俺ことマテウス・オーベルシュタットは、王国騎士団第三隊小隊長アルノルト・ハイデルベルクと出会い、自ら希望し彼に師事した。師匠と慕い鍛錬に励んだ七年はあっという間に過ぎ去り、王立学園の二年生となった俺は、ある日、夢を見た。そして知る。
――こ
の世界が、前世の俺が会社で作っていたRPGで、師匠は「社外に追加発注できないから、合間に描いて」と丸投げされた俺が自分の好みでデザインした脇役だったってことを。
……そりゃあ、師匠のこと恰好いいって思うわけだわな。
ゲームの内容は曖昧なまま、三年生になった俺は、とうとう出会ってしまう。
攻略対象であり、師匠の弟――俺が絶対になれない立場を独占している奴に。
師匠✕俺
※ムーンライトノベルズに投稿したものを、改稿したものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:59:07
27000文字
会話率:20%
平安時代中期を生きた、かの有名な陰陽師「安倍晴明」が、
晴明として生きた記憶をある程度持ったまま、「安倍晴朗」として、令和の世に生まれる。
そして、晴明と同じ平安の世を生きていた陰陽師であり、彼の師匠とも言われている「賀茂忠行」「賀茂保憲」
親子もまた、過去の記憶を持った状態で令和の世を生きていた。
「日本紀略」や「御堂関白記」といった史実上の古記録や歴史書を基に話を構成しています。
なのでいわゆる「式神」の存在や、
ド派手な「呪術バトル」は全くありません。
日常の中にひっそりと潜んでいる「陰陽道」の面影を、独自の視点で
描いていく予定です。
安倍晴明の陰に隠れていた、史実を生きた陰陽師たち。
そして「安倍晴明」と「賀茂保憲」の師弟関係を超えた
絶妙な絆と因果も物語の中でえがいていきます。
「安倍晴朗」「賀茂保憲」「賀茂忠行」の3名をメインに繰り広げられる因果応報の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:33:20
84547文字
会話率:47%
森深くの家に住む偉大な魔法使いの男のオーガスタスとその弟子のアイリス。
十六年前、赤子の頃に事故で両親を亡くしたアイリスをオーガスタスが引き取り魔法使いの弟子として育ててきた。
実の娘のように愛してくれたオーガスタスをアイリスはいつの頃から
か一人の男の人として恋をしていた。
何百年も生きながら恋愛に疎い男を落とすため、アイリスは恋も修行も頑張る日々を送るお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:11:39
7639文字
会話率:55%
辺境伯令嬢のわたしには、双子の姉がおります。
その姉が、王太子妃に内定しまして。家はお兄様が継ぐため、わたしは嫁ぐしか−−え、婿をとる? そしてその婚約者たる殿方は、女性二人を連れて?
わたしとて、貴族令嬢。恋愛結婚を夢見ることはあ
りません。ですが、なぜ、幸福を掴む努力もできないような相手と添い遂げねばならないのでしょう?
