この地は、悪魔と人による熾烈な戦いがあった場所である。
20年前───。
激戦の末、人は『神の知恵』によって授かった錬金術で『悪魔殺しの剣』を作り、遂に悪魔の本拠地である『天地の塔』にまで迫っていた。だが人間は、巨大な悪魔の塔を攻略す
ることが出来ず、長年に渡る戦いで疲弊した人は、遂に悪魔に大敗を喫してしまう。
大広間の赤い絨毯の上に引き摺り出された人の代表者は、異形の姿を持つ悪魔たちが両脇に整列する中、その中央で鎖に繋がれた状態で両膝を屈していた。
檀上のサタンは玉座から悠然と人の代表者を見下ろすと、選択を迫った。
名誉を重んじてこのまま滅ぶか、それとも恥を忍び種を存続するために魔族に降るか───。
………人は、魔族に降ることを選択した。
その時、人の代表者は血の涙を流ながら宣誓<ゲッシュ>したと言う───これこそが今なお遵守され続けている『血の盟約』である。
『この大陸に生を受けた人は、大悪魔サタンに絶対なる忠誠を誓い、死ぬまでこれを違える事は許されない。サタンのために生き、魔族にために尽くすことを誓うものとする』
こうして人は、魔族が支配するラーゼラル大陸において必死にサタンのために働き、遂には騎士として登用されるまでになった。
魔族は圧倒的な力により大陸を支配しており、誰も逆らう者はいなかったため、平穏な日々が過ぎていた。
───そう、東よりかの者らが来るまでは───。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-16 10:00:00
263291文字
会話率:37%
結局自分でも何を書きたかったのかよくわからないけど
とりあえずかけてしまったから投稿してみることにした感じの作品
自由な形式で、気軽に自分の意見などを述べた散文のことをエッセイというならば
これこそまさにエッセイなのかもしれない。
自由
だし、気軽だし。
自分の意見も述べてるし!
『散文』がなんなのかはよく知らないけど・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-08 01:03:34
997文字
会話率:20%
彼女はとんでもない虫好きだった!?
虫と彼女は、僕より親密な関係……!?
ある日見てしまった、
彼女の虫好きに巻き込まれていく。
ーーー
彼女は趣味を隠していた。
それは、虫が好きということ。
知られてしまったからには仕方ない!と、虫
の魅力を語っていく。
これこそ、変な虫がつく!(物理的に!)
でも
好きだからこその苦悩もあるみたいで……。
ーーー
これは、虫と彼女と僕のストーリー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-19 11:48:05
643文字
会話率:13%
俺――陵蘭恭弥は日々、百合の尊さを感じて生きる一般的な高校生。
例えばベンチで並んで座り、アイスを分け合う女子高生を見ては尊さを感じ、電車の中、腕を絡めて座るOLのお姉さんを影から見つめ、勇気を貰う、そんな日々だ。
しかしある日、そんなささ
やかな日常が崩れ去った。突如として隕石が、日本に落ちてきたのだ。
そうしてあの日、俺は親友二人と共に死んだ。
俺は願った。次に生まれ変わるなら、百合っぷるの側で二人を見守る観葉植物になりたい! と。
しかしその願いは叶わなかった。
俺が転生した場所は、千年帝国と共和国が三百年にも渡り戦争を続けている世界だった。
百合など、どこを見渡しても居ない、血なまぐさい世界だ。
無いのなら、俺が百合を作り上げようと思った。
少なくとも下級貴族の家に生まれた俺は、ある程度一般的な生活が出来るはずだ。それを基盤に、百合を探す冒険の旅に出ようと思ったのだ。
しかし父親の死で、全ての予定が狂う。一気に人生がハードモードへと突入した。
こうして軍に半ば強制的に入れられた俺は、なんとか軍務を全うして社会生活へ戻ろうと誓う。そんな中で、共に死んだ親友に出会ったのだ。
けれど――彼等はなんと美女へと変化を遂げていた。
俺はここで、ぴーんときた。この元男の親友二人を、くっつければいいんじゃね? と。
これこそ、百合っぷるに他ならないんじゃね? と。
だがしかし、そうそう計画は上手くいかない。
二人は絶世の美女となり過ぎていて、国の上級貴族や皇子から求婚される始末。これを断る為には、男の俺が絶対的な権力を持つ必要がある。
こうして俺は百合っぷる誕生の為、全知全能を尽くして政戦両略を極め、謀略の中を生き抜く決意をする……かもしれないのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-03 20:10:56
489941文字
会話率:39%
死んだら、全てが終わると信じていた。
人生という地獄から抜け出したはずの俺を待っていたのは、幽霊としての新たな命だった。
