辺境伯令嬢に転生した前世ヤンキーだったグレース。生まれ変わった世界は前世で憧れていたおとぎ話の様な世界。グレースは豪華なドレスに身を包み、甘く優しい王子様とベタな童話の様な恋をするべく、令嬢らしく立ち振る舞う。
が、しかし、意中のフラン
ソワ王太子に、傲慢令嬢をシメあげているところを見られてしまい、そしてなぜか近衛師団の目つきも口も悪い男ビリーに目をつけられ、執着されて溺愛されてしまう。
違う! 貴方みたいなガラの悪い男じゃなくて、激甘な王子様と恋がしたいの!!
そんなグレースは目つきの悪い男の秘密をまだ知らない……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 12:31:25
81763文字
会話率:46%
卒業パーティーが開かれる王立セントワーズ学園の舞踏ホール。
卒業パーティーに限らず公式の社交の場では、婚約者がいる者は婚約者にエスコートをされて入場するのが通例なのにも関わらず、アスティナ・ダストンは今日、一人で入場した。
たった一人きりで
立つアスティナとは対照的に、目線の先には複数の令息に囲まれ幸せそうに談笑する女性、ダリア・ラビットソンが立っている。
ダリアは元々は孤児院育ちで、16歳となり成人してからはリンカーン修道院で生活していたダリアは、ある日突然強い癒しの力に目覚める。
それを知った王室が、ダリアの強い癒しの力を国で保護するためにラビットソン男爵家の養女として、この王立セントワーズ学園に転入させたのがちょうど一年前。
他の貴族令嬢とは違う、市井育ちの天真爛漫で心優しいダリアは瞬く間に学園の男子生徒を虜にした。
そう、今私の目線の先のダリアの隣で穏やかな表情を彼女に向けている───アスティナの婚約者、ラルフォンス・エーベルハイトもその一人だ。
卒業パーティーが進むうち、ダリアを取り囲む令息のうちの一人である第二王子ロベルトが、皆の前でアスティナと自身の婚約者であるジャクリン・タウンゼンを呼びつける。
ロベルトの隣には、腕をべったりと組んで立っているダリア、その隣にはラルフォンスと、宰相の子息、騎士団長の子息、魔法師団長の子息が並ぶ。
そしてロベルトとラルフォンスは、アスティナとジャクリンに向かって、こう宣言する。
「私、ロベルト・ジョースターはジャクリン・タウンゼンと───」
「私、ラルフォンス・エーベルハイトはアスティナ・ダストンと───」
「「婚約を破棄する!!」」
*********
※一話が短編並みに長いですが、続編があるので連載形式にしています。
※一話が長いため不定期連載。恐らく3〜4話で完結予定。
※貴族制度などはオリジナル設定でふんわりしています。細かい部分はお目溢しください。
※一応魔法がある世界線ですが、ファンタジー要素は薄め。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 07:00:00
46737文字
会話率:39%
代々『剛力の者』の騎士を輩出するガーランド家に生まれた女騎士エレノア。高身長に凛々しい顔立ち、男顔負けの武芸と怪力の持ち主であり、真面目で紳士的な性格のため女性には大人気だが、そのせいか縁談が決まらずにいた。
そんなエレノアに、虚弱で引
きこもりで絶世の美人と噂の魔術師団長子息・ジーンとの縁談の話が持ち上がる。佳人薄命を絵にかいたようなジーンは見合いの最中に倒れ、エレノアは彼をお姫様抱っこしてしまう。
初対面からとんだ失態をし、見合いは失敗かと思われたが、ジーンはなぜかエレノアを気に入り、縁談の話は進んでいく。しかし、エレノアは何者かに狙われるようになり……。
生真面目な男前女騎士と訳アリ虚弱美人魔術師の、ほのぼの恋愛物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 00:39:33
15160文字
会話率:35%
202X年、
ロシアが北海道に侵攻を開始した。
これにより政府は北海道に駐屯する
陸上自衛隊第7師団の防衛出動を決定。
戦後初となる武力行使命令を下した。
命令を受けた第7師団は
ロシア北海道侵攻軍を迎撃すべく戦いに向かう。
全日本国
民の期待と応援を背負いながら…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 16:42:04
5465文字
会話率:45%
剣術の才能を買われて、帝国軍第5師団に異例の下士官待遇で入隊したエドモンドは、死を恐れない、圧倒的な精神力で、他国の侵攻を食い止め、次々と功績を上げて、将軍への道を駆け上る。
最終更新:2023-10-31 08:00:00
1727文字
会話率:8%
貧乏で地味なことを理由で学園でいじめを受けていた男爵令嬢フィルミー・ラボリ。
婚約者の子爵令息にはろくに相手にされない上同性の友人は一人もおらず、毎日孤独な思いをしていた。
彼女はある日、「君の魔法、すごいじゃん」と謎の男性に言われ、学生で
ありながら魔術師団にスカウトされることに。
そして、仕事を通じてそれまで自覚していなかった魔法の才を開花させ国の最前線で活躍していく。
今まで蔑んできた者たちを見返してスッキリし、最強を目指してさらに腕を磨くフィルミーだったが、なんと第二王子に見初められてしまって……?
