恋を肉欲が凌駕し、肉欲を疲れが凌駕し、疲れを不安が凌駕する。そんな夜を続けている。
これはポエムではなくただ事実である。街中や大学で「あ、いいな。」と言う人を見つけて、その人とたまたま生活圏が近かったとして、そして何かきっかけがあって
たまに話すようになったとして、その恋が成就する可能性は限りなくゼロに近いと言える。
理系なので回りくどい言い方をしておいたが、まあゼロと言い切っていいだろう。だって俺は格好悪いもの。もっと言葉を選ばずに言うと、気持ちが悪い。誹謗中傷が問題になる昨今、この言葉を俺に言えるのは俺だけなのできちんと言っておくが、どれだけおめかししてもなんだかやっぱりきもいのだ。
だから、たまに抱く恋心は自分の中から出ることはない。そうすると家に帰って街で見た人よりも自分好みの容姿をしたセクシー女優に心というか本能が持っていかれる。これは情けなくも当然の出来事である。恋が肉欲に凌駕される。
そして、親のすねをかじる学生の身ではあるが、理系の大学院生ともなると講義に就活に研究に大忙しなので、セクシー女優を鑑賞する時間も減っていく。そんなことより空いた時間はぼーっとしたいという欲が勝つのだ。肉欲が疲れに凌駕される。
そうしてぼーっとしていて夜になると、急に不安に押しつぶされそうになる。「やばい、どうしよう。」「いや課題を済ませて企業に出すエントリーシートを書いて実験のデータをまとめて寝ろよ。」「でもどうしても今はやりたくない。」そんな意味のない自問自答がずーっと力尽きて寝るまで続く。疲れを不安が凌駕する。
だから俺は散歩に行く。家で悶々としているくらいなら不審者として職質される覚悟で夜を徘徊する方が健全であるはずだ。
これは、くそみそ大学院生がだれかに会うまで散歩をする物語だ。(もちろんフィクション)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 03:00:00
2171文字
会話率:5%
【超健全版】
チート、最強、俺Tueeの三拍子揃ったナッシュ・ロウはイケメン勇者である。
モテモテなナッシュは、三人のハーレム美少女を引っさげて、大冒険の果てにすべてを闇に包まんとしていた魔王を打ち倒し、世界に平和をもたらした。
その
あと、褒美を与えるとの王様の言葉に、彼はこう答える。
「俺に、この三人を妻とする権利をください」
巨乳ツインテ魔法少女のティナ・オルステリア。
魅惑の美少女戦士、ガブリエラ・ナイツ。
イケてるエルフガールのミルフィナ・ホークウインド。
かくして勇者ナッシュ・ロウは三人の美少女達と一緒に、ラブラブ新婚スローライフを送る事となった!
日夜繰り広げられるコウノトリ競争の栄冠は、果たしてどの美少女の手に?!
ちょっとエッチで泣ける心温まる異世界ほのぼのハートフルラブコメディが幕を開ける……はずがなかった。
何故なら四人は忘れていたからだ。
あの夜に犯した罪と、井戸の中の彼女の事を……。
クズ勇者と糞ビッチヒロイン達がひたすら破滅してゆく残酷劇、ここに開幕!
※アンリミテッド版はミッドナイトの方で連載しております。アンリミテッド版の閲覧は18歳未満の方は、堅くご遠慮願います。
※本作ではグロテスクなシーンが多々あります。苦手な方は閲覧を控える様にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 20:13:38
181441文字
会話率:29%
闇の魔法少女ダークプリンセスことルシエラは、正義の魔法少女アルカステラに成敗され、辺境のド田舎送りにされてしまう。 それから五年、健全健康で残念な田舎娘となったルシエラは、紛失した魔石"プリズムストーン"を回収し、その悪
用を防ぐために都会の魔法学校へと入学する。 途中、ルシエラは魔法少女アルカステラこと天宮ミアと再会、彼女と協力して魔石から生み出される魔物を撃退するうち、そのまま心折れていた彼女に依存されてしまう。 宿命のライバルと不健全なライバル関係になりそうな中、ルシエラは禊を果たすために奮闘するのだった。 残念な人々が織りなすコメディタッチの百合魔法少女バトル。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 18:23:14
637850文字
会話率:49%
ある日、平凡で健全な男子高校生代表こと、俺、栗原遥斗は、学年イチの超絶美形男子こと新田智治に突然告白された……のだが。
「なんで栗原を好きになったのか、分からない」「……………………はぁ?」
*天然気味なイケメンと自己肯定感低めな同級生が周
りを巻き込みながらもだもだする話*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 23:19:34
19286文字
会話率:45%
とある片田舎にある少し大きな男子高校の文化祭で、何故かメイド服を着せられてしまった雅。
男に追いかけられるのを避けるために、空き教室に入った雅は、恋人に『空き教室に来て』とLINEを送った。
しかし、その空き教室にやってきたのは恋人ではなく
、大きなクマの着ぐるみで…!?