浮遊、すり抜けなど、幽霊っぽい能力を持った俺は、これこそが自由だと幽霊生活を満喫していたが、やがて幽霊にも“死
”があることを知り―――――。
これは、途中で人生を諦めた俺が、幽霊となり、死を恐れ、生き抜き、“生”を謳歌する物語。
―――死とは、人々の記憶から消え、向けられる“想い”が尽きることだ。
※この作品は、「カクヨム」様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-23 10:20:47
62140文字
会話率:20%
神聖カサマー帝国。それは10年程前に生まれた人間を主とする帝国である。
戦乱が終わらぬクウゴ大陸の小国であった人間の王国。
しかし、ナーガ族との戦いを機に東部地域を侵攻して東部半分を支配する強大な帝国となった。
躍進の秘密は勇者召喚……
…
ナーガ族を含む多くの種族との戦いに切り札として使い、戦に勝ってきたのである。
皇族は1年に1回、1か月間だけ、勇者を召喚して、こき使い帰還してもらう………。
勇者は財宝も美女も名声も欲することなく帰還していくのだ。
人々はこれこそ勇者と褒めたたえる。
そんな勇者をこき使う帝国は平和を甘受して新たなる戦いに勝っていくのであった。
なにせこき使う側は勇者のことなど気にしない。
それなのに、勇者は文句ひとつ言わない。
そんな勇者たちの正体は………。
これは勇者をこき使う帝国の話である。
ガションガション、勇者出ますっ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-11 18:44:51
88223文字
会話率:27%
私たちには遠い親戚がいた。1950年に絶滅したとされるが、2018年に日本にやってきた。その理由は・・・
最終更新:2019-05-04 16:00:00
379文字
会話率:0%
この頃VRゲームが増えたよね。
もし、もしだよ? VRゲームで覚えた魔法とかスキルとかが現実でも使えるようになったら……どうする?
VRMMOに飛躍的な進化が訪れた時代、人々は歓喜狂喜した。世界に新たな時代をもたらしたVRMMOは瞬く間に
話題を呼び社会現象にもなった。そしてVRMMOは進化するだけ進化した、これ以上の発展はないであろう──これこそが最高峰だと誰もが確信していた。
だがしかし、世界は再び揺れ動いた。そう新たなVRMMOによって
これは仮想が現実を侵食する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-28 11:52:42
525680文字
会話率:43%
『勇者』が召喚され、『勇者』の手によって『魔王』が討伐されてから千年後の世界。
とある森の片隅で暮らしていた一人の青年。身寄りもなく、一人ひっそりと暮らしていた青年はある日、森で倒れている少女を目にする。
いかなる気紛れか、青年は少女を助け
た。それこそが『運命』が回り始めた瞬間だった。
これより世界は変わる。世界は決して彼の事を見逃さない。
『運命』の歯車は回り始めた。さぁ、いざや刮目せよ。これこそが『運命』の終局であるのだから。
この物語は勇者と魔王による頂上決戦から千年後の世界が舞台となっています。主人公は一体何者なのか?彼は一体世界に対していかなる影響を及ぼすのか?是非楽しんでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-09 00:00:00
343969文字
会話率:63%
《勇者バロン》と《魔王ランダ》の戦いが数百年ごとに起きる世界。《魔王ランダ》軍の蜂起を前に、人間は《勇者バロン》の力となるべく《学園》に集い、戦士や魔術師として訓練を受ける。既に戦が始まっている地域もあり、その養成は急がれた。
いずれ《
変界の魔女王》と呼ばれることになる少女メリッサは幼馴染たちと共に《学園》の一員となり、やがて戦場に向かう。
「勇者と魔王を両手に花! これこそあたしの目標よ!」
……いささか不謹慎な、それでいて壮大な目標を掲げて。
※pixivとの重複投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-01 22:42:18
14025文字
会話率:34%
突然、奇特な主人公が異世界に転移!
そして主人公によるモンスターの乱獲!
さぁどうなるモンスターたち
逃げてモンスター!最早これこそが蹂躙!
最終更新:2019-01-21 20:00:00
2078文字
会話率:0%
異世界に転生し、成功者となった18才のジュータ。だけど、キモオタデブで二次コンで、ちょっぴりコミュ障の彼は、ひたすら退屈な毎日を送っていた。そんな彼にも転機が訪れる。『一期一会』という呪いの掛かった奴隷を買う事に決めたのだ。それは、一日の終
わりに主人が許可しなければ、その日の記憶は全て無くすという奴隷だった。これこそまさに、ゲームのセーブ&ロード!
