マテウス・ホーファーは鞄を開いて驚いた。見知らぬネコが入っていたのだ。
城を出て国境に向かう旅の途中だ。引き返すこともできない。
──捨てていこう。
そう思ったマテウスだったが、ネコはどうしても離れてくれない。仕方なしに連れていくことにした
が、失意のどん底にいるマテウスにはネコのぬくもりが思いの外、心地よく感じられた。
──ネコのいる旅も案外悪くない。
そう考え始めた矢先……
◇エブリスタにも掲載しています
◇エブリスタの『新星ファンタジーコンテスト(テーマ・旅は道づれ)』で佳作をいただきました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 11:35:17
21486文字
会話率:40%
素人宇宙マニアのうんちく噺
最終更新:2021-11-03 06:03:39
2586文字
会話率:0%
「僕」が数学の参考書を解いていたとき、遠くで古い星が燃えて、世界から夜が消えた。
それはいわゆる「超新星爆発」という現象だった。
宇宙が起こした壮大な奇跡を目にして、僕は永遠に眠り続ける女友達【雨野コハク】が目覚めるのではないかと、友達未満
の男子生徒【邑朋レイ】と一緒に期待した。
どこかの科学者が言うのには、超新星のエネルギーが若者たちに未知のパワーを与えるらしい。
やがて彼のいう通り、僕にだけ特別な力が宿り、コハクは永遠の眠りから目を覚ます。
再び始まった3人での高校生活。しかし「夜がない」という非日常も、コハクとレイとの3人での友人関係も、永遠に続くわけではなかった……。
これは二度と戻らない日々を駆け抜ける、二人の少年と一人の少女の物語。
※エブリスタ、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 12:12:25
101516文字
会話率:48%
超新星、爆発による放射線で、影響を受けた惑星の人間が、宇宙を目指し、彷徨う。
時間の流れ空間に、突入する。
最終更新:2021-10-18 09:38:48
30277文字
会話率:17%
一九一五年、第一次世界大戦の真っ只中に、それは起きた。
――グレヱトブリテン島への、巨大隕石の落下。
覇権国家・大英帝國は二つの島ごと地球から姿を消し、西ヨーロッパ諸国もまた、言語に絶する大津波によって壊滅的被害を受けた。
突如と
して宗主国ヰギリスを失った世界中の植民地は混乱し、あるいは独立を志向する勢力が蜂起し、しかして米国や帝政ロシア、あるいは大日本帝國による干渉を受けた。
それから一年後、世界中を覆い尽くした粉塵がようやく晴れて太陽が見えるようになり、今や三国協商の盟主となったロシアが西ヨーロッパを席巻しようとしていた最中に、その国は突如として名乗りを上げた。
『新星ローマ帝國』。
ローマ皇帝・フリーデリケ四世を名乗る若干十四歳の娘は、対露最前線でいきなり歌声を披露するや否や、竜巻を起こしてロシア将兵を天高く放り上げ、あるいは爆炎を起こしてロシアの戦車団を鉄屑にして見せた。
――Diva。
隕石が地球中に巻き散らした粉塵、地球には存在しない未知のヱネルギヰを超常の力に変える、人間兵器。戦場を席巻するローマの歌姫たちの登場によって、世界中の戦況は一変した。
十年後の冬、大日本帝國は大阪の下町で、今まさに夜逃げを決行しようとしている少女が一人。
――渡瀬歌子、十五歳。
これは、夢を失い、家を失い、唯一の家族すら失いつつあるこの少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-29 22:36:50
96283文字
会話率:33%
統暦1735年。
人類は完全に分裂していた。
魔術をたたえる「東半球連合」。
物理法則に基づく技術をたっとぶ、「西半球同盟」。
2カ国は太陽系を征服し、競って勢力圏を拡大させていた。
そんな中で生まれた期待の新星たる男女2人ー西
