どうやら前世で私は恋をしていたらしい、と気が付いたのは私が10歳の頃だった。
前の私は心を持たない氷の女王で、心を無くした能面公爵と婚約していたものの、その恋に気付くことなく死んでしまったようだ。……参考資料は少女漫画だが。
早すぎる黒
歴史の到来に気付かなかった私は、記憶を取り戻す切欠になった能面公爵にそっくりな男の子を幸せにしようと躍起になって空回りしたのだった。
※ありきたりな前世云々なお話。基本的に軽くて短い笑えるかは別としてコメディ風味。見切り発車なので、どうなるかはわからない。色々と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-15 13:43:52
20550文字
会話率:21%
「さァ、渡部灰李サマ――手ヲ、ソシテ望ミヲ」
不気味な能面が誘うは、『白』と『黒』の陣取りゲーム。
プレイヤーとなった、幼馴染の兄妹。白でも黒でもない、灰色の俺。――俺には、なにができるだろう。今も、互いに傷つき合う兄妹のために、なにをして
やれる?
「あなたには資格がある……あなたは、このゲームを変えられる」
代理人はワラう。罪は重なり山となり、俺の贖罪は、届かない。
※完結済。AnotherStory更新時のみ連載表示折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-16 15:50:36
64959文字
会話率:38%
愛嗅家でブラコンな能面少女、竹中が香りを手掛かりに坊主を探す話。現代を舞台にした恋愛ファンタジー。
最終更新:2014-03-13 01:28:05
37891文字
会話率:34%
卒業間近、僕たちは担任の秘密を探ることにした--。
青い三角定規が送る青春の一コマ、どうぞご覧あれ。
最終更新:2013-12-29 23:15:59
8821文字
会話率:61%
※全編お馬鹿コメディーです。パロネタ、シモネタ、自虐ネタあり
ストーリーも行き当たりばったりですのでご了承ください
女子高生甲山悠が自宅の倉庫で母の遺品を整理していると美少年吸血鬼を見つけてしまう。怪しいアイテムで退治しようとしたところ、手
違いで吸血鬼をオネェに変えてします。なりゆきでそのまま家族になってしまうオネェ吸血鬼。なんとか吸血鬼を家から追いだそうと考える悠。
吸血鬼につきまとわれたり、愉快な不良に絡まれたり、化け猫に目をつけられたり、婚活を夢見る雪女と一緒に冒険したり…。
そんなヴァンパイアが出てきて突っ走っちゃった的なお話です。
登場人物
・甲山悠ーロングヘアーのJK。主人公。どこにでもいる少女。腹黒さもごく普通なので感情移入しやすいかと。
・甲山シオー吸血鬼の美少年。ショタ、シスコン、オネェ、下衆、オタ、レイヤー、尽くし系、天然、ストーカー、どえむ。他なんかあった?
・悠の父ー有限実行とはこの人のためにある言葉。「責任とることになるから慎重に考えて発言しろ」昔、会議中にそんなありがたい助言をくれた上司がいました。ええ、寝てやりました。
・般若ーしゃべる能面の妖怪。軍師。「殿、今月はどうしますか?」こんなこと言う軍師が会社にいました。世の中そんなのが組織の軍師になるようです。光栄さんはちゃんとよく知ってたわけですね。ええ、般若さんは違います。だから苦労するんです。
・やすしくんー不良にして不死身にして不敗の男。不の一文字を背負う姿に感動せざるをえない。その生き様は、社会はおろか死神にすら拒絶される。
・ヨネスケー化け猫。猫が化けてもこんなもんですよ。ネコですから。不死身っぷりではやすしくんと双璧をなす。
・尾山雪緒ー悠たちが通う高校の教師。その半生は涙なしには語れない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-07 18:14:49
13512文字
会話率:41%
十年ぶりに故郷に戻った主人公・三井泰孝は、能面少女・乃梅雪と再会する。雪は上から河川敷を眺めていた。かつてと同じように。
最終更新:2013-11-23 00:40:35
16642文字
会話率:45%
舞台は京都。同じ高校に通う仲間達と平和な日常を過ごしていた小太郎の「日常」はある日を境に消え失せる。鞍馬の街での謎の「能面」の目撃情報。響き渡る唄は「とおりゃんせ」。時同じくして担任教師のバイク事故が起こる。真相を探るべく鞍馬に出向いた小太
郎たちは、そこで能面を被った集団に襲われる。逃げ延びた小太郎にも追っての手が差し迫る。窮地に陥った小太郎の前に現れたのは異形なる存在。幼き日より、昔話として聞かされてきたカラス天狗その者であった。仲間達を救い出すため手を差し伸べるカラス天狗。再び鞍馬の地を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-06 19:09:53
239545文字
会話率:46%
――お山の神樹には、望む者に過去を見せてくれるという伝承がある。そんな伝承が伝わる山の神社で、「僕」は桜の花が降りしきる夜にある少女に出会った。能面のように表情を変えない彼女が、嗤いながら口を開く。「サトリという妖を知っている?」 不思議な
力を持つ少女と、「僕」のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-12 21:06:12
20319文字
会話率:42%
水と大地に恵まれた国『水華卿』
貿易を必要としないこの国は、
60年前の大戦でも勝利を収め長きにわたって安定を保っていた。
しかし、それは突如襲った大津波によって断たれることとなった。
安定を失った国は民を見捨て、民は混乱の中で秩序を失っ
た。
『生きるため』人々は犯罪を繰り返し、
やがて犯罪は人身売買にまでおよびその標的は子供たちへと絞られた。
海外に売り飛ばされたり、臓器提供で命を落とすものがいる一方で、
子供たちは捕獲者から逃れるため、より過酷な生活を強いられていた。
そんな中、元海軍の男『キツネ』とそれに続く6人子供たちが名乗りを上げた。
彼らは自分たちのことを『フォーカスチルドレン』呼び、
混濁した国と侵略を目論むテロリストたちを相手に戦いを挑もうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-10 03:28:18
1638文字
会話率:0%
「ここで王子様助けてあげたら王子様手伝ってくれる?」
気がついたら行き倒れていた国民のアイドルな王子様と、元の世界に帰りたい少女の話。
最終更新:2012-06-17 10:18:37
8607文字
会話率:39%
とある古びた中学校に不思議な少年がいた
その少年は能面をつけており、近寄りがたい存在だった
少年が不思議な存在をとり続ける事により
教室のクラスメイトの方も徐々に態度が
変化して行き・・・?
