仲睦まじい幼馴染京介と幸。美佳はそんな京介に恋をするが、どう足掻いても二人の間には入れないようで・・・。切ない初恋の果てに美佳が見つけた幸せとは?
最終更新:2013-06-09 18:00:00
21813文字
会話率:58%
科学が発達した世界があった。 その世界の人類総人口は二十億にも満たず、その数は年々減少傾向にあった。 後にこの現象を『個のアポトーシス』と呼ばれるようになる。 遺伝子に刻み込まれた呪いと揶揄される因子があらゆる病を駆逐したその世界においても
、人々の奥底に根付いていた。 その因子は人々から生殖機能を奪い、人が人を生せない世界を創り出していた。 それを消し去ることは即ち、自身を消し去るのと同義。 このまま進めば人類は近い将来、確実に絶滅する。 それも自身の内発的に起こった現象によって。 それはある意味で無自覚の自殺。 世界はその無自覚自殺を阻止するためにある計画が発案した。 それがアブソリュート計画。 不死の人間を造りだし、人類を永遠のものにするという計画。 民間軍事企業 カザミ重工はその計画を兵器利用目的で協力した。 そして、人類を超えた人造人間が二体生まれた。 それらの人造人間に『超越者』という新たな位置づけを与えた。 だが完全な超越者を生みだす事は出来なかった。 二体の感覚質は成長が遅く、どう足掻いても幼い。 そのうえ彼らは身体の成長はしないが、不死ではなかった。 彼らの感覚質は成長する。それは遅い速度であるが、成長とはつまり直結して終を迎えるものである。 成長の行く末は死。 結局、彼らもまた不死とは程遠いものであった。 だが彼らは兵器としては何の問題もなかった。 一人でもいれば戦局を大きく揺るがしかねない。 そんな彼らの存在を否定する者達がいた。 人によって生み出された超越者は神への冒涜でしかない。 世界中がアブソリュート計画に反発し、超越者狩りが始まるのだった。 世界中の軍事産業を握っているカザミ重工はそれを利用して戦争を起こし、利益を得ようと二体の超越者を大軍事国家サーマシバルに引き渡した。サーマシバルはそれを受け入れ、やがて世界と対立していた。 二体の超越者を火種に『十年戦争』と呼ばれる戦争が起こったのである。 この戦争でカザミ重工は互いの勢力に肩入れし、思惑通り莫大な利益を得る事になるのだった。 それから十年の長い年月がたち、世界は荒れ果て、一部の大国、宗教を残し、全て崩壊していった。 疲弊し切ったお互いの戦争は一時的に休戦となる。 それから、五年後……。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-08 02:00:00
83821文字
会話率:18%
【FATAL GATE~フェイタルゲート~】その世界での出来事をその身を持って体験することの出来るオンラインゲーム。決して販売することなく、パソコンを使ってダウンロードをすることも出来ない。『審判の儀』という製作者が行う会議で選ばれた人間だ
けが、強制的にその世界に送り込まれゲームを体感することが出来るのだ。選ばれた人間はどう足掻いても、ゲームから逃げることは不可能。その世界から生還するには、ゲームを完全クリアするしかない。途中で脱出することの出来ない地獄のゲームが今、始まる。※現在二章執筆中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-23 20:00:00
36018文字
会話率:45%
あなたの余命は……あと2年。先進医療用の「リング」に、寿命を宣告された男がいた。2年ではネットへの人格移入はできない。どう足掻いても不完全なBOTしか作れない。それでも彼は自分を「残そう」と試みる。
最終更新:2012-09-26 09:00:00
6408文字
会話率:8%
どう足掻いても暇そうな門番たちの日常です。
最終更新:2012-09-22 18:25:17
14424文字
会話率:36%
異常という言葉の意味を考えていく内に、どう足掻いても異常にはなれないことを知った男の話。
自己満足以外の何物でもありません。
最終更新:2009-11-01 01:57:32
1022文字
会話率:0%
いつの間にか真っ暗闇のところにいた私。そこは箱のようになっていてどう足掻いても抜け出せない。やがて悪魔が現れて、ここで死ねば助かると囁く。
最終更新:2008-12-30 18:44:48
2113文字
会話率:24%
伝えたかったこの想いはどう足掻いても届かない
最終更新:2008-07-02 07:43:40
890文字
会話率:8%