大学2年の冬、字瀬光はトラックに轢かれ死んだ。そんな彼にかけられた取引は自称全知による異世界への転移、その代償として今の世界における彼を食べさせることだった。痛みから逃れるべく決断を下す彼が飛ばされたのは、瓦礫と乾いた大地が広がる荒野。転移
直前の記憶がなくなった彼は右も左も分からぬ荒野へ、1歩を踏み出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-07 01:19:27
402768文字
会話率:65%
20XX年、東京は大地震に見舞われた。
主人公の杉田愛は瓦礫に飲まれ、死んだ……と思いきや、気がつくと見知らぬ土地の花園の中にいた。
呆然としている所に現れたのは、恐ろしく珍妙な仮面を被った男だった。
拗らせ強面男とちょっぴり破廉恥
な筋肉好き女のほのぼの(?)ラブコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-13 20:32:30
5238文字
会話率:42%
結論を言おう、魔王は倒された。
総勢300名のチート魔法使いやらチート剣士やらが城を囲んでは、聖なる炎やら、聖なる雷やら。聖なる手榴弾やらを、文字通り雨あられのように城に降り注いだ。
そうして、一秒も待つことなく城は崩れ、その三秒後に
手榴弾は破裂した。
瓦礫の上で勇者達が「魔王は何処だ」と瓦礫をどかし「邪魔だ」と叫んでは逃げ惑うゴブリンを虐殺した。
そして遂に瓦礫の中から魔王を見つけたかと思うと勇者たちは「俺がトドメを刺す」「いや俺だ」「どうぞどうぞ」と全員が血眼になりながら一斉に剣を突き刺した。
魔王は体に28箇所も剣を突きさされて倒れたが、かろうじて意識は残っていた。
「なるほど……お前たちの姿を見て分かった。 私が死んだ後だ、私の死後に混沌がこの世界を覆いさるであろう」
そう言い魔王は消滅した。
勇者たちは「どんな敵が現れようとも俺たちが力を合わせれば敵ではない」と声高々に剣を掲げた。
そんな感じで物語は平和に終わったと思っていただろう、そう僕を除いて。
僕は転生したその瞬間から人を信用していない。
人を信用して僕は死んだ。だからこそあの魔王の言った言葉の意味がわかっていたんだ。
しばらくして。
かつて仲間だった男に僕はこれから殺されそうになっている。
この状況、鼓動の音が大きくなる、緊張で口の中が乾き、自分が焦っているのを自分が一番理解できる感覚。
目の前の男は手をこちらに向け攻撃の準備をしている。
血流が早くなり、脳に血が回った結果、この状況を打開する突破口を思いついた。
僕は右手に持った自衛用のナイフを思いっきり自分の左肩に突き刺した。
※注意※
※当作品に書かれている知識には危険を伴う物がございます。
絶対に真似しないようお願いいたします。
※作者は科学の素人です。
理系の友人から添削してもらっていますが、間違った場所があるかもしれません。
ご了承ください。
※当作品は『カクヨム』にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 07:00:00
66146文字
会話率:37%
倒壊した建物。吹き荒ぶ冷たい風。瓦礫に埋もれた世界で、少年は目を覚ました。
最終更新:2023-02-26 08:00:00
5325文字
会話率:32%
目が覚めると瓦礫の下に居た。
一体何が起こったのか暫くわからなかったが、どうやら別人の記憶が頭に湧き出てきたのだけは分かった。
どうやら俺は21世紀地球に生きた人間の記憶を思い出したらしい。
ドワーフ族の鍛冶師である俺。異世界知識を
生かして適当に生きてみようと思うんだ。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 21:00:00
120000文字
会話率:21%
『約束だよ、リゼ』
人攫いにあったリゼは、孤児院の仲間たちと別れさせられ、王城で魔法の実験台をしていた。しかし、ある日目覚めると、クーデターによって城が攻撃されていた。瓦礫を抜けて逃げ出すことに成功するが、そこはリゼの生きていた時代よりずっ
と未来、100年後の世界。拾われた先で冒険者としての暮らしていた彼女は、ある依頼をきっかけに、国と魔族の争いに巻き込まれてゆくーー最愛の幼馴染との再会を信じて、ひたむきに進む少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 00:13:35
11850文字
会話率:53%
雲は灰色
雪も灰色
瓦礫も
積もる雪も
手にした鉛は黒色だけども
キーワード:
最終更新:2023-01-27 07:59:11
365文字
会話率:0%
東京は大パニックに陥っていた。謎の組織『クライゾネ帝国』が宣戦布告し、怪人を放ってきたのだ。そしてその怪人による被害を免れるため逃げていた都民の1人・吉田は途中で、瓦礫に挟まれた女の子を発見し……。
