11歳の夏、黒羽鏡花は交通事故にあい、両親を亡くした。
大きなショックを受けた心身に、転生したOLの魂が宿る。
親を亡くした鏡花は、古びた屋敷で新生活を始めることになった。
屋敷の主は祖母パナセア。長身で快活な老女――しかし、彼女はただの
老人ではなかった。
目の前で瞬時に花を咲かせる不思議な力、鳥たちが囁く驚くべき事実。
「パナセアは魔女なんだ」
そんな馬鹿な。魔法なんて、空想の産物のはず。
しかし、鏡花自身にも彼女の“特異な力”が流れていた。
戸惑いながらも、鏡花はその屋敷での生活を送り始める。
学校に通い、友人と遊び、穏やかな日々を過ごすはずだった――が、
屋敷には夜な夜な奇妙な来訪者が現れる。
パナセアの旧友を名乗る胡散臭い者たち、
人に非ざる者たちが持ち込む悩みや厄介事。
「まったく、あたしゃ便利屋じゃあないんだがね」
人間と魔法、日常と非日常の狭間で、鏡花の世界は広がっていく。
魔女の血を引く彼女は、何を選び、どんな未来を紡ぐのか。
これは、波乱万丈で愛おしい“日常”の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 23:06:56
26132文字
会話率:38%
不思議な妖怪が道端におちていたりする世界。
そんな中での学校生活はどこか不思議なことばかりで?
不思議な妖怪を不思議に使うすこしくるった不思議な人物のお話!!
最終更新:2025-02-11 20:00:00
2178文字
会話率:66%
世の中には、常識では測れないような、不思議なことが溢れている。
例えば“幽霊”や“妖怪”。
私が住む日本にも、数多くの不思議な伝承や都市伝説がたくさんあるが、それらの多くは、ただの噂だったり、見間違いだったりと、信憑性の低いモノがほ
とんどだ。
でも、その中には、少ないながらも“ホンモノ”が混ざっている事がある。
それを事前に発見し、対処を行う事で、私達の世界に“本当の不思議”が流れ込まないよう防いでいるのが、三大都市の県庁地下に秘匿併設された、私達の働く部署――
“別の次元”や“別の世界”を観測し、世界同士の隔たりに穴が開くような、大きな異常に対し迅速な対応するための、監視や干渉を行う――“多次元世界の修繕及び管理を行う国営組織”
――通称『異世界管理局』なのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-21 12:01:30
63655文字
会話率:47%
これは『フォニックス 運命の始まり』の改訂版です。
動物の耳と尻尾を持った不思議な人間、『妖怪』たちが暮らす世界の狐の国で庶民から選ばれた戦士達で構成された戦闘集団『フォニックス』が始動する。
庶民の依頼を受け解決する戦闘集団……の筈
だったが、次第に大きな出来事に巻き込まれていく。
完全オリジナルファンタジー、第一弾改訂版!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-21 00:18:45
186620文字
会話率:54%
釼太郎という少年が不思議な偶然で百鬼夜行の参加者となったあとで鬼の友達を作った。この二人の未来は?。。
最終更新:2025-01-17 04:58:33
8815文字
会話率:27%
古今東西のさまざまな妖の名が刻まれた古本を扱う店、緒方書店。そこに記録された名の妖が町に現れると該当の本が光り、書店の店員たちは妖事件の解決へと向かう。これは豊後の町にある古本屋を題材にした不思議な物語。
生まれたときから妖怪達の姿を目にし
てきた主人公燈は、ひょんなきっかけで妖本屋の店長唯と会う。様々な妖怪達との出会いを繰り返しながら、燈は妖怪がらみの怪事件を次々と解決していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 22:00:00
15493文字
会話率:61%
町中にある一件のカフェ。
ここにはイケメンの店員さんがいるのでいつも女性のお客が多い。 ただ怪しいおじさんもいる。
私が通う小学校で女子生徒が行方不明になる事件が……。
コーヒーの香りが漂う二人組みが不思議な事件を解決する。
※
全三話になります。
※妖怪はオリジナルです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 08:00:00
7049文字
会話率:65%
ねえねえ、『桜雲館の紅姫』って知ってる?
