唐揚げ弁当を買って家に帰る途中、駅の階段から落ちたわたしは死んだのかもしれない。
気が付いたらどこかの洞窟のような場所で、たった一人きりで、白骨化した死体を目の前に途方に暮れている。
ここはどこ?
何でわたしはここにいるんだろう?
恐る
恐る洞窟内を見回っていると、白骨死体が起き上がってこう言った。
「ああ、愛しのシルフィア・アレクサンドラ・ニコール・ノルチェ様! わたしはあなた様の守護者のマルガリータです! お会いしとうございました!」
長いよ、名前! っていうか、骸骨って動くの!? ここ、ファンタジー世界なの!?
骸骨改めマルガリータいわく、わたしはこの世界の守護神らしい。
魔力も魔素も薄く滅亡しそうなこの世界を、救う存在が白竜神――わたしなんだって骸骨は言う。
元の世界で死んだわたしは、生まれ変わってここに来たらしいのだけれど、まずは死ぬ前に食べたかった唐揚げがどうしても食べたくて仕方ない。
この洞窟内、わたしが過ごしやすいように改装してもいいだろうか。最低限、唐揚げが作れるキッチンを作ろう。
スローライフもどきを開始したわたしだけれど、眠るたびに夢を見る。
そこはどこか草原のような場所で、たくさんの扉だけが点在している。そこに、一人の男性の姿があった。どこか寂しそうな彼の姿に、だんだん心を惹かれていくのだけれど――。
※カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-27 00:00:00
302578文字
会話率:36%
天気の良いある休日の出来事。ぬくぬくのお布団って、いいですよね。
最終更新:2021-11-21 17:54:39
716文字
会話率:8%
子どもの保育園へお迎えに走る韮崎さん。
急いでいる時に限って、四つ角の辻で出会うのがこの小さいおっさん。まいたけさん。
今日も、韮崎さん全肯定のまいたけさんが、韮崎さんの!ために!発明品を披露します。
真夏日だ。ビール飲みたい。
にらさ
き まいたけに ビールもらう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-13 18:00:00
6252文字
会話率:37%
18時25分。会員限定レストラン「美食倶楽部」がオープンする。
坂の上の豪奢な洋館レストランで、お客様を迎えるのはナイスミドルな支配人と、シェフの膳子。
しかし高級レストランに見せかけて、この店で提供されるのは、唐揚げオムライスにナポリタ
ンなどの家庭の味。
「この店には何か、秘密がある」
そう気づく膳子だが、彼女もまた秘密と嘘を抱えて働いていた。
過去を隠す支配人と膳子の周りに、ちょっとずつ変化が訪れて……。
短編「美食倶楽部へようこそ」(n8246em)にお話を追加して、連載化したのがこちらになります。(短編の方はこのシリーズの1話目に相当)
週末にちょこちょこアップするつもりなので、ゆったりまったりペース更新となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 22:02:36
149716文字
会話率:35%
18時25分、豪奢な洋館の中でひっそりと開店するレストラン「美食倶楽部」。
そこでお客様を迎えるのはナイスミドルな支配人と、若きオーナーシェフの膳子。
高級レストランに見せかけておいて、この店で提供されるのは、唐揚げオムライスにナポリタン。
お袋の味、家庭の味。そんな庶民の味を楽しめる、会員制のレストランで繰り広げられる日常の物語。
続きも考えてはいるのですが書くのが先になりそうなので、短編で投稿。続きを書けたらシリーズとしてまとめていきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-13 21:55:47
23039文字
会話率:41%
これは、大学生の兄と高校生の妹のお話。
早起きしてリビングで勉強をしていた妹。だいぶ時間が経ち休憩のために小説を読んでいると、一節が目に入った。何度かその部分を音読しているうちに時間はいい頃合いに。上では未だに布団に包まってゲームをし
ているであろう兄がいる。大学の勉強で心身ともに疲れている兄に申し訳ないが、一日中布団に包まっているのも体に悪いだろう。そんな思いを胸に妹は足音を忍ばせ二階へ上がった。
対して窓を閉めて寒さから逃れるように布団に包まりながらゲームをする兄。通信で同じ大学に通う友人との協力プレー。チャットにゲームとは関係ない昨晩妹が作ってくれた唐揚げの美味さを呟きながら、世界で千位程度には入るだろう実力を行使する。ゲームを初めて何時間が経過しただろうか。熱中していた彼は朝ご飯を食べることすら忘れていた。
そんな兄妹のお話である。
注意事項
※これは菜々瀬蒼羽の日記(現代風)で2021年3月12日に書いた「ある日の兄妹」の改訂版になります。
※現在、菜々瀬蒼羽の日記(現代風)と菜々瀬蒼羽の日記(異世界風)は削除しています。
※短編のため、元の小説は投稿しません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 21:32:45
1926文字
会話率:35%
還暦間近のおやじが唐揚げを食われた話
最終更新:2021-10-21 23:02:57
2284文字
会話率:14%
人をイライラさせる天才の幼なじみの男との食事会でのエピソード。
最終更新:2021-09-11 11:07:44
557文字
会話率:31%
いちごオレを通して見る、青春。
最終更新:2021-09-07 19:53:31
4077文字
会話率:41%
動物とのふれあいを求めた結果は?
