身内の金遣いの荒さに口を挟み続けた結果、追放されることになった貴族の青年マルコ。
途中仲間にした獣人のミャアと共に追放先の『ローグの地』で農業したり錬金術したり静かに暮らそうと思っていたのだが、迫害された獣人族をローグの地で次々保護すること
になって……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 11:08:10
205463文字
会話率:49%
ある日、生田隼人は突如として剣と魔法のファンタジー世界へ転移してしまう。そこは魔法や冒険、そして新たな仲間との出会いなど可能性に満ち溢れる世界だった。しかしながら、唯一の課題は、その世界での料理がどれも不味いことだった。そのため、隼人は次第
に異世界食アレルギーを発症してしまうのだ。
しかしある出来事が、隼人の運命を大きく変える。彼が固有の魔法、「キッチンカー」を持っていることが明らかになるのだ。この魔法を使うことで、彼は準備した食材から最高級の料理を自動で作り出すことができるようになる。この力を手に入れたことで、隼人は決意を固める。彼は戦いで手に入れたスライムやオークなど、異世界ならではの食材を駆使し、人々に最高の料理体験を提供することを目指すのだ。
果たして、隼人は異世界の食材とキッチンカーを使って、人々の心をつかむことができるのか。彼の冒険と成長、そして美味しい料理の数々が織り成すファンタジックな物語が展開される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 18:44:31
117176文字
会話率:44%
異世界アーリアを舞台とした剣と魔法のファンタジー。
人類は人族・亜人族・獣人族・エルフ・ドワーフ・魔人族が存在する。
400年に一度、アーリアに現れる「災厄の王」は1600年弱の歴史上4回の出現が確認されており、魔人族を中心にモンスターや
魔獣が活発化する事で人々は平和を脅かされる。そこへ神が地上へ勇者を遣わし災厄の王を討ち取る事で平和は保たれていた。しかし一方で必ず勇者は消息を絶っていた。
神歴1579年、強大な力を持った赤子が生まれる。果たして彼は神が遣わした勇者なのか。
彼を取り巻く仲間たちの冒険はアーリアにどのような変化をもたらすのか。
そんなお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 16:08:29
286727文字
会話率:60%
ある森に一人の性別不明の人間の子供が倒れていた。
その子供はある村人の獣人族に発見される。
獣人族といっても人寄りと獣寄りに別れており、その村人の獣人族は人寄りの獣人族でした。
その村人の名前はリーフ。
性別は男性。
その獣人族の輪から広がるその人間との交流、成長を描く物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 18:05:22
1866文字
会話率:29%
都会でブラック企業に勤めていた嘉川琥珀は、転職活動を前に張り切っていた。
ようやく会社を辞めて、気分一転の新たな社会人に向けての第一歩を踏み出す彼女。
しかし、家を出た外に広がっていたのは見慣れない景色。状況を推察し、自分が異世界に来た
事に気づいた琥珀の前に騎士の姿をした者達が駆けつける。
その人は、琥珀の事を口を揃えて「聖女様」と呼んだ。
その理由が分からぬままに、異世界へと転移された事について話を聞く為に王宮へと通される。
王様に王子様、国の重鎮達と顔を合わせ、リーデル公国の聖女として生きていく事となってしまった琥珀。
ある日、そんな彼女に獣人族の騎士団長、セオ・アグネスが直属の護衛騎士として側に置くとの話を聞かされる。
獣耳が生えた騎士団長、しかも年下。そんな可愛らしい一面もある男の子が常に側にいる生活が始まり、互いに照れる場面もありながら交流の中で二人は距離を縮めていく事になっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 21:00:00
13540文字
会話率:28%
炎神インゲ、水神シューラ、自然神カーンの三柱の神が見守り、人々と魔物に加護を与えて発展させている異世界・ルピアクロワ。
その世界に、地球で命を落としたごく普通の中学生・高村英助の魂が流れ着く。
自然神カーンの手によってヴァンド市の羊飼い、ダ
ヴィド家に一人息子のエリクとして転生した英助は、特筆すべき能力も見出されることもなく、至極平穏な日々を過ごすはずだった。
しかし12歳のある日、ダヴィド家の家政婦である獣人族の少女・アグネスカと共に、ヴァンド市近郊の森に薪を拾いに行った時に、彼の人生は激変。
