不思議な感覚をもった神田あゆ(20歳)は高校2年生の時から付き合っている青年と結婚するまで穏やかに付き合って行くのだろうと、学業と家事を完璧に両立させることを努力していた。
不思議な感覚というのは感受性が強すぎるということと妙な言葉へのこだ
わりで、彼女は人から浴びせられる言葉に多大な影響を受けてしまうことから「言霊」という概念を強く信じ込んでしまっていることがずっと昔からの悩みであった。
傷ついた言葉を彼にこぼすこともあったが、「そんなものだよ」と軽く流されてしまい、彼女はさらに悩みを深めて行く。
誰にもわかってもらえない不思議な感覚を彼女はナツミという名前でSNS上でポツポツと呟きだす。
そこで彼女は言葉に色味のない、正反対の性格の男性、ダイに出会う。
ダイはナツミに「俺は嘘しかつかないんだ」と言う。
言葉を間に受けすぎて苦しんでいたあゆの生活が少しずつ変化してゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-21 17:46:52
24935文字
会話率:38%
溜息をこぼす少女がいました。
何か悩んでいるようです。
ちょっと気になりました。
近づいてみます。
私の存在は見えないのですが、何かできるかもしれません。
いや、結局どうすることも出来ないのですが。
最終更新:2017-07-02 18:34:45
4340文字
会話率:13%
とある地方都市『新ヶ島』に出てきた頃から「人並みに平凡で普通」であること望むフリーター青年・水原灰二(ミズハラハイジ)は『悪運』に悩まされ、命の危機に晒されていた。「ツイてねぇ……」とこぼすオレに、バイトの同僚かつ謎多き美少女・白衣貂子(シ
ライテンコ)は言う。「アンタさ、本当にツイていないと思ってる?」―――こんなはずじゃなかった。
「誰だって心の中に自分では開けられない箱を持ってるの。みんなその箱を開けてくれるカギの持ち主を探すために生きてるのよ」初めて自分自身と向き合った灰二が望む「人並みに平凡で普通」の本当の意味とは―――
『新ヶ島』で繰り広げられる歪んだ『運命』に歪んだ彼らが立ち向かうギャグシリアスコメディー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-05 19:07:56
30758文字
会話率:46%
恋人と別れ、友人に愚痴をこぼす。そんな当たり障りのない日常の物語。
最終更新:2017-02-08 20:47:16
1254文字
会話率:45%
ブリモドキは自分の名前が嫌いだった。浅場へ遊びに来たキンメダイを相手に今日も愚痴をこぼす。
「もっとかっこいい名前がほしいんだ」
最終更新:2017-02-04 00:00:00
1559文字
会話率:80%
愛されようと頑張ってきたけど、ある時わからなくなってしまった。
キーワード:
最終更新:2016-11-05 23:09:02
527文字
会話率:0%
ただの愚痴だよ。ただ整理したかった
キーワード:
最終更新:2016-11-05 22:36:20
444文字
会話率:0%
省エネ少年の前に現れたのは、半透明で身体に鱗を持った幽霊少女、ユーレイさんだった。成仏してほしくて振り回されているうちに、岬の日常が色付いていく。
※自傷癖のあるキャラクターが登場しますが直接の描写はありません。
以下、ネタばれ有りのあ
らすじです。
「うらめしやっほー!」中二の夏休み、ハイテンションな挨拶とともに岬《みさき》の部屋に現れたのは、やたらとクラシカルな服を着た幽霊だった。何事も要領よく、親しい友人も恋もしないで無機質な岬の日々を、半透明の「ユーレイさん」が色付けていく。覚えているのは、高校二年であることと、家族のこと。ユーレイさんはお姉さんぶって岬にあれこれ口を出す。
両親健在で、健康で、ただ生きていられることは当たり前ではないのだと、家族とろくに口もきかない岬に、ユーレイさんは両親からの受け売りだと、友人、家族、恋と、持論を交えて言い聞かせる。
