鬼屋敷龍二は、国家最強クラスの陰陽師を母に持ち、そうなろうと努力していた。
しかし彼に才能はなく、ついに諦めてしまう。
だがあるとき、突然母が死に、謎の妖刀が龍二へ託された。
妖に襲われ、危機に陥った幼馴染を救うため、龍二は刀を
抜く。
「――来いよ、クズ」
異様な姿へと変貌する龍二。
全身を駆け巡る血は熱く、思考は冴えわたる。
ついに、強大な封印は解かれた――
半妖が陰陽師となり、百鬼夜行を従える、和風バトルファンタジー開幕!
※本作は、アルファポリス様、エブリスタ様でも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-10 08:04:00
148086文字
会話率:36%
2011年3月11日。
虎ノ門で作業をしていた「俺」と2人の後輩は、今までにない大きな揺れに畏怖し、避難をしようとする。
しかし現場視察に来ていた元請けの新人に引き留められてしまう。
その後、顧客の要請で作業は中止。
「俺」は車を走らせ現場
を後にするが、待ち受けていたのは大渋滞。
途中後輩の1人を下ろし、車内は「俺」と「サブ」だけになった。渋滞は全く解消することもなく、2人は新宿三丁目に差し掛かる。
途中、トイレを借りにコンビニへ向かたサブと入れ替わりに入ってきたのは、およそ人ではない、毛むくじゃらの何か。気が付けば、明治通りを移動していた筈の車は、まったく異なる空間にあった。
毛むくじゃらの何かは名を「オグシエモン」という神様の人柱。先ほどまであった沿道は、「オグシエモン」のような異形の存在が列を成し、同じ方向へと歩いているのが伺える。
見ている状況に追いつけない「俺」は、おびえるしかなかった。
そんな時、「オグシエモン」はコンビニ袋を取り出し、「俺」にカレーパンを手渡し、食べるよう勧める。人間の世界でどこにでも売っているそれを「オグシエモン」は珍しいものだとうたう。
マイルドなカレーを包んだ揚げパンを味わう「俺」。
そこから「俺」と「オグシエモン」はとりとめのない話に興じた。
暫くして、「オグシエモン」は車を降りる。別れ際に「俺」の幼い頃に一度会っていると告げ、「オグシエモン」は行列の中へと消えていった。
ふと気が付いた「俺」は、元居た明治通りに戻ってきたことを確認し、カレーパンを含めた体験は夢だったのかと疑う。そして「サブ」が戻ってきた際、ダッシュボードに置かれた「オグシエモン」が手渡した、もう1個のパンに気が付く。
「俺」は自分はもう食べたからとサブにパンを手渡すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-22 12:14:12
10982文字
会話率:32%
理屈っぽくて自分の立てた計画を曲げることが大嫌いな真面目な高校生、大原輝【おおはらひかる】はある日、人間の夢を食べて生きる妖怪、獏のヤクと出会い、”夢渡”としてヤクに呪われることに。よくわからないまま、その要求を受け入れてしまった輝は、ヤ
クの因縁の相手である、『百鬼夜行』なる妖怪の組織に命を狙われる羽目に!
戦闘中に開花させた権能、”鏡”と、ヤクの催眠術を武器に、次から次へと現れる刺客たちを倒し、輝は日常を取り戻すことはできるのか!? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 00:33:35
73597文字
会話率:45%
『村中の妖怪の養分となることを運命付けられた少女のぞみ。
主人公、ゆうきが「そんなの間違っている!」と言い、のぞみを連れ出した。
のぞみの脱走を知った村の妖怪達は血眼になってのぞみを追いかける。
多数のための自己犠牲を刷り込まれて生き
てきた、のぞみは果たして自分のために生きることができるのか?』
※毎日連載。2月半ば完結予定。
ノベルアッププラス、ノベルデイズ、カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-18 18:00:00
85218文字
会話率:49%
木の葉天狗の子孫である境鳥隼人は親も家も何もかもを失ってしまった。
妖怪の恐れるもの、それ即ち"人の気"。
それらを祓うことを仕事とする祓い屋「人ノ気祓除協会」のひとつ、主に三区のお祓いを行う「祓い屋流」に
預けられ、共に仕事をすることに。
しかし、人の気が見える特別な妖が気術を使う祓い屋になれるはずだが、隼人は人の気が見えるのに気術の元である気素がなかった。
それでも決して諦めず同期の仲間や、先輩方、別区の祓い屋たち、時には妖怪の血を引く人間と協力して異界や人間界に危害を加える人の気を祓う。
(カクヨム様にて同小説掲載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-26 18:42:34
2334文字
会話率:56%
今作は、鉄機 装撃郎先生(https://mypage.syosetu.com/814595/)とのコラボ企画「鉄機斎」です。
初めての試みでしたが、少なくとも書いた小生はとてもおもしろかったです。
鉄機先生、ありがとうございました!