今まで、そんなものだろうと諦めていたわたしの人生。初めて、お母様に逆らいました。
その結果、家を追い出されましたが、問題はありません。
冒険者になり、適性があったテイマーとして最強を目指します。頼もしい、師匠と共に。
※ストックがある限り金曜日の朝更新、3000字以下は昼更新、3000字以上は夜更新します。
※ブックマーク登録をして待っていただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:00:00
404351文字
会話率:34%
大悪党魔法使いバーナードは、私利私欲のために魔法を使ってきたことを咎められ、西の大魔法使いアナベルに犬の姿に変えられてしまった。
もとの姿に戻して欲しければ、魔法の力で人に尽くし“マナ”と呼ばれるエネルギーを貯めるように命じられる。
犬にな
ったバーナードは、心優しい少年、オリヴァーを弟子に取り、マナを集める旅に出た。
二人が訪れたのは山の麓にあるコーランドという町。そこで三つ編みの少女、アメリと出会う。
アメリは親友を事故で亡くした過去があり、死者の魂が近付く流星祭の日に親友を蘇生させたいと願っていた。
アメリの願いを叶えるため、オリヴァーとバーナードは力を貸すことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:01:22
53681文字
会話率:55%
転生者であるミモザは、今世こそ好きなことを貫こうと決めていた。
大好きな精油の勉強をして、いずれは香りの力でみんなを幸せにする。そんな夢を抱いていたところ、天才調香師のエクレールと出会った。
彼女との出会いをきっかけに、ミモザは見習い調香師
として活躍することになった。
【夢に向かって頑張るヒロイン】と【勝気で天才肌な師匠】のバディが送る、ガールズお仕事ファンタジー。恋のお悩みも、心身の不調も、モンスター退治も(?)、香りの力で解決します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 16:28:34
132785文字
会話率:47%
戦いに敗れた氷原の蛮族、“北爪谷の民”の娘エリサは、和睦の証として“町”へと引き渡されることに。
けれど、掟に縛られた氷原で育った彼女にとって、女が剣を取ることを許され、好きな男と結婚してもいいと言われる“町”の暮らしは驚きと戸惑いに満ちて
いた。
それならと戦士を目指すも、すぐに自分には適性がないことがわかってしまう。
落胆するエリサは「向いているかもしれない」と言われた野伏の見習いとなり、半妖精の師とその相棒である雪豹に鍛えられながら、少しずつ自分らしい生き方を見つけていく。
※月面でオムニバス的に連載したお話の、全年齢話を改めて加筆していきます。
※恋愛成分は薄いかなと思います折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:00:00
55358文字
会話率:42%
お師匠様が行方不明になりました、死亡フラグを立てたまま。
どう考えても無事じゃありません。弟子で見習いのわたしにどうしろっていうんですか。
覚悟を決めて、お師匠様の後を追ったらそこには……
白ヶ音雪さんと月城うさぎさんの合同企画
「Dr
agon萌え企画」参加作品です
20150206 本編完結
不定期に閑話が湧き上がります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-14 15:00:00
44024文字
会話率:54%
柳生凛子(17)はある日突然、異空間から現れたドラゴンを一撃で倒した騎士に異世界に攫われてしまう。
「ええと……まさか、あ……あの……お師匠様は……女……ですか?」
ーー前世が勇者だったらしい?
ーーお腹に世界を滅ぼしかけた
破壊龍を宿している??
ーー異空間からやって来てドラゴンを一撃で屠った騎士はまさかの皇帝陛下?!
前世は“絶世の美女”…にも見えなくもない女顔の勇者♂ 今世は女子高生♀ の異世界を救う予定の笑いあり?涙あり?友情あり?の波瀾万丈のラブストーリー。
※ 以前、事情によりまっさらに消えてしまった小説をのんびりと書き直して遊んでいます。
※ 人物図鑑を設置してます。
※ 絵は趣味で描いているので、邪魔にならないように【人物イラスト】(←作者の遊び場)にのみ投稿して遊ばせて貰っています。見てしまった責任は取れません。ですが、絵はその部分と活動報告くらいにしか記載しません。絵は邪魔という人はそこだけ注意して読んで下されば快適かと思われます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 16:09:55
844343文字
会話率:40%
その日、俺――リオ=グランティスは、魔術師として人生最大の分岐点を迎えていた。
「お前さぁ、魔法って、なんかこう……地味じゃね?」
そう言い放ったのは、俺の師匠、アリステア=フェンブラム。
王都でも五指に入る魔術師なのに、なぜかいつも笑
いながら無茶ばかり言ってくる変人である。
そして、俺は今、その変人の前で困り果てていた。
「師匠……何度も言ってますけど、魔法は繊細な術式構築と精神集中が――」
「いや違うって。お前の魔力さ、繊細に扱ったら逆に不安定になるんだよ」
「だからって剣で魔法を撃てって、無茶すぎません!?」
俺の手には、長剣。
本来なら剣士が使うはずのそれを、師匠は「杖の代わりに使え」と言い張ってきた。
「いいじゃん、剣で魔法撃つとか。浪漫!」
「師匠、それはロマンであって、理論じゃない……」
だけど、アリステア師匠は真剣な顔で言った。
「リオ、お前の魔力は普通じゃない。杖じゃ流しきれない。だから“出力制御”のためにあえて鉄を通せ。剣身が抵抗になって、魔力が安定する」
「……それ、学会で発表したら怒られるやつでは?」
「うん。だから発表してない。お前だけに教える、禁断の奥義だ」
禁断って自分で言ったなこの人。
でも――俺もわかっていた。
普通の魔法の打ち方では、俺の魔力は制御できない。
それでも諦めきれず、俺は魔術師を目指してきた。
「剣を杖に……か」
重みのある剣を両手で構える。
魔術師が扱うにはあまりに武骨で、不格好な代物。
だが、確かに手の中に収まるそれは、杖よりも――何かしっくり来る感触だった。
「いけるかもな……」
そして、次の瞬間――
「《フレイム・ブラスト》!!」
俺は咄嗟に剣を振り下ろした。
ズガァァァァァン!!
