鳳凰は焔の鳥。鮮紅の血燃え立たせ、すべてを焼き尽くす・・・。愛しき者よ、我が熱き身に抱かれよ!我ら比翼となりて、ともに、悠久を翔けんー!。
遥か千古の、中華を思わせる大地。世は長きに渡り、全土を支配した宣王朝末期。世は終焉の兆しを察してか、
日ごと退廃を極め、政情混迷の澱みは深くなるばかり。危うくも爛熟めいた刹那の泰平に地上のあまねくすべてのものが酔い痴れ、ただ徒に惰眠を貪るのみであった・・・。
そのさなか、皇統につながる名門・鳳家に一人の男児が誕生した。
しかし・・・『この男児は波瀾万丈の宿星を持っており、成人するまでは家を離れなければ本人もこの家にも非業の災厄がおとずれよう・・・』高僧の奇しき予言に導かれ、《世凰(シーファン)》と名付けられた男児は幼少の身を武術の聖地・翔麟寺へ委ねられたのだった・・・。
稀代の傑僧を師父と仰ぎ、厳しい修行の日々を送る《世凰》はやがて眉目秀麗、本山屈指の天才拳士へと鮮やかな成長を遂げる。
だが、国祖たる尊き皇脈を担う《世凰》はその立場と自身の持つ波瀾万丈の宿星に翻弄され、苛烈な運命に立ち向かうこととなる・・・。
美貌の御曹司、誇り高き美貌の姫、数々の危機を共に乗り越える真の友、そして、最強の宿敵にして恐るべき殺人拳の遣い手・・・構想三年、恋と冒険の本格伝奇ロマン、ついに登場!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 15:00:22
166590文字
会話率:24%
どこにでもいる平凡な男の僕。しかし、僕には奇妙な性癖がある。便座を愛している。深く愛しているのだ・・・。
最終更新:2021-12-28 19:01:49
1873文字
会話率:20%
遡ること、時は大戦争時代。男は国軍兵団の魔法使いであった。
闘争の果てを知らぬ、忠君愛國の志を抱きし、不退不滅の一兵卒であった。
だが、彼は魔法使いだ。
何処まで行こうと魔法使いだ。
戦いでしか、死の渦の中でしか我を示せぬ特攻兵器に過ぎ
なかった。幾星霜もの屍を踏み越え、魔法使いとしての儚い宿命に従事する他無い、暗く、冷たき人であった。
日が沈み、死体を焼き、朝日が上り、魔法を使い人を屠り、また日が沈めば死体を焼く。
繰り返される死臭の中、男は何億回目の目覚めの訪れに、静かに眼を開く。
夜明け。それは死に行く我等魔法使いを見送る静かな母であり、残酷な闘争の再来を意味する象徴。
闘わねば。祖国の為に、我が愛しき祖国の為に。
しかし男を迎えたのは、まだ死の香らない未知の穴ぐらであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-27 01:44:38
6630文字
会話率:13%
※連載ではありません。連続投稿後、完結します。
15代目風の王・リティルの守護女神・フロインは、記憶を失い、力の精霊に転成し命を繋いで戻ってきたノインと婚姻を結び直し、だだ漏れ状態だった性的魅了の力を制御できるはずだった。
だが、その力は日
増しに増し、力の精霊・ノインは、フロインの魅了を抑えることに成功していた転成前の自分、風の騎士・ノインに会うため、常夜のルキルースに住まう記憶の精霊・レジナリネイを訪ねる。
増していく魅了の力。それは、風の王・リティルを守りたい、至宝・原初の風からの警告だった。
死の力を鎮める10年に1度風の王が挑む儀式・死の安眠と儀式に挑む資格を失ったノインの悪あがき。
重なる皆既日食と、リティルを案じる2代目太陽王・ルディルの憂い。
自身の作った魔法で崩御した、賢魔王の異名を持つ5代目風の王・インラジュールの暗躍。
初代力の精霊に討たれた、13代目風の王・インティーガの計画。
太陽の影に封じられた死の蓋が開いたとき、溢れ出した悪意の中から聞こえた歌声。
死別した元恋人・リャンシャンと束の間の再会を果たす、煌帝・インジュの想い。
煌帝・インジュに想いを寄せる、異形の智の精霊・リャリスの想いと決意。
力の精霊・ノインは、兄として風の王・リティルを守ることができるのか?
煌帝・インジュと智の精霊・リャリスの恋は成就できるのか?