誕生日ケーキを食べたいというユーレイさんに、それが未練かと岬がスポンジケーキを焼くも膨らまない。さっさと成仏させようとホットケーキやフレンチトーストを教わるうちに、岬は兄への劣等感など、少しずつ年齢相応の本音をこぼすようになる。ユーレイさんはわらったりしないで岬の言葉を受け止めて「傷は大切な人が出来たときに役に立つよ」とわらった。
成仏することにした、とユーレイさんが言いだしたのは夏休みの終わる二日前。いっそこのまま一緒にいてもいいと岬が思い始めていた頃だった。岬はパンケーキを積み上げて誕生日ケーキを贈る。
ちゃんと見つけてね、と意味深な言葉を残して消えたユーレイさんを思いながら、高校生になった岬はユーレイさんの面影を持つ少女、茉莉《まり》に出会う。茉莉に惹かれた岬は、過去の傷も受け入れて恋人になり、結婚する。
岬は長女と双子の弟の父親になったが、娘が高二の夏に病に倒れ、生きるか死ぬかの手術を迫られる。娘の強い希望で手術を受けることにした岬は、麻酔が効いている間に行けるマジカルランドを医師から勧められる。麻酔が効いてから意識が戻るまで、脳波を通じて仮想空間に滞在できるのだ。娘は九月の誕生日ケーキとプレゼントを約束して手術に臨んだ。
誰も気づかずに起こるバグを、岬だけは知っている。
高二の娘の行く先が、中二の岬の夏休みであるということを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-04 17:00:00
64285文字
会話率:51%
何に対しても「めんどうくさい」と愚痴をこぼす無気力サラリーマン、吉田吉男。ある日の朝、立て続けに「めんどうくさい」ことが発生し、彼はある超能力(?)に目覚める。
二十五歳にして宙を漂う第三の手(本人のみ可視)を手に入れた吉男であったが、さほ
ど喜んでもいない。善行にも悪行にも使う気にはなれない。なぜなら「めんどうくさい」からだ。
彼の日常にはさほどの変化もなく、今日も今日とて「めんどうくさい」一日を彼はなんとか生きている。
※学生の書くサラリーマン主人公小説なので、ところどころ変なところがあります。
※全国の吉田吉男さん、ごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-24 16:57:12
9500文字
会話率:16%
3百年に一度の天体ショーを5人で見ると願いが叶う。そんな他愛の無い噂を聞き黒葛原(つづはら)大輔は誘われるままに4人の友人達と共に星のよく見える箱入山に向かった。金環日食当日。それぞれの悩みを抱えた5人の高校生の願いは新たな能力の発言とい
う形で彼らを襲う。
一方、時の政府は常時平定法という法案を可決させようとしていた。他者と違う者を罰するという法案が試験的に新宿区内の未成年者を対象に施行され区内はパニックに陥る。
あの日僕らは、
空が涙をこぼすのを見た。
・著者はゲイです。ゲイが主人公のSFファンタジーになりますが、タイトル通りの作品であり、露骨なBLを意図したものではありません。
PIXIVにて同じ作品を投稿しております。
➡http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5320187#chapter_36_0折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-16 11:44:17
3975文字
会話率:23%
愛を知らずに育った代償は、あまりにも大きかった。
南米コロンビアから護送されてきた囚人 フジ・ダニエル・アバーエフは、その狙撃の腕前をとある組織に評価され、死刑を免れる。
それは、極秘に諜報活動やスパイ活動を行う大規模な軍隊であった。
軍
の食堂で、訓練を終えた泉(25)と誠(25)が食事をしていた。すると、たまたま目の前に座った、今年入隊したばかりの後輩、藤(20)の汚すぎる食べ方にドン引きする。箸を使わず、全てスプーンで食べる。そしてこぼす。全部かき混ぜる。手はベタベタだった。注意してみるが、この後輩、好きなものはなんでもぐちゃぐちゃにしないと気が済まないという。違和感を覚えた泉と誠は、藤を注意して見るようになる。すると、藤の異常な人格が分かってきた。歳の割に大人びた奴だと思えば、垣間見える子供っぽさ。ものの考え方、価値観、全てがおかしかった。部屋には子供用の絵本とおもちゃやお絵描きの跡。のちに彼らは、藤の痛ましい過去を知ることになる。愛を知らずに育った代償は、あまりにも大きかった。
