「私、メリーさん。今日、不思議な人間に出会ったの」
都市伝説であるメリーさんが出会ったのは、背後に立っても慄かず、一杯の味噌汁を差し出してきた人間。
その味噌汁を飲んだメリーさんは、初めて食べた料理に衝撃を受け、もっと色んな料理を食べ
てみたいと願い始めた。
片や、毎日を生き延びるべく、試行錯誤を繰り返す楽天家な人間。
片や、ただ料理を食べたいが為だけに、殺す事が出来ない人間の家に毎日現れる都市伝説。
互いに嚙み合わないずれた思考が平行線のまま続くも、一つの思いだけが重なっていく日常。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 19:16:38
452058文字
会話率:52%
死にたがりの青年子爵の死の謎に、時間を巻き戻す能力を持った死神が挑む。
時は1922年、大正時代。ある冬の朝、軽井沢の別荘に滞在中の銀行家・東條善麿の元に死神が訪れ、お前を明日殺すと宣言する。しかし東條は怯えるどころか大笑いし、ぜひと
もお願いいたしますと嘯く。
訝しむ死神だが、なんとその夜に死神が手を下していないにも関わらず東條が死ぬ。死神が驚いていると時間が巻き戻り、二人だけが記憶を有したままその日の朝に戻っている。
東條はもうこんなことがずっと続いている、どうかわたしを殺してこの繰り返しから救ってくれと死神にせがむ。死神は否応なく、予期せぬ東條の死の謎を追う。
大正時代、雪密室、タイムループ、叙述と属性は多いですがれっきとした本格ミステリです。謹んで読者諸賢の推理を歓迎いたします。
登場人物一覧
- 東條善麿 財閥華族である東條家の子爵。両親が早くに死去したため若くして爵位を継いでいる。一見物腰柔和な優男だが彼の運営する銀行は苛烈な取り立てで知られており、陰で「死神」と綽名されている。
- 東條小夜子 東條善麿の妻
- 藤原珠名 小夜子の友人
- 久世漣十郎 東條家に先代から仕える執事
- パウロ天堂 全盲の神父
- 三笠伊織 東條家の顧問弁護士
- 雨宮玲 小夜子の主治医
- 黒岩辰巳 小夜子の叔父
- 黒岩相模 小夜子の従兄
- 内藤密 珠名の婚約者
- 死神 東條を殺すために訪れた死神折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 18:50:00
22716文字
会話率:48%
搾取され過ぎた"善人"は、ある日絶望の底に叩き込まれた瞬間、異世界に召喚された。
人間ではなくなってしまった善人は、生きるという事を改めて考え始める。
時を同じくして、セラという少女に成り代わった聖良が、聖女となる。
聖良は、その地位を利用して勢力拡大を目論むが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 18:19:32
52848文字
会話率:27%
僕は、人を殺すことに躊躇いを持てなかった―
人を殺すことを日常として捉え、人を殺すことを生きる糧とする者たちがいる。
この物語は、そんな彼らの物語。
およそ人らしくない彼らが、人らしく外面を取り繕ってみせた、そんな物語。
カ
クヨムでも連載している作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 18:00:00
171069文字
会話率:55%
玄幻:女尊修仙界の白い月の光の星落ち別れた愛恋!
叶瑶、もしもいつか君が僕を愛さなくなったら、必ず僕と言ってください。僕は君の世界から離れ消えます。
叶瑶と一緒に過ごして三百年、彼は彼女に黙って去る準備をしていた。
「システム、私はこ
の世界から離脱します。」
幽冥殿で、林笙は低い声でシステムを呼び出した。次の瞬間、金色の物体が空気から飛び出してきた。
システムが機械的に言った:【1379番の宿主、世界からの脱離を申請、システム処理中……】
三分後。
金色の光が再び一閃し、システムが言った:【申請成功!宿主は三百年前に任務を完了し、世界からの脱離は遅延しています。残り一ヶ月でこの世界を完全に告別できます。】
林笙は頷いて、了解したことを示した。
その後、金色の光は消え、幽冥殿内は再び暗闇に包まれた。
広大な殿内は静まり返り、冷たくなった彼の生誕を祝う料理が一つのテーブルに残され、微かな香りを漂わせていた。
彼は小さな声で侍女を呼び、この料理の並んだ卓を片付けるよう命じた。
ちょうどその時、外から物音がして、叶瑶が扉を押し開けて入ってきた。
殿の中では蝋燭の火すら消えておらず、林笙は一人で窓辺に座っていた。揺れる灯りの中では彼の表情がはっきりと見えず、叶瑶は彼が怒っていると思い、慌てた表情で急いで彼に駆け寄り、抱きしめた。
外では人を殺すことすらためらわない上古の女魔王が、今や指先で包み込むような優しさで、林笙を精一杯優しく宥めていた。
「阿笙、ごめんなさい。今回の怪我が重くて、閉関している期間が少し長くなってしまったの。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 17:09:03
45732文字
会話率:22%
“不滅の呪い”を解く為に祓魔師になった。
命を懸けて悪魔を殺しても、手に入る給金のほとんどは寄付(強制)される。
激ヤバな仕事に励んでいれば、強力な悪魔が群れを成して襲ってくる始末。
同期は全員鬼籍に入り、残った俺はただ一人で悪魔を殺し続け
た。
呪いの副作用により声を発する事が出来ず、ただ黙って悪魔を殺す俺を後輩が慕ってくれる筈もない。そして、呪いは解けなかった。
毎日毎日、悪魔を殺し続けてついたあだ名が“血濡れの天使”……いじめか(戦慄)?