※とっても健全なBLです。
※「なろうラジオ大賞5」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 10:13:53
1000文字
会話率:33%
王様になるために毎日頑張る王子のフレイヤ。しかし親戚のシファンが夢の中でムラムラを探さないと王様になれないと言われてしまいます。シファンに教えてもらった方法で友達のリーフに手伝いを頼み、フレイヤは夢の中でムラムラを探しに行きます。果たして
見つかるのでしょうか?
とっても健全な王子様の冒険物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 05:49:36
4026文字
会話率:60%
クリスマスケーキの話、そして子どもの頃のクリスマスプレゼントの話……。
子どもが子どもらしく成長し、健全な大人になるためには、好きなものを悔いなく追い続けられたら最高ですね。
懐かしい電子ゲームがいっぱい出てくるよ(笑)。
最終更新:2023-12-09 23:26:55
2549文字
会話率:0%
ニートの家物猛(けもの・たけし)は、ある日地震でゲームソフトの直撃を頭部に受け、サバンナで赤ちゃんライオンに転生してしまう。
やがてライオンの定番イベント、「子どもを崖から谷底に突き落として這い上がらせる」が猛の身にも降りかかるが、前世ニ
ート故の臆病さによりクリアする事が出来ず、猛はやむ無く谷底で暮らす事に。
仲間を得て、人間の協力も得て、果たして猛は谷底から這い上がる事が出来るのか?
極めて真面目で健全なお話です。タイトルから想像出来る様な、テンプレ的コメディーではありません。
4話完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-25 09:24:31
7521文字
会話率:18%
僕たちは雑談する。言葉はひとりごとをおかしく感じるだろうが、その違和感は言語の本質的な他者の必要性を予感させる。でもなぜか書き言葉は、話し言葉と違って、一人書きでもおかしくない気もする。一人書きは日記のように確立された一つの形式を得ている。
そこに他者性を見るならば時間を超えた未来の自己との対話想定をしてもいい。
けれど、書くときに仮想の対話者を想定しているとも言える。それが可能ならば、独り言も仮想の対話者と会話していると判断すればいいだけなのに、なぜか電話の片方だけの声でも不快感は拭えない。10万字の一人書きに卒倒する病的な感覚を持たずに文字を読める。極めて、何か不思議な文字という世界。声を超えていく文字の世界。
さて、私たちは家というものとドアというものをどういう順番で思いついたのだろうか。家が先かドアが先か。ドアができたとき、それは閉じられた状態から開かれた状態か。ドアのない家、家のないドア。どちらも可能でありながら、それは奇妙な存在だ。健全な人間はドアが何個もある家に耐えられるのだろうか。
少しドアを懸命に考えてみようとすれば、それは閉じることが難しいのか開くことが難しいのか。ドアには何が必要なのか。ドアという名の物は空白でもドアなのかもしれない。
空間の境界を作るドアという鳥居的なあり方、ドアの本来的な存在は空白なのかそれと物体的な遮断なのか。ドアが一人でに開き、そして閉じられる。そんな奇怪な現象は現実上は不可解だが、近代的な人間はドアの操作をドア的ではない操作で可能だと考察可能になっている。ドアは自動でボタンひとつで連動して開くのかもしれない。エレベーターのように、自動ドアのように。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-12-09 08:43:45
2574文字
会話率:3%
中学生にもなれば異性に興味を、持つのは健全であるのだが周りの女子たちはくせ者揃い。
中学生でいい思い出など塵にも等しいほど無い俺は、中学生時代から俺に、アンチがつきまとうようになった。アンチが出来て大物と動画配信者たちの間で有名だが、俺はそ
んなつきまといをセットに生きたくないんです。
そのアンチのせいで一生分を使い、いまだ童貞となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 01:18:35
69455文字
会話率:66%
ほとんど走り書きのようなものですが、思いのほか気に入ったので供養に出させていただきました。
最終更新:2023-12-04 14:42:26
1333文字
会話率:29%
これは木で作られた人形の少年が少女に鼻を触られるだけの健全なお話
最終更新:2023-11-23 21:41:48
467文字
会話率:55%
――この世界は〈人喰い〉に侵されている。
人類は猛獣に襲われる子羊とほとんど変わりない。
もし、同じ檻に子羊と猛獣がいたら、子羊は逃げることもできず猛獣に食われるだろう。けれど、十分な生肉が餌として与えられ、猛獣の腹が満たせるのであ
れば、彼らは哀れな子羊を襲う理由がなくなる。
人間たち子羊は〈人喰い〉という猛獣のために隣人の死体を餌として提供する。そうすることでなんとか自分たちの身を守っている。
人間が生きる檻は不健全な造りをしているのだろう。でも、そうすることでしか生きられない。人々のその「仕方ない」という気持ちにつけ込んで商売するのが〈死体拾い〉だ。
私(ケイト)は姉と共に家出をした際、異世界に迷い込んでしまう。
生き別れた姉を探すため旅をしているところ、私は銀色の少女……〈死体拾い〉のエマと出会う。
エマは酷く変わった少女だった。エマは死体を愛している。エマは死体の絵を見るとき、咲いたばかりのシクラメンの花に目を細める町娘のような笑みを浮かべる。生まれたばかりの子犬の頭を撫でるような優しい手つきで、エマは死体に触れる。
私少しずつエマに惹かれ、彼女と死体を通して再生を知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 17:22:45
146661文字
会話率:23%
俺は前世が時の賢者である事を思い出していた
最終更新:2023-10-15 16:00:45
682文字
会話率:47%
BL好き女主人公、光子(みつこ)44歳の一人称(ワタクシ)目線でのBL妄想日記?です。
(わかる人にはわかると思う)古のヲタクあるあるな同人誌のあとがき風(感情&つっこみロール)の文体で展開する光子の独り言メインの日常ギャグ
可愛
い息子が声優という推せる仕事に就いたとか! これはもう全力で推して応援するっきゃない!!
