田舎で祖母を支えながら暮らしていた十八歳の小珠のもとに、ある日突然空狐と名乗る美しい狐の妖怪がやってくる。
「貴女には、我ら一族の長、天狐様と結婚して頂きます」
祖母の薬をもらうため嫁入りを決意し〝きつね町〟と言われる妖怪の住む町へ向か
った小珠は、そこで様々な妖怪と出会いながら、玉藻前統治の時代から悪政が敷かれていた〝きつね町〟を変えていく。
玉藻前の生まれ変わりが妖怪の町を変えていく、美しい妖狐たちの初恋の物語
※毎日16時、4時更新予定
※「カクヨム」「魔法のiらんど」にも掲載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 18:35:29
107342文字
会話率:47%
妖怪達の中で噂になっている日記帳がある。それは付喪神の前によく現れるらしい。薬箱、藤、猫、番傘……。まだまだ沢山ある日記の書き手達。彼らの非日常は、謎めいた日記の持ち主、結姫梨香とそのパートナーの烏之瑪によって一変する。現代妖怪ファンタジ
ー。一話一話、違う視点で語られる形式のお話です。妖怪達の視点から見て私たちはどのように見えるのか。そして結姫と日記の因縁の果てにあるモノとは…
【カクヨム様にてリメイク版を連載中】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 20:00:00
104867文字
会話率:42%
高校三年、京都への修学旅行。
私、野宮和歌は、自由時間を使ってやってきたとある神社でなんと───魔法少女に変身してしまった!?
お供のペットは自称・安倍晴明なキツネさん。
私がうっかり封印を壊してしまったせいで、地下世界のオニ達が地上に飛び
出しちゃったらしい!
「封印を解いた責任は、その身体で払ってもらおうかのぉ……」
コンコンコン、と不気味に笑うキツネ。
和風テイストなお役目衣装に身を包み、私のオニ退治が今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-09 22:12:11
11535文字
会話率:45%
恋人のように仲が良い真朱と白練。けれど二人の関には主従の契約が結ばれていた。
気まぐれに真朱を主と仰ぐ白練だが、ある日知り合いの陰陽師に頼まれた依頼先で、二人の絆が分かたれる───
未熟なJk陰陽師×妖狐?いいえ、未熟なJK陰陽師vs妖狐の
味方から始まる敵対の物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-13 20:00:00
11157文字
会話率:36%
絶望が終わる時、花が咲く…
そう言い伝えられるある世界での話。
主人公である妖狐・くるみを中心とした異世界での仲間との冒険を描いたハイファンタジー。
小学5年生から創り始められた、少女が異界に託す、世界に対する思いを物語にした作品です
最終更新:2024-02-05 16:08:12
81192文字
会話率:62%
絶世の美女・妖狐の玉藻さんを封印していた小箱を開けてしまった僕。
どうやら僕は彼女を封印した安部泰成の子孫らしい。
玉藻さんは封印を解いたお礼に従僕にしてやると言ってきたが、普通に嫌なので断った。
慌てふためく玉藻さんは、ちょっと面白い妖怪
だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 09:20:14
5277文字
会話率:40%
時は平安。
稀代の天才陰陽師とも称される安倍晴明が、一匹の子狐を拾う。
見た目は可愛らしい子狐だったが、その正体は妖だった。
こちらは秋月 忍様主宰「和語り」企画参加作品です。
最終更新:2019-11-14 22:14:32
5532文字
会話率:39%
かつて安倍晴明によって封じられた妖狐を解放してしまったオレ。
お礼として身の回りの世話を買って出ている妖狐が、ふと口にした。
「はるあき、壁ドンとはなんだ?」
壁ドン・床ドン・顎クイを現世の呪法と勘違いしている妖狐と、安倍晴明一族の子孫であ
るオレとのちょっとしたラブコメディ。
※こちらはアンリ様主宰「クーデレツンジレドンキュン」企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-09 07:25:19
5268文字
会話率:50%
突然の火事で故郷である里山を失った鳥天狗の少年は、零と名乗る人鬼に拾われ「睦樹」という名を与えられる。名前も火事の時の記憶もない少年は零の住処『隠れ家』に身を置くことに。そこは行き場のない訳あり妖怪たちの住む場所。一風変わった萬事処『あやし
亭』でもあった。妖狐の一葉、猫又の双実、化狸の参太、人魚の五浦、死ねない人の志念、正体不明の紫苑。一癖も二癖もある『あやし亭』の妖達と火事の真相と自分の記憶を解明すべく動き出す。どうやらこの件には、火事に遭った里山と隣接する芽吹村を再建すると名乗り出た札差・近江屋佐平次が関わっているようで―――。妖怪と人が交わる江戸、人の世で生きる妖が事件を解き明かす怪奇譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 10:03:02
109779文字
会話率:38%
病弱な体を持って生まれ、その生を全うした少年。
愛に溢れた家族に看取られながら、意識を手放したーーー。
目が覚めると、黄色でもふもふな可愛らしい狐に!?