のケミスタ・ハクランと東のソーシア・テフェルンは、即座に戦場へ投入され、そして世界の禁忌に気づいてしまう…
※本作は相互干渉シリーズ最終章、「新たなる未来の相互干渉」です。「神話の」「科学の」「政治の」「世界の」「未来の」の順にお読みいただけるとさらに幸いです。
※ファンタジックワールドを題材としたフィクションです。実在の国家、組織、人物とは、何の関係もありません。
※最終話まで書き溜めしております。(投稿手続きを忘れなければ)エタりませんので、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 06:00:00
169678文字
会話率:33%
【一行でわかるあらすじ】
一度世界を救った最強の魔法少女がもう一度世界を救うお話。
【真面目なあらすじ】
新星暦75年、地球連邦政府は飛来した未知の侵略体、通称「敵星体」に既存の兵器で太刀打ちする術を持たず、内宇宙にまで進出した人類の
時代は突如として終わりを迎える。奇しくも同時期に「星の悲鳴」に応えるかの様に出現した、人智を越える力を行使できる「魔法少女」と呼ばれる存在、その中でも最強の力を持つ少女、小日向結衣の奮戦により、呼称「赫星一号」は地球への落下を免れるが、払った犠牲は決して少ないものではなかった。
それから3年後、新星暦78年。人類は束の間の安穏を手にした中で、「赫星一号」の破片及び戦った七人の魔法少女──「原初の七人」から得られたデータを元に「魔法」の絡繰を一定レベルまで解析、「呪術回路」として科学の領域にまで落とし込み、量産化することに成功する。3年前とは比べ物にならない軍備、戦力──そして、「赫星一号」の破壊により、不倶戴天の敵である「敵星体」の襲撃もまばらになった世界に、過ぎたる力である魔法少女の居場所はなかった。ほとんど一方的に除隊を通告された結衣は、その帰り道で払われた犠牲に想いを寄せつつも、街中で行き倒れていた記憶喪失の少女、スティアと出会う。金色とも銀色ともつかない髪の毛と、覗く角度で色が変わる不思議な瞳を持つスティアとの生活は、戦いに乾いた結衣の日々に彩を与える。
しかし、それこそが新たなる破滅の嚆矢であるとは、誰一人として予期していなかった。
ドレスの仕立てを覚えたことで、私たちを哀れんでくれた魔法使いはいなくなった。残されたのは、偽のドレスとガラスの靴だけ。十二時の鐘が鳴るのが先か、奴らの全てを滅ぼすのが先か。誰も、何も、知ることはなく、少女たちはただ、再び地獄を戦い続けるのだった。
※ハーメルンにも「魔法少女、クビになりました」のタイトルで投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-25 19:00:00
348194文字
会話率:27%
時代は覚醒の時代。人類は特殊能力に目覚めた・・・
そんな時代にある少年が居た。少年の名は四条アマツ。特殊な能力以外は至って普通の学生だ。
そんな彼が、ある日少女と出会う。そんな彼と彼女を中心とした物語。開幕。
最終更新:2021-08-09 19:02:21
104857文字
会話率:33%
動画サイトに、現れた新星。
最終更新:2021-08-06 04:19:41
581文字
会話率:6%
オンラインゲームで通じてる高校1年の男子4人組。
ゲームの不具合に対する謝罪特典として、気が付くと宇宙を航行する艦隊の構成員となっていた。時ははるか未来の西暦7200年代。超新星爆発によって生成された中性子星パルサーは、PSという記号に発見
された年にちなむ名称が与えられる。この頃、地球の人類は進化し、PS72パルサー星系まで地球外生命からの防衛線を築いていた。21世紀の高校生の運命やいかに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 16:07:27
285521文字
会話率:45%
祝
【音楽編】完結!
一気見推奨!!!
9/29
【ゲーム実況編】スタート!
