人間の感情が光り輝く色で見える「きらめき病」、
愛を語る言葉が泡になる「人魚姫症候群」、
人生を何度も繰り返す「どんぐり病」、
涙を零すと記憶が流れてしまう「雫落とし」……。
日本人にしかかからない不思議な病、【まぼろし病(やまい)】に罹
った患者達と、その病を追い求め、研究を重ねる九々重(ここのえ)一族の物語。
*************************
この作品はなかなか企画が通らず自信をなくしていた頃に、使い始めたばかりのなろうで初めて掲載した作品です。
より正確に言えば、出版社さんと一緒に長いこと色々修正を重ねたものの、もうこのネタでは無理があるだろう、と私が判断し、一度取り下げさせていただいた際に原案として書いていた作品を葬るつもりで投げたものでした。
もう誰にも私の「おもしろい」は届かないと思ってしょんぼりしていた時だったので、思ったよりたくさんの方に読んでいただき、またいろんなメッセージをいただいて(ありがとうございます。全部画像保存して大事にとってあります)、本当に救われました。
その後紆余曲折あって企画が通り、とはいえ主要キャラクター、病、環境設定とほぼ100パーセント改稿したものを【まぼろし科・天雫透の診療記録】とタイトルを変えて昨年11月に出版しました。
そちらは病院ものでエンタメとしてはかなり読みやすくなったのではと思っています。(まったく新しいものとして書き直したこの作品も書くのは楽しかったです、念のため)
出版に際して一度掲載を取り下げましたが、結果的に「まぼろし病」という設定以外は全く違うお話となりましたので、出版社に確認して原案となったこの作品をネットへ掲載する許可をいただきました。
こちらは出版作品よりも文芸色が強いものになっています。
あの時、私に元気と創造する気力を与えてくださった、全ての読者の方に感謝します。
ありがとうござました。何かのはずみで届くといいな。
【まぼろし科・天雫透の診療記録】(双葉社)
https://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-52289-1.html?c=40197&o=&折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 17:02:20
126411文字
会話率:27%
子供の頃は、釣りでじっとしている事が出来なかったのに、今ではこんなにも自分には集中力があったのか!?と、驚くくらいじっとしていられる。
子供とは感受性が強いもので、「なんであんなことで悩むんだ?」と、今にして思えばどうでも良いことに、怒っ
たり、くよくよしたり、笑ったりしたものだ。
そんな当時の事を思い出して書いたのが、この詩なのです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2020-05-21 00:59:06
321文字
会話率:0%
クラスで理不尽な理由でいじめられていた主人公吉村 優は突然クラスメイト全員の足元に謎の魔方陣が現れ異世界に飛ばされてしまう。生物が魔力暴走で突然変異を起こした魔王と呼ばれる存在が蔓延る、強いものが弱いものを支配する世界でどのように生きていく
のか?
【ブックマークしていただけると作者のやる気急上昇します。アドバイス等ありましたらお願いします。見切り発車なので修正する場合が多いと思います】
(ステータスが多いので本編が短い場合があります。)
前のメールアドレスが使えなくなったのでこちらに連載することになりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-16 06:00:00
56667文字
会話率:58%
ある日突然変な人たちにさらわれて
黒い硬いものに押し込められた。
ぼくはこれからどうなるのだろう。
特に対して良き人生では無く、ただ暗く先の見えない、貧相な生活を送っていた自分に、これが良い出来事のようには思えなかった。
きっとこうなるのだ
ろう。そんなことは経験上から予測がついた。
この町ではぼくみたいな華やかでない生き物はやりたい放題を受ける。この町では強いものが弱いものを殺すなんて当たり前の事だ。
食べ物も飲み物も、自分が口に含むものは道端で落ちているようなものばかり
いつも真っ暗で、あまりお日様の光にも当たることは無く、ぼくはこの世界を恨んだ。
でもあの日掠われてからぼくの日常が変わったんだ。ぼくの知らなかった暖かさを知っていたんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-26 08:45:22
2089文字
会話率:4%
ある日突然変な人たちにさらわれて
黒い硬いものに押し込められた。
ぼくはこれからどうなるのだろう。
特に対して良き人生では無く、ただ暗く先の見えない、貧相な生活を送っていた自分に、これが良い出来事のようには思えなかった。
きっとこうなるのだ
ろう。そんなことは経験上から予測がついた。
この町ではぼくみたいな華やかでない生き物はやりたい放題を受ける。この町では強いものが弱いものを殺すなんて当たり前の事だ。
食べ物も飲み物も、自分が口に含むものは道端で落ちているようなものばかり
いつも真っ暗で、あまりお日様の光にも当たることは無く、ぼくはこの世界を恨んだ。
でもあの日掠われてからぼくの日常が変わったんだ。ぼくの知らなかった暖かさを知っていたんだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-14 20:06:01