周囲の地面が爆発四散した。
魔法が、剣から放たれた――それも、明らかに規格外の火力で。
「う、うそだろ……マジで撃てた……!」
剣の先から吹き出した火柱は、訓練場の模擬岩を余裕で粉砕していた。
それは、確かに“魔法”だった。
「……これ、魔術師として誤解されないですかね?」
俺は――“剣で魔法を撃つ魔術師”としてやっていく。
そしてこの選択が、後に王国中の魔術師や剣士、貴族や王族までも巻き込む大騒動になるとは――このときの俺はまだ、知る由もなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:55:32
37809文字
会話率:36%
一年中真っ黒なロングパーカーを着る女は、いつも自由気ままに過ごしている。楽しそうなものを見つけると、いつだってすぐに走っていってしまう。そんな彼女は魔女であり、私の師匠でもある。
これはそんな彼女と過ごす私の日常の物語。
最終更新:2025-07-23 00:48:29
100072文字
会話率:45%
不慮の事故で突然死に至ってしまった主人公、目が覚めたら、謎の異世界に転生していた。
そこで、訳があり育ての親兼師匠と共に13年間森の中で修行の日々を送り。とうとう旅立ちの日がやってきた主人公。
初めて見る世界(異世界)、目標は今の所
無し!!!
ならば、各地を転々と過ごす異世界放浪旅でもしてみようかな...と、考えたが。その道中、白い髪のエルフが道端に倒れていた。この時君はどうする?、もちろん優しくすぎる主人公は彼女を心配し揺さぶりながら起こした。だが、そのエルフは全ての感情を欠如しており自分が誰かも理解していない様子だった。そんな危機的状態の彼女をほっとけるわけもなく主人公はある提案をする。
「もし、君が良ければ僕と一緒に旅をしない?」
彼女反応は、、、とても軽いOKだった。
そして、新たにそのエルフと共に行動することになる主人公。その後、新たな仲間との出会いがあり。 助け合い、友情、努力、別れもあったおかげで、感情を失っていたエルフがだんだんと自分本来の感情を取り戻していく。でも、旅が進むに連れてこの世界の真実に辿りついてしまうことは、このあらすじを読んでいる君と私しか知らない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 23:53:25
32386文字
会話率:35%
雷に打たれて意識を失ったアクスター王家の第七子で第五王子、レイン・アクスター。
レインの意識を次元の狭間へと連れ去られていた。
それは歴史的七英雄が、レインを弟子として迎え入れ、自分たちの無念を晴らしてもらいたかったからだった。
希望の英
雄、魔導の英雄、癒しの英雄、武道の英雄、長弓の英雄、鍛冶の英雄、錬金術の英雄。
七英雄の教えを受けたレインが現実で目を覚ますと、意識を失ってから五年の月日が経過していた。
目を覚ましたレインは、王位争いに巻き込まれながらも、母を守り、自分を慕ってくれる兄姉を助け、七英雄の無念を晴らすべく行動を開始する。
頼もしい仲間と出会い、旅を続け、気づけばレインは七英雄をも超える偉業を成し遂げていく!