前世では歩くことさえできなかった少年が、異世界でどう生きるのか。
不定期更新で連
載していく、異世界転生ローファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 20:06:17
26142文字
会話率:19%
仕事に疲れた女・葛城命は、うっかり電車で寝過ごして奥多摩へ行ってしまう。
駅前で出会った不思議な小狐に導かれ、古民家へと招かれる。そこには妖狐の永久が眠っていて、命にとある提案をする。
命の夢「お茶のカフェを作りたい」に協力する。古民
家はタダであげるし、永久が従業員としてタダで働く。
その代わり……僕をペットにしてくれる?
妖狐と一緒に古民家カフェを営業しながら、お茶に纏わる謎を解く。ほっこりじんわり優しい短編連作話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 18:00:00
105340文字
会話率:59%
ヒトとあやかしが共存するようになって千年──。妖狐の少女「凛」は、あやかしの居住区【宵月町】で平穏に暮らしていた。しかし、この頃よく【治安保全管理局】の職員「暁月」が訪れるようになって、なんだか心が落ち着かない。そんな日々を過ごしていたある
日、暁月の部下に「ある事件の容疑がかけられている」と告げられてしまい、凛は動揺するけれど……。
妖狐の少女とあやかしを管理する青年のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 12:00:00
34479文字
会話率:39%
「また君か ――もうここにきてはいけないよ」
幼い頃に命を救われた妖狐の亜季は、以来ずっとその少年に恋をしていた。
彼の本性も、知らないままに。
※他サイトにも掲載
最終更新:2021-02-13 01:19:49
10014文字
会話率:41%
妖怪の世で発生する様々なトラブルを対処する機関、放浪館の主とその仲間達の物語。
新たな主となった若き妖狐の琴葉は最強の娘であるが、周りが過保護過ぎるせいで空回りしてしまう。そんな放浪館の何気ない日常物語。
最終更新:2023-12-10 22:52:09
1436文字
会話率:43%
寄ってらっしゃい
みてらっしゃい
容姿端麗、性悪お狐様の御出座しだ
銀に耀く獣耳
全てを見下すような
つり上がった金色の眼
艶やかな九の尾っぽで
今宵も女妖を誑かす
相対するは巷で噂のあざとい系アイドル
漆黒の長い髪に
黒曜石を思わ
せる潤んだ大きな瞳
アヒル口と左に傾げた小首があざとさ満点だ
そして、このあざと娘が大人気で
男共が群がるってんだから世も末さね
まぁまぁ、こんな住む世界がまるで異なる二人が
出会ったもんだから、そりゃ大変
果たして二人の巡り合わせは
吉とでるか、凶とでるか
とある山奥の、とある神社で始まる
お狐様とあざと娘の異類婚姻物語(になるのか?)