転生する時にカーンから授けられた加護の力で「使徒」の資格を有していたエリクは、次々と使徒としてのたぐいまれな能力を発揮するようになっていく。
動物や魔物と語らい、世界を俯瞰し、神の力を行使し。
そうしてラコルデール王国所属の使徒として定められたエリクと、彼に付き従う巫女となったアグネスカは、神も神獣も巻き込んで、壮大で平穏な日常を過ごしていくことになるのだった。
●コンテスト・小説大賞選考結果記録
第1回ノベルアップ+小説大賞一次選考通過
※R15タグを追加しました。一部ボーイズラブ要素のある話があります。
※2020/6/9 あらすじを更新しました。
※カクヨム様、アルファポリス様、ノベルアップ+様、エブリスタ様にも並行して投稿しています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886818732
https://www.alphapolis.co.jp/novel/103558036/532276085
https://novelup.plus/story/382393336
https://estar.jp/novels/25627726折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 19:58:50
354471文字
会話率:35%
知っている人は知っている、有名な旅行ガイドブック、「みるぶ」。
とある土曜日、神保町の古書店を訪れた女性・澤 実里(さわ みのり)は、少々使用感の目立つ「みるぶ」が、他の本に紛れるようにして棚に収まっているのを見つける。
そのタイトル、「み
るぶ異世界」。
中を開くと書かれているのはどれを取っても胡散臭い内容。それでも暇つぶしにはいいだろう、とジョークグッズのつもりでお買い上げ。代金200円と消費税8%。
本を収めたビニール袋片手に古書店の外に出ると――そこはまさしく異世界だった。
なんで異世界だと分かったか?何故なら、頭の上に広がる空が、どこまでも澄み切った緑色なのだ。
剣と魔法の世界ではない、けれど異種族が入り混じり、人種差別しつつされつつ暮らす近世チックな異世界にて。
元の世界に帰る時が来るまで、実里は古都フーグラーのギルドで雇った獣人族の通訳と共に、自身が迷い込んだマー大公国内を旅行することにしたのである。
●受賞歴
エブリスタ様「読者を増やそう!エブリスタのトップに載れるコンテスト」 受賞
※2019/5/8 あらすじを更新しました。
※カクヨム様、アルファポリス様、ノベルアップ+様、エブリスタ様にも並行して投稿しております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888255850
https://www.alphapolis.co.jp/novel/103558036/968278374
https://novelup.plus/story/990704739
https://estar.jp/novels/25627829折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 00:18:16
225780文字
会話率:40%
ある日、突然、異世界転移したうえ、狐獣人族の少女になってしまった主人公
元の名前と現状の姿との違和感から、自ら名前を「ツナ」とかえ、
世のため・人のため・なにより状況に流されてしまったため、
突然使えるようになった固有魔術「障壁」等を駆使し
て、
さまざまな問題を解決しようと努力する日々のお話です
・・・問題が解決できるとは言ってないからね!
■拙い文章ですが、最後まで読んでもらえると嬉しいです
■以前投稿していたものを一部改稿したものです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 00:00:00
74967文字
会話率:27%
小さな村のはずれにあるボロ小屋で、母と二人、貧しく暮らすキアラ。
父がいなくても以前はそこそこ幸せに暮らしていたのだが、横暴な領主から愛人になれと迫られた美しい母がそれを拒否したため、仕事をクビになり、家も追い出されてしまったのだ。
まだ九歳だけれど、人一倍力持ちで頑丈なキアラは、体の弱い母を支えるために森で狩りや採集に励む中、不思議で可愛い魔獣に出会う。
クロと名付けてともに暮らしを良くするために奮闘するが、クロにはなんだか秘密があるようだ。
その上キアラ自身にも、なにやら出生に秘密があったようで……?