※小説家になろう・カクヨムで掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 22:21:59
177973文字
会話率:51%
ライブ配信が繋がったまま飛ばされた異世界は、剣と魔術と怪物のいる古代ローマな世界だった。
オカルトのライブ配信をしている普通の大学生の主人公は、異世界に行けるという噂のエレベーターでの配信中に本当に異世界の闘技場に飛ばされてしまう。
異世
界ではなんの影響か美少女になっていて、理不尽な扱いを受けながらも師匠たちや配信コメントのアドバイスで女剣闘士として怪物たちを倒せるレベルにまで急成長していく。
古代ローマ、剣術、戦術、戦略に対してどこまで現代日本の知識が通用するのか?
現代科学が応用できてしまう魔術はどこまで発展させられるのか?
そして、ローマ神話をはじめとした神々や世界とは何なのか。
美少女になってしまった普通の男子大学生のサバイバル配信が始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 17:31:16
1206461文字
会話率:32%
多彩な武器を操る少年の、故郷と家族を滅ぼした敵組織『ネザリス』への復讐劇。師匠となる人との出会いや、背中を任せあえるほど信頼できる仲間!たくさんの人と関わるなかで少年はどういう運命に導かれるのか!?
最終更新:2025-07-21 21:47:47
472文字
会話率:20%
『生きて勇者が持つ十三のオーブを集めなさい』
代々勇者を輩出してきたダヌリス家に生まれながら<魔族のオーブ>を持って生まれたアルは、家族から奴隷同然に扱われてきた。
ある日、勇者の責務である魔物討伐の遠征を目前にして、アルの師匠サティスは
遠征に同行するアルが実の兄によって殺されることを知る。
サティスやアルの唯一の味方である兄ミラン、妍狼族の使用人ハルの助けを借りダヌリス家からの脱出を試みるアルだったが、寸でのところで兄たちに阻止されてしまう。
死力を尽くした三人の助力によってどうにか逃げ切るアルの脳裏に、師匠が最後に残した言葉がいつまでも焼き付いている。
生き残るには自分以外の勇者たちとの争いは避けられない。
<魔族のオーブ>を持つアルは師匠の力の一端を引き継ぎ、世界に点在する十三のオーブを求めて旅を始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 21:03:29
72075文字
会話率:38%
僕はテマセクという迷宮都市に住んでいる。僕の夢は師匠のような錬金薬術師になって世界の迷宮都市を探索すること。僕のルーツも探りたいし、ご当地妖魔も倒してみたい。
まずは、僕の住む都市にあるフォレストバレーと呼ばれる自然豊かな迷宮を探索すること
からかな。
あ、でもその前にスキルを覚醒させなければいけないんだ。明日はスキルを覚醒させるために解放の儀がある。
だからそこから始めようと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 15:51:24
5645文字
会話率:22%
獣や魔物を狩り、素材を活かす狩人。
そんな狩人の1人だった主人公は片腕を失い、引退を余儀なくされてしまう。
失意の底にいた主人公は、新人狩人の指導役としてスカウトされる。
明るい姉と、無表情の妹、お嬢様と、苦労人の青年。
果たしてこの4人を
無事に1人前の狩人に育てることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 11:00:00
657346文字
会話率:47%
神々ですら至ることのできぬ真理がある。
その領域に至った者は、世界の真理を理解するがゆえに人としての心を失い、そして「ヒトデナシ」となるのだ。
それが仙人の頂点たる真人である、が、それでもなお人としての心を持ち続けんとする「愚か者」がいた。
彼女は命を慈しみ、失われることに嘆き、弱きものを害する者に圧倒的な怒りを向ける。
たとえそれが「真理においては意味のない事」だとしても。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 16:39:56
114192文字
会話率:46%
<序章>
深遠なる呪法世界へようこそ。
霊視が出来るだけの普通の少年だった矢凪潤は、
とある事件をきっかけに、霊視ですら見れなかった世界に踏みこむことになる。
<第一章>
蘆屋一族の陰陽法師・蘆屋真名の弟子となった矢凪潤は、
数々の試練を乗
り越え、様々な人と出会い、呪法世界の深淵を垣間見ていく。
<第二章>
辛くも、復活した死怨院乱道を退けた矢凪潤達であったが、
呪法世界は波乱の時代に突入していく。
矢凪潤は? 蘆屋真名は? そして、闇に潜んで力を蓄える死怨院乱道は?