始まり、始まりー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 22:18:18
4729文字
会話率:23%
妖(あやかし)と人間の共存する世界。気弱な父とおっとりした母、空気の読めない妹に囲まれて、イオニアはいつもハラハラしていた。何かやらかさないかと気を張るあまり、顔が怖いと噂になって同性からも異性からも遠巻きにされる日々。そんな中、妹のフィリ
アが妖様の婚約者候補になったという。ご機嫌の家族を横目にイオニアは今回もまたハラハラしていた。お母様のつけたメイドは全くストッパーにならないし、妹が何かやらかして没落したら大変と、メイドの姿でお屋敷についていくことに。けれどその屋敷はなんだかおかしくて……
全10話+裏話1(完結予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 16:32:06
16968文字
会話率:36%
有り得たかもしれない未来や過去。
本編のルートには絡まない分岐。
いつかシュチュエーションボイスになったりするかもしれません。
最終更新:2023-11-29 01:57:47
595文字
会話率:8%
1人の妖狐が辿る思い出話。
朧気になっていく記憶。
けれど忘れられない誰かの温もりや頭を撫でる感触。
ただ母と父の元へ帰りたかった、けれど帰れない。
自分の名前も帰る場所も忘れてしまった。
それでも沢山の者たちと紡いだ思い出は消えてな
い。
あなたは誰だったか、分からなくても。
寂しくても、それでも子狐はまだ生き続けようとしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 01:55:06
2180文字
会話率:17%
とある女が死んだ。
殺された。
それはありふれた死だったが、その死後は普通ではなかった。
死んだ肉体を乗っ取り、妖狐が目を覚ました。
これはその死からはじまる物語。
*こちらはハーメルンにて開催された「陰鬱曇らせ杯」の参加作品です。
最終更新:2023-11-21 01:25:04
24555文字
会話率:25%
これは、白狐・黒狐と結婚し、無事に子供を授かった直後の椿達の日常。
今日はハロウィン。ただ、椿はいつものように育児に追われる日々を送っていた。
鞍馬天狗の翁の家には頻回に通っているが、その日はハロウィンの妖精が訪ねて来た。何でも、ハ
ロウィンの王様が呪われてしまい、顔を奪われたというのだ。このままではハロウィンが出来ない。
しかも、その主な原因がこちらにあったようで、椿達は緊急任務として、ハロウィンの王様を助けるため、被害のあった畑に向かう。
そこで椿達は、とんでもない状態になっているあるものを見てしまった。
椿達のドタバタ日常、ハロウィン短編です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 13:02:17
20763文字
会話率:62%
【※注意】これは絶対に読んではいけません。
あなたの前に何かが現れても、それに一切の責任は取りません。
それでも読みたければどうぞ、自己責任でお願いします。
きっと恨み妬み、それらを晴らしてくれるだろうが、決して誰も救われないだろ
う。
依頼者の運気を喰い、恨みを晴らしてくれるは忌醜狐様。恨みっ狐が、あなたの恨みを二束三文で払います。
その後、どうなっても良いのなら……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 15:45:21
33894文字
会話率:43%
記憶を無くした僕の下にやって来たのは、少し変わった法師だった。
どうやら怪奇現象を追い、その処理をしていたようだけど、思った以上に無能過ぎた。
そこで、僕の中に何やら力を感じた法師が、その手伝いをしてくれと頼んできた。その場にずっと
居たかった僕は断るんだけど、尻尾掴まれて無理やり引きずられてしました。
日本人形が上司だったり、その日本人形のアッシーをしている同僚まで出て来て、逃げるに逃げられない状況に、僕は仕方なく手伝うんだけど――その法師の雰囲気に、どこかで会った事があるような気がして……。
そんな中始まった怪異現象の処理だけど、思った以上に大変で、そしてとんでもないことが起こってしまい……僕の記憶までもが……。
そうだ、僕は呪いの妖狐だったんだ。
そして無能な法師さんは、僕の――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-27 18:06:58
15169文字
会話率:56%
東海地方のとある県にある古刹、凪川稲荷(なぎかわいなり)は商売繁盛のご利益で知られるが、その北別院通称『べついんさん』には願主の魂と引き換えにどんな願いでも叶えるという噂があった。
その鎮守として祀られる吒枳尼天(だきにてん)の化身と称する
少女、薬師峰瑠璃(やくしみねるり)が失職中の青年、佐上忠平と誓約を交わし、物語は始まる。
他の小説投稿サイトにも掲載予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 04:57:59
8254文字
会話率:39%
時は大正時代。
とある長閑な漁師町に、双子の巫女がいた。
吉相を占い、明るい未来を予知する姉のキッカ。
凶相を占い、不幸な未来を予知する妹のキョウカ。
双子の性格も極端に陰陽で分かれており、村人達は社交的で明るい姉をとても敬い慕っていた
。
キッカには許嫁がいたが、十八歳を迎える前にキョウカがした占いにより、二人の婚約は破棄される。
『……先読みの神子を雲上家に嫁がさなければ、この町は破滅の道へ向かうだろう』
雲上家は、新華族の一門。
最近代替わりをし、容姿端麗な若者が後を継いだという。
それを聞いたキッカは目元に袖を当て、俯きながら宣言した。
「キョウカはあの通り、呪われた子だもの。万が一キョウカを嫁がせれば、きっとこの町に不幸が起きる。それをわかっていて、キョウカを嫁がせる訳にはいかないわ」
そうして雲上家へと嫁入りすることを決めたのだが──?
