夏の海を満喫した俺と恋人の澪は、「狐火岬」にある夕日の美しいバーベキューレストランへ行った。
評判通り、青い炎の揺らめく幻想的な店だったが、俺はなにか違和感を感じて……
夏のホラー2025「水」と武頼庵(藤谷K介)様の『夏の遊び企画』『
25自主企画』の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 06:10:00
958文字
会話率:19%
「死ね」という言葉が軽々しく発せられていた学生時代。
あれから三年。
青い空。暖かな春風。舞い散る桜。そして、聞こえる悲鳴。
突如、世界中にゾンビが発生してから三年。今もゾンビは増え続けている。そして何故か生き残ってしまった一人の男
である俺は、今日も生きる。あいつへの償いを心に決めて。
「死ね」そう言ってゾンビを殺す彼女の言葉には学生時代のやつらとは違う確かな重みがあった。
それが、二人の出会いである。
彼らは旅に出る。この理不尽で憎らしい世界から逃れるために。
旅での数々の出会い。そして、別れ。笑って、泣いて、怒って、たまに喧嘩したりして。そんなドラマが、ここにある。
これは、俺と一人の女が「出会うまで」の哀しい物語である。
※初投稿です。至らない点多々あるでしょうが、生暖かい目で見てやってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 23:00:00
61536文字
会話率:30%
エスポワール王国の北の大領地で辺境伯令嬢として生まれたアンジェルは身体が弱く、よく熱を出していた為成長が遅かった。
ほとんど部屋から出る事のないアンジェルの気分転換になればと、2番目の兄ベルトランが敷地内にある高い丘まで散歩に連れ出した
。
高い丘にようやく着き、アンジェルは寝転んで青い空を見ると、美しい龍に乗った一団が何度も旋回しながら飛んでいる。その騎士の姿に感動し「アンも龍と一緒に空を飛びたい!絶対龍騎士になる!」・・・ひ弱な身体の事などすっかり忘れ、勝手に決意をした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 20:00:00
482342文字
会話率:51%
その国は、青い桜の森に侵食されていた。
年に二回しか花を散らさない、不思議な青い桜。
その花は毒を含む白い霧を放出している為、国内は三つの区画に分断を余儀なくされている。
森の中を通り抜ける事が出来るのは、伝言局と呼ばれる組織に所属する、毒
素の抗体を持った特殊な配達員達だけ。
彼らは日々、国民達の唯一の連絡ツールであるメッセージカードを届ける為に、毒の森の中を行き来している。
毎週金曜日の20時頃更新予定です。
この話はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 20:00:00
402019文字
会話率:27%
街外れにある森の奥で出会った、かぼちゃ頭の青年と赤い髪の少女の不思議な話。
最終更新:2022-10-30 20:00:00
4562文字
会話率:43%
この世界には、世界の理から外れた存在「悪魔」と、それを狩る異世界の者「夜の傭兵」たちがいる。
彼らは、人間相手には躊躇するような残虐な行為も、悪魔が相手ならばためらいなく行う。物語は、無限の再生能力を持つ悪魔との一夜の「狩り」を描く。主人
公は青い闘気を放つ日本刀を手に、悪魔の再生速度を上回るほどの徹底的かつ残忍な猛攻を加え、その戦いに倒錯した喜びを見出す。
夜明けと共に悪魔は消え去り、傭兵たちはまた次の夜を待つ。それは、彼らにとっての日常であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 15:57:33
5142文字
会話率:32%
夜空を裂いて落ちた一筋の青い光――人々はそれを「彗星の涙」と呼び、“奇跡”をもたらす存在として語り継いできた。
静かな村の片隅で暮らす少年・リオは、亡き祖母の遺した日記を通じて、その彗星の欠片「彗星の飴」の存在を知る。それは青く輝く丸い結
晶で、願いを叶える力を秘めているという。しかし、それを手にするには、広い世界を巡る覚悟が必要だった。
伝説はただの物語――そう思っていたリオだったが、日記に書かれた手がかりが真実だと気づいたとき、彼の運命は静かに動き出す。
これは、ひとりの少年が“空からの贈り物”を求めて旅立つ、希望と奇跡のファンタジー冒険譚。