『呪法奇伝』最終章。
※ カクヨム様にも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 18:04:46
671830文字
会話率:40%
過去に出会い愛した戦聖女ルーナ。彼女は何も出来ない主人公エイルを大陸一のSランク冒険者に押し上げた師匠であり、一時はエイルの彼女だったかも知れない。しかしルーナはその美しさ、強さ、魔法大国の皇女と言う稀有な出自から、いつしかエイルの元を去っ
て行った。ルーナを忘れられないエイルは、冒険者を続けながら彼女の面影を追い求める。そして遂にエイルはルーナを追って旅に出る事を決心する。エイルを陰から支える負けヒロインであるレイセルを巻き込んで物語りは進んで行くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 08:55:57
12029文字
会話率:26%
※『Dawn of the Mapmaker』という題名でCross Infinite World社から英語版が出版されました。詳細は目次下部をご覧ください。
その知識は、本来お前が持つべきものではない――
筆写師見習いのかたわら、地
図制作を請け負うウネン。領主の依頼で仲の悪い隣領との境界を測量することになった彼女は、護衛を探すために訪れた酒場で一人の旅の剣士と出会う。
ウネンが過去に作った地図を手に、剣士は「測量技術を誰から教わった?」と詰め寄ってくる。彼は、三年前に失踪したウネンの師匠を罪びとだと言って探していた。
師の犯した罪とは何なのか。門外不出の知識とはどのようなものなのか。
恩師の無実を証明すべくウネンの旅が始まる。
――小柄で男の子と間違えられてばかりいる地図屋の少女と、少女の師匠を追う腕利き剣士(口下手で苦労性)と切れ者魔術師(笑顔が胡散臭い)との、世界の秘密を巡る冒険譚。本編完結済み、番外編追加予定有り。[個人サイトとカクヨムにも掲載]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 22:20:05
555033文字
会話率:44%
辺境の薬師として働く俺、リーフは、師匠の孫娘であり婚約者を、突然やってきた貴族に奪われる。
彼女は俺に仕事を押しつける一方で、堂々と浮気していたらしい。
婚約者から、貴族と結婚することを告げられ、師匠の代から受け継いだ薬屋から出て行くよう
強いてくる。
「あたしの下僕といて、貴族のお屋敷で働かせてあげてもいいのよ?」
「ふざけるな……! もうおまえのことなんて知らん!」
ぶち切れた俺は婚約者と村を捨てて、旅に出る。
そこで俺は森の中で襲われてる少女を助けたことで、自分がものすごい薬師であること、そして、Sランク冒険者並みの戦闘技能があることを知る。
その後、王都へ行き大成する俺。
一方、婚約者と貴族は、俺を追い出したことで大変な目に遭う。
「いつもの薬出しておくれ」
「いつものって言われても、リーフじゃないとわからないわよぉ!」
辺境の村人たち(実は引退したものすごい英雄達の村)から嫌われたことで、貴族は落ちぶれていき、また婚約者はどんどんと不幸になっていく……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 21:16:22
415554文字
会話率:46%
宮廷錬金術師として働く少女セイ・ファート。
彼女は最年少で宮廷入りした期待の新人。
世界最高の錬金術師を師匠に持ち、若くして最高峰の技術と知識を持った彼女の将来は、明るいはずだった。
しかし5年経った現在、彼女は激務に追われ、上司からい
びられ、残業の日々を送っていた。
そんなある日、王都をモンスターの群れが襲う。
セイは自分の隠し工房に逃げ込むが、なかなかモンスターは去って行かない。
食糧も尽きようとしていたので、セイは薬で仮死状態となる。
そして次に目覚めると、セイは500年後の未来に転生していた。王都はすでに滅んでおり、自分を知るものは誰もいない状態。
「これでもう残業とはおさらばよ! あたしは自由に旅をする!」
自由を手に入れたセイはのんびりと、未来の世界を観光することになる。
だが彼女は知らない。この世界ではポーション技術が衰退していることを。自分の作る下級ポーションですら、超希少であることを。
セイは旅をしていくうちに、【聖女様】として噂になっていくのだが、彼女は全く気づかないのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 09:16:19
319410文字
会話率:45%