人種の治める国サントアリオ聖王国を中心に、北に獣人の国クティノス。南に竜人の国レピ。
東には大森林が広がり、大森林を超えた先に鳥人の国フテロマ。
そして西に有角族の国フェガリの5国からなる世界。
人種は人以外の種族を認めず、自らの種族
以外のものを魔族と呼んでいた。
西の国フェガリの新しき王になったオニファス=アプ=フェガリは、隣国のサントアリオの動向を確かめるべく間者をはなとうとするが、お気楽国家フェガリにはその様な機関は存在しなかった。
オニファスはその様な自国の惨状に呆れ返るも、そのまま何もしないわけには行かず、自らサントアリオへ潜入することを決意し、潜入の手はずを自らの最も信頼する側近シャマへと命ずる。
シャマの手腕により、サントアリオに於いて勇者の育成を行う学園聖サントアリオ学園への編入に成功したオニファスであった……が、敬愛する主の困る姿を何よりも愛すると言う歪みきった性癖を持つ従者シャマの手により、なんと女学生”オニキスちゃん”として送り込まれてしまった。
「これは陛下の正体が判らないようにシャマが一生懸命考えた最高の策なのです、陛下……がんば☆」
とんでもない言葉を告げられたフェガリ王オニファスの苦悩の女学生ライフが幕を開ける。
小説は生まれて初めて書きますので至らぬ部分はあるかと思いますが、
楽しんでいただければ幸いと思っております。
何か御座いましたら感想をいただければありがたいです。
ご指摘も歓迎です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-07 12:00:00
384873文字
会話率:37%
魔族と人間による戦争が終わって10年。ここ、べリア大陸は多少のいさかいはあるものの、平穏な状態が続いていた。しかし、それは突然破られる。魔族が再び軍を動かし、人間達の国に侵攻してきたのだ。この危機にロワール教教皇マーハル 4世は、諸国に聖十
字軍の呼び掛けを行う。
「神の御名において、魔族を再び追い返すのだ。神の代行者たる我の下へ集え、人々よ。12聖騎士と共に戦おうではないか!」
教皇は自信があった。かつての聖十字軍のように人々が立ち上がり、魔族と戦うと。教会の下に団結すると。だが、それは大きな間違いであった。
「騎士団の編成に時間がかかる。今少し猶予を」
「パス。面倒臭い」
「俺の国は中立を保つ」
「早く、早く援軍に来てくれええ。め、滅亡しちゃうう」
「金にならん。断る」
「すいません。農作物が凶作でして、兵が出せません」
「儂ら、年でのう。後は若い者に任せますわい」
「お前らああ! 早く来いやああ!! 破門するぞおおお!!!」
キレる教皇、逃げる国王達。足並み揃わぬ人間達を尻目に、魔族の進撃は始まる。大陸中央に位置する獣人の国ビスティ。風光明媚なこの国にも、魔族は攻め込ようとしていた。後にある高名な歴史家は、著書の中でこう記す。
『この侵攻で魔族と人間は眠れる化物を目覚めさせた。殲滅の魔術師という名の人間を。彼は歴史に燦然と名を残す。破壊者にして、創造主。世界を変え、神を殺した人間。また、その妻達も世界を大きく変えるのに貢献した事は、まごう事無き史実である。彼の評価は難しい。とはいえ、1つ言える事がある。いや、声を大にして言いたい!リア充、爆発しろ!!』
‥‥どうやら、この歴史家。私生活は上手くいってなかったようだ。ともかく、殲滅の魔術師カレル=バーネットの物語は幕を開ける。大陸に多くの悲喜劇をもたらす男は、魔族の侵攻時にビスティ王国の王都で酒を飲んでいた。物語はここから始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-26 06:00:00
90578文字
会話率:60%
異世界転生を夢見る少年が見事に転生するも、神に会いチートを授かると言うイベントはなく奴隷に転生してしまう。そして、少年が転生したのは獣人の国。ニンゲンと呼ばれ危うい立場の少年が、限られた力で出来損ないのご主人様と成り上がっていく物語。
最終更新:2018-12-18 08:00:00
52778文字
会話率:59%
獣人の国のウサミンは、隣国の人間の王子に恋をする。
最終更新:2018-06-07 08:25:55
2298文字
会話率:27%
この世界には3つの国があった。
只人の国『ゴールドソウル』
獣人の国『アイアンボディ』
妖人の国『シルバーハート』
しかし、3つの種族以外に4つ目の種族は居た。
……忌むべき存在、混ざりものである――混人。
混人は3つの種
族にとっての禁忌の象徴とされ、忌むべき存在であった。
その結果、混人は排他され……彼らに人権などはなかった。
だが勇者の愚行とも言える行動のお陰で混人は人として扱われるようになった。……ただし奴隷以下の存在として。
だから、混人でありながら魔王討伐の英雄のひとりでもある賢者は決めた。
「だったら、創りましょう。混人のための国を……、彼らが安らかに穏やかに暮らせる国を」
――これは、賢者と彼女の弟子となった混人の子供たちの物語である。
※一部変更となる可能性があります。
R-15は念のため。
※アルファポリス様のサイトで連載しているものと同じものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-30 04:00:00
155669文字
会話率:39%
友達なし彼氏なし三十九歳OLの私は心臓発作になり、実家のポチに会いたいと願いながらも死んでしまう。
運良く神様によって転生させてもらった私は赤ん坊になっていて、フェンリルという大きな狼のもふもふに包まれていた。
フェンリルの話によれば、なん
でも私は獣人の国を救う聖なる少女らしい。
救うってどういうことだろうと思っていたら、どうやら異世界の人達はこんなにもかわいい獣人達を嫌っているようだ。
な、なんてことなの……。よーし、それなら私が異世界の人達にもふもふの素晴らしさを教えてあげるんだから!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-01 21:00:00