アダルトゲームが趣味だったジュータは奴隷市へと出かけていく。そこで出会ったのが、金髪碧眼の幼女、奴隷のマリオン。
「お前も日本から来たんだろ!? オレを買ってくれ! オレは坂口真利雄、日本人の男で、36才だーっ!」
……はっ? いやいや! あんた、日本人にも男にも見えねえよ! しかも、36才だと!? 俺の倍の年齢って、それこそありえんだろ!
それでもジュータは……マリオンを買う事にした。
※暫定的にタイトルを変えました。理由は活動報告をご覧ください。
※作中に出てくるゲーム名、メーカー名は、すべて架空になります。また、作者は健康な男子でなく、成人向けのゲームにも詳しくないため、一部誤解が含まれてる可能性があります。執筆にあたっては真面目に取り組みましたが、偏った考えが見受けられるかもしれません。しかし、それらをバカにする意図は、まったくありません。
※読者獲得のため、アルファポリスとツギクルでも公開することにしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-11 21:12:03
127247文字
会話率:31%
「わたしのことはわたしが考えるからいいよ。俊がどうしたいか、それが知りたいの」
8月の終わり、千咲がこれこそが最後の恋だ、このまま結婚するんだと信じていた運命の恋が終わった。会うこともないまま、電話ひとつで。
********
結婚した
いアラサー女子が、失恋を乗り越える虚実ない交ぜ小説。このお話は作者の実話に基づいたフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-21 09:57:46
11186文字
会話率:37%
ペリアモンの街に住む騎士見習いの少年、ナドカ・シュライツ。ある日彼が偶然古城で出会ったのは、自称二千歳を越えるという、小さな女の子だった。
その出会いはただの小さな偶然。しかし、小さな二人を取り巻く世界は、その奇跡と呪いに満ちた邂逅をそ
のままにしておかなかった。ゆっくりと、しかし確実に破滅に向かって動いていく運命の中、ふたりはなにを見て、なにを選択するのか――
「僕は、孤独がどれだけ辛いか知っている。だから僕だけは、絶対に君を見捨てない」
「これこそがわたし。世界が呪う黄金の国。ようこそ、わたしだけの悪道楽土へ!」
――これは、一人の意地っ張りな魔王と、彼女を守るわからずやの騎士の物語だ。
*注意
この作品は、『神様の剣と懲りない悪党』という作品の姉妹作として企画されたものですが、まだスケジュール的に、本格的に書けるめどが立っていません。
一応、パイロット版的なものを文庫サイズで二冊分ほど作ってはいますが、大幅に書き直す予定もあり、本格的に始動するのはおそらくだいぶ後になります。
それでもご興味を抱いていただけました方がいらっしゃいましたら、どうかお気に入りに入れて、開始を待っていただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-24 19:12:43
3170文字
会話率:49%
「刺激が欲しい」
成績優秀な中学生、仁野拓哉は退屈な日常に飽き飽きしていた。
ある日、家でゲームを探していると、奇妙なゲームを発見する。
「なんだこれ‥これこそが本当のゲーム!PKLS?レビュー0で、購入者も0か‥‥。よし、僕が最初にクリア
してやる!」
そう意気込んで購入ボタンを押したのと同時に僕の部屋に輝く粒子がPKLSのソフトを形作った。
そう、これは刺激を求めた僕の、剣と魔法と後悔の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-09 23:10:32
50747文字
会話率:28%
永禄6年(1563年)、織田信長はそれまでの清洲城を引き払い、尾張平野のこんもりした小山である小牧山に城を築いて、永禄10年(1567年)まで居住する。宿敵である斉藤龍興の稲葉山城を攻めるためである。
この城替えにより、小牧山城は近代築
城術の先駆けとなり、小牧城下町も近代城下町のモデルケースとなった。そういった表の歴史に隠された秘伝が、いまもなお小牧の津々浦々でひっそりと語り継がれている。それこそがキツネ伝説であり、吉五郎礼賛秘話である。
本書は聞き得たかぎりでの吉五郎伝説をまとめた小編である。なにぶん450年以上前の出来事の伝聞なので、辻褄の合わないところや突拍子もない荒唐無稽な逸話も差し挟まれている。そこはそれ、想像力を駆使したり、妄想を逞《たくま》しゅうして補うほかはない。