貧乏男爵令嬢が幸せを掴む、シンデレラストーリー。
※こちらは秋月 忍様主催の『サマーシンデレラ企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 19:00:00
26500文字
会話率:28%
王城魔術師マリス・ラークは、ある夜、ケガをした犬を拾った。結婚する予定も無いし、「クロ」と名付けて大事に世話しているうちに懐てきた可愛い“うちの犬”と、この先ずっと暮らしてゆくのも良いかもしれない。そう思いはじめた時、事件は起きる。 「ウ
ィンザーコート師団長!」 そう呼ばれた“彼”は犬ではなく人間の男性で、しかも『救国の英雄』ゼレク・ウィンザーコート第一師団長だというのだ。 「えっ」 どう見ても犬なんですけど。これはいったい、どういうこと? *** 拾った犬が英雄だった娘さんの流転と、疲れ果てた一匹の犬が家を見つけるまでのお話。(本編全二十五話。番外小話四本、番外中編全六話。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 10:00:00
134056文字
会話率:23%
しんちょうのはかもり
数千年前から続く神魔戦争によって人は多くの犠牲を出した。
神王・魔王のため命を捧げることに疑問を持ち始めた人は独自の力に研究を重ね人が統治する国を創り始める。そのひとつエドナ王国。そこで素性を隠し王政魔導師団
長となったトリストは自身に忌まわしき過去を与えた神を憎んでいた。神の使いと呼ばれる神鳥を使い秘密裏に行っていた実験の最中、対立していた王妃ノアを陥れ王国の全権を握ると歴史を絡繰ろうとする。全ては自身が神となるために。
幼い頃に両親を亡くしたロルトは育ての母であるネサリー、子のエーベルと共にノーリーン村で神鳥の世話をして暮らしていた。それぞれが抱く複雑な思いを隠しながら。
エドナ王国では十六歳になると自身が持つ適性の検査を受ける義務があった。村も例外ではない。ネサリーはその準備として二人を神鳥の墓へと連れて行く。そこから人が使える能力、思念は神聖力を私怨は魔力を生成できる概念を教え始めた。
王国へ出立した二人は途中、エドナ王国第三王女ルリと出会う。そこから王国に関わり始めると意図的に改ざんされた歴史に見え隠れする両親に違和感を持ち始めるロルト。
亡くした者のため王に忠誠を誓う王政騎士団長ロランレイ。その子カルヴァーは王女ルリを護る決意を心に刻む。禁忌の先を探す王政魔導師団副長フレイは命の恩人トリストに操られロルトたちと対立するが、不思議な少女ハルネスと出会うことで過去を清算しようとする。王妃ノアとネサリーは何を見たのか。徐々に明らかになる過去とトリストが持つ私怨。
神を護りたいわけではないがトリストを倒さなければ側にいる者たちを護れない。それは自身が繋げた私怨と気づき葛藤するロルト。その迷いをエーベルの思念が包む。
神は存在するのか、神のために生きることは間違っているのか。
それでも神の象徴である神鳥を護り、人の思いを繋げていくことを選んだロルトは仲間と共にトリストへと立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 11:14:52
6529文字
会話率:26%
