夏のホラー2013~怪談咄に集いましょう~の応募作品です。
この企画は小説投稿サイト小説家になろうが主催する夏季限定イベントです。
「あらすじ」
私はどこにでもいる普通の女子校生。
最近、ストーカーに悩まされ、部活の後輩に送ってもらう日
々が続く。
その日は少し違った。
待ち伏せる怪しい影。
そして私は怪異に巻き込まれることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-07 13:54:51
10394文字
会話率:43%
誰がために物語は書かれる
最終更新:2013-08-07 13:47:40
3658文字
会話率:16%
夏の夜に送る三つの怪奇小話
~手形~
就職活動のため上京した私は、とあるアパートに部屋を借りることとなった。これから始まる新生活に胸を躍らせる私だったが……
~影~
高二の夏。親友二人と出かけた海のキャンプ旅行。
楽しい時間はあっとい
う間に過ぎ去り、夜が訪れる。
テントの中で怪談話に盛り上がる俺たちだったが、ふと俺は見てしまう。
波打ち際に佇む黒い影を。
~廃墟~
夢を見ていた。私は見たこともない街を歩いている。そして何かに導かれるように路地を抜け、とある廃墟へと足を踏み入れた。
そう、これは夢だ。しかし私は出会ってしまう。廃墟の中で、一人の少女に。
あぁ、笑わないで聞いてほしい。私は彼女に恋をした。
そして今宵もまた、私は少女に会うため、廃墟を訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-07 12:52:18
10590文字
会話率:12%
夢のなか、何かから逃げていた。
何から逃げているのか。
何処に逃げようとしているのか解らない。
逃げようともがく俺を嘲笑うかのように「奴」はじわりじわりと追い詰めてくる。
何時の間にか「奴」は俺の日常までもを侵食しはじめていた。
崩れていく
平穏な生活。夢の中でも現実でも現れる「奴」の影。その正体を知るとき果たして俺は正気で居られるのか。
突如として始まった「奴」と「俺」との鬼ごっこ。最後に残るのは「奴」か「俺」かどちらなのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-07 10:55:28
17698文字
会話率:31%
俺の話しを聞いて欲しいんだ。
かなり前の出来事だけど、ずっと、誰かに言ってしまいたかったんだ。
あまり怖くないから、最後まで聞いてね。
最終更新:2013-08-07 10:33:49
8768文字
会話率:5%
真夏の暑い夜に飲むミネラルウォーターのペットボトルの怪。
夏のホラー2013に出そうと思って書いた作品ですが、こちらは出さずに別の作品を出しました。
最終更新:2013-08-07 08:59:33
507文字
会話率:25%
今、夏真っ只中の日本を震撼させる事件が発生していた。被害者の数は多数に登り、この事件に巻き込まれたと思われる行方不明者も多数いると思われる。被害者は皆、色褪せて、羽毛は所々抜け、片目が取れた、紫色した鳥の腹話術人形のくちばしで心臓を貫かれ
ていたのだ。その特徴からこの事件は『紫鳥事件』と呼ばれるようになっていた。一体、犯人は誰なのか?目的は何なのか?全ては鳥人形のみぞ知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-06 16:00:00
17904文字
会話率:32%
『ねぇ、〝夕焼け鏡〟って知ってる?』
最近学校で噂されている怪談〝夕焼け鏡〟。
その怪談は今まで噂となった作り物の怪談とは、少し違っていた。
この怪談の真相を確かめるべく、〝夕焼け鏡〟を実践する二人の少年少女。
彼等を待っていたのは恐ろしい
運命だった。
〝夕焼け鏡〟それは人を永遠の世界に連れていく鏡。
貴方は帰って来られるでしょうか――――。
夏のホラー2013参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-07 08:27:05
12774文字
会話率:46%
「最近、やはり物忘れがひどくて――……まるでもう1人私がいるようで」
そう言う、陰鬱な雰囲気な男はとある薬をもらった。ジキルもハイドも生み出さない薬を。
コインの表と裏はどちらが本物なのか。答えのない物語。
最終更新:2013-08-07 07:01:17
5290文字
会話率:41%
「わたし、猫に呪われているんです」 俺は、どこにでもいる四十代のサラリーマンだ。独身だし、恋人もいない。単調ではあるが、気ままな毎日を送っていたんだ。ある会社の帰り、ちょっと洒落た飲み屋で、あの若い女と出会うまでは。
最終更新:2013-08-07 04:13:36
4731文字
会話率:22%
怪談。それはどこの学校にもついて回るもの。
しがない学生生活を送る岡本義介の出身校もそうであったように、七不思議が存在していた。
そして、勉強合宿のアシスタントとして手伝いをしていた義介を、ある晩、怪異が襲う。
最終更新:2013-08-07 01:48:33
3601文字
会話率:15%
緑色の少女をみた。
夢か現実か。
後ろで息づかいが聞こえたんだ。
最終更新:2013-08-07 01:36:31