以下は本編のあらすじである。すでにあらすじからして、なにやら胡散臭い気が漂っているが、この物語は小牧の人々によって語り継がれてきた一片の真実を、広くあまねく高らかに謳うものである。
時は戦国時代。尾張平野のただ中に、こんもりとした小山があった。その山にはキツネが住んでおり、親分の名を吉五郎といった。同じころ尾張で敵なしの武将が、そのキツネたちの山に城を築こうと向かっていた。織田信長である。状況を見極めるや吉五郎たちはやむなく山を降りた。
山の木々は伐採され、山じゅうに武家屋敷が建てられ、さらに山の北側の原野が切り開かれて城下町が整備された。
信長は町を整えると、宿敵の斎藤方に味方している織田信清の犬山城へ出陣した。その帰り、あるはずのない城が小牧の草原に出現していた。これこそ、キツネの吉五郎たちが渾身の力で築いた幻の城だった。キツネたちの逆襲が始まる。
信長が苦境に立たされたと思い込んだ京都の公家は、陰陽師《おんみょうじ》の安倍|晴雨《せいう》をつかわし、同盟者の徳川家康は、キツネ退治にたぬきを寄越すと言ってきた。京の連歌師《れんがし》、紹巴《じょうは》もトリックスターとして活躍。町衆も巻き込んでの大騒動が始まる。吉五郎はお山を取りもどすことができるのだろうか。
(エブリスタに重複投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-12 05:24:20
58993文字
会話率:52%
地獄に堕ちた人間。そこにいる鬼たち。
閻魔の悩みは尽きぬが、これこそが、真の地獄のありかた。。。かもしれない。
最終更新:2018-07-24 01:54:15
2035文字
会話率:67%
異世界に飛ばされた主人公
これから俺はいろんなとこを旅して正義面でいろんな人を助けてハーレム形成して、世界を救うたたかいがはじまる!!
そんなことはどうでもいい!!!
美味いものはあるのか!?ジャンクフードは!?空腹の俺を誰かが
読んでいる!!声は聞こえない!ならどこから…????怖い………
そんなの…嗅覚に決まってんだろうがよぉ〜!!
ふらりと立ち寄った屋台、そこで俺は空腹すぎてテンションが上がっていた!店主っぽい中学生くらいの女の子から出される、パンで肉を挟んで焼いたケバブ的な奴!頬張る!頬張る!そこで俺は……!
「ん、んぅ〜〜〜〜っ!!!甘いパン!薄く味付けされた肉っ!一口目のfirst impressionは…ローストビーフを挟んだホットケーキッ!!!!実際ミスマッチ!!だがっ!!だがしかしっ!!!このっ!唐辛子をペースト状にして蜂蜜を混ぜたスイートチリッ!!!これがっ!これこそがぁっ!!!全ての食材に彩りを加えつつ纏め上げている!だが何か足りないっ!もうひとくち…っ!!」
「こ、こ、これはぁ〜〜!!!香草!最早何使ってるのかわかんねぇがこれはさわやかだ!一口行くごとに肉!チリ!パン!そしてハーブ!無限っ!まさしく永久機関だ!!いくらでも食べられるっ!!薬だっ!!!これは麻薬だァッ!!!誰かっ!誰か俺の口と手を止めてくれぇ〜〜〜〜っ!!!!!」
やらかしてしまった
食レポから始まる、ハートフル異世界コメディ、前途多難どころか崖にまっしぐらな気がするけど、まぁ、なるようになるよネ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-18 01:33:46
3204文字
会話率:26%
廃墟マニアである玲は念願のヨーロッパに来た。サイトで知り合った同じマニアの薦めに応じたためだ。しかし、そこで予想外の事態に巻き込まれ遭難。一人さ迷う月の夜に朽ち果てた城にたどり着く。これこそ自分が求めていた場所だと喜んだ玲は我を忘れて懐中電
灯の灯りを頼りに廃墟探訪をするのだったが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-11 12:21:46
16242文字
会話率:29%
秋風の通る屋上で、いつも一人で過ごしていた淀瀬相馬の日常は、一人の少女により変化した。
凪倉えみと名乗ったその少女との毎日に、相馬の日常はかき乱され、いつしか少女と屋上で話し合うことが日課となっていた。
そんなある日、彼らの学校に「死の手紙
」の噂が流れ始める。
これこそが、彼の。
彼らの日常を大きく変えてしまう事件の、始まりであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-21 10:10:41
1621文字
会話率:11%