魔術師団消防局で働く伯爵令息ハルトは、五年前に婚約者から浮気され婚約破棄をされて以降、色恋沙汰を避け続けそのまま25歳を迎えていた。しかし、新年度を目前に控えたある日、昇進の条件として結婚するよう言い渡され、寮を追い出された彼のもとに、大
きな荷物を抱えたひとりの女性が押しかけて来た。
「クラルテと申します。旦那様のお嫁さんになるため馳せ参じました!」
彼の婚約者に内定したというクラルテは天真爛漫な侯爵令嬢。なんでも、彼女は元々ハルトのことを慕っていたらしく、使用人もいない屋敷に上がり込み、嬉々として給仕を始めてしまう。
しかし、頑固者のハルトは、一度決めたことは曲げたくない。過去の婚約者を想い続けるためにクラルテとの婚約を拒否しようとしていたのだが……。
「旦那様がわたくしとの婚約に納得していないのは知っています。わたくしは旦那様に愛してほしいだなんて言いません。だけど、わたくしは旦那様を心からお慕いしておりますので……愛されたいとは思っています。ですから旦那様、覚悟、していてくださいね?」
(こんな可愛いことを言われて愛さずにいられるはずがないだろう!)
いつのまにか二人の攻守は完全に交代。しかし、クラルテは押すのは好きでも押されるのは苦手なようで…!?
(どうしよう……旦那様が甘すぎて困ります!)
押しかけ令嬢クラルテと、押しかけられた魔術師ハルトの溺愛攻防。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 19:11:20
109286文字
会話率:43%
リュオクス国にて王都立騎士団第二師団長を務めているフィア・リウゼンシュタインは、本日をもって退団し、辺境の遊離騎士団に異動することになっていた。
フィアは、奔放な噂の多い麗しき団長として耳目を集めていたが、真実を煙に巻きながら、その振る舞い
で噂をはねのけてきている。
そして、フィアは自分の出自や秘密から、「王都の人間とは絶対に深い仲にならない」と公言していた。にもかかわらず……。
出立前夜に、片思い相手の第一師団長であり総督の息子、ゼクス・シュレーベンと一夜を共にしてしまう。
宰相娘と婚約関係にあるゼクスとの、たしかな記憶のない一夜に不安を覚えつつも、自国で反乱が起きたとの報告を受け、フィアは帰国を余儀なくされた。
リュオクス国と敵対関係にある自国では、望まない婚姻が待ち受けており、フィアの父である王を倒し王の座を略奪したテオドールとの束縛婚が始まる。
フィアを溺愛し閉じこめるテオドールは、フィアとの子を求め、ひたすらに愛を注ぐが……。
フィアは抑制剤や抑制魔法により、懐妊を断固拒否!
その後、フィアの懐妊が分かるが、テオドールの子ではないのは明らかで……。フィアは子ども逃がすために作戦を開始する。
作戦は一見成功したが、大きな見落としがあった。フィアは子どもを護るために、テオドールと取り引きをする。
テオドールが求めたのは、フィアが国を出てから今までの記憶だった――――。
テオドールに記憶も王位継承権も奪われたフィアは、かつての片思い相手であり、敵国総督となったゼクスにより王都へと避難させられる。
記憶のないフィアは、かつての自分、フィア・リウゼンシュタインの噂や謎に迫る。
継承権を失ったフィアは母国を奪取出来るのか?
そして、恋は実る気配はあるのか?
フィアの正体を知りたい総督ゼクスと、フィアを囲いたい略奪王テオドール。
共に闘う?溺愛される?フィアが本当に望むのは?
