何に対しても「めんどうくさい」と愚痴をこぼす無気力サラリーマン、吉田吉男。ある日の朝、立て続けに「めんどうくさい」ことが発生し、彼はある超能力(?)に目覚める。
二十五歳にして宙を漂う第三の手(本人のみ可視)を手に入れた吉男であったが、さほ
ど喜んでもいない。善行にも悪行にも使う気にはなれない。なぜなら「めんどうくさい」からだ。
彼の日常にはさほどの変化もなく、今日も今日とて「めんどうくさい」一日を彼はなんとか生きている。
※学生の書くサラリーマン主人公小説なので、ところどころ変なところがあります。
※全国の吉田吉男さん、ごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-24 16:57:12
9500文字
会話率:16%