく。
国への入り口が合わせ鏡迷路になっている不思議な国で四人はバラバラになってしまう。入国すると「ジェミ共和国」はなぜか「ジェミ王国」へと変化しており、その国で王を務めるのはキヨとそっくりの少女・キヨ=ジェミニクスであった。
自分たちの別側面の存在が現れるジェミ王国で、彼ら四人は自分の別側面に勝利し、この国を脱出することはできるのか――。
12の国を巡る長編ファンタジー第三弾開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-20 17:00:00
87331文字
会話率:55%
『豆タヌキ』と呼ばれる生き物がいた。身長50センチほどの不老不死の種族だ。その肉を一口食べるだけで寿命が最低10年は延びるともいわれている。そのため人間から目を付けられ、狙われていた。権力者は概して寿命を求める傾向にある。実際、豆タヌキを
食べたことで1000年以上も存命した王もいた。
豆タヌキは人間などに『変身する能力』を持っている。しかし、変身中は葉っぱを頭の上に乗せていなくてはならない。変身は大気中のマナを体内に取り込むことで行使できる。葉っぱは、マナを体内に取り入れるパイプのような役割を果たしており、帽子などで遮った場合、変身が解けてしまう。
葉っぱはアクセサリーのように見せることもできるが、豆タヌキのこうした変身中の特徴は人間に知れ渡っており、『豆タヌキ』であることを見破られるリスクが高い。そのため、豆タヌキは変身することができるからといって、基本的に人間社会に紛れ込んだりすることはなかった。
ある日、ひっそりと森の中で暮らしていた豆たぬきの4姉妹が、人間にねぐらを発見された。ねぐらの近くで人の足跡が見つかったのだ。後日、狩り人たちが大勢でやってきたことを察知し、4姉妹は森の奥へと逃げた。
足跡を見つけた後、警戒レベルを上げていたことが助けとなった。しかし、その森の奥は一度足を踏み入れたら生きては戻ってこれないとされる『迷いの森』でもあった。人間も豆タヌキもこれまで足を踏み入れることを避けてきた未開の場所でもある。
迷いの森に足を踏み入れた数日後、豆タヌキ4姉妹は森の女神と出会った。そして、狩人たちから匿ってもらえることになった。
森の女神は迷いの森を迷路のようにして、狩人たちを追い返した。匿ってもらえることは豆タヌキたちにとって願ってもないことである。なお、その見返りとして森の女神が求めてきた労働があった。それは『情報の提供』である。
森の女神様は不思議な力を持っている。ただし、その能力を自身が享受するには『第三者の存在』が必要となる制約があった。森の女神は迷いの森という限られた場所から移動することができない。ゆえに『退屈』で苦しんでいた。たかが『退屈』……しかし、それは不死者にとっては拷問に等しいものである。
豆タヌキたちに課せられた仕事は、異世界である『日本』の『情報』を森の女神様に『お供え』すること。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-02 23:00:00
110077文字
会話率:79%
仕事と恋と友情に恵まれ、充実した日々を送っていた松井滋郎は、同僚の妹に惹かれるままに、心の迷路に迷い込んでゆく。滋郎は仕事に情熱を燃やしながらも、上司に対して反発心を募らせる。そのような滋郎が自らの未熟さを思い知らされ、重い決断を迫られると
きが訪れる。新たな道を歩んだ滋郎の現在の姿と、かつての恋人との関わりが、プロローグとエピローグに描かれている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-25 20:34:14
135991文字
会話率:30%
愛媛県の小さな町に暮らす、15歳の中学三年生・岬由乃(みさきよしの)。
ある日突然知らない場所へワープする!?
そこはまるで迷路のような世界だった。
そこに時を同じくして出会った4人の女の子達とともに───!?