泉と誠、その他の仲間たちによって、藤はだんだんと愛とは何かを感じるようになっていく。
他サイトに重複投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-28 23:04:30
4102文字
会話率:78%
ベットから体を起こした彼女は髪をかき上げた。長らく眠っていたのであろう。髪に寝癖が付いているのが自分で分かった。カーテンから、うっすらと太陽の光が入っている。夜明けに合わせて彼女の隣にいる彼が起こしてくれたのだろう。少しだけカーテンを開け
て、ぼんやりと朝焼けた空を眺めていた。
不意を衝くように、彼女の頭を彼は撫ぜた。寝癖も気にせず、ただ彼になされるがままになる。彼は彼女が抵抗しようともしないことをいい事に、そのまま彼女の頭を胸に抱き寄せた。
「ねえ」唐突に彼女が言った。「あの空の向こうまで行けるかな?」
虚ろな表情を一切変えず言葉をこぼすその様は、まるで人形を思わせた。
そんな彼女に彼は言葉では返さず、抱きしめる力を強めて応える。彼女は彼に言葉を再び投げかける。
「もし私が空の向こうに行ってしまうことになったら、その時は貴方も一緒にいてくれる?」
「勿論さ。どこまでも一緒にいる。天どころか、地獄の果てでも一緒にいる。当たり前だ」
そこで初めて彼女は虚ろだったものから表情を崩した。彼女は不安だったのだ。そして彼の言葉でその不安が払拭された。
「私、学校の人や色んな人から『怖がり』『ビビり』って言われてたけどね。貴方と一緒なら、何処へだって、何だって、何も怖いものなんてないんだよ」
そう言って明るく笑い、抱きしめている彼に抱きしめ返した。
彼女のそばにいる彼は現実の存在ではない。言うなれば、統合失調症による彼女の妄想だ。妄想に浸れば浸るほど彼女の心は救われ、そして不愉快な現実と切り離されていく。煩わしくも楽しい人間関係など、そこには無い。
客観視するならば、彼女は紛れもなく孤独な存在と言えた。だが、本当に孤独にさせたのは誰か。
彼女は妄想にしか拠りどころを見いだせず、妄想にすがるしかなかったのだ。そこまで追い込んだのは誰か。彼女の精一杯の努力を一蹴したのは誰か。
怒りにもならない理不尽なこの境遇に、誰が同情するというのか。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-08-24 18:59:49
815文字
会話率:29%
ひょんなことでバイトを始めて、愚痴をこぼす自分。
そんなところに現れたのは、何故か気になる彼の広い背中。
彼は僕より、ひとつ上。彼は僕より、ふたまわり後輩。
彼は僕より、覆い隠す背の高さ。
彼は僕より、他人に馴染みやすいみたい。
そんな
僕の物語。
(これはフィクションです。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-24 22:05:11
42179文字
会話率:30%
クリスマス前、少女は同性の親友に愚痴をこぼす。
※【百合増えろ下さい企画】【百合スマス企画】の短編です。
最終更新:2014-12-21 18:00:00
1546文字
会話率:43%
広く荒れた荒野にビル群が立っている不思議な空間で、霧島泰知はひたすらに走っていた。物陰に隠れ息を整えていた彼の元に、怒声を上げながら幼女が宙を浮いて近づいてきた。泰知は上を見上げて、ぽつりと愚痴をこぼすと、なぜこうなったのかを振り返った。
『超能力』が学習カリキュラムに組み込まれるようになったどこかの世界。唐突に級友の『粘土細工』使い・近衛越門に、泰知はタッグリーグと呼ばれる超能力者のイベントに誘われていた。最初はかたくなに越門の誘いを断っていた泰知。そこに、越門の妹で『風刃』使いの陽菜が、泰知の補習プリントを持ってくる。陽菜に出場するのかしないのかを問われ、断りづらいと困惑している中、泰知の元に彼を『ダーリン』と呼ぶ少女・三宮元親がやってくる。彼女もまた、泰知にタッグリーグの出場を誘いにきたのだ。彼女は念動力と呼ばれる能力を持ち、巻き込まれたらひとたまりもないだろうと考えた彼は誘いを断る。