その噂を聞いた時、微かにでも望みを抱いているのならその屋敷はあなたの前に現れるかもしれない。
おしゃべりな門番に誘われ、不思議な案内人についていくとそこにいるのはひとりの少女。
三人の美しい男に囲
われて、彼女は言う。
「やあ、はじめまして――俺が、<紅姫>だよ」
微笑む彼女は『天使』か『悪魔』かあるいは――。
これは何かを見つけるため、足掻くひとびとの物語。
望みを叶えたその先に一体何が待ち受けているのか。
神のいなくなったその世界で『幸せ』を手に入れるのは一体誰?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 23:10:49
485022文字
会話率:47%
親戚中から避けられていた、大好きだった祖母が亡くなった。何故避けられ続けていたのか、それは祖母が見える人だったからだ。
そんな祖母が大切にしていた駄菓子屋を俺は受け継ぐ事に。
しかし、祖母の駄菓子屋は不思議なことにお店を閉じると、とある妖怪
達がやってくるだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 22:32:17
2128文字
会話率:69%
<シンギュラリティの発生後、妖精や妖怪の実在がバレてしまった世界!?>
21世紀前半にシンギュラリティを迎えてから一世紀余りが過ぎ、人類文明に本格的な宇宙時代が到来して、太陽系中に人々が移り住んでいた。
しかし同時に、昔は妖怪や精霊や妖
精などと呼ばれていた存在が科学の発展と共に消えゆくどころか、現在では「スプライト」と総称されて公的にその実在が証明されていた。
しかも彼らは宇宙植民地などにまでその棲息域を広げながら、人類と共存していた。
木星の植民地で暮らしている主人公の少年は、ある時にひょんな事から隕石に憑いた不思議なスプライトと出会う。
そのスプライトには奇妙な謎があった。主人公はそのスプライトの要望で彼の仲間を探していくうちに、やがてこの太陽系中に広がった人類の宇宙文明についての秘密と陰謀を知りはじめる。
スプライトと人類が迎える運命とは何か? そして少年はその運命に逆らい、何を決断するのか?
※第12回ハヤカワSFコンテスト・一次選考通過作品(一部加筆改修)
※カクヨムにも同時掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 17:43:09
101687文字
会話率:52%
これは時を超えた呪いによって紡がれる、縁を巡る物語。
第1部・黎明編
東京都内に住むふつうの高校生・禅院(ぜいん)サトルは不思議な夢から目を覚ますと、背中に大きな口が取り憑いていた。
口は自らを空妖(くうよう)という、妖怪のような
モノと言う。
サトルはそれにバクと名づけ、新たな日常を過ごすコトとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 21:00:00
451925文字
会話率:65%
世界の極東日ノ本に禁忌と称された男がいた。
神の末裔にして妖術使い、名を神崎三郎。
「俺はただ強いやつと戦いたい」
強者との戦いを好み、日ノ本中を旅して妖怪や荒ぶる神々の討伐で名を上げる。
そんな戦いの日々を送る中、三郎は伝説の海の妖怪の討
伐に名乗りを上げた。激闘を繰り広げ、その妖怪を打ち破るも突如として不思議な光に包まれ三郎は意識を失ってしまう。
そして目を覚ますとそこは日ノ本から海を隔てた異国の地
アトラニアだった。
「俺はただ強いやつと戦いたい」
見知らぬ異国の地だろうが関係ない。強者との戦いを求める神崎三郎の冒険譚が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-17 22:34:48
291918文字
会話率:33%
「ここじゃないどこかに行けますように」
毎日のように家の近所にある高神神社でそう願い事をする少女、ひなはわずか9歳にして不遇な人生を送っていた。
彼女が生まれてすぐに行方を眩ませた母と、その母を探して世界中を飛び回る父。
両親はただの一度も
、ひなに連絡を寄こしたことが無かった。
そしてそのひなを預かることになった父の両親は、ひなが5歳になる頃から彼女を疎ましく思うようになっていた。
ひなには人には見えない物が視える、不思議な能力があった。それもただの幽霊と言う類ではなくいわば妖怪と呼ばれるものだった。
成長するにしたがってハッキリとその存在を視れるようになったことで、次第に友人や祖父母から気味悪がられるようになり、やがて孤立してしまう。
家に帰っても学校に行っても、誰も自分の傍にいてくれる人がいない事で、ひなは「ここじゃないどこかに行けますように」と神社で願うようになった。
「ここじゃない場所って言っても、施設には行きたくない。だって……どうせ施設に行ったってひなが色んなものが視えるって分かったら、結局みんな気味悪がって離れてっちゃうんだもん。だったら、一人の方がいい……」
だが、今の生活をしていればいずれ行政の人間が情報を聞きつけ、施設に入れるために連れに来るに違いない。
それが今のひなには一番怖い事だった。
そんなある日の夜、通い続けていた神社に不思議な光が下りた事を見かけた。そしてその夜に突如訪ねてきた警察に恐怖を覚えた。
施設に連れて行かれちゃう。
ひなは暗い夜道を危険だと分かっていながら、家から飛び出して神社への道を急いだ。
神社に辿り着いたひなの目に映ったのは、頭から二つの角を生やし、金色とも黄緑ともつかない肩までの髪と、尻尾のように長い朱色に染まった髪を持った一人の男性だった。
「お願い、ここじゃないどこかに連れてって」
彼は自分をどこかへ連れて行ってくれると確信したひなはそう願い出た。
神獣でもある麒麟と彼の神使でもある八咫烏、そしてひなの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 16:10:51