※他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 20:57:21
15826文字
会話率:45%
神様なのに人を救わず、あやかしの治療なんてしていて良いのだろうか…
【あらすじ】
ボロ神社の主神である「瑞穂」は、妖の医者として働くことで何とか生計を立てていた。
だが診療所の経営は赤字すれすれ、バイトはすぐに辞めてしまい、色んな意味でと
んでもない患者ばかりがやってくる…それでも日々あやかしの治療に励む彼のところには、ぶっ飛んだ人の娘や、怠け者の猫又、我が道をゆく妖狐たち、美人な水神姉妹といった奇妙奇天烈な者たちが集まってきて、次第に頼もしい仲間となってゆく。
そして、ある事件をきっかけに「瑞穂」は過去の記憶を取り戻し、その闇と対峙することになるのだが―。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 21:00:00
64685文字
会話率:49%
主人公、葛(かずら)は妖狐の家族に生まれ、両親の愛情を一身に受け育った少女だった。
しかし妖狐の家族は、固有妖術である『憑依』を持つが故に他の妖怪に恐れられ、迫害されていた。『憑依』という妖術は生物を意のままに操ることが出来るという恐る
べき力であったからだ。
葛の家族は隠れ住んでいたが他の妖怪たちは、ついに憑依への対抗策を見出し大天狗、白峰が妖狐の粛清に現れる。
葛の両親は力を合わせるも白峰に殺されてしまう。葛は両親の尽力のおかげで生き延びることができて白峰への復讐を心に誓う。
忍という退治屋の青年と交流をして、白峰が共通の仇であることを知り意気投合する。
しかし町で人と関わり世界を知り見聞を広げた葛は、次第に白峰を殺すだけでは妖狐の迫害を解消することができないと悟る。
葛が見出した復讐の先にあるものとは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 18:00:00
89681文字
会話率:38%
天涯孤独の花染琴羽は、里親と同じ『妖医』を目指し、ある特殊な大学に進学する。
学び舎の名は、「幽世大学」こと、通称「學園」。
学び舎の場所は、あやかしたちの棲まう世界「幽世」。
同級生のほとんどは、賑やかなあやかしたち。
學園
を卒業すれば特殊な学位を身につけられる反面、上級あやかし(鬼・妖狐・天狗)による勢力争いが激化している「幽世」は、人間にとっては危険な巣窟。それでも妖医になるべく満を持して幽世にやってきた琴羽だったが、来て早々、人と少し違った体質を持っていることが原因で鬼の次期頭領・天堂要に目をつけられ「お前を俺の〝番(つがい)〟にする」と宣告されてしまう。
なんとかその場は逃げ切ったものの、琴羽は鬼の庇護を受けながら學園生活を送ることとなる。
おまけに同じクラスには妖狐族や天狗族の後嗣まで名を連ねていて、一触即発・波瀾万丈な空気の中、琴羽は個性豊かなあやかしたちと出会い、向き合い、それぞれのトラブルに立ち向かって友情を育みながら、ともに成長していく。
あやかし、幽霊、神々が棲まう近未来的な幽世を舞台に、彼女の賑やかな學園生活が幕を開ける――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 08:00:00
232724文字
会話率:56%
奈良時代。
妖狐と呼ばれる人間の姿に狐の耳と尻尾が生えた妖怪達が森の中で暮らしていた。白玉は見習いの妖狐。一人前と認めてもらうには長老から与えられた課題を突破しなければいけない。長老から完全に人間の姿になれる饅頭をもらい人間の街に出向く白
玉。そこで耳にしたのは公家の娘坂上全子が鬼に拐われたという噂だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-19 22:31:04
4176文字
会話率:56%