3300文字
会話率:25%
大学生活初めての夏休み。
八月もそろそろ終わりが近いが、大学生の夏休みはまだまだこれからだ。
まだざっと一ヶ月ぐらいの休みがあるのだが、俺はいい加減退屈してきていた。
友人たちとカラオケに行き、海に行き、キャンプに行き、祭りに行き、
長期休暇を満喫していたが、夏のイベントと呼べるおおよそのものを消化してしまうと、すっかり暇になってしまった。
ああ、暇だ。
この暇をどうやってつぶそうか。
考えた末、俺は虫取りに行くことにした。
十八歳になった大学生がすることではないだろうが、別にすることはない。童心に返ったような気分になりたかっただけだ。幸いにもこの辺りは自然が豊かだ。虫を探すのに苦労はないだろう。
俺はさっそくアパートを出て、自転車にまたがる。ここから十分ほどのところに山がある。そこならカブトムシぐらいはいるはずだ。
俺は虫取り網もカゴも持っていない。必要ないからだ。別に虫を捕まえて育てようなんて考えていない。捕まえたらちょっと観察して、その場で逃がすつもりだった。
脱水症状を警戒して、途中にある自販機でスポーツドリンクを購入した。
準備は整った。俺は山に向かった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-07 00:48:00
4488文字
会話率:1%
2012年に投稿した「死神弥平」の続編です。
最終更新:2013-08-07 00:46:19
7997文字
会話率:50%
今年もまた夏が来る。
誰かが招かれナニカを無くす夏が。
去年は腕。
一昨年は脚。
ならば今年は頭か胴体か。
何故ならソレは、
大人達には『見えない』
幼子達にも『視えない』
ソレは、僕達子供だけが知り得る『観える』怪異。
薄昏い闇から手招きし喰らう禍々しきモノ。
今年は誰が捕まるのか?
暗闇に潜むソレが望むのは一体何なのだろう?
僕らには分からない。
ただ僕らに出来るのは相談し、逃げる事のみ。
災厄のごときソレを防ぐ術は無いが故に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-07 00:40:16
3017文字
会話率:33%
蝉が鳴いている。
小さな家の小さな庭の小さな縁側から見える大きな樹に、ずっととまって泣いている一匹の蝉がいる。
汗が滲む。
縁側に吹きつける風は湿気混じりで、心だけに響く風鈴などはこの暑さには然したる影響も与えていないように思える
。
例年と然程も変わらず、ただ暑いままだ。
俺はそれでいい。それこそがいいと感じている。
しかしながら、ずっと隣にいる彼女はどう思っているのだろう。
ずっと鳴いている蝉はなにを感じているのだろう。
もう三日目になるだろう。
ずっと同じ蝉が鳴いている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-07 00:33:23
5577文字
会話率:32%
これは、私が経験した話です。
最終更新:2013-08-07 00:00:00
3151文字
会話率:5%
いつもは車で通う道。まだ自宅までは遠い。両側には青々とした田圃と、その合間に民家が点在している。既に時間は遅く、人通りは絶えていた。
飲み過ぎ、覚束無い足取りで歩いていた男は、気分が悪くなり蹲った。そこで以前見た光る点を思い出す。
「―
―あれは何だったっけか」
心に引っかかるものを抱えた男は、思い出せないもどかしさにイライラしながら家路へと向かった。
気付くと煩かった物音がぴたりと止んでいた。自分の近くに何かがある。そんな気配に追われ、男の気持ちは恐怖へ傾く。
――そして、光る点の正体を思い出すのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-06 23:46:47
3780文字
会話率:5%
「死んでもあなたを守りたい」
フランケンシュタインの怪物を造る。
その狂気に取り付かれた医大生とそれに巻き込まれた医大生。
そしてその果てに完成したものは、あまりにもおぞましいものだった。
最終更新:2013-08-06 22:41:23
34346文字
会話率:19%
ふたりで生きるためには、墓をあばくしかなかった。……妹を奴隷にしなければ守れない。金のためには、死者を冒涜しなければならない。幼い妹を守るために少年は土を掘り続ける。そして辿りついた街で、憔悴していく妹……。――――安息の家をあばかれた死者
は、はたしてどこに住むのだろう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-06 22:16:59
8773文字
会話率:15%
あいつを見た日も、大雨でした。去年の夏のことです。俺が他愛のない好奇心から、近くの事故物件に出かけたことが全ての始まりでした。土砂降りの中、待ち構えていたあのリーマンは俺を恐怖のどん底に叩き落しました。
今でも、大雨の日が恐ろしい。びし
ょ濡れの足音ともに、自分の不幸を訴えにやって来た、あの白く腐りかけた顔が今でも記憶中に焼きついている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-06 21:52:06
8745文字
会話率:21%