※アルファポリス様に先行投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 17:12:00
219877文字
会話率:38%
自らを騎士と称する剣も持たない半裸の鶏頭。だがこの男、冷徹な蛮勇。
自らを騎士と称する男。ギャリナ・T・レックスは辺境の出身地から大陸で最も栄える土地『アウリウム公国』へ立身出世を志向して旅をする。父より相続したものは黒鋼のグレート・ヘ
ルムただ一つ。
兜に腰巻一つで旅をする獣人族の自称騎士は徒手空拳で強者を殺しつつ、各所で伝説を作り、渡り歩く。
バイオレンス・アクション・ダークファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 23:37:54
22390文字
会話率:60%
「日々の癒しは私たちで!」
注文リストに並ぶのはもふもふのしっぽやケモ耳を生やしたかわいい女の子たち。あーんなことや、こーんなことまでできるけど、えっちぃのはだめですよっ!
……と、獣人族が大好きなオーナーを父に持つ受験生・雛翔。
「わたしをもふもふしていいよっ」
「私でもふ……は、早くしなさいよ」
「もふもふ、どうぞ」
「ねえ、もふもふしないの」
「はーやーく! あたしもふもふ待ってるゾ!」
「勉強に集中できないから早く出ていってくれ……」
大学受験を控える雛翔と、もっふもふの五ひきによるあまあまな同棲生活をお見せします!
犬系ピンクもふっ娘、ミルフ。
狼系ブラックもふっ娘、マヤヤ。
狐系ホワイトもふっ娘、モニカ。
狸系修道女もふっ娘、メシア。
雛翔が恋する天然少女、宮園未來。
あなたはどの娘がお好みですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-12 19:49:18
4336文字
会話率:48%
冒険者のセツはお供の獣人族ミィと共に世界の謎を解き明かすための冒険をしている。
この剣と魔術の溢れる世界で、セツにはどんな冒険が待ち受けているのか。セツに立ちはだかる野望、そして世界の謎、それらを乗り越えた先にあるものはーーー。
最終更新:2023-12-03 21:28:10
9431文字
会話率:56%
私、ミシェル・スーティンはお飾り妻として公爵様に嫁に行きました。
公爵様は愛している人がいるから、私を愛さないと。
それは好都合!私にも思っている人がいるもの。
周囲の人は優しいし、とっても幸せです。
でもなんでか、公爵様の様子がおかしいの
ですが・・・?
貧乏貴族で獣人族の思い人がいる主人公とそんな主人公にだんだん惹かれていく、実は獣人族な旦那様。
そしてそんな2人を見守る周囲も獣人族さん達。
嗚呼、旦那様?この結婚は契約結婚ですよ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 00:00:00
400107文字
会話率:43%
このお話の主人公、ラックはとても真面目な青年だった。
彼は冒険者だが、街のみんなはパン職人と呼んだ。
この世界には、ダンジョンが存在する。
それはあちこちに存在した。
ダンジョンはそれぞれ、個性的な性質を持つ。
その中でも一
際、個性的なダンジョン。
『パンダンジョン』
それが彼の仕事場だった。
***
「今日も美味しいパンをお願いしますね♪」
彼女はピュア。彼の恩人であり・・・。
獣人族であり可愛い耳と尻尾が特徴的な彼女は道具屋、兼治癒師であり、そしてパン屋だ。
「あぁ、いってくるよ」
彼はいつもの様に、パンダンジョンに向かう。
***
パンダンジョン、そこで出会ったレアモンスター『パンミミック』。
そして、引き起こされる汎発性流行《パンデミック》・・・。
この出会いが彼の人生を大きく変えていく。
これは、どんな事があってもラックがパンを届ける、そんな話だ。
様々な困難に立ち向かいながらも・・・パンを届ける、そんな話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 15:44:48
136943文字
会話率:25%
「ちょと待ってマスター!つまり私に冒険者ギルドの長をやれと!?」
大きな猫耳が特徴の獣人族の女の子ミミは、冒険から帰ってくるなりギルドマスターから無慈悲な要請をされる。
「ああそうだ。ミミにはギルド長になってもらう。当然だがこの本部では
ないぞ?新しく設立する支部の…それも臨時のギルド長だ。ブリランテ公国を知っているか?世界地図では北に位置するピアーニ島にある小国の一つだ」
「ピアーニ島?ブリランテ公国?どっちも知らん」