これは中二病患者のような見た目(強制)にさせられた俺が。
ただ来る日も来る日も悪魔を殺し続けるだけの話。
友達も遊ぶ仲間も出来ず、ただただソロで社畜の如く働かされるだけのくそみてぇな人生……だった。
突如、上司から告げられる対魔修道院での教師生活。
ガキどもを教えるふりをし、適当に良い感じの指導をすればいいだけだろ? 楽勝ォ!
身分を偽り変装し、俺は第二の人生をのんべんだらりと過ごす事を決意する。
※ハーメルン様とカクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 16:17:58
294336文字
会話率:15%
闇に生きることを宿命づけられた暗殺一族、月影。
次男・昴は、冷酷さを装いながらも、心の中に人間らしさを隠して生きていた。
ある日、任務の最中に出会ったのは、光のように輝く瞳を持つ少女――天才画家・幽紗。
感情を殺すことに慣れたはずの胸に、ふ
と小さな灯がともる。
恋か、任務か、それとも――自分自身か。
影に咲く一輪の花が、二人の運命を静かに、しかし確実に狂わせていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 15:00:00
22065文字
会話率:18%
17歳の高校生・**夕凪 湊(ゆうなぎ みなと)**は、東京都第二区にある陽成高校に通う、どこにでもいるような少年。しかしある朝、彼の中で何かが「目覚め」始める。亡き父が残した謎の言葉、そして突如よみがえる不可解なフラッシュバック――研究所
、黒い影、叫ぶ父の姿。
そんな中、突如発せられる緊急速報。北海道・東北地方で人々が一斉に“消失”し、国内外との通信が絶たれた。現実とは思えない異常事態が、湊たちの世界を飲み込もうとしていた。
混乱の中、同級生の西垣しのぶ(にしがきしのぶ)、幼馴染の琴音(ことね)と共に状況を整理する湊。しかし、彼だけが感じる「何かの接近」、そして再び響く父の声――
『この世界は無限にある。だが、お前が選ぶ道は、いつか誰かを殺すだろう』
やがて、謎めいた少女紅葉くれは(もみじくれは)が現れ、湊に告げる。
「大丈夫。あなたはまだ“目覚めていない”だけだから」
これは世界が崩壊しはじめる前夜。
少年の“記憶”と“選択”が、すべての運命を決める物語の幕が、静かに上がった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 13:13:57
10446文字
会話率:29%
私はアーリィ。本名じゃないけど、ここではそう名乗ることにしているのだ。
うら若き18歳の女の子だけど、はやりの転移をしてゲーム世界とおぼしきこの世界で生活することになったの。
この世界は人類滅亡が緩やかに進んでいるらしい。こんな世界からは
とっととおサラバした方が良いんだけど、地球に戻る方法がさっぱり判らない。
街から外の世界は殆どが森になっている。その森の中には人類見つけたら殺すマンの魔獣が大量に居て、森に入るのは危険が危ないのだ。魔獣が出ない僅かな道も、盗賊と魔物がうようよしているので、簡単には行かない。私には移動の方法があるので何とかなるんだけどね。
私の目標は二つ。
まず、この世界で安心して生活できる環境を手に入れる事。もう一つはなんとかして地球に戻る事だ。
住む家は、親切な女の子が家をくれたのでOK。
生活費を稼ぐのはどうしようかと思ったけど、ここは定番のギルドの門を叩いてみよう。運動は得意じゃないけど、なんとかなるっしょ。
緩い週末……じゃなかった、終末漂う世界で、地球に戻る方法を探しながら、私は毎日を生きています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 13:10:00
289625文字
会話率:39%
——助けたくれて“ありがとう”…じゃあ、“殺すね”?——
旅商人である【カイル】は樹海窟で1人の少女—否、狡猾かつ残虐非道で恐ろしい生き物『魔族』と遭遇した。魔族とは人類の敵——最高峰の化け物である。たかが商人がどうすることもできない…刹
那で殺されるのなんか目に見えている。だが…『ゴフッ——』突然少女は血を吐き出した。彼女(魔族)はどうも瀕死にあるようだ。カイルの存在はまだ気取られていない——ならこの隙に…この時カイルはただ逃げればよかった…よかったのだが……
『どうしてこんなことしちゃったんだァア僕はぁああ!!??』
気付けば少女を助けてしまっていた。
自身の荷馬車に少女を乗せ——オマケに商品である貴重な薬草まで使ってしまって——
人類の宿敵である魔族を助けてしまう程の【トチ狂った“お人好し”】——コレが旅商人カイルだった。例え魔族だったとしても、傷を負った少女を森に置き去りになんてできなかった。