ワイルドウインド・シリーズ12作目。死の安眠編です。
恋愛要素ありのファンタジーです。
※単独で読めるように精進しておりますが、キャラクター、世界観は前作から続いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-17 11:34:57
181170文字
会話率:52%
シュールを求めただけの落としきれてない話です。
最終更新:2021-12-05 15:00:00
1404文字
会話率:7%
若人の言葉は解りません。という嘆き。
最終更新:2021-11-21 13:37:14
4957文字
会話率:2%
花々が咲き誇る星
愛しき星
キーワード:
最終更新:2021-11-20 22:05:11
200文字
会話率:0%
あの不思議な体験から8年
またしてもDarkによってラミルの中へ
ラミルは戦士として、王家の継承者として
健人は自分と家族のため戦う
最終更新:2021-11-19 22:00:00
111540文字
会話率:47%
幼い頃、夜の王ナハトに恋をし愛し合ったフロリアは愛しき王から引き離され、王宮で妃教育を受けさせられる。
味方は侍女のみで、どれだけ訴えても聞き入れられない中で、ある日フロリアは侍女以外の何にも興味を持たなくなる王子にさえも、その結果遂に婚約
破棄を言い渡され――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 18:03:54
4532文字
会話率:53%
同棲を始めてから五ヶ月が経った。二人の好みは違うところがあるけれど、趣味は同じだった。ゆったりと時間が流れている、そんな男女の日常の一部。
*この作品はfc2ブログにも掲載しています
最終更新:2021-09-19 11:56:37
2367文字
会話率:57%
愛しき我が雑文です。
最終更新:2021-09-06 00:14:13
1546文字
会話率:0%
獄卒と人間の間に生まれた雪(せつ)は、獄卒の集落で育つも立場が弱く、虐げられて育った。ある日、雪は獄卒に殺されかけてしまう。それを救ってくれたのは以前、自分が助けたことのある猫又で……。そんな雪と猫又の行きついた先は、龍神の管理する土地だっ
た!?※他サイト様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-01 22:00:00
3099文字
会話率:72%
彼女は語りかける。届かぬ声で、人々への想いを贈り続ける。
それは友愛であり慈しみ。そして時には、純真な愛かもしれない。
どうか耳を澄ませて。浮かんでは消える泡沫の中に、小さな彼女の大きな愛が聞こえることだろう───。
最終更新:2021-07-31 23:00:00
3538文字
会話率:0%
十神龍司は飽き飽きしていた。
天才建築家として世界中で名声を欲しいままにする父親、十神誠司の二世としてしか見られない現実に。自分の力で勝ちえたコンペティションでさえ、天才二世なら当然と言われる狭い業界。誰も自分を知らない世界で、自分を一個の
人間として欲してくれる人がいるならば、それはどれほど幸せなことだろう。そんな彼に「貴方が十神龍司?」声をかける女性がいた。
これは才能豊かながら社会から父親の後釜としか見られなかった青年が、自分の力だけで大切な女性を守るため奮闘する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-23 19:09:30
8703文字
会話率:39%
あらましとしては、
恋人とカノジョの母親が登場します。
主人公は一言も喋りませんが、カノジョがまるでカノジョの様だといった妙で、怪しげ、どうなってんだ?といったお話になっています。また、物語の出だしは途中からスタートなので各々の考察を立てて
、辻褄合わせを味わえると思います。
気になったら、読んでやって下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-26 21:00:00
3867文字
会話率:0%
ーーーー嗚呼、神や仏が居るのなら、どうかあの子をお救い下さい。
何処までも哀れな私の愛し子を。
最終更新:2021-03-21 21:59:36
253文字
会話率:0%
地味でこれといった特徴のない主人公真鍋 冬馬は同じクラスの花宮 春菜に恋をしていた。
臆病で奥手な主人公の背中を押す友人、何かに悩む片思い相手、その片想い相手の心の拠り所。思春期の想いがすれ違い絡まり合いやがて解けなくなるほどに道は逸れてい
く。
儚く脆い心のぶつかり合いが見せる泡沫で間違った恋愛小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-16 20:08:07
19716文字
会話率:54%
両親に虐待を受け続けた18年。
誰にも愛されることなく終わりを迎えた主人公は、魔法が存在する世界で才能を得る。
その才能を見込まれた主人公、ロリアは、実力主義者の王様に妃として選ばれる。
一度も出会ったことがないはずの王様からの申し出を
、一介の令嬢が断れるはずもなく、その申し出を受け入れる。
しかし、王様は大の女嫌いで「俺を怒らせたら命はない。お前は名ばかりの妃であることを肝に銘じろ。」と釘を刺される。
だが、ロリアは転生した今も人間不信は続いており、その王様の言葉を聞いて安心していた。
「王様の仰せのままに」
挙式の当日に顔合わせし、その場が凍りつくような辛辣なことを言ったにも関わらず、媚びを売るでもなく、怯えることもない不思議な雰囲気を纏ったロリエに、王様は興味を惹かれる。
権力は然程ない貴族であっても、あくまで貴族令嬢。さらに人より秀でた能力と、美しい容姿を持つロリエが、ここまで冷静で感情が表に出ないのは何かあると察したが、これは好都合と思うのであった。
そして結婚して数ヶ月贅沢することなく、働き詰めのロリエの元に今後を左右する大きな出来事が起こる。
一緒に過ごすうちに、次第に惹かれあっていく二人の元に現れるのはー・・・。
「私、ギブソン様(王様)の幼馴染で、隣国の次期王女である、カンナ・キュベルと申します。ギブソン様の元婚約者でもありますの」
さらに密かに国民に援助をしていたロリエは、国民のアイドルになっていた!
「俺は国のためになるから協力しているんじゃない。ロリエ様の頼みだから協力してるんだ。この国の王様が誰であろうと関係ない!」
人に愛されることをまだ知らないロリエはこの世界で何を得るのか。
「あなたはずっと嵌められてたんですよ?こんなことになっても気づけないなんて。・・・・ほんっとうにバカですね。」
好意と憎悪の間でロリエが出した答えはー・・・・。
「これは私の意志で決めたことです。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-07 01:35:04
9749文字
会話率:60%
精霊……愛しき人……
最終更新:2021-03-05 21:35:41
325文字
会話率:0%
心に傷を負ったあなた。体調の優れないあなた。読んではなりません……。今日もあなたの心……エグってしまいますから……。不本意ですが……。
最終更新:2020-11-10 02:05:18
710文字
会話率:0%
愛しきシンガー、池内陽子へ。
最終更新:2021-03-01 07:58:48
1000文字
会話率:3%