そこで、越門があることを考えつく。それはそれぞれの事情を考慮して、越門が泰知と組む、ということだった。唐突に決められてたじろぐ三人だが、やがて泰知は『棄権しやすい』という理由で越門とのペアを決めるが、その決断で元親と陽菜を敵に回すことになってしまう。
そして、その直後の昼休み、先生にかねてから調査していた自分の能力『魔喰らい』が、正式に能力として認定され、棄権の制度が廃止されたということを聞かされる。何とかできないかと越門と話をした結果、越門と泰知でそれぞれ陽菜と元親を相手にし、泰知は元親の能力を『魔喰らい』で対処しながら戦うというものだった。
試合当日、苦戦を強いられる泰知だが、わずかな隙を見つけて元親の懐へ飛び込む。しかし、その一撃を見事に外し、元親に返り討ちに遭う。
結果として泰知が気絶後、越門が二人を倒し、大会が中止ということで幕を閉じ、元親と泰知はなぜか洗剤屋専門店に行くことになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-24 01:10:31
14238文字
会話率:60%
実在する哀れな還暦チンピラの話です。
シノギはシャブの密売。
性格は、最悪。
読んだら「さすがにこんな奴いないわ…」
とこぼすけど、実在します。
半分は創作です。
名前はプライバシー保護の観点から変えてあります。
面白いので最後まで
読んで下さいm(__)m
ちなみに戸松原の出身はN県です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-09 18:51:10
463文字
会話率:0%
私はどうしようもなく駄目な人間だった。努力もせずに、不満だけは一人前にこぼす。このまま家に引きこもって一生を終えるのだろうと思っていた矢先、私は気が付けば見知らぬ所にいた。
その世界で出逢う人々や物事は厳しい。今まで想像出来なかった程
の理不尽が私に襲い掛かる。高飛車なお嬢様に顎で使われながら、必死に生き抜く先に、たぶん幸せは待っていない……だけど――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-17 16:46:37
3463文字
会話率:17%
妹が窓際に寝転がって、アイスキャンデーをべとべと床にこぼす。
最終更新:2011-09-07 01:19:21
2744文字
会話率:0%
家でも学校でも自分を出せず、言いたいことも言えず、毎日嫌なことばかりでつまらないと感じている小学生の優佳(ゆうか)。優佳の心からの友達はリリィちゃんという人形だけ。私もリリィちゃんみたいに部屋の中でずっと座ってられればいいのに、と人形に向か
って愚痴をこぼすような日々。ところがそんなある日突然、動くことも、喋ることも出来ず、ただ出窓に座って部屋の中を見ていることしか出来なくなってしまう。そしてその間、自分の部屋で動き回る、もう一人の優佳。そう、それはまるで願いが叶ってリリィちゃんになってしまった自分が、もう一人の自分を眺めているような状況だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-06 22:16:17
6848文字
会話率:18%
幸せとは何だろうか、と考えれば考えるほど、その無情さに気付かされ溜息をこぼすばかり。その幸せの一つに恋愛がある。しかし、この日本において、その形は一対一だ。それが一対二、一対三になった場合、その幸せはどこに行くのか――――
最終更新:2011-02-11 19:05:31
62259文字
会話率:38%
どうでもいい毎日。
死は、常に隣合わせだ。
そのことに恐怖は、今は全く感じない。
眩しく光り輝く人生なんて望んでいない。
私は、暗闇の中、ふわふわと雲の向こうで遠慮がちに明かりをこぼす、おぼろ月でいい。
最終更新:2010-09-23 01:56:39
8063文字
会話率:20%