※毎週日曜日更新です
※カク
ヨムさんでもこの小説を投稿しています。
URL
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892343975折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-26 21:00:00
42289文字
会話率:36%
「……他を当たってください。私は安らかに眠ります。満足できる人生でした。苦労が確定している延長戦は要りません」
大事故に巻き込まれ、子供を庇って死んだ東雲聖(しののめ ひじり:享年二十一歳)。
己の欲に忠実かつ駄目人間予備軍な彼女は、人
(しかも見目麗しいショタ)の命を救うという上出来な死因に心から満足し、安らかな眠りにつこうとしていた……。
――しかし、彼女はある声により強制的にもう一度意識を呼び戻されてしまう。
目の前には、創造神を名乗る、銀髪青目のショタ(勿論麗しい)が。
彼は、聖にある依頼をする。それは、自分の世界で『ダンジョンマスター』になってほしいというものだった。
「嫌です。何その、怪しげな職業。ラノベやゲームじゃあるまいし」
衛生的で、安全で、娯楽のある日本の生活に慣れきっていた聖は、不自由な生活を勿論断固拒否!!
そんな彼女に、銀髪ショタ(神)は、あるものを授けた。それはチートではなく……インターネット利用のできるパソコンと通販による元の世界の品の持ち込み!
スッキリとはしないながらも、パソコンという引きこもりの必須アイテム♪を手に入れた聖は、神の要求を飲んで異世界で『隠居生活』を楽しむことに。
――再び目が覚めると、そこはすでに異世界ダンジョン内。
補佐役である、黒髪赤目のイケメン執事が目の前で微笑んでいたのだった。
しかし、ダンジョンとはなんたるかを説く彼の笑顔は後に引きつることになる。
ほかでもない主、聖と彼の認識の差によって……!
「殺伐としたダンジョンなんて嫌だし、巨大迷路、もとい平和にアトラクションの経営を目指すわ! 誰にでも楽しめるものになるよう、頑張る!」
自分の欲に素直に! どうせやるなら自分が楽しく!
(主に聖のせいで)苦労性のイケメン執事や、(聖の影響受けまくりの)その種族らしからぬ魔物たちと過ごす、平和で楽しく快適な異世界ダンジョン経営ストーリー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-22 12:00:00
433369文字
会話率:46%
ダンジョンに潜れば潜るほど強力なモンスターに出会う。
そんなモンスターを倒せばこそ、冒険者としての名声も上がり、モンスターから剥ぎ取った換金部位を売り払って装備を充実することもできるのだ。
世界にはたくさんのダンジョンが昔からあるよ
うだが、そんなダンジョンにも寿命があるらしい。ダンジョンを管理するキューブが破綻してしまうのだ。
全てのダンジョンはキューブによって管理される。至高の存在が天使見習いにその管理を任せることで新たなダンジョンが作られる。
いくつものダンジョンが生まれ、寿命を迎える中、至高の存在はある実験を試みた。
天使見習いの手助けをする者を加えたらどうだろうか?
その思いを天使に伝え、天使は死せる魂の中から元冒険者のクロードと魔族の下士官ミーナを選び、新たなダンジョンの管理者である天使見習いのクリスティーのもとに送る。
辺境の土地で、新たなダンジョンを作り始めた3人だったが、ダンジョン作りの軍資金は限りあるものであり、食料の購入も3年後には途絶えてしまう。
ダンジョン作りのマニュアルを片手に、なるべく安くと工事を始めるのだったが、ダンジョンが形をとるにつれ、なぜダンジョンが作られるかを理解していく。
魔族と人間族がなぜダンジョンに関わるのか? それは、古くから続いている魔族と人間族の戦いにも関わるものだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-18 11:07:12
202292文字
会話率:40%
日本一ついてない少女・実春(ハルミ)は、親友の桜花(サクラ)に誘われてオンラインゲーム『神の記憶(略称ゴズメモ)』をはじめる。
旅の中で繰り返される出会いと別れ、果たしてハルミは成長する(運がよくなる)ことができるのか?