138621文字
会話率:43%
神が創り神が管理している世界「ローディア」。多種多様な世界と繋がり、人間、妖怪、獣人等、様々な種族が蔓延る世界で物語は進む。そこで起こっているのは神の後継ぎ争い。不思議な力を使う神の遣い達と激しい戦闘をすることになる主人公達だが、果たして無
事に神になることは出来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 12:09:19
53432文字
会話率:61%
R18のつもりで書いた小説ですが、全て書き終えて、特に過激な内容も無く、R15でも問題ないと判断しましたので、投稿をやり直します。
現代の生活の中で起きる不思議な話・・・怖い話をつづります。
第一話~第九話まであり、各話のつなが
りはあまり無いので、どれから読んでいただいても結構ですが、第一話は、主に話の主人公になる人物の紹介を兼ねた話になります。
夜中に歩いていると、足音だけが付いて来る話から始めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 21:00:00
106058文字
会話率:28%
妖怪――不思議で怪しい力を持つ者達。
彼らはどこにでも存在し、人間がその姿を見ることも珍しくはなかった……のも遠い昔の話。現代におけるこの世はすっかり人間界。
数を減らした妖怪達は、世界の片隅でひっそり暮らすしかなくなり。
そし
て、その更に片隅には妖怪のための学び舎が存在したのである。
学び舎に転校してきたのは地味度MAXの田舎娘にしか見えない女の子・有真ナル。そんな彼女を出迎えたのは、学び舎の怪しい奔放教師・狐狸先生だった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 13:09:08
33259文字
会話率:45%
唐傘お化けの半妖、折笠直仁は十八歳を迎えたその日、持ち主に福を呼ぶとされる妖怪ケサランパサランを拾う。
その夜、折笠は不思議な夢を見る。半妖たちが集い『高天原参り』なるものに挑むらしいその夢は妙な現実感を伴っていた。
気になった折笠は
高天原参りについて調べ始めた矢先、陰陽師から命を狙われる。
本来は好戦的ではないはずの折笠が謎の高揚感を持って陰陽師との殺し合いに応じようとした時、どこからともなく助けが入る。
陰陽師からの逃走を助けてくれた少女、黒蝶は夢に出てきた半妖と瓜二つだった。
天津神が座す高天原へと参り、願いを直訴する高天原参り。
半妖、妖怪、陰陽師、様々な思惑が絡む戦いへ、折笠たちは否応なく巻き込まれていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 08:00:00
274498文字
会話率:37%
東海道沼津宿で小料理屋を営む女店主かなめ(自意識過剰)のもとに現れた行商人は、わらじを買ってくれと頼み込む。かなめの履いているわらじを見れば話のわかる御仁に違いないと考えたらしいわらじ屋だが、かなめは相手にしない。死んだ父親の作ったわらじ
以外は足に馴染まないと断ったかなめはわらじ屋を追い返した後、沼津の筋者佐山一家に脅しをかけられる。様子がおかしくなって暴れ始めた佐山一家に困っていたところを居合わせた旅の娘に助けられ、かなめは娘を店に泊める。喉を壊して喋れない旅の娘はわらじ屋の旅の供で、待ち人のために二人してしばらく沼津にいるという。しかし沼津は佐山一家がおかしくなって喧嘩が絶えない。店をたためと詰め寄る佐山一家は、次々と妙なヤツらを連れてくる。わらじ屋曰く、後ろにまずいものがついたらしい。東海道の西の端より遥か西から来た妙な連中、「轟徒衆」が佐山一家を抱き込んで悪巧みを進め、清六は何かを知っているが多くを語らない。見てもわからぬ何かと戦い、上方から連れてきた娘権兵衛と一緒にかなめの店に居候するわらじ屋は、いつのまにか下働き。常連たちから下男と下女だと思われている。不服に思ったかなめは酒盛りの席にわらじ屋を連れていって町の奴らに説明したが、わらじ屋は思わぬ秘術を使う。わらじ屋にとって何も不思議なことはない当たり前の芸当は何が起きたかわからず、いつも通りわらじ屋は多くを語らない。帰り道に現れたのは、浪人。酒が入っていると不満げに立ち去った浪人「鼬」はわらじ屋のことを知っているようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 15:00:00
20175文字
会話率:44%
『これは神の力を宿した勾玉を巡る物語である。』
ある春の日、謎の声に導かれ、少女ななこは不思議な勾玉を手に入れる。
時を同じくして巻き起こる妖怪変化らによる怪事件。
どうやら事件の中心にあるのは勾玉のようで……?
名も無き市井の少女が、
途方もなく壮大な謎にどう立ち向かう?折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-27 23:56:35
26096文字
会話率:56%
生前、日本で退魔師をやっていた少女。
若くして亡くなった彼女は死後、剣と魔法のファンタジー世界に異世界転生していた。
孤児として教会に育てられた彼女はジャンヌと名付けられ、聖魔法を発現させ聖女として生きてきた。
13歳になったある日
、不思議な声に導かれ、彼女は森にて地面に突き刺さった不思議な魔法の杖を拾う。喋るその不思議な杖=ハヤテを手にしたとき、彼女は生前の退魔師である記憶を取り戻した。
杖こと日本刀とともに前世の記憶を取り戻したジャンヌは、何故か現れる日本由来の妖怪を相手に、人々を悪しき霊障から守る退魔聖女として戦い始めるのだった。
「その悪しき感情、私が断ち斬る!!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 12:00:51
21163文字
会話率:33%