母国奪還を目指すフィアの三角育児恋愛関係×女王爆誕ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 19:00:00
171619文字
会話率:38%
数十年にもわたって隣国との戦争を続けていた王国。 遂に10代前半の子供まで戦場に補充兵として送られて来る様になった。 それでも尚続けられれる戦争に現場指揮官達は己が国の未来の為立ち上がった。 隣国の敵師団とも渡りをつけ両国の師団は一斉に母国
へとその牙を剥け現政権を打倒し和平が結ばれた。 之は和平直後からのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 08:00:00
2459文字
会話率:22%
永らくこの蒼き星に荘厳と君臨せし王国があった。
王族ケーニッヒ家が統治するその国の名はプレジアー。
内紛、戦争が途絶えぬこの時代に於いてプレジアは
屈強な軍事力を誇る鎖国国家として名を轟かせていた。
が、他国が同盟を結び、繋がりを確固とし
て確立する中で
プレジアは、『時代遅れの堅物国』
そう、揶揄されていた。
そんな折、その鎖国国家にも変革を予兆させる
運命の転換期が訪れる事となる。
隣国バルモアから大使を独断で招き入れ
外国の文化を取り入れ、更なるプレジアの繁栄を願う
“独立師団 革命軍”
傷が絶えぬ戦争の中で、血を流し合った隣国
その隣国との同盟を異と唱え、断固として鎖国を強調した
“護国師団 反乱軍”
鎖国国家プレジアの最大の軍事力として名を連ね
国王直属の誉れ高い軍隊として総てを征伐せんとする
“国王直下 帝国軍”
大旗が乱立し、其々の思惑、野望、大義の交差は
血で血を洗う凄惨な時代へとこの国を呑み込んで行く。
この物語は、そのどれにも属さず
戦火へと身を投じる事を時代の運命に定められた
一人の流浪人の物語ー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 15:09:04
441文字
会話率:7%
マリアローゼは生まれながらに聖女であった。第一王子と婚約を結ばれ、大陸唯一の聖女として役目をこなす。だがその心は、一途にジャン・アルカンタル魔術師団長を想い続けていた。念願かなって王子との婚約が破棄され、ジャンとの婚姻を命じられたマリアロ
ーゼは歓喜するが、肝心のジャンはマリアローゼのことを妹のような存在としてしか見ていない。その日から、彼を口説き落とすための、箱入り聖女の奮闘が始まったのだった。
深刻な雰囲気を醸し出したりしていますが全然シリアスではありません。ざまぁも一切ありません。設定はなんとなくで、戦いシーンはおおざっぱです。そしてモブはモブらしく、雑な扱いです。
ただ一途に思い続ける女の子を書きたかったのです。
お目こぼしいただければ幸いです。
毎日更新。全15話程度の軽いお話です。(最終話まで予約投稿済み)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 06:00:00
97275文字
会話率:34%
私公爵令嬢です。
ツリ目で髪はクルクルしてますし。父親は宰相。
これは悪役令嬢というやつでは!
と危惧した私は王子殿下の前に絶対姿を現さないという戦法で運命を乗り切る事にした。
そもそも私は乙女ゲームというモノを見た事がない。
全くの手探り
で運命を乗り越えなくてはならない。なんというナイトメアモード。
今のところ乙女ゲームの兆候としては、髪の色がカラフルという事実。
乙女ゲームという兆候が現れてからでは手遅れなので
推定乙女ゲーム。
仮定悪役令嬢。
暫定処刑回避。
【出来ちゃった婚】でルート回避を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-11 23:12:56
17136文字
会話率:16%
「みんなみんな爆発してしまえっ!」
結婚式の招待状をもらうたび、宮廷魔術師団長ヘルムートは結婚できない己を呪い、荒ぶっていた。
子どもの頃、娼館から侯爵家へ引き取られたヘルムートは、温かい家庭に憧れ婚活に励んでいたのだが、全戦全敗だった
のだ。
「ヘルムート様、顔はいいんだから服と振る舞いを何とかすれば、きっとモテますよ!」
見るに見かねて幼なじみの伯爵令嬢、ライラ・ベルチェリがヘルムートの婚活の手伝いを申し出る。
ライラの手伝いもあり、そこそこ女性にモテだしたヘルムートだが、自分の本当の気持ちに気づき、ライラに告白する。しかしライラはある理由のため、ヘルムートの求婚を断る。諦めきれないヘルムートは、何とかライラに結婚を承諾してもらおうとするが……。
※アルファポリスでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 19:34:14
111430文字
会話率:49%
2つの都市国家ミリオンとケフィアの停戦合意から2週間が過ぎようとしていた。元兵士で第67師団に所属していたウィル。ギャングに襲われた少女を助けた彼は自身にかかっている魂装をめぐる戦いに巻き込まれていく。
最終更新:2023-09-05 08:13:54
744文字
会話率:18%
この世では悪魔が生まれていた。その悪魔に対抗するために生まれた「KD」。そのKDに所属する佐藤月はある任務の命令無視の処罰として第六退魔師団に移動させられてしまう。そこにいたのは前助けてもらった現代最強の退魔師七海凪がいた。凪と月はタッグを
組み悪魔と戦っていく。そして最後は「悪魔のいない世界」を目指し悪魔の王「導魔」を倒すべく仲間と協力し悪魔を祓っていくが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 16:43:34
929文字
会話率:62%
――――――望まれるのなら、魔王だって救ってみせる。
魔法は使えない、身体能力は人間以下そんなゴブリンが勇者になる!?