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時は西暦2122年。古いSF作家が思い描いていたような核戦争、いわゆる第三次世界大戦と呼ばれる最後の国家大戦が起こってもなお人類は大部分が生き残っていた。
少なくとも半世紀と経たないうちに各地で魔導兵器を用いた紛争を起こせるくらいには――。
悪夢の産物、鬼導妖魔《デモンズドゥル》。再び、世は乱れた。
裏に潜む毒を飲み込み繁栄する、魔都白京《バイイン》の地を歩く男がいた。コートを身に纏う彼は隻腕。寄る辺をなくした右袖が揺れる。
瞳に暗い炎が燃ゆる男の行く先とは――?
今宵の百鬼夜行の予感に、魑魅魍魎の鳴き声が魔都に響く。
それは、魔導に魅入られた者達が喰らい合うウロボロス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-20 17:45:59
20957文字
会話率:32%
肝試しの夜のことです。シホちゃんは布団の中でオバケがくるのを待っていました。
すると外から「首はどこだぁ! ワシの首はどこだぁ!」という大声が聞こえてきました。
どうやら、やってきたオバケは「くびなしオバケ」のようです。
シホ
ちゃんはワクワクしながら「こわ~い!」と布団の中で笑います。
でも……あれ? 首が無いのなら、オバケは”どこから”声を出しているのでしょうか?
シホちゃんの大冒険の始まりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-05 09:30:54
31273文字
会話率:47%
「おぬしらがそうならそういうことなのじゃろう……。」
「大丈夫、お国は必ず勝利します。」
国を振り回す暴虐の女帝として、家臣に裏切られ追放されることとなった少女『藤園』は、とある橋の上で異世界に迷い込んだ少女『紫』と出会うことになる。一
方、藤園を追い出した国の政府は、国の改善のため一人奮闘していた藤園を失うことにより衰退の一途をたどることとなる。
行き場を失い旅を始めた彼女たちが出会うのは、波乱の世で悩みを抱える妖精や妖怪、魔法師などの様々な種族。十三人の皇帝が睨みあう混沌の世の中で、二人は様々な仲間と出会い、やがてその列は百鬼を成す……。
定番ジャンルを混ぜ合わせ誕生した一風変わった異世界冒険譚を楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-21 22:38:47
49739文字
会話率:58%
かつてあらゆる魔を祓い、百鬼夜行を打ち倒し、世界に平和をもたらした伝説にして最強の剣士、アーサー。
死後、転生する際に、その功績を讃える女神から与えられたチートスキル候補の中で、彼が選んだのは前世の記憶と『名推理LV7』だった。
生まれ変
わった彼、ルイス・パルディアは、推理のスキルを発揮することもなく、小さな村で平凡な農家として暮らしていた。
しかしある時、村の嫌われ者で、決して殺されないスキルを持っているはずの貴族が、密室の中で死体となって発見されて……?