そして、いつ
しか誰にも手がつけられない存在になっていくのだろうか……。
[1章 遊戯開始]
「薬草が手に入らなくてチュートリアルが終わらない」と、ゲームの中でも運に見放された実春。親友の協力と自分自身が持つ技術と知識で困難を乗り越える。
能力値を自由にカスタマイズできることを知り、実春はゲーム世界では運が良くなりたいと自分のキャラ・ハルミの能力値をLUC(運)に極み振りして育て上げることを決意する。
[2章 森羅万丈]
ハルミはサクラと別れるが、ゴブリン族のアレンと知り合い、薬草採集のクエストを受ける。チュートリアルで1枚も入手できなかったラスボス的存在に、ハルミは勝てるのか?
ハルミは薬草を集めるため、知恵を絞り薬草を集める方法を編み出していく。罠でモンスターやプレイヤーを捕まえ、さらに迷路まで作って薬草やアイテムを集める。
アレンとの約束の日、ハルミはアレンと落ち合うが報酬が足りず、ゴブリンの村へ行くことになる。だが、森で火災が起こり、2人は消火活動に向かう。火災現場に着くと男たちの奇襲を受け、ハルミは絶体絶命のピンチに陥る。ハルミの狂気とアレンの漢気、運営の粋な計らいにより、ハルミは最強の運の持ち主として覚醒する。そして、ハルミは知恵と罠と手に入れた力を駆使して男たちを倒す。
男たちを倒したハルミは森の消火活動を始め、仲間たちの助力もあり、火災を鎮火する。焼け野原に立ち尽くすハルミだったが、森が生きていることを知り、森から出てサクラを追いかけると決意する。
[3章 亜人闘義]
ゴブリンの村を訪れたハルミはオークとの戦争に介入する。ハルミはゴブリン軍の指揮官に就き、軍内改革、築城、偵察と様々な分野で実力を発揮していく。
チート級の運の必要性を考えさせられる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-09 00:00:00
180179文字
会話率:37%
中高一貫の進学校、そこの優秀な学生の一人である遠山紗樹は4月から高校生になった。周囲に合わせることが苦手な彼女はクラスに馴染めず、あまり多くの友達を持たなかったが、長い付き合いの何人かの友人と、割と楽しい日々を送っていた。
ある日、紗
樹はそのうちの一人、部活の同輩である千石悠介が知らない誰かと談笑しているのを目撃する。千石もまたクラスのはぐれ者の一人であるだけに、紗樹と悠介のコミュニティはほぼ同じと言っていい。つまり、紗樹の知らない人と悠介が親しいいうのは中々に珍しく、その相手に興味がわいた。そして、悠介を通じて少し近づいてみると、なんのことはない、彼もまたはみ出し者の一人だった。
彼の名は鳴海新、大人びていて、どこか達観したようなところがある、静かな雰囲気の生徒だ。しかし全く消極的な人物ではなかった。彼はものを深く考え、自らの意見ははっきりと示す。品行方正で論理的ではあるが、常識に囚われない話はとても面白い。同じクラスだったこともあり、紗樹はたちまちのうちに新と仲良くなった。
文系だという新は、国語表現で凄まじい文才を発揮するなど、理系である紗樹と悠介に良い刺激を与えた。逆もまた然りで、好奇心旺盛な三人は、お互いに自分の興味を共有できる、素晴らしい友達になっていった。
そんな順調な滑りだしをみせた紗樹の新学年だったが、そこには様々な悩みが付きまとい、次第にその影響を大きくしていく。
自分というものと真摯に向き合うほど、自分が何を求め、どこに行きたいのかを見失ってゆく。
そんな中で燐は絵を描き、新は小説を書くということを知り『創作』というものに出会う。それに感化された紗樹は、ある時小説を書こうとするが、新のようなに上手く書くことが出来ない。
そこで紗樹は、彼の文才に目をつけて、上手な文章の書き方を教えて欲しいと願い出る。
新はそれを快諾するが、同時に、それは新に対しての好意の裏返しなのではないかと紗樹本人が気付いてしまう。
さて、故くも新しい恋愛談を綴るとしようか。
*「VOCALOID(ボーカロイド)」および「ボカロ」はヤマハ株式会社の登録商標です。
*この作品は「LINEノベル」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-04 04:36:36
43284文字
会話率:16%
人生は迷路なのだろうか?
最終更新:2020-01-29 19:03:28
677文字
会話率:0%