ふと思いついた作品です。
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最終更新:2018-05-19 00:10:36
981文字
会話率:21%
真冬のある街で、一人の少女がマッチ箱を売るために外にいた。
少女はつい最近、母親を亡くし、父親に見捨てられた。
父親の残した借金から、借金取りから追われながらも、街を転々とし、マッチ棒を売って何とか生活をしてきた。
しかし、そのマッ
チ棒は、ほとんどが既に湿気ってしまっていて、売れるはずがなかった。
そしてついに、少女の体力は限界になってしまい、地面に倒れてしまった。
そんな少女の目の前に現れたのは、赤いソリを引いた一人の女性だった――――
――はるより
(ウィキペディアさんにお手伝いしてもらいました!!!!!!!!!! やっぱ偉大ですね! ウィキペディアさんは!!!!!!!)
ちなみに、序盤のマッチ売りの少女のお話は、記憶を頼りにして作ったものです。
ウィキペディア使って話作るのめんどくさくて……(本音)
でも、割と合ってそう? 以降の話は大体オリジナルです。感動系って難しいんですよね……ホント。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-25 00:00:00
8491文字
会話率:36%
ひかりの届かない、湿気った井戸の底にいる禍々しい者。
そのものは恋をした。
その恋は、井戸の色と同じく薄暗い。
井戸の底の者は、一人静かに、恋したその人に届ける贈り物を作りはじめる。
最終更新:2017-09-11 22:09:18
1940文字
会話率:18%
のぶのぶが黒色火薬は硫黄、硝石、炭の三役を揃えて作るって教えてくれたよね!
でも、実際にはどうやって作ってたのかな?
ふむふむ……三つを混ぜ合わせつつ水を混入?
ああ、これで作業中の爆発を回避していた? 実際、湿気っていると爆発しな
かったらしいし?
うん? 密閉空間でもなけれゃ、爆発するんじゃなくて燃える感じ?
……意外と危険じゃない? なら作業中に間違って着火しても、走って逃げるぐらいの時間はありそう?
それに上質な火薬とするには、圧縮しないと駄目? それを湿気っている間にやる?
あと、粒の大きさってなんだ?
から始まったアイデアの提示です(苦笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-31 00:12:35
2565文字
会話率:12%
カメロード王国。
七色の亀が国旗にはためくとても平和な国。
しかし、ある日、平和なこの国にとんでもない事が起きた。
カメロード王国王太子アルサー・ヴェンドラゴーが、謎のドラゴン娘を拾って来たのである。
世にも珍しく可愛いらしいそのドラゴン娘
が一体何を食べるのかわからないアルサーは、勇猛にして果敢な騎士達が集った【マルイデスク騎士団】にある命令を下した。
「ドラゴン種が多く住まう【ダンジョン】へ潜り、ドラゴンが食べそうな食材を探してくるのだ!!」
攻略せよ地の獄ッ!!
持ち帰れよ不気味な珍味ッ!!
ダンジョンの湿気で汗まみれになった男達が、ドラゴン娘のために奔走する!!
そして探索者・騎士ガラハードが辿り着く【亀跡の聖杯】とは……!?
かつてはその輝きを以て大陸を平和に導いた【七色の神亀《じんき》】が今、くだらない理由で再び輝くッ!!
※今作は【円卓の騎士】や【聖杯の伝説】をベースにしている節がありますが、大前提としてコメディ作品です。なので「こんなカフェイン野郎、私の知ってるガウェイン卿じゃあないッ」とか言われても反応に困ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-11 15:09:31
77351文字
会話率:43%
暑さ負けして大事なものを落としました
最終更新:2017-07-29 04:29:15
260文字
会話率:0%
湿気で膨張した部屋に、散らかった今日と明日と明後日
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最終更新:2017-02-06 08:10:22
336文字
会話率:0%
初めての作品です。
よろしくお願いします。
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最終更新:2016-12-22 19:28:47
222文字
会話率:0%
腐れ縁。お互い地元の中学、そして高校も一緒に通った。高校は地元では「名門」と呼ばれていた。名門とは聞こえがいいが、実情は一世紀を超える歴史だけが誇りとなってしまった、片田舎の伝統校だった。どちらも胸の内に秘めたる恋人に想いを伝えることもな
いまま3年が過ぎた。当然、出会いを迎えることのないまま、それぞれの「恋人」と別れの時を迎えた。高校を出て半年足らず。携帯に宮本からの着信があった。雑多すぎる人とモノが織りなす埃っぽい湿気がむわりと絡みつく都心の改札口。あれだけ力強かった宮本が、なぜか小さく見えた。「カラオケに、行こう。いや、行かせてくれ」。悲痛さすら込められた両眼に、俺はただ頷くしかなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-12 07:00:00
3580文字
会話率:3%
初夏の陽の降るブロック塀の欠けたところから空き地が見える。茎が中空になっている水気のない草の葉っぱがするどく手を切るおそれがある。
最終更新:2016-06-02 23:36:40
300文字
会話率:0%
その日は、湿気で衣服が肌に張り付くようなそんなじめじめとした天気だった。
雨で濡れていく身体を走らせ、地面を蹴り、飛沫を立てて駆けていた。
こんな雨の日には嫌な予感が頭を過る。
雨が激しく降り落ちる、子供は適当な屋根のある家の前で雨宿り