そして、彼女は今…宿屋の一室に設えたベットに寝かせて安静にさせている。『これからどうしよう』カイルは思案しつつ、その寝息を立てる少女を捉えたが…すぐさま現実を逃避するように視線を外した。次の瞬間——突然の浮遊感——
『ねぇ…人間、ここはどこ? 納得いく答えをくれれば楽に“殺して”あげる』
気づくと、カイルは首を掴めれ小さな少女に壁に押し付けの状態にさせられていた。幼気な少女は狂気に満ちた言葉を当然のように吐き捨て——その表情は冷たく無表情——まさに残虐非道——彼女は『魔族』だった。
『そう……助けたくれて“ありがとう”……じゃあ、“殺すね”?』
後に、カイルに突きつけられた言葉がコレであり——この時、カイルは死を覚悟した。
だけど……
まさか——この子と旅路を共にすると……誰が思うのだろうか……?
これは……
1人の なんの変哲もない ただの旅商人の若い青年が……
己の どこまでも善人気質で 飛んだお人よしな性格が 偶然的に——
残虐非道で狡猾 どこまでも快楽殺戮主義の『魔族』である“筈”の娘と出会い……そんな彼女と 何故か旅をするお噺。
そこには 数多の偶然が重なり合う。
互いの『打算』がありきな行く末に——
やがてそれは……
2人にとって大きな奇跡を紡ぐのだった……
◇基本情報◇
・この作品は完全オリジナルです。
・カクヨムにも掲載有りです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 12:22:18
176354文字
会話率:58%
身分に応じて肉体改造が施される世界。
・武士は筋力・反応速度強化、伝心能力付与
・肉体労働する百性は筋力強化
・御庭番は役目に応じた特殊改造
お江戸日本橋で百人以上をいっぺんに殺す辻斬りが出た。白昼の凶行にも関わらず、その姿を見た者がな
い。下手人は反応速度強化体の中でも最上級の速さを誇る超疾風と考えられ、これを捉える動体視力を備えた者が居合わせなかったのだ。
将軍お膝元での不祥事、ましてや下手人が超疾風であることから旗本である可能性が高い。幕府の威信をかけて将軍直属の特務機関・御庭番に下手人討伐の命が下った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 12:00:00
107891文字
会話率:61%
「大好きな友達が死んだんだよ。しかも、2人も。それで十分だったの。あたしが死んだ理由なんて」
動物霊、妖怪、神……それらを自分に憑依させ、それぞれ異なる能力を使うことができる種族、異憑(いつき)。
世界人口の大部分を異憑が占めるこ
の世界において、それができない種族は無憑(むつき)と呼ばれ、時には差別や冷遇を受けることもある。
それが、この世界の常識。
平凡な女子大生として暮らすエルはその無憑であり、彼女もそんな"常識"の被害者だった。
その中でいつしか笑顔の作り方すら忘れてしまったエルだったが、それでも今は冷遇とは程遠い平穏と幸せを享受していた。
大切な友人たちの死を知らされ、失意と絶望のまま自殺を選ぶまでは。
しかし、死んだはずのエルは目を覚ました。何故か自殺する半年前まで時間が巻き戻った世界で──。
「絶望なら、笑えないほど味わった。大切な人が傷つくのも、いなくなるのも、もう二度とごめんだ。
だから……。
抜け出してみせる。この絶望の底から、"次"こそは」
※この作品はフィクションです。実在する人物・団体・事件等とは、一切関係ありません。
※本作は作者と友人“金春たそ”さんの創作を合体させた合作作品です。一部のキャラは金春さんから借りているキャラになります。
※暴力・性的表現、残酷な描写を含みます。苦手な方はご注意下さい。
※『カクヨム』様にて、同作品を掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 09:40:39
73276文字
会話率:42%
絶望の中で希望が渦巻く………。
そんな王国を治めるスタームーン一族の一員である主人公ルルア。 長い間、誰からも蔑まれていた彼女は一族「時計の悪魔を殺すという使命」を背負わされ、無理やりその悪魔の元へ行かされてしまう。
しかし、そこにいた
のは、人々からの憎しみを背負うが、悪魔とは思えない優しい少女だった。
一族の敵である悪魔との出会いの中、彼女の心は揺れ動く………。
「時間」が進むごとに明かされる悪魔の真実、そして使命と想いの狭間で惑うルルアの「時間」。
暗くも明かりを求める世界が今、幕を開ける………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 09:02:05