不貞腐れながら口悪く答えるミミだったが、これは既に決定事項のようでマスターの考えは変わらない。
必死の抵抗も虚しく、ミミは同じ冒険者ギルドの仲間であるアドルと共にブリランテ公国へと派遣されるのであった。
それから一年の後。
通年気温も湿度も比較的低く、もうすぐ初夏になろうかというのに降り注ぐ日差しが温かな公国に、商人ギルドの女性ギルド長であるエイルが視察に来ていた。
エイルは公国の商店街を一通り見て回ると難しい顔で考え始める。
「商人ギルドとしての公国での最終目標は上層にいる貴族との繋がりだ。故に商人ギルドと貴族を結べそうな人物がいいが問題は誰に店を任せるか…だな。話題性は当然欲しいがコストをかけるには懸念点がある。ん?ギルド?そういえば公国には一年前から冒険者ギルドがあったよな。確かギルド長は…」
エイルは指をパチンと鳴らすと歓喜して躍り上がった。
「そうだミミだ!ここはミミに任せよう!アイツならどちらの条件に対しても申し分ない!」
一転して真剣な面持ちを見せたかと思えば次の瞬間には再び笑顔になるエイル。
冒険専門なお気楽獣人族であるミミにお店の経営など任せても大丈夫なのだろうか!?
ミミを中心として色々な人物を巻き込みながら繰り広げられる物語の結末は!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 13:18:07
19680文字
会話率:43%
ごく普通の日本人だった山本花音は、気が付くと異世界のカノン・アリアスに転生していた。
どうやらここは魔法学校スティリアで、カノンは新入生としてやって来たらしい。
どうせ魔法がある世界に来たのなら凄い魔法使いになりたい! と“誰が為の魔
法使い”である大魔法使いを目指すことに。
魔法を学んでいくうちに主席のエルフ族であるテオンハルトや、獣人族のジェイ、悪魔族のシェリーなど友達も増え、楽しい日々を送る。
しかし確実に、魔族と他種族を巡る争いに巻き込まれていって──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 06:39:09
42751文字
会話率:44%
世界でも獣人族と人族が手を取り合って暮らす国、アルヴィア王国。その筆頭公爵家に生まれたのが主人公、エリアーヌ・ビジュー・デルフィーヌだった。わがまま放題に育っていた彼女は、しかしある日突然原因不明の頭痛に見舞われ数日間寝込み、ようやく落ち
着いた時には別人のように良い子になっていた。
エリアーヌは、前世の記憶を思い出したのである。その記憶が正しければ、この世界はエリアーヌのやり込んでいた乙女ゲームの世界。そして、エリアーヌは人族の平民出身である聖女。つまりヒロインを虐めて投獄される悪役令嬢だった!
なんとか方向を変えようと、あれやこれやと動いている間に獣人族である彼女は、運命の番を発見!?そして、孤児だった人族の番を連れて帰りなんやかんやとお世話することに。
果たしてエリアーヌは運命の番を幸せに出来るのか。
そしてエリアーヌ自身の明日はどっちだ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 12:00:00
63994文字
会話率:62%
ナナミは天涯孤独の身の上。幼い頃に、獣人族によって家族を奪われた。なのに、龍人族の男に運命の番だと告げられる。そして、連れ帰られて一緒に生活することに。
なんだかんだで龍人族の男、ロキに惹かれていくナナミ。しかし、亡くなった家族がそれを許
してはくれないだろうとプロポーズを断ろうとする。
二人の愛は、どうなるだろうか?
アルファポリス様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-08 20:21:13
3542文字
会話率:61%
獣人族の姫君の結婚のお話。
人族の国に嫁いだ獣人族の姫君、マヌル。初っ端から人族に偏見まみれの陰口を聞こえよがしに叩かれて、怒りのあまり獣化してしまったのだが、肝心の旦那様は話してみると意外とマヌルや獣人族に好意的な人だった。
アルファ
ポリス様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 20:04:26
2102文字
会話率:80%
夕城遙、十五歳。ある日、究極召喚獣・バハムートとして、異世界・アイルディアに召喚されてしまう。しかし、平凡な中学生の遙は召喚獣としての力の使い方など知るわけもなく、挙げ句の果てには遙を召喚した術者の死により、元の世界に還れなくなってしまう。
魔族、獣人族、竜騎族、精霊族の入り混じるアイルディアの大地で、一人の少年が世界を救うために立ち上がる!