異世界なろう✖️新本格ミステリ、異形のファンタジー推理譚!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-08 20:17:11
768文字
会話率:14%
妖怪の魂を封印して操る少女、憑き姫。
妖怪の骸から武具を造り出す黒衣の男、三外軒太郎。
そしてふたりに魂と骸をせがまれる呪われた少年、五代昂輝。
少年が不の苦悩を受け入れたとき、肉体を魔道サイボーグに改造してく。
目指すは正義のために
――。
力と技、妖異と正義が飛び交う百鬼夜行ヒーローストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-30 11:44:37
78838文字
会話率:25%
アメリカ有数の巨大都市ロサンゼルス。
今この街では、人間の血を一滴残らず吸い取って殺害する連続殺人鬼、
通称『サッカー』が猛威を振るっていた。
ロサンゼルス市警に所属する女刑事ローラ・ギブソンは、
『サッカー』の有力な情報を掴み、その犯行
現場へと踏み込む。
彼女はそこで黒い髪と絶世の美貌を持つ謎の女・ミラーカと遭遇する。
この出会いを切欠としてローラは、闇の世界に蠢く人知を超えた怪物達の
血みどろの闘争に巻き込まれていく事になる。
吸血鬼、狼男、半魚人、神獣、ミイラ男……
ロサンゼルスで繰り広げられる現代の百鬼夜行に2人の女が挑む!
※本作品はフィクションです。登場する人物・団体・ 名称等は架空であり、
実在のものとは関係ありません。
※人物紹介に一部自作イラスト挿入してます(随時更新)
※Yukiさんより素敵なファンアートを頂きました!
Case1のFile13「超越の刃」に挿入しています。是非ご覧ください!
※中村鵜原さんより美麗なファンアートを頂きました!
Case7のFile13「元カレと今カノ」の前書きにてご紹介させて頂いています。
是非ご覧になってみて下さい!
※基本週2回(火、土)更新です。(ストック状況による)
※この作品はカクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-07 22:39:49
1304270文字
会話率:46%
いじめっ子から逃げるために転校した隼人と、不思議な学校のおはなし。
最終更新:2020-10-23 12:47:47
5864文字
会話率:44%
人は誰しも、心に鬼を飼っている。重要なのは、その鬼が表に出てくるか否か──だ。
最終更新:2020-08-21 20:00:00
37063文字
会話率:15%
学校で題材フリーで600字の指定で何かを書け、といった課題があり、書いたところ大幅に超えてしまったために勿体なく思い、記念投稿です。
日常の中でふと思ったことを殴り書きしたものになります。
最終更新:2020-08-17 02:06:54
1230文字
会話率:0%
かつて十一歳の若さで魔族討伐の偉業を成し遂げた四人組の冒険者パーティーは【英雄】と呼ばれ、大陸を一周した後に王都へと凱旋した。その中の一人、召喚士のビーツ・ボーエンは王都の中心部にダンジョンを作り、自らを【ダンジョンマスター】と名乗った。そ
れは冒険者育成の為、王都民への娯楽提供の為、そして増えすぎた従魔の居場所を作る為。立地もルールもシステムも、他に類を見ないダンジョン【百鬼夜行】は今日も賑やかに王都を彩るのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-17 09:00:00
497669文字
会話率:31%
お百合は江戸に自分の店をかまえるという夢をついに叶えた。叶えたはいいものの、建てた矢先に大火事に見舞われてしまう。火事と喧嘩は江戸の華とはよく言ったもの。
全てを失い意気消沈したお百合が身投げするつもりで橋に立っていると、妖怪たちの大行列、
百鬼夜行を目の当たりにする。
その帰り道、お百合は人の言葉を喋る猫と出会いあるお願いをされるのだが……。
(※別サイトにも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-06 10:04:50
6593文字
会話率:49%
その男、テスターで元開発者。そして――
フルダイブVR技術が急速に浸透した近未来。
フルダイブVRゲーム機の発売と同時にサービスが開始し、いまだに高い人気を誇るVRMMORPG『ヴァリアント・ロード』で異変が起きた。
ゲームマスタ
ーを名乗るピエロが、ログアウト不可のデスゲーム開催を宣言したのだ。
だが、1人のプレイヤーがデスゲームに異を唱え、立ち上がった。
その名はマウス。β版のテスターも務めた最古参プレイヤーにして、ヴァリアント・ロードの開発チームにいたおっさんだ。
ゲームで死んでもリアルですぐ死ぬことはない、と看破したマウスは、気心の知れた仲間を集める。
見た目は変態、中身は危険な変人だが、腕は確かなトッププレイヤーのドラムス。
元ヴァリアント・ロードのプログラマーで、口が軽い凄腕ハッカーのチューナー。
幼馴染みで見た目は怖いが実はイイやつ、に見せかけて怒るとすぐ手が出るコップ。
そんな百戦錬磨・百鬼夜行・奇々怪々なクセ者どもと、たまたま出会った初心者4人を引き連れて、マウスはデスゲームの『完全攻略』に挑む。
これは、元開発者でテスターのおっさんとその仲間たちが、ありったけの知識、知恵、スキル、アイテム、バグ、仕様、そして反則技を総動員し、デスゲームをぶち壊しにする物語である。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-05 21:18:30
73037文字
会話率:42%
いくら時代は進もうと
他人を泣かせて 私腹を肥やす 人でなしらがデカい顔
悪い奴程笑って生きて 正直者が泣きを見る
それが仕組みと諦めるなら この世は地獄と変わらない。
踏まれ 齧られ 貶められて
涙に濡れた両の手で 手折る花弁 怨み花
死にたい程に辛いかい?