最終更新:2022-12-28 04:00:00
1000文字
会話率:32%
王子にとって神像は偶像では無く神そのものであった。
しかし戦禍の中で神像は瓦礫となり、王子は神の喪失をまざまざと突き付けられる事となる。
最終更新:2022-11-30 16:37:16
6498文字
会話率:22%
今から数百年以上も昔の話…
初代の女王イズは不死の力をその身に宿し、溢れんばかりのその力を7人の信者達に分け与えた。
その者達は世界を揺るがす程の最強の力を持ち、その力を糧に永遠の繁栄が約束された国、ネオアスガルドを建国した
この『永
遠の国』は数百年もの安寧を築き上げ、更なる繁栄の約束の元、世界の至高なる国へと発展した。
しかしそれは昔の話…
突如としてイズの信者の一人 時を司る者・ノアが自ら命を絶ったのだ…
ノアは自らの力に狂い、世紀を越える長い年月の時間を経て心を病まれてしまっていたのだ…
この大事件を受けた次の日、女王は信者を失った悲しみを抱くと同時に、永遠の国は予知の無い闇を彷徨う国へとなったのだ…
そして百年後…信者の一人 死霊使いが反旗を翻した
彼は数百人もの魔法使いと無限の死霊達の軍を率いり今現在この国に攻め込もうとしている…
この状況が続けばこの国はいずれ瓦礫と化し、崩壊してしまうであろう………。
嗚呼…今尚残りし女王の信者達よ…!
今こそ!我ら貴族をお守り下さい!!!!
原始の創破・鏡界渡りのウーリよ…
血濡レ美刀・世界斬りビブラードよ…
無垢人の守護者・慈悲深きローゼンよ…
万能の短剣・賢老白虎オーディンよ…
無限の増力・力の源ウェンティよ…
ソナタらは繁栄の約束の元!
我々を守らなくてはならない!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-15 02:59:42
7960文字
会話率:36%
何かしらの災害があったらしい。
気が付くと周囲には誰もいない。
まずは『あの人』の安否を確認しなければ。
百貨店の設備員として働く『俺』は、知り尽くした館内の抜け道を駆使し、瓦礫を掻き分けながら『あの人』の元へ向かう。
これから
大きな惨劇に巻き込まれていくとも知らずに・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-05 22:10:26
6867文字
会話率:46%
アラームが鳴る前に目が覚める、すこし奮発して買ったダブルベットの上、スマホの充電プラグを引っこ抜いた。やはりこの部屋は一人で住むには広すぎるようで、もう使っていない部屋の入口付近には薄っすらと埃が見える。
❝……では、こちらは〇市の様子で
す、白鯨の出現から一年が経ちましたが瓦礫や漂流物など、街には今も尚災害の爪痕が残っており…………❞
妻が一年前に亡くなった、まだ24歳だった、子供はまだおらず、まさにこれから辛くも幸せな生活が始まろうという時、奴が現れた。
❝……なんとも美しい音色の鳴き声を上げ姿を現した白鯨、その全貌はいまだはっきりとしておらず、ただ津波を引き起こした原因と予想されています。震災以降その姿は一度も…❞
白鯨は一年前に現れ、数時間後…一瞬にしてあまりに多くの命を奪った。
大切なものとは、一組の夫婦の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 00:00:00
2192文字
会話率:66%
「お兄ちゃん、助けて、助けてよ〜う。」
掠れた泣き声が聞こえて来る。
「ミユ!どこだ!どこにいるんだ!」
焦りと不安で溢れかえった声が聞こえて来る。
「お兄ちゃん!!!」
「っは、ミユ!!」
燃え盛る炎の中、瓦礫のしたに左足を挟ん
だ、妹がいた。
瓦礫からは血が流れ、炭で汚れ、血まみれになった顔の中から青い綺麗な目が見えた。
「ミユ!待ってろ、今助けるからな。」
瓦礫を一生懸命押したがびくともしなかった。
青白い目からは大量の涙が流れ、助からないことが分かった諦めの目をしていた。
「お兄ちゃん!げほっ。こほっ!お兄...ちゃん。逃げて!」
「俺はお前のお兄ちゃんだ!妹さんを置いて逃げるやつがいるかぁ!うおおおおおぉぉ!!」
『キキキ、グギギギゴ』
上から聞こえた音だった。
何かが落ちて来る音。
焼け落ちてきたもの。
「お兄ちゃん!」
「ミユ!」
俺はミユの上に覆いかぶさった。
次の瞬間、胸に何かが刺さり、ミユにも刺さってしまった。
「お兄ちゃん...ごめん......ね。」
「守れな...くてぇわるかったぁ...。」
2人だったものは青白く光り輝き、散っていった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-17 12:04:47
700文字
会話率:100%
