「だから、笑って────」
高校一年生の6月、ちょうど梅雨に差し掛かった時期。
連日続きの雨の日、雨田 健人は、ある少女────雨宮 雫に出会う。
「助けて」
糸のような細く途切れそうなその声に、健人は気づいたら彼女の手を握っていた。
映画館に行き、水族館に行き、同じ食卓でご飯を食べ、次第に2人の距離は縮まっていったある日。
彼女は突如、姿を消した。
彼女の特異体質は、『雨天の時にしか姿を認識できない』特異体質だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 14:00:27
1412文字
会話率:8%
生まれて初めて映画館で観た映画は、東宝の「ゴジラ対ヘドラ」ってやつだったと思う。
この「ヘドラ」のインパクトがかなり凄いものがあって、特撮怪獣映画っていうより
「ホラー映画」じゃないか、ってくらいに怖かった覚えがある。
それから数年後、併映
で偶然見てしまった近未来SF映画(メテオ)もまた、大きな衝撃だった。
そんな記憶をちょっと、辿ってみる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 05:00:00
2305文字
会話率:0%
気晴らしに映画館を訪れていた高校2年生の橘は、いつも笑顔の幼馴染・立花栞と再開する。映画館からの帰り道、橘に悩みを打ち明け、笑顔を取り戻した栞が次に語り始めたのは、赤いおばけの話だった。
最終更新:2023-09-03 21:00:00
23570文字
会話率:42%
こちらは、「顕微鏡」を元にした映画館。
ここには数々の精鋭(パーツ)が集まっている.
そして今、新しく劇場が開こうとしている。
大まかな顕微鏡の復習にもなるので、ぜひ読んでみてください。
最終更新:2023-08-28 23:37:15
976文字
会話率:81%
こんにちは、ごんたろうと申します。
先日、久しぶりに映画館に行ってきました。
スタジオジブリの宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』を観たかったからです。
このエッセイでは、『君たちはどう生きるか』を観た感想や考察を綴っていきます。
具
体的に、場面の考察なども書いていく為、ネタバレ注意です。
まだ、映画を観ていない方は、ブラウザバックして、映画を観てからまた読みに来ていただけると嬉しいです。
素晴らしい映画作品である事だけ、ここでお伝えしておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 11:00:00
9415文字
会話率:3%
私が初めて映画を見たのは、小学校に入ってから。訳も分からず大きな部屋に連れていかれ、いきなり白黒のゴジラを見せられた。とにかくびっくりした。衝撃だった。こんな娯楽的なものを学校で見せていいのかと子供心に心配した。その他、アニメも見せてもらっ
た。教育的なものもあったであろうが思い出せない。
お盆の頃には、夜の校庭で映画会が開かれた。大人も子供も続々とやってきて、大きな白い幕の前に群がった。子供にとってあまり興味のない内容だと、あちこち走り回ってそれだけで楽しかった。
学校以外で映画を見たのは数えるほどだ。我が家は娯楽やイベントとは無縁の生活をしていた。そんな中、母が何かのついでに連れて行ってくれた映画館で見た、わんわん忠臣蔵が一番心に残っている。映像は今でも時々思い出す。気が付くと明るく元気な主題歌を鼻歌で歌っている。
そして、テレビで見た映画の「哀愁」も忘れられない。主人公が亡くなるという結末が冒頭でわかってしまうことが苦しくて、涙がポロポロとこぼれた。最後はしゃくりあげて泣いてしまった。それ以来、私はそのたぐいの映画を見る気がしない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 21:13:49
3425文字
会話率:0%
この村は何もありません。
何も。
レンタルDVD店もありません。
映画館もありません。
唯一の楽しみは夏越しまつりだけです。
最終更新:2023-06-05 23:18:08
567文字
会話率:0%
男子高校生の僕×映画館の魔女。
拙作は再掲載作品です。転載禁止。
最終更新:2023-06-01 18:20:33
7625文字
会話率:16%
思いつきで書いた様々な超短編雑小説の集まり
最終更新:2023-05-30 18:51:47
7359文字
会話率:12%
心象素描(しんしょうスケッチ)実践研究
令和癸卯(ミズノトウ)肆拾 卯月
弐陸捌参 伍 弐零弐参
3Dフォログラム下敷き
三つ目心象素描実践研究ラボ
最終更新:2023-04-17 13:58:44
466文字
会話率:9%
心象素描(しんしょうスケッチ)実践研究
令和癸卯(ミズノトウ)肆拾 卯月
弐陸捌参 伍 弐零弐参
寝過ごして……間に合ってコナンくん!