キーワード:
最終更新:2021-09-02 20:14:16
300文字
会話率:9%
三人の妖精のお話です。今日は唐揚げを食べたいみたいです。
最終更新:2021-09-02 19:34:40
304文字
会話率:43%
のんでまーす。のんでるんですよー。
最終更新:2021-09-01 01:25:43
2203文字
会話率:0%
『骨付き唐揚げの、適切な位置』・・・『詩の群れ』から
何を言いたいのか分からないのが、詩の特徴だとしたら、例えばこの様な詩も、形作られる訳である。詩集『詩の群れ』、から。
最終更新:2021-08-14 05:10:49
365文字
会話率:0%
夏休みは憂鬱だし、給食のおばちゃんを左端から抱きしめたい母の話。
最終更新:2021-08-12 00:19:41
1712文字
会話率:6%
さまざまな世界、さまざまな人たちの生活を書いた短編集。
基本1話完結の短編集です、初心者なのでご容赦ください。
不定期更新です。
最終更新:2021-08-06 13:40:38
3597文字
会話率:24%
奴隷商人であるユウヒは世界中を旅をして商売をしている、色々な人と出会い別れ様々な経験をしていく。
日曜日以外は基本12時投稿です。
最終更新:2018-11-16 12:00:00
18043文字
会話率:52%
元冒険者だった父親の影響で幼い頃から憧れた冒険者を目指すルーカス。修行し強くなったルーカスは冒険者ギルドに入り、史上二人目のSS冒険者になる為に冒険へ出かける。これは、魔法バトル冒険譚!
最終更新:2021-07-26 20:04:17
604文字
会話率:43%
お約束の異世界転生になりそうだけど、腹が減ってはどうしようもない。
唐揚げが食べたい
いや、美味しいものが食べたいんだ
最終更新:2021-07-25 17:23:41
10432文字
会話率:36%
目が覚めると、何故か車で拉致されていた!?
最終更新:2021-07-17 04:21:56
2730文字
会話率:43%
数年からお子様ランチの座を奪い合う唐揚げとフライドポテトの戦争が続いているこの続きは、一話です。
キーワード:
最終更新:2021-06-09 22:58:08
734文字
会話率:47%
主人公の『セイ』は小さな村に兄と妹の3人で暮らしていたが、魔蟲と呼ばれる怪物の群れに襲われてしまう。
大型の魔蟲と死力を尽くして戦ったものの、最後は意識を失って倒れ、
目が覚めると数年の月日が過ぎていて…。
身体は小さく魔法の才能も無い、
どんなに鍛えてもレベルは1のままというハンデを抱えた少年が色んな出会いと戦いを繰り返し、自身の本当の力と向き合いながら英雄に…というありがちなストーリーです。
レベルの概念がありますが主に身体能力と魔力量に影響していて、
火薬や燃料の代わりに魔法で銃や車を使っている近代的な世界観です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 00:00:00
35724文字
会話率:39%
唐澤陽太は、両親に捨てられ、友達に裏切られ、一人で孤独に暮らしていた。そんなある日、体が光に包まれて異世界に転移する。そこで彼を待っていたのは二人の魔法使い。アレスとシンだった。陽太は急な展開に驚きつつも、これから異世界での大冒険が始まるの
ではと期待する。しかし、邪悪なシンの計略によってアレスが殺害されてしまい、さらには、その罪を擦り付けられてしまう。投獄された陽太は、自分の運命を呪いながらも、地獄のような刑務所を生き延び、這い上がることを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-17 17:56:37
82049文字
会話率:30%
公佳と淳之介の人気シリーズ再び。コロナに負けるな。
最終更新:2021-05-10 09:07:51
320文字
会話率:0%