星が記憶を宿す地へ。願いが空とつながるその場所へ。
リオの旅が、今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 17:55:31
37447文字
会話率:40%
家族から弱虫、泣き虫と馬鹿にされ、城の中で一人ぼっちの僕。第三王子として生まれたが、悪夢のような日々を過ごしていた。しかし、祭りの日に歌姫(ディーバ)に出会った。僕は再び彼女と出会うため、そして一生を添い遂げるために、強くなった。僕が王様に
なれた恋の話を伝えたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 14:04:22
50575文字
会話率:19%
バイオテクノロジーの進化により、人間と植物を融合させた「植物人間」が存在する近未来。
彼らはその体内に生成される希少物質を目的に「栽培」され、生命力が最も満ちた時期に「収穫」される運命にあった。
中央研究所に所属するアキは、植物人間を管
理するエリート「庭師」である。
過去の人間関係にトラウマを抱える彼は、感情で応えることのない植物たちの世話に、唯一の心の安寧を見出していた。
「最高の状態で収穫してやることこそが、彼らへの愛情だ」という世界の常識を、彼もまた受け入れていた。
そんなある日、アキの元に一体の植物人間が送られてくる。
個体番号B-707。実験の失敗で偶発的に「感情」を宿したイレギュラーであり、廃棄処分が決定した個体だった。
最終観察を命じられたアキだったが、初めて対面したB-707――シロの、自分をまっすぐに見つめる湖のような瞳に、これまでの個体にはない確かな知性の光を見る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 12:16:43
8664文字
会話率:11%
青い惑星、地球と言ってるのは何も私達人類だけではない。
遥かな過去、たとえば恐竜が地上を闊歩していた時代より地球は宇宙人達の憩いの場として利用されてきた。
産業革命以降、人類の目覚ましい進歩に悪影響を与えかね無いとして地球への渡航は禁止され
た
が、人類の地球汚染に業を煮やした宇宙東域和平維持連盟はアステロイドベルトに地球防衛前線基地を設置し人類の監視、保護と教育を行っているのだった。
これは、無国籍少女アイリーンが多国籍宇宙人達の中で育って行くお話し…かもです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 11:52:15
865334文字
会話率:47%
神々の小さな日常の一コマに起きた出来事が、知らない間に周りを巻き込んでしまっていたというお話。
最終更新:2025-07-17 09:55:36
4612文字
会話率:22%
能勢海音(のせかいと)は高校二年生。クラスメイトの三ツ谷絵殿(みつやえでん)に想いを寄せているがなかなか伝えられない日々が続いている。
そんなある日、能勢はクリスマスに三ツ谷に手編みのセーターをプレゼントするため、手芸カフェを訪れ……?
最終更新:2025-07-16 22:45:06
40183文字
会話率:51%
「ここはいったいどこなんだぁぁあ!」
一人でマイホームでもある船上でまったりと暮らせるだけの収入を稼ぎつつ趣味と実益を兼ねた漁師兼釣り船兼海上タクシー生活を満喫していた恵比寿海人(えびすかいと)はいつも通り愛船で一人沖合いの海に出てい
た。
海が荒れだしたため、そろそろ寄港しようと考えていた最中、船の上空を轟音とともに通り過ぎた数機のミサイルが拠点にしていた港へと落ちた。
炎に包まれた故郷への寄港を阻む悪天候によって漂流した海人の前に広がっていたのは見慣れた太平洋の青い海ではなく毒々しい青紫の海。
あり得ない海の色に絶句しつつも、現実逃避に愛用の竿を使い釣りを始めると、掛かったのは予想外のファンタジーな大物で……
大型モンスターを釣って食べることで強化されるチート『海神の愛し子』とバットチート『陸神の忌み子』と言う相反する能力に翻弄されつつも、何とか異世界に馴染もうと奔走するうちに、海を汚す人族と海を守りたい人魚、魚人族が争っていることを知る。
種族なんて関係ない、だが愛する海を汚すものは許さない。
異世界と化した未来でもう一度綺麗な海で心行くまで釣りをするために、昔の綺麗な海を取り戻すべくおっちゃん漁師は立ち上がる!