948文字
会話率:3%
過眠症の少女、弥生 朮《やよい おけら》は、夢の中で生者であろうと死者であろうと他者の一生の中で印章強いものを、記憶に残っているものを、たとえ未来に起ききる事でも追体験することができるのだ。
そんな少女は、今まで追体験した他者の一生を少し設
定を変え本にした。現想奇譚を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-21 14:32:01
2040文字
会話率:14%
権力により悪政をおこなう悪王の暗殺事件から、国民は立ち上がった。
今こそ、王族を根絶やす時だと。
そんな民衆に我が身に降りかかる死とこの国そのものを包み込む死の臭いに恐怖した王の妹ニーナ。
兄を止めなかった罪を問われても、ニーナ自身兄のお
かげで肩身の狭い思いしかできなかった。そして、ニーナは自分は何のために生まれたのか分からないと嘆いた。
誰にも気に留めてもらえず忘れ去られていくような人生は嫌だった。
だから、悪魔を呼び出してでも自分を絶対的に守ってくれるものが欲しかった。
そこでニーナは魔物召喚の儀を行った。呼び出されるものは大したものではないだろうと予想して、運が良ければ少しは強いものが来るかもしれないと思っていた。
しかし、ニーナの拙い魔方陣で召喚されたのは
薄桃色の長髪の美しくて強い魔物だった。
※仮の女王と召喚された魔物が国の再生をはかる
異世界ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-20 00:00:00
44696文字
会話率:66%
異世界より強いものと雑に指定して召喚したら来るものは人とは限りませんよね、ってお話です。
最終更新:2020-04-17 15:50:40
1780文字
会話率:9%
秘密組織わわわ会の支部長・保志 天平と副支部長・宇美 結理。
新型ウィルス問題について語り合う2人。
その会話の内容は……地球防災軍? 防疫軍? 防疫マップ?
彼らの考えるパンデミック対策は、だんだん、独創性の強いものになっていき……。
テレビやラジオ、SNSなど、情報の伝達手段についても、独自の見解を語っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-10 17:00:11
27630文字
会話率:100%
精霊の力を持つ人間が大半を占める国、グランデイル王国。
鍛冶屋の息子マナトの力は、小さな火を消すという決して強いものではなかった。
そこに現れたのは王国に使える騎士という男。
男の言葉にマナトは1つの決意をする。
1人の少年の成長の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-09 21:49:55
19317文字
会話率:56%
昔々、小さな街に少女がいました。
少女の持つ魔力はとても強いものでしたが、魔力が暴走してしまうと死に至るものでした。
少女の両親は日に日に喧嘩をするようになったのです。
そしてある日、両親の意見が揃いました。
「こんな子死の屋に売れ
ば良い」
死の屋とは世界最高峰の人身売買会場。
少女は次第に壊れていきました。
そこで少女を買った男とは・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-13 14:02:20
1045文字
会話率:18%
酒じゃああああああああああああああああああああああああああ!!!
少女はうまい酒を求めて常にさ迷っていた...が、実際は現状でうまい酒を飲めていたので割と満足していた。
ある日、洞窟にモンスター討伐に行ったらそこにはドラゴンの姿が、ドラ
ゴンが言うには、仕事関係で話す事はあっても、趣味で話すことがなかったため、ドラゴンは非常に友達に飢えていた。
そこに突如として現れたのは、酒飲み大好き少女であった。
その強さに感激して、友達になりたいと心から思った、ドラゴンは強いものと一度もあった事がなかったという、なので少女の強さに感動し、友達になりたいと少女に酒の場で伝えた。
そしてそこで見事に少女と友達になり、毎日駄弁を繰り返すのであった...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-23 00:55:43
3018文字
会話率:40%
大丈夫だよと 言うことが
どれたけ心強いものか
最終更新:2020-01-08 20:00:44
245文字
会話率:0%
ここは皆が「潜在能力」を持っている世界。潜在能力は、俗にいう「魔法」や「異能力」と似たようなもの。ただ、少しだけ違うところがある。
「潜在能力を使うためには、それを引き出すために使う特殊な黒曜石と「スタート」という一言が必要」ということ
。そして「イメージすることが必要」ということ。
しかし、潜在能力を知っているのはとある者たちだけ。ほかの人々は一切知らずに過ごしているとか。
とある国では、動物を足して二で割ったような、はっきり言って気色悪いモンスターがわんさか出てくる。そんなモンスターを除去する部隊が先述の「とある者たち」であり日々、駆逐にいそしんでいるのだった。
_______________
トラックにひかれて死んだ元・引きこもり少女…つまり私。引きこもりの癖にコミュ障じゃない。そんな私は誰もが夢見る「異世界転生」というものをしてしまうのだった!
そこで出会った少年に連れられて、異世界転生物でよくある「異能力」や「魔法」…ここでは「潜在能力」というものとか「剣術」を使ってモンスターとバトルすることに!!よっしゃ!