少年が手に入れたのは召喚獣の王としての力。ハルカはこの力を制御することができるのか――!?
俺は必ず元の世界に還ってみせる!
遙の異世界冒険譚。
©️山石尾花2016.
※作品の無断転載を禁じます。
※禁止未经许可的转载、重新发行。
※Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 19:00:00
399910文字
会話率:33%
なぜ人間は獣人を差別するのか、私には理解できなかった、私はある獣人の村で友達と一緒に遊んでいると、獣人の勇逸の冒険者のサウスおじさんが来た。「魔物の群れだ!」サウスおじさんが言うにはあと2日で来るそうだ、いろいろ準備して対抗するため2日かけ
て準備する、そして2日が過ぎる。わたしたちにも何かできることがないかと思ったが、突然の睡魔が襲った、目が覚めると、村はめちゃくちゃ、そこら中には死体でいっぱい、「お母さん、なんで、、、」そうしていると、ある人間がやってきた。王国の騎士団だ騎士団の話を盗み聞きすると、魔物の群れは騎士団が取り逃がしたものだった。
騎士団は人間、どうせ差別をする「おい獣人、今日から俺たちの奴隷にしてやる!」
奴隷にされそうな私はここから、生きるために力をつけることを決意した折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 23:15:20
8561文字
会話率:45%
自由を求めて逃げる男装ヒロインと執着系拗らせ勇者の追いかけっこのお話。
ある異世界に転移して勇者になってしまった青年と、事情があって男装しているヒロイン。
「君は可愛い女の子が回りにたくさんいる”主人公”なんだから、僕のことは放っておいて!
」
***
この世界は唯一神:スラオーリによって創られた。
彼女は世界を二つに分け、間に巨大な谷を置いた。
彼女は谷深くに住み、そこを中心にして西側に悪魔族、人間族、獣人族を。
東側に精霊族、龍族、天使族をそれぞれ住まわせた。
二つの国は交わることなく、それぞれが自国をスラオーリ――女神の国――と名乗っていた。
あるときのことだ。彼女は地上にたった一人だけ勇者を遣わせ、谷をふさいでこう言った。
「我の愛しき子らよ。我にそなたらの強さを見せよ。勝者には豊穣と恒久と多幸を。敗者には天災と暫定と劣等を与える」
そうして世界に勇者が誕生した。
***
※ ヒロイン目線で進みます。本来の一人称は”私”ですが、話の都合上ほとんどが”僕”で進みます。
※ 二章になるまで恋愛要素は少ないです。
※ 男女恋愛ですが、一人称が僕であること、男装ヒロインであることからボーイズラブのタグを使用しています。
※ プロローグ後は、幼少期からの話となります。
※ カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 23:03:50
164506文字
会話率:54%
なんてこった! 親友の裏切りで、無実の罪を着せられるなんて。オレは勇者なんて知らないし、関わったこともない。ましてや、そいつを助けた覚えなどあるものか! だが死刑と同等も言える厳しい罰を与えられた。ツノを切断される痛みや苦しみは、喩えよう
がないほどだった。さらには魔界から追放。ツノを失ったせいで、魔族の能力は消滅。水面に映ったオレの姿も、卑劣な人間そのものだった。
これからどうやって生きていけばいいのだろう。そんなとき、魔界と人間界を繋ぐ『狭間の森』で、運悪く冒険者パーティに遭遇した。これはマズい。殺される! ところが……。オレにはツノがないため、魔族だと気づかれずに済んだようだ。魔族の敵である彼らに同行し、不吉な人間界を訪れることになった。慣れない人間界でカルチャーショックを受けつつ過ごしていく。あれ? 人間界って……なかなかイイかも。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 18:11:41
157032文字
会話率:37%