異世界と化した故郷の海に大漁旗をはためかせ、目指せまったり釣りライフ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 22:05:41
121582文字
会話率:37%
猫と過ごす日々
5月の頃
キーワード:
最終更新:2025-07-14 00:00:00
372文字
会話率:27%
幻想と静かな恐怖が交錯する、青い月の夜の物語。
キーワード:
最終更新:2025-07-12 14:35:23
1533文字
会話率:10%
海と山に挟まれた港街、神影市の地域振興課で働く主人公、天戸湊は公務員として、日々衰退の道を辿る故郷の街を見ていた。
生まれ育った神影市を良くしたいという思いを持ち、日々奮闘してきた彼の思いも虚しく寂れていく街に彼はやるせなさを感じていた。
そんなある日、出会った一人の不思議な少女。
金色の髪、澄んだ青い瞳をした彼女は、泣きながら告げた。
「わたしと湊さんの時間が、もう残っていないのです」
気がつけば湊は、20年前の2005年の神影市にタイムリープしていた。
そして過去の神影市で不思議な少女との再会を果たす。
少女は自身を神戸暦と名乗った。
暦は状況が分からず、混乱する湊に告げた。
「この神影市を救ってください」
彼女との再会から始まる湊の物語。
衰退を続ける街を蘇生させるため、1人の少女のため、
無謀とも思える挑戦が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 17:11:46
304955文字
会話率:34%
宇宙は寒い…。地球は、オゾン層に守られてるから、快適な気候……と、難しい話をしてますが、とある星で二人だけ生き残った男と女の話。
最終更新:2025-07-11 12:18:39
1790文字
会話率:56%
前世でいじめに耐えられず、自ら命を絶った碧(あおい)。彼は異世界で剣士として転生し、青い髪と碧い瞳のシエルとして新たな人生を歩み始める。平和だった日々は、突如現れた魔物の襲撃で崩れ、両親を失う悲劇に見舞われる。そんな絶望の中で出会ったのは、
白髪赤眼の魔法使いサーシャ。彼女は村人たちから「悪魔の子」と忌み嫌われ、孤独を抱えていた。二人は互いの心の傷を理解しながら、絆を深めていく。果たしてシエルは、自らの過去の呪縛を乗り越え、この世界を救うことができるのか——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 10:31:37
12392文字
会話率:42%
平凡な高校2年生桐島智也は友達が一人もいなかった。だが、そんなある日、転校生の天野美月に声を掛けられ、仲良くなる。そこからの生活を描いていく、恋愛小説です。
最終更新:2025-07-10 13:32:54
9080文字
会話率:35%
「どうせ夜になってからだろ」
今から思えばこの独り言は完全にフラグだった。
大雪警報が出ているが、空はまだ青い。
いつもと違うルートで白馬村に向かうが────
※こちらは他投稿サイト(カクヨム)でも掲載しています
最終更新:2025-07-10 12:13:17
4069文字
会話率:23%
結界の森──
昼は人の気配が残る赤提灯の町、夜には妖たちの青い灯りが揺れる異界の入り口。
その迷路のような山の奥に、魔女は静かに暮らしている。
人でありながら妖に一目置かれる魔女のもとに、ある夜、結界を越えて一人の子が現れる──
最終更新:2025-07-10 09:34:05
88096文字
会話率:33%