なーんて思ったのはつかの間。私の持つ「潜在能力」はごくごく普通のもの。神様さ、こういうのはもっと特殊で強いものにしてよ。しかも運動能力も普通…。
ありきたりの少女だと、ごく普通の少女だと誰もが…私でさえも思ってたんだ。でも…
(多分)涙あり、(多分)恋愛あり、友情ありの異能力バトルあり!二次元大好き馬鹿少女が織り成す、バトルファンタジー(というのかな?)です!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-04 00:00:00
1418文字
会話率:0%
ある洞窟の奥深くに一頭の龍がいた
その龍は静かに世界を見渡し
時と共に生きてきた
人や他の動物に姿を見せたことは無く
争いも殺しも苦手とする最強の龍がいた
ある日人と人の争いがあった
争いというよりは一方的な虐殺かもしれない
強いものが弱
いものから奪い、傷つけ、殺す
そんな見にくい争いとも言えないものに
巻き込まれたある少女は
生きるために村から逃げ出した
追っ手が来る中必死でどこか遠くへ逃げた
足の皮が剥け筋肉が裂け命として限界を迎えたとき
洞穴を見つけ、最後の力を振り絞り
その中へと入る、そこで出会った龍と共に
争いのない平和な場所、すなわち楽園を
見つけるための旅をする
そこで様々な人や生き物と出会い
前に歩む一人と一頭が紡ぐ物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-01 23:23:36
1404文字
会話率:16%
とある世界のとある国。
モリーノという領主が治める領地があった。
領主に似たのか領民はクセの強いものばかり。
そんなおかしな日常を徒然なるままに書き記そう...。
最終更新:2019-12-12 16:14:48
7973文字
会話率:44%
偉人の能力が開発された時代、1人の少年は学園都市に入学する、そこは弱肉強食、強いものしか生き残れず弱いものは死んでいくそんな世界だった。そんな中で主人公は必死にもがき苦しみ、仲間と共に成長していく、主人公はチートになれるのか!?
1950
年からのパラレルワールドです。歴史が分岐しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-05 19:48:40
81313文字
会話率:70%
「恋の果て 愛の果て」通称ハテハテ
このゲームはいわゆる乙女ゲーとして発売された。
内容は中世ヨーロッパ風の国で舞台は学園。
下級貴族の主人公がいい男を射止めるという使い古された王道物。
愛してやまない彼らが居るこの世界に転生した私は歓喜し
た。
けれど私の役は悪逆非道の悪役令嬢。
ハッピーエンドを迎えればこの世に別れを告げなければいけない立場。
それでもいい。彼が幸せならば喜んでこの首を差し出そう。
愛が重い?狂った愛?上等じゃないの。
愛とは重くて強いものなのよ!
愛するキャラ達の為に自己犠牲をも厭わないちょっと危なめな令嬢達の物語。
多分恋愛物に分類されるんだけど、しばらく相手は不在です。
そもそも攻略キャラが出てくることはあるんだろうか。
乙女ゲームってなんだっけ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-27 19:00:00
31101文字
会話率:17%
あらゆる面で尋常ならざる性能を発揮する天才少年の黒霧流星はある日、何故か突然死んだ覚えもないのに転生した。しかも状況から察するに異世界転生であった。
色々納得いかない点がありつつもまあ受け入れ、地球でのように目立たず、静かに暮らして
いく事にした。
しかし、常軌を逸した能力の彼を、運命が放っておく筈がなかったのだった────
──君が望むなら、君が願うなら。
──僕はそれに応えよう。僕がそれを叶えよう。
──僕は、君の希望を繋ぐ流れ星だ。
これは、世界を救済した者の詩歌ではない。
これは、人知を超越した者の伝説ではない。
これは、独りの怪物が、人に堕ちる神話だ。
──────────────────────
『生まれた時からチートの少年が』『死んだ覚えもないのに転生していて』『男女関係なく救いの手を差し伸べ』『ハーレムを作らないし逆ハーにも参加しない』『そもそも恋愛とかした事ない無性欲系主人公』をコンセプトにやって行く所存です。
あと、あらすじには書いていませんが突発的転生者は一人ではありません。
趣味と自己満足でやっているので不定期投稿です。
タイトル決定しました。(仮題:化け物たちの転生神話 ~死なずに異世界に転生した特異点~(仮))折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-04 19:00:00
114220文字
会話率:34%
勇者には魔王を倒す使命があった。
しかし、本当の敵は魔王ではなかった。
勇者は剣を使わない戦いに挑む。
キーワード:
最終更新:2019-08-01 17:45:10
1907文字
会話率:64%
どうせあるわけがないと思って単純な話題の種になっている怪談や都市伝説。
けれど、火のないところに煙はたたないといいます。
もしくは卵が先か鶏が先かともね。
人の情念とは強いもの。多くの人が求めれば、奇妙で恐ろしい出来事もいともたやす
く起こります。
だから私――緋華 不知は語らないのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-07 22:04:59
7630文字
会話率:35%