最強のゴブリン、ここに爆誕!
様々な種族が共存する、とある世界のとある国――。
ゴブリンであるゼルは帝国
騎士の頂点である勇者に憧れていた。
帝国騎士は戦闘能力の高い者ものたちで構成されたエリート集団である。
18歳になったゼルはその帝国騎士入団試験を受ける。
全種族の中でも最弱と言われているゴブリンであるが、血の滲むような努力でそのハンデを乗り越えたゼルは入団試験に合格する。
しかし、ゼルが配属されたのは騎士団の中でも最低最悪と評判の第7師団だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 22:13:53
110029文字
会話率:53%
博打、女、酒。
人生の道を外れた剣豪がある日、刺客に襲われ気がつけば異世界転生で美少女に・・・⁉
魔法大国セルタニア魔法国の極東、伯爵家の娘アウレ・マキシウスとして生まれ変わる。
貴族としての魔法が使えない。
見えないはずの魔力が見える
。
と、かなり異質な体質だった…。
元魔法師団 団長の執事長ゲイリー・バトラーや
マキシウス家のメイド
気功術の達人 李 蓮花(リー リェンファ)
天才魔導士 イザベル・フィッツロイ
の助力を受けながら
魔法こそが絶対という腐れきった国で
世界の魔術を学び、己の剣一つで
魔獣、ダンジョンに挑んでいく。
傍若無人、唯我独尊、酒池肉林のダークファンタジー。
魔術と魔法が矛盾する世界。
やがては巻き起こる大戦に
少女はこの世界の真理を知る。
※この作品は演出上、性的、グロテスク、暴力表現が含まれています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 18:11:47
252629文字
会話率:20%
その空間に開いた穴が全ての始まりだった。
宙に浮いた円形の黒い巨大な一枚のガラス。そしてそのガラスの向こうから現れた巨大な怪物たち。
戦車をかみ砕く顎を持つ巨大な狼。
戦闘機すら命中させる精度をもつ巨大な砲を背中に乗せた巨大な猪
どん
な荒地も湖も走破し、口からレーザーを吐き出して周辺を焼き払う巨大な蛇
石が集まったかのようなごつごつとした。巨大な人
そして、人にしかみえないのに、たった一人で師団を壊滅させるような化け物。
世界各地に現れたガラスは現れる度に深刻な被害を与え。いくつかの国が亡び、その他の国も疲弊し、人類同士の戦いは無くなり、だが、確実に人類は減っていった。
そしてこの国、真那国と呼ばれたこの国も、類に違わず、疲弊し、確実に国力は落ちて行った。
そんな世界で、強くも無く、頭もよくない、どうしようもないたった一つの駒でしかない俺が、それでも足掻くことを止めないで、戦った物語。
六本足の、人と蜘蛛が合体したような鋼鉄の騎士で戦った俺の物語。
そして俺が、人間として死んだ物語
※基本的にバットエンド予定です。
こちらはあらすじは考えているので多分続くと思う。
たぶん後味悪いと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 20:58:03
117378文字
会話率:37%