14696文字
会話率:42%
人を殺すことにあこがれている30歳会社員の男は、魔女のコスプレをした女に「君は魔王になれる」と言われて殺されてしまう。目が覚めるとそこは異世界で、男は別人——いや、別の生命体になっていた。
最終更新:2025-05-18 07:08:46
45489文字
会話率:50%
覇王アンシュラオンと『災厄の魔人』である姉のパミエルキが織り成す、異世界バトルハーレムファンタジー!
ここはフロンティア。安っぽい倫理観などなく、暴力と金だけが物を言う魔獣溢れる未開の大地。嫌いなやつを殺すことも自由。奪うのも自由。誰
かを愛するのも自由。誰かを助けるのも自由。そんな中で好き勝手に生きる少年が、お姉さんとイチャついたり、女の子たちを優遇したり、おっさんと仲良くしたり、商売を始めたり、都市や国を創ったり、魔獣を飼い慣らしたりする物語。
後にシェイク・エターナル〈永遠なる混ぜこぜの大地〉と呼ばれる巨大連合国家が生まれる礎を築いた男、覇王アンシュラオン伝記である。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
生まれ変わったら、「姉とイチャラブして暮らしたい。ついでに強い力で守ってあげて、頼られたい」。姉属性大好きの元日本人のアンシュラオンは、そんな願いをもって転生したものの、生まれた異世界にいた姉は、最高の資質を持つはずの自分すら超える【最強の姉】であった。
激しく溺愛され、その重い愛で貞操すら(過去に自ら喜んで)奪われ、半ば家畜同然に暮らしていたが、ようやく逃げ出すことに成功する。常に支配され続け、激しいトラウマを負った彼が次に求めるのは、「従順な女性とイチャラブしたい」という願望。そこで目をつけたのがスレイブ(奴隷)である。
「そうだ。スレイブならば、オレを支配しないはずだ。何でも言うことを聞いてくれるし」
そんな単純で不純な動機でスレイブに手を染めるのだが、それが彼の運命を大きく変えていくことになる。
後に彼はこう呼ばれた。
「多くの女性スレイブたちとともに、彼女らの国を創った欠番覇王」―――と。
※以前のものとは異なる違うバージョンの作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 01:00:00
3199997文字
会話率:42%
神居崎俊三は、妹をいじめで失った痛みから立ち直れず、その復讐として妹をいじめた全員を殺し、さらに「きれいごとをぬかす世間」や日本人全体を殺すことを計画していた。しかし、現実は甘くなく、彼は警察に捕まってしまう。
逮捕されて全てが終わったと
思われたその瞬間、謎の霧が現れ、俊三を取り囲む警察官たちを飲み込んでいく。霧が晴れると、そこに現れたのは、かつて俊三をいじめていた熊谷彩だった。
この物語は、復讐と過去からの逃れられない影、そして予想外の力による展開を描くものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 00:14:52
122438文字
会話率:51%
2025年。吸血鬼はもはや幻の存在となり、生き残りは2人だけとなった。
そして1人は死を望んでいた。
しかし、あまりに強いその生物は死にすら耐性があった。
真祖は言った。「吸血鬼を殺すのは人のみだ。」と。
人を愛する事が出来れば死ぬこ
とが出来る。そう思った吸血鬼は、1人の少女とで会う。病院で1人過ごす、枯れそうな花を思わせるような少女と。
死が2人分かつ、恋愛物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 22:49:47
21294文字
会話率:24%
導かれるように、操られるように路地裏を進んで行くその脚は止まらない。汚らしく、何度も曲がった末に止まった脚もとがゴソゴソと動き、この世の生物ではない姿が顔を出す。
「――君は今から魔法少女になるんだ」
いきなり告げられた言葉に警戒し一度
は拒否するも『なんでも叶える』という言葉に引かれ魔法少女になる事を決意する。けれど、その願いを叶えるためには力が必要で集める手段は『魔法少女を殺す事』
妹を助けるために他の魔法少女と殺し合って願いを叶える。
「面白かった」「次は?」みたいのがあればいいねとかコメントしてちゃんと読んだぜアピールしてくださると幸いです。やる気にも繋がります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 20:06:39
19561文字
会話率:44%
奪命王と呼ばれ、魔族にすら恐れられる黒騎士ナイト!