158918文字
会話率:55%
人間の両親から生まれた獣人の赤子。
遠い祖先の血を受け継ぎ生まれた彼は先祖返りと呼ばれる存在であった。
母と、その母の父親と友人関係にあった元騎士である男はその赤子を国外に逃がす。
男は母親の頼みで赤子を獣人の国へと預ける。
赤子は無事に獣人の国で保護されるが、その特殊な出自から成長しても周囲と壁を作ってしまう。
――自分が疎まれる存在と認識した主人公は外の世界に意識を向けた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-30 19:33:03
24835文字
会話率:35%
獣人の国に迷い込んだ人間の男の子が始めた一軒の定食屋では今日もいろいろな事が起こります。
最終更新:2016-11-03 19:34:20
2483文字
会話率:39%
動物好きであること。それ以外そんなに特徴もない主人公が、いつの間にか壁を跨いでしまった異世界。 そんな中でも動物のお世話係に納まって、それなりに幸せに過ごしていた主人公が突然嫁ぐ事になった先は、高く分厚い壁の向こう、誰も知らない獣人の国。
人間を嫌う獣人相手に、「もふもふを存分に愛でたい」ただそれだけを目標にした主人公は、果たしてその欲望を叶えられるのか否か。 ****初投稿、不定期かつ作者のメンタルがおぼろ豆腐ですが、どうぞよろしくお願い致します。***多忙により投稿がとても不定期です。それに伴い、感想を一時受け付けない設定にさせていただいています。活動報告コメントやメッセージの返信も恐らくできないかと思われます。申し訳ありませんが、ご了承下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-01 21:30:31
106049文字
会話率:45%
これは、ある男の話。猫になり、異世界へと渡る話。
異世界は、多種多様な種族が暮らす世界だった。ある男は、シロという一人の獣人として獣人の国に転生した。
不運な事に、その世界で、獣人の立場は弱く、皆が人に、魔族に怯えて生きていた。そん
な獣人の国に現れた英雄として、救世主として、気まぐれに生きていく。一匹の猫の話である。
人間から猫に転生し、人に憧れ、人と戦う、少し皮肉なはなしでもある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-09 16:03:12
23604文字
会話率:44%
婚約破棄をされ、さらに隣国へ貢物のように嫁がされたフィリア。隣国、獣人の国でどうにか、ここを牛耳ってみようと画策する。しかし、獣人たちが可愛らしすぎる!どうしよう!そんなとき、祖国から知らせが……。
アルファポリスからの転載です。
最終更新:2016-03-27 22:00:00
19470文字
会話率:22%
人間に復讐するために、人ならざる者たちが剣を取る。
獣人の国の第二王女キアラは、種族の誇りを取り戻すため自ら戦禍に身を投じる。
多少グロな描写があるかもしれません。
ファンタジー要素強めですが、耐性のある方は読んでいただけると嬉しいです
。小説書くのは人生初です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-31 16:26:53
1525文字
会話率:0%
弱虫で泣き虫の勇者見習いディル=レイン(変態)と、超お嬢様で露出狂の魔王見習いカレン=ミカエル(バカ)。二人は父である魔王を探して異世界を巡る旅をする。エルフの国や獣人の国、空飛ぶ島々や海底都市などを旅して二人は大きく成長していく。二人は各
国でユニークな仲間を増やしながらディルはハーレム王を目指し、カレンは世界征服を目指す。変態とバカの超適当な王道ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-10 22:13:19
18844文字
会話率:39%
メイド喫茶でバイト中に勇者召喚で異世界に飛ばされました。それも獣人国。
獣人国は人間国と戦争中です。
あってよかった。装備しててよかった猫耳カチューシャに猫耳尻尾付きスカート。
2話、もしくは3話の予定です。
最終更新:2015-10-06 10:02:08
8444文字
会話率:25%
立花孝(タチバナ・コウ)はある日、見知らぬ世界に転生していた。転生先は魔法の存在するゲームのような世界だった。大国の魔法学園の卒業を控えたある日、獣人達の小国から宮廷魔術師に招かれる。王の姿に唖然とするものの、暖かな獣人達の歓迎に心温まる日
々。しかし平和な日々は続かず獣人達の小国は戦乱に巻き込まれ、コウは敬愛する王のため希少な魔法の力で奮戦する。
※作者豆腐メンタルなので、コメントは受け付け(られ)ません。ポイントで評価してくださると励みになります。いつか挿絵を描いてもらえるような書き手になりたいでう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-06 18:00:00
142970文字
会話率:34%
恐ろしくも美しい獣王に花嫁になれと浚われたアーシェ。
故郷を焼き払われると脅され、渋々承諾したものの冷酷と噂の獣王が怖くて仕方がない。
そんなアーシェに優しくしてくれたのは死神と噂の宰相様で・・・。
素直になれない俺様王に無口な将軍、優し
い宰相とで逆ハー王道・・・?
しかし腐ったメイドや暴走型騎士団長がそれに待ったをかけてくる。
死神の鎌が刈るのは男のライバルか、女のライバルか。
獣化できるものが少ない獣人の国で良識と邪推と妄想が引っ掻き回す嫁取り物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-26 16:44:14
49019文字
会話率:49%
ある日、トリップしたのは虎の獣人の国。獣に近いのが美しさの基準らしい世界で、楓は人間…醜いと。怒りにちょっと頭がぶっ飛んだ彼女の、物語が始まるまでの、一コマ。
最終更新:2013-07-29 09:22:44
3383文字
会話率:39%