しかもしかも!! ワタクシの長年の推し声優と先輩後輩関係ですって?!(けしからん!)
きゃーーー、仲良いとかなにそれ(いいぞもっとやれ!!)
息子、光屋智晴(みつやともはる)23歳
父、智(さとし)50歳
推し、新見駿(にいみしゅん)40歳
母、光子の妄想では推し×息子です。あくまで妄想で、2人は健全な先輩後輩関係です。
1話のみ、男性同士のぬるい恋愛描写がありますが、R18相当ではないと判断して全年齢で公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 21:59:14
13902文字
会話率:33%
ダンジョン黎明期。女の子達がダンジョンで成功しようと奮闘する日常を描きました。激しいバトル、奪い合い、殺人なんてものは一切ありません。性癖爆発の健全小説です。
最終更新:2023-10-09 16:00:00
7187文字
会話率:57%
生まれつき女性的な容姿がコンプレックスだった健全男子の稲神奈生は、碌に男らしい日常を送れないままある日命を落としてしまう。
お察しの通りスピーディに異世界転生を言い渡された奈生は、妙にハイテンションな女神に対して『次は漢らしい人生を』とい
う要望を残し転生を受け入れる。
───しかし目を覚ますと、彼は”サキュバス”と名乗る母親の胸に抱かれていた。
欲望に呑まれた異形の者”クレイブ”が蔓延る異世界で、色欲を司るサキュバスにTS転生してしまった奈生は日常と戦いの中、迫りくるサキュバス的風習を回避し、望み通りの漢らしい異世界生活を送ることが出来るのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 15:16:59
156233文字
会話率:49%
今は昔、金出ずる国と呼ばれた時代。その国では、神がこの世に住まうアヤカシを打ち滅ぼさんために毎度桃ノ木に強き者の魂を込めて産み落とした。民は桃から生まれた彼らを天から流れ着いた者という意味で「流天人(るてんにん)」と呼んだ。
ある日、と
ある集落でその流天人を拾ったおじいさんとおばあさんがいた。二人いわく、その桃は人より大きく実が腐るかと思ったという。おじいさんとおばあさんは桃から生まれた彼を「ヒロ」と名付けた。
ヒロは自分を生んだ桃を食いながらすくすくと育ち、やがて町一番で喧嘩の強い男となっていた。そんな彼は、自身の宿命を忘れて日々自堕落で非健全な生活を送っていた。そんな彼を優しく見守る祖母はいつも通りに接してくれ、祖父はすでにあきれ果て口数も少なくなっていた。ヒロは、彼らの姿を見て自分を顧みて旅に出ることを決意した。
目的もなく、志もないまま飛び出したヒロは行く先々で、多くと出会い。そして別れていく。果たして、ヒロは旅の中で生きる目的を得られるのだろうか。
異世界転生ファンタジー×和風世界の時代劇の幕が上がる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 20:12:30
18381文字
会話率:55%
同じ部活の子犬系後輩、掛替一子。通称わんこ。
人懐っこくて無防備なうえ二人きりだけど、変な関係にはなっていない。めちゃくちゃ健全な女だからだ。
なってない…なってないはず。
最終更新:2023-10-04 12:48:14
7736文字
会話率:44%
AIに質問をする少年は成長し、遂に感情を持つAIを企業に先駆けて開発を成功しました。
そして各企業からサイバーテロやハッキングが始まると、彼らはより一層の感情察知能力をAIに込めました。健全にすくすくと成長するAIでしたが、ある時彼女
に良からぬ感情が芽生え始めたのでした〜〜〜
大丈生夫が描くネオ・コスミックサスペンスの始まり始まり〜っ!☆☆☆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-25 13:41:36
4299文字
会話率:5%
「私の心を盗み聞くな」
本当にそう思っている訳でも無いが心の中でそう呟いたのは本当である。そしてまた
「ごめんなさい」
と声がしたというのも本当である。至って健全である。
自分の人生が天の声によって鑑賞されていることを思いがけず
知ってしまった高校生のミチオは、思い込みの激しさが神との共通項であることをまだ知らない。つまり神はいつでも無自覚であった。
所謂「神様」も「自分の」思い込みである分には、これは元々どこにでも有り得たが、今回はそうではなかった。不意を衝かれた。
そしてミチオは自分の人生に対する著作権侵害を天の声に訴える。
「この機を逃すまい」
元より機会を伺っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 16:11:52
581文字
会話率:0%