青春×共感覚×Vtuber
テーマ「憧れ」
コンセプト「交通事故で共感覚を得た女子高生が、憧れたVtuberになって、他のVtuberの抱える悩みを解決しな
がら活動していく話」
作者目標「みんなにVtuberを好きになってほしい」
現代。
日本のVtuberブームが落ち込んでいた。
ある時、「アイギス・レオ」という超新星Vtuberユニットがデビューした。
再びVtuberブームが再燃した瞬間だった。
「いいなぁ。すごいなぁ。私も・・・!」
普通の女の子だったはずの少女、南森 一凛(みなもり いちか)はVtuberになる予定の女の子。だが、Vtuberになって何をするかは全く考えてなかったのだ。そんな南森が自分なりに考えて、どんなVtuberになって、どんな人たちを楽しませたいのか考えていく。
しかし南森には、交通事故のせいで普通の女の子ではなくなってしまっていて・・・。
人の心が色になって見える少女が、顔の見えないVtuberの悩みと、本気の創作とぶつかり合う。
☆こんな人におすすめ☆
バクマンみたいな職業もの
ソウルキャッチャーズみたいな心のぶつかり合い
Vtuberに興味がある人、Vtuber限界オタク
Vtuberの中の人に興味がある人
夢に向かって頑張りたいけど、悩んでいる人
R2.7.22 ヒューマンドラマランキング23位! ありがとうございます!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 23:22:03
154031文字
会話率:45%
母の新星研究を学会に認めさせるため毎晩望遠鏡をもって神社へ行く隆二、ある寒い日の夜であった女の子は不思議と懐かしい感じがしたのだった。
最終更新:2021-05-13 01:30:33
11854文字
会話率:24%
その男は、政で大事を成したわけではない。故に、本国の歴史を学ぶ中で彼の名が多く語られることはあまりない。
だが。
辺境の小里に生を享け、数奇な運命に翻弄されながらも、紅き刀剣を手に、三十年にも満たないその生涯を力強く駆け抜けた。
彼
の切り開いたその道は、確かにこの国に大きな痕跡を刻んだのだ――。
十三世紀の乱世に於いて、民衆に神格化され崇められた、一人の剣士。その生涯を、内国史界の新星がここに描き出す!
――『山神の声が聞こえ』紹介文より
……以上のような、架空の世界の、架空の歴史小説家の作品、という体で書いた、自称『空想歴史小説』です。
自分なりに“それっぽい”ものを目指して書いたものですが、少しでも楽しんでいただければ幸いです。
世界観的に、断りなく使われている横文字がありましたら誤字となりますので、見つけた方はご報告いただけると助かります。
他にも、感想や批判、指摘など、忌憚なく寄せていただければ嬉しく思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-15 18:00:00
55252文字
会話率:16%
学校1のど陰キャ、栞宇宙(しおりそら)
学校1の陽キャギャル、木玖音子(ぼくねこ)
真反対の2人は、互いの秘密を知り、更に趣味も共通という意外な接点を見つけ徐々に近づいていく…。
2人を取り巻く個性豊かな友達も登場し、
仲良し?な学校生活
を送る…
超まったりなストーリーながら、
恋は別腹!?それぞれの恋愛模様や心情を綺麗に甘酸っぱく表現!?
突如現れた新星、ニケが書く
甘くて酸っぱい青春物語を見逃すな!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-17 22:10:07
4887文字
会話率:48%
厭世観(えんせいかん)に包まれて、随分と無気力になってしまったとある千葉県は木更津市に実在するおっさんが、真夜中に宇宙の事について頭の中で夢想して、ブラックホールについてあれこれと思いを巡らせていたらば、ついうっかりと、意識の一部分がシュ
ヴァルトシルト半径内に入ってしまい、ブラックホールの中へと吸い込まれました、其処に広がっていたのは見たことの無い景色で…其処にいた「主」によって、今度は異世界のとある無人惑星へと、「練習(チュートリアル)ね、最悪、破壊しちゃっていーからね」と転移させられて…
「チュートリアル編」では転移させられた先の無人の惑星で色々と自分のスキルや何かを夢中で試したりしていたらば、「無人惑星」は嘘で、生き残りが居ました…霊体になってましたがね…そして今度はそこの惑星を照らしていた恒星が「赤色巨星」であり、尽きる恒星の最期の瞬間、そう、超新星爆発に巻き込まれてしまいます!何て運が悪いおっさんなのでしょうか…
「チュートリアル編」の後は、また改めて別の惑星へと転移するのですが、そこの惑星を管理している女神さまに手渡された「転生生物決定のダーツ」を派手にOBさせてしまい、「腸炎ビブリオ」へと転生してしまいます!魚類でも爬虫類でも哺乳類でも妖魔でも妖精でも亜人間でもなくて…「菌」です!とても素敵で刺激的で通好みなお洒落転生ですよねっ!