生前は聖国の騎士として不敗。魔族を屠殺していた人族最強の戦士。魔王に敗北し黒騎士として復活されたナイトは、人族からは裏切り者と憎まれ、魔族からはアンデッドの首領として恐れられていた。
しかし、そんなナイトにも秘密が一つ。
それは、ある日思い出した前世の日本での記憶のせいで、もう人間を殺すことができなくなったことだった!
秘密を悟られないように必死の日々。
ある日、魔王は黒騎士であるナイトに拒否できない命令を下す。
「黒騎士よ! 聖国の王女の世話役となれ!」
なのにこのお姫様、バブだったと!?
※注意※
この赤ちゃんは聖力を使います。(ウギャアッ!!!!)
果たして、ナイトは秘密を隠したまま最後まで王女の世話役をこなす事ができるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 20:05:02
191203文字
会話率:34%
ある日、現代日本人の記憶を思いだした魔王軍四天王の一人、黒騎士ナイト。
だがその記憶のせいで人を殺すことが出来なくなったナイトは、ある日魔王に呼び出され、囚われのお姫様の世話を命じられる。
ナイトは左遷されたという事実に落ち込みながら
も、魔王の命令に従い、姫の世話をすることを決意する。
しかし、そんなナイトを待ていたのは囚われのお姫様(バブ)であった!(ぴゃっ♥)
人を殺すことができない優しい黒騎士のナイトと可愛らしいお姫様ベベのドタバタ日常物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 12:23:39
111199文字
会話率:37%
「いやぁぁ!!!」
こんにちわ私シイナはどうやら悪役令嬢らしいです…。
最悪…。クソ面倒い嫌がらせとかまじ興味ねぇー。
いやまてよ?私まだ3歳だし嫌がらせしてない…。
てことは?もしかして?嫌がらせなんてしなくてすむんじゃない!??
シャイ
っ!!勝ったこの人生…。
実はわたくしぃ前世は酷い人生だったんですぅ。
例えば…
バシャッ!
「お前乙女ゲームとかやってたの?ww成績いいから仲良くしてやってたのにもう関わってくんな」
はい。定番のいじめですよ。水かけられて昨日買った服ビチャビチャだしまじうざいんだが。てか乙女ゲームしてるからなんなんだ。
こんないじめを受けてた人生でした。
あ、大丈夫です。ちゃんとやり返したのでご心配なく。
てかこのゲームの攻略対象5分の3でヤンデレなんよ。
ヒロイン大丈夫かな?まぁ大丈夫かあのぶりっ子ならなんとかしてくれるよ。
今のでお察しかと思いますが私ヒロイン大嫌いなんです♡だから一生関わらないでいきたいんですけどこれからヒロインと会うらしいんです。
ガチ無理なんですけどぉ…
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えやばいヒロイン自慢話しかしねぇ…。
私もう足し算出来るんだぁ♡じゃねぇよ、うるさいな。足し算?しょぼ…
もうこうなったら攻略対象を守ったげるよ。任せろ弟と知らんやつと知らんやつ、知らんやつと知らんやつ!
邪魔者は全員ぶち殺してやるからよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 19:07:44
912文字
会話率:16%