三つ目心象素描実践研究ラボ
最終更新:2023-04-17 13:05:03
1148文字
会話率:47%
心象素描(しんしょうスケッチ)実践研究
令和 辛丑(カノトウシ)参捌 師走
弐陸捌壱 参 弐零弐壱
助手君 映画館 詩一編
三つ目心象素描研究ラボ
最終更新:2021-12-21 12:49:53
743文字
会話率:0%
私は感想に飢えている。
私の中で消化できない問題を、
評論家や他人の感想を漁り、
眺めてそれを解消する。
自分にあった感想は、どこかにある。
レビューサイト、SNS、個人ブログ…。
飽食の時代。私の飢えが、満たされる。
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他サイトでも重複掲載。
https://shimonomori.art.blog/2023/04/15/pickle/
文字数:約5,000字(目安3~10分)
※読了目安は気にせず、まったりお読みください。
※本作は横書き基準です。
1行20文字程度で改行しています。
その他の作品の案内。
https://shimonomori.art.blog/2022/04/30/oshinagaki/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-15 07:34:10
4373文字
会話率:3%
さあ、席について。映画が始まるよ。世にも不思議な映画館とそこを訪れた男のお話。
ショートショートだから、読みやすいよ
最終更新:2023-04-04 03:20:48
2106文字
会話率:32%
「ただの暇つぶしの延長線さ。聞くも聞かないも君の自由さ。」
散歩が趣味である先輩が、外で見て聞いてきた奇妙な話。
暇をつぶす程度の。内容など、どうでもいい話。
どうか、あなたも聞いて欲しい。
僕一人では処理しきれない話を。
最終更新:2023-03-31 22:14:02
9306文字
会話率:22%
あまり裕福でない家の子である三浦千穂は、公民館での映画の無料上映を観るのが趣味。そんな千穂は同じクラスの比企祐介と、観終わった映画について語り合うのが習慣になっていた。そんなある日…。
最終更新:2023-03-20 06:00:00
15385文字
会話率:54%
男子高校生、俊は人のいない映画館で見知らぬ女性に話しかけられる。どうやら世界から自分と女性以外は消えたらしい。頼る人のいない状況で二人は共同生活を始めていく。
最終更新:2023-03-10 02:38:11
48769文字
会話率:54%
今日世界が終わる。
最後にやり残したことがある。
だから僕は映画館へやってきた。
最終更新:2023-03-01 19:00:00
318文字
会話率:6%
映画を作ろうと思い立つも、さっそくの資金難に直面した私。
今は亡き祖父が経営していた映画館の跡地に立ち寄って、そこで不思議な体験をする。
ノスタルジックな雰囲気漂う、ヒューマンドラマです。
最終更新:2023-02-21 22:49:08
4278文字
会話率:38%
その暗闇の中に浮かぶ四角い世界と、私は恋に落ちたのかも知れない。
月に1度、第3金曜日の夜にレイトショーを観るのが息抜きとなっている私。その日もいつものようにお目当ての作品のチケットを買おうとした時、背後から声をかけられた。
読んだらきっと
レイトショーに行きたくなる、そんな作品になっていますように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 12:04:43
4333文字
会話率:12%
1990年代の映画館での出会い、経験の物語、
最終更新:2023-02-03 03:16:24
211文字
会話率:0%
お客さま、いらっしゃいませ。
こんな老朽化した映画館にお若い方がいらっしゃるなんて珍しいですね。
ただ、申し訳ないながら今日はあのご夫婦のためだけに開かれた上映会なんです。ええ、ご主人が奥さまの車椅子を押して、ゆっくりと入って来ようとしてい
るお二人です。
でもお二人のお邪魔にならなければ、どうか片隅でお過ごしください。入場料は不要です。そのかわり、ご夫婦の時間を見届ける観客としてーーどうかお静かに。
ああ、ご主人がなにか話していらっしゃいますね。
「洋子、聞こえるかいーー」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 00:21:34
3000文字
会話率:0%