――生きる為に、只管貪れ。
未曽有の大災害によって崩壊した街には、悍ましき異常が蔓延っていた。
気付いた時には瓦礫の傍へと倒れていた己の手には、未知を発現させた異能が宿る。
咎人のように刻まれた烙印を携えて、悪逆の都とかした世界へ
と生き延びよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 00:00:00
106913文字
会話率:30%
私、みさこ、三十歳。
昨日は誕生日だったけどボッチだったから、オールでヒトカラしてた。
だけど、翌朝気が付いたら、爆発音がしている瓦礫の世界にいたわ。
座り込んでいた私は立ち上がろうとして人の気配に気付く。
そこには、イケメンの外国人男性が
いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-27 06:00:00
4900文字
会話率:32%
[召喚術師の少年 × 飼われたい獣化種]
希少な銀獅子を従える召喚術師の少年。
ことあるごとに彼に会いにくる、黒髪の偉大な魔術師。
召喚をためらって瓦礫の下敷きになった少年を、『呼んでもいない』魔獣が現れて助け、そして。
***
そこ
かしこから、和やかな談笑の声。
賑やかな広間の片隅で、黒髪の男は小さく呟く。
「……飼われたいのは、」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 18:00:00
11379文字
会話率:25%
地球から月が無くなっちゃった!
おかげで地球環境はめちゃくちゃに。
人類は生き残りをかけてコールドスリープ組と立て直し組に分かれた。
高校生の女の子の宮沢苹果が目覚めると、
文明はすっかり滅びてて、ちょっと変な生き物と瓦礫ばかりの世界にな
っていた。
冷凍前のしがらみを捨てた苹果は、
滅びてしまった世界で自分の役目を見つけようと頑張りますが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-31 05:31:13
85048文字
会話率:19%
瓦礫に覆われてしまったこの世界でただ大切な人に逢いたかっただけだった。
自分はもうすぐ死ぬだろうと分かっていても、それでも逢いたい人がいるのだ。
大好きな、彼女に……
もう一度だけ。
最終更新:2022-05-23 23:48:24
2150文字
会話率:30%
「各員、覚悟せよ。」
船長が叫んだ。
このしず沈みゆく船でのその一言は死を覚悟せよとの言葉だと国語が苦手な私でも簡単に分かる。
思えば漁師になったのが間違いだった。
私の街では学がなければ男は漁師になるのが常だった。いゃあ辛い。泣
きたくなる。単純な悩みつらみが頭を何度も走りゆく。
ザバンと音ともに海へとびこんだ。「俺は生きるぞ。」呟いて、船の瓦礫から少し離れてから浮かんだ。
生きたいは生きたい。そう言ったから。だけれども生きても希望はない。無事に帰れたらきっと缶コーヒーを朝飯に遅くまで魚をとって客や店員に魚と海の悪臭に嫌悪されながら安給料とにらめっこしながら割引された弁当を貪るのだ。趣味もなく、生きがいもない。友もなければ妻もない。親もいないのだ。やっぱり希望はない!
生きたいと言った自分を嫌悪した。ものの数分の自分をだ。
「俺は死ぬ!」
希望などないのだ。生きたくもなくなってきた。生への執着という生物の最終的な望で思っていたがそれも捨てる!獣以下になるのだ。私は生物ではない。生肉だ。喋って動く生肉だ。
死ぬとはただ生肉の鮮度がわるくなるだけ。単純なことだ。
生きるとはなにか。
男は知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 20:53:53
501文字
会話率:17%
かつて月の都と人間界はつながっていた。
月の都の神と地球に住む人間が互いに手を取り合いながらいきていた。
そして、月の都第一皇女アナスタシアは人間の国のスラムに住む少年アランと恋に落ち幸せに暮らしていた。
『アナ!僕たち大人になったら結
婚しような!』
『アラン、もちろんよ‼︎』
二人は幸せに満ちていた。
だが、幸せには終わりがつきものである。
ある日、人間界の王は美しい天界の姫を我が物にしようとし、女神であるアナスタシアの恋人のアランを襲った。
だがアランを庇い死んだのはアナスタシアだった。
そしてそれは全てが一変した。
炎が燃え上がり瓦礫の中一人の少年が一人の少女を抱き抱えて涙した。
『殺してやる...この世に生きてる全ての奴らをぶっ殺してやる』
これは、愛に狂い復讐を誓った少年と、少年を救おうとするとある秘密を抱える少女の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 20:55:16
254文字
会話率:23%