殺したい程に怨めしい?
だったらほんの少しだけ、顔をあげてご覧なさいな
泣いてる貴方の足元に咲く 名も知らぬ小さな花を手に
『タタリアン』という名のカフェにお寄りなさい
美味しい紅茶とケーキを堪能できたなら それが合図
あなたの怨みは祟りへ変じ
相手を祟り殺してくれることでしょう
但しこの事 くれぐれも 口外無用でお願いします。
小夜鳴市にある小さなカフェ『タタリアン』
この店で紫色の花をテーブルに置いて、殺してやりたい位に憎い相手を思い浮かべると、その相手が本当に死ぬ。って噂話を聞いた事はある?
このお店はケーキと紅茶の美味しい小さなカフェだけど、それは表向きの顔。裏では、依頼人の怨む相手を始末するという裏家業をしているの。
美味しいケーキと紅茶が織り成す、ちょっと不思議で素敵な話…とでも思った?そんなのを求めているのなら、さっさと回れ右する事をオススメするわ。
それでも聞きたいの?なら教えてあげる。
店主の名は葛葉紫苑。彼女は依頼人の怨みを『祟り』という形に変えて呼び出す異端の陰陽師。
彼女が呼び出す『祟り』とはすなわち…妖怪。そう、夜は墓場で運動会のアレね。
彼女は古書『画図百鬼夜行』をはじめとする様々な古書や巻物から、妖怪という古き異形を呼び出すの。そして依頼人が怨む相手に『祟り』として送りつけ、殺す。
そんな彼女に付き従うは羅刹をも切り伏せるという超絶イケメン、不来方相志。式神が一匹と新米陰陽師の子が一人。
彼女達は何故に夕闇の境に立ち、祟り続けるのか。それは…
おっと…それじゃあ私もこの辺で。
そうそう。これは忠告よ。
この話、くれぐれも荒唐無稽な他人事とは思わないようにね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-10 21:43:14
355273文字
会話率:37%
色々な神様がいる世界で、人間と敵対する神に立ち向かう人間と神の器の主人公ツミチハ。多くの天災を乗り越えながらも人助けをするツミチハの目的とは?
人間と神が繰り広げる!頭脳戦略超能力アクション!
最終更新:2020-03-18 02:00:00
19848文字
会話率:26%
どんなに清く心優しい人間にも、殺したいほど憎い奴が一人か二人はいるもので、無愛想だが子供好きで優しい女剣士 生百合(うゆり)にも、一人だけどうしても殺したい相手がいた。師匠を殺した犯人である。その犯人を探して、生百合は旅をする。
お供は
ひ弱だが、策略上手の青年 阿之助(あのすけ)だ。
二人は鬼が犯人かもしれないという手がかりを得て、妖怪 百鬼夜行が出る岡崎の町を目指す。二人の旅に立ちふさがるのは、人を超えた化け物達だった。
江戸風剣客バトル復讐譚
*主人公は最初からそこそこ強いです。
*ハーレムとかはありません。サーセン。
*史実には一切基づいていません。登場人物や地名はフィクションです。あくまで江戸風です。キーワードの「時代小説」は半分詐欺です。
*タイトルの読み方は「ぶしどうふくしゅうこう」です。
*1話1500文字〜3000文字くらいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-28 22:00:00
136232文字
会話率:62%