をする。
ざあざあ、降りしきる雨足は止む事無くより一層、雨の音を反響させる。
「…止まないなぁ…」
まだ十を過ぎた辺りの小さな少年は眉を寄せて呟く。
雨をしのぐ物を持ってくれば良かった。
心中そう思うもそれを知ってか知らずか、雨足は激しく地面に落ちる。
「………」
ふと少年が目を閉じる。
ぴたり、雨足の音が小さくなる、周りの空気が張り詰めたように、重くなる。
少年が目を開ける、空を見上げた少年の目には雨の粒がゆっくりと空から落ちる光景が、雨粒に自身が映る光景が、スローモーションで、視える。
「……行こう、と。」
少年は何食わぬ顔でそのゆっくりと空から注がれる雨の粒を避けながら帰路へと着く。
誰も居ない道程には、少年が舞うように歩く姿一つ。
誰も居ないその道に、ぴちゃり、ぴちゃり、一定のリズムが鳴り響く。
それでも、雨は降り止まない。
世界には三つの種族が居る。
一つは人間、ひ弱で一人では何も成せない情弱な存在。
一つはアンヒューマン、人間では無い存在。見た目は人とは変わら無いが、人の抱える闇と、非力そうな外見とは裏腹に強靭な力を宿す存在。
一つは人獣、人の身体の一部が獣化した存在。
その一部は人獣それぞれだが多くは強靭な肉体を宿す存在。
然しこの三つの種族には共通点がある。
”異能”イレギュレーターと呼ばれる者達だ。
彼らは種族問わずその力を突如発現させる。
…そして。
「ただいまー…」
この少年は。
「…母さん?」
異能を嫌い。
「……父さん?」
その嫌う異能から。
「……か、あ……さん?」
家族を奪われ。
「…な、んで………ッ?!」
生と死の境を。
「……と…さん……」
彷徨い、そして。
六年の月日が、流れた所から、この少年の復讐が始まる。
これはその一片である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-26 14:59:02
204文字
会話率:0%
夏の季節にそれらはやってくる。暑さの盛りを過ぎ、季節が終わろうとするその節目に、長引き、絡みつく湿気と共に全てを奪い取ってゆく。
侵してはならない場に入ってはいけない、覗いてはいけない、聞き耳を立ててはいけない。
禁忌を破り、それらに
触れた時、無事に夏を越せる保証はないのだから。
夏の季節に絡んだ短篇作品集となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-02 15:39:24
89061文字
会話率:37%
※人物が自殺や殺人などについて語っており、暗い話です。
嫌悪を持たれてしまう表現もあるかもしれません。
外は豪雨。強風に窓が揺れている。
湿気と陰鬱な空気がこの部屋を覆い尽くす。
俺は、女を不憫に思った。
※pixivに同じものを投稿
しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-25 21:45:08
1250文字
会話率:29%
春の嵐の日、ヒナタはミーヤと出逢う。
たった二日だけの恋。
雨の湿気た匂いと、甘酸っぱい恋の味を残し、ミーヤは忽然と姿を消してしまう。
最終更新:2015-11-23 13:04:39
9629文字
会話率:30%
湿気が支配していた6月から猛暑が支配する7月。
夜となっても誰もがハンカチか日傘を片手に歩く中を一人の娘が歩いていた。
茶色の髪に白い肌と黒より若干だが色の薄い紺色の瞳をした娘・・・織姫夜姫。
都内の公立大学に通う2年生で劇団員でもあ
る。
そんな彼女はある日、夢を見た。
三国志の時代に行き、英雄たちから求婚されるという夢。
そして自分が戦闘をしている夢だった。
幼い頃からそんな夢は両手で数え切れないほど見て来たが、今回はハッキリと風景などが見えた。
ただの夢だと思っていたが、英雄達に求婚される所は女として憧れる所であった。
そして翌日、彼女は次の劇で着る着物などを一人、徹夜で仕立て上げた。
それを着て着心地などを確かめると・・・・光に包まれた。
『ついに見つけました・・・我らが姫君』
誰かの声と共に夜姫は意識を失った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-19 21:54:24
579870文字
会話率:33%
まだまだ湿気がうざい
キーワード:
最終更新:2015-08-19 23:16:43
282文字
会話率:0%
自分の身の周りで起こる不幸に絶望していた仙道肇(せんどうはじめ)はある夜、公園で身長160㎝ぐらいの男に会う。男がパチンと指を鳴らすと仙道は気を失った。気が付いたらそこは自分の知らない場所で、辺りは湿気と暗闇が広がっている。暗闇を進むと蛍火
の様な光が見え、仙道は光を目指して暗闇を進んで行くと、待っていたのは見たこともないような緑の化け物だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-02 12:00:00
7800文字
会話率:31%
梅雨入りしたら、ますます憂鬱です。
最終更新:2015-06-13 10:44:38
915文字
会話率:33%
雨が降った後の、湿気の満ちた桜並木を自転車で走る。とそこに、一陣の風が吹いた。 〈No.2〉
最終更新:2014-07-02 02:00:00
1517文字
会話率:0%
関東平野のはずれの田んぼばかりの小さな町。
そこに暮らすのは、中学2年生の「僕」。
管内すべての発電所が停止した夏。うだるような夏。
そして雨。湿気ばかりの初夏。
27万5千ボルトの超高圧送電線の鉄塔に囲まれた町で、「僕」は、出口を探してい
た。この町から出してくれる「誰か」を待っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-29 03:24:49
10304文字
会話率:63%