最終更新:2012-03-29 01:38:52
3431文字
会話率:45%
正体不明の能面少女。どうみてもやる気なし、目的不明の鬼退治、ときたま正体が知りたい教師と能面少女の攻防戦
最終更新:2012-03-14 00:30:42
1010文字
会話率:68%
江戸物人情物に初めて挑戦いたしました。よろしくご購読願いします。
「何すんだよ!」
そう叫ぶと同時に志乃の右手が新之助の頬を張った。
新之助は能面のように表情を消して、志乃の上に覆いかぶさってきた。再び新之助の頬が激しい音を立てて鳴
った。何度も何度も乾いた音が響いた。衿からぐっと差し込まれた新之助の手に志乃の乳房が鷲掴みにされる。
「まったく娘みてぇな身体をしてやがる。親父は、この身体を抱けなかったことにまだ後悔してるんだぜ」
逃げようとしても上に乗られた新之助から志乃の自由は奪われたままである。
裾を割られて新之助の腰が志乃の中へ落ちてきた。「やめな!」と強気に応戦していた志乃の声が「やめて……」と哀願するように変わった。
新之助が力を込めた。
志乃は息を強く吸い込み仰け反った。
抗うのに無我夢中で時間の経緯がわからなかった。ただ下腹に熱いものが注がれて、志乃の体を嵐が通り過ぎた。志乃の頭が混乱し、心を殺されて放り出された。
「赤ん坊から腰の曲がった年寄りまで、深川の女という女たちを全員取り込んじまうよ! 門仲に目障りで邪魔っけな小間物屋があるけど、潰しっちまうよっ!」
大広間に集めた八十名の男達を前に志乃が立ち上がった。茜屋の五つ紋をあしらった黒羽二重を着た志乃の勢いに、臙脂の鮮やかなお仕着せ半纏の男達が一斉に野太い気合の入った返事で座敷の空気を振るわせた。
--でも、覚えているだろ? あたしゃ容赦しないよ。約束だ。あんたのこの店を潰して見せるからね。悔しかったらかかっておいで。
茜屋は、浅草は花川戸にある呉服商である。志乃はそこのひとり娘である。
法師蝉が時雨れた夏の終わり、越後から出てきた仙吉が茜屋で奉公を始めたのは、志乃が十になった時だった。
そして二人の夢は茜屋を江戸一の大店へのしあげることと一緒だった。しかし、はからずも志乃の茜屋は総力を挙げて、仙吉の深川に出した小間物屋を潰しにかかった。
それは志乃の生きてきた証にほかならなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-19 18:14:02
83102文字
会話率:36%
少女、カグヤは一人の剣士と出会った。「武獲りの翁」、そう呼ばれる剣士はカグヤを巡る巨大な陰謀に巻き込まれる。「月の民」、強大な力を持つ一族の握る「秘密」を巡り、様々な思惑が激突する。武獲りの翁とカグヤはその思惑を切り開けるか?
少し元
と違う様な、様々な御伽噺や童話、昔話が物語に関わって来る?強くて奇妙な主人公が繰り広げるバトルあり、ドラマありのドタバタコメディ、時にシリアスありのバラエティアクション!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-10 15:53:41
7480文字
会話率:43%
能面のように無表情な少女が表情と記憶を取り戻すまでのお話。
最終更新:2011-01-16 20:53:59
3242文字
会話率:12%
妖怪。
この世に未練を残した人の成れの果て。
奇怪な格好をした能面師が、歩く時。
一つの妖怪は切られ、一つの妖怪が生まれる・・・・。
今宵、奇妙な能面使いのお話を御覧入れましょう
最終更新:2010-02-21 01:30:49
4235文字
会話率:27%