さぁ、新しい惑星、少し個性的な生き物への転生…血沸き、肉、踊る様な、そんな転生となるのでしょうか!?そんな予定でお話を進めておりまする。
尚、主人公はむさ苦しいおっさんであり、かなり需要が無さそうな…そんなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-09 15:24:04
325066文字
会話率:7%
ある日突然、世界各地がダンジョン化した現代。
主人公である白樹高陽は、そんなダンジョンと化した土地を解放する為設立された国立職業訓練高校に通う高校二年生の男子である。
彼には中学生時代に『期待の新星中学生』なんて呼ばれて持て囃されていた過去
があったが、高校生になってもその本当の力が開花することは無く、問題児のみが集められるクラスへと追放されてしまう。
そこで判明した事実は高陽の天職はマップを把握する能力では無く、『脱ぐとマップを操れる能力』という荒唐無稽なもので……?!
周辺地図を把握するだけの能力では無い本当の力が今明かされる。
物語は追放後から時間が経過した時期から開始します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-04 17:08:52
1320文字
会話率:32%
魔法ましましの不運な文明が、至近の3連星の合体、超新星化という恒星災害コンプレックスから避難します。行くは遠未来の新惑星地球(テラ・ノバ)。そこで科学立国の日本国と遭遇します。第9話以降、焼滅目前というのに容赦のない戦火に席巻されて行きま
す。
1~4、5~8、9~40、そして41~の4部構成です。
41~はそこから読み始めもありの再スタート仕様。とあるひきこもりの転生物語。うぶで友達ない彼女ないの孤独な僕を責めてはだめ。悩める僕をぜひぜひ応援してやって下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-09 06:00:00
437824文字
会話率:32%
炎の騎士、アルデバランはある日突然、騎士団長から首を宣告されてしまう。
理由は「覇気がない」「やる気を感じない」といった、曖昧で納得のいかないものばかり。
クビになった彼に残された選択肢はただ1つ。冒険者になることであった。
しかし元一流騎
士のアルデバランに、冒険者試験など余裕余裕! サラッとSランク冒険者になり、冒険者ギルド期待の新星として華々しいスタートを切った。
そんなアルデバランに騎士団から戻って来てほしいと伝えられる。……が、もちろんNO!
「俺は1人で王国を守ると決めたんだ。今さら俺を呼び戻そうとしたってもう遅い!」
そう、彼は孤高の冒険者になることを決意をしたのである。
「え? 女の子が俺と組みたいって? ……ま、まぁ話だけは聞いてやろうじゃないか」
これは、元一流騎士のアルデバランと、戦いのセンスがない少女たちの熱い(かもしれない)冒険記録なのである!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-19 20:12:54
17437文字
会話率:48%
時は現代_____
数千光年先の太陽の5000倍近く巨大な恒星の超新星爆発により発生した超強力なガンマ線バーストは、太陽系を通過。
地球に直撃こそなかったものの、拡散されたガンマ線が地球に照射されたことによりオゾン層は破壊され、宇宙線
や太陽フレアは剥き出しの地表に届き、全ての生命を脅かす。
また、世界中の電気インフラはそのガンマ線の影響により一気にストップし、現代文明は崩壊の一途を辿るしかなかった。人類は地球とともに荒廃し、絶滅するかに思われたが___
そこに抜かりはなかった。
人類は異常事態に備えて、地底にシェルターで包まれた膨大な空間を設けており、いざと言うときに人々をそこへ避難できるように画策し、敷設していたのだ。
一握りの生き残った人類はそこへ逃れたものの、ガンマ線照射による癌での病死、染色体異常への絶望による自死や食糧難による餓死など、人類は退廃の一途を辿るまでのみであった。
しかしそれでも生きることを諦めなかった人々は、地下深くに恒久的地熱発電装置、
『Facility Of Extracts Geothermal Heat Timelessly』
…通称"Foeght(フュート)"を敷設し、その動力源を用いて再度文明を再建しようとした。
この空間を一つの国、"新亜(にいあ)"と名付けて___
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-26 17:40:57
6658文字
会話率:43%
ある日主人公祐介は車に轢かれ、転生してしまう。
そこで出会ったユイ。この2人は現実の世界に帰りたく、ダンジョン30階層のボスを倒すと、願い事が叶うという事を聞き、ダンジョンに挑むことになった。
祐介は昔の記憶があまりなかった。
ダンジョンを
進めると、祐介の過去やなぜここに転生してきたのかさまざまなことが分かってきた。
「祐介」
「ユイ」
「「行くぞ!超新星!!!」」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-14 13:58:09
24939文字
会話率:58%