その日、世界の大部分は吸血鬼に支配された。人類は発達に発達を重ねた科学の結晶であり、欲望の結晶でもある異能者で吸血鬼に対抗する。
結界によって守られている人類の平和。
それでも何故人類は戦うか?勝ちたいという欲望の為。
吸血鬼は何故戦うか?
世界の新たなる時代を迎える為。
戦いの末に何があるのか。その戦いに意味はあるのか。
人類、吸血鬼、どちらにも日常があり、戦いがある。これはその二局に分かたれた世界を描く物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-03 11:17:08
76591文字
会話率:47%
E☆エブリスタより転載
パンデミック。第三次世界大戦がアメリカの勝利で幕を閉じると、待っていたのは未知のウィルスの蔓延だった。八十億を越そうとしていた人類に襲い掛かったそのウィルスにより、およそ五十%の人類が消滅。残り四十億となった人類にも
、その脅威が降りかかろうとしていた。そんな中、戦勝国アメリカ・日本を中心に行われてきた、火星移住計画、通称〝マーズ=ワン・プロジェクト〟が完成。 実験を終えた後、遂に移民が開始された。
西暦二一〇〇年。人類はこの日を、『神を超えた日』と呼び、以降を宇宙暦(Cosmo・Century)とした。
舞台は日本。火星への移住を夢見る、一人の少年から始まる――
※
※作者より※
この作品は火星へ行く、と言う主人公の願いから〝SF〟と定義した作品です。しかし、行われる内容は、現在の人権を殆ど無視した行動に基づき、また、それに相応する言動・描写等で構成されます。よって、本物のSFとは定義できないと思います。また、グロテスクな表現が所々に出現致しますので、その点につきましてはご了承願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-16 16:13:58
355文字
会話率:9%
ある日の某所、彼女は立っていた。
警視庁警備部警護課…通称「SP」として警護に従事していた彼女は、
突然の凶弾に意識を失ってしまう。
目が覚めるとそこは、死後の世界の様な場所であった。
そこで出会った「お嬢様」に偶然から偶然が重なり、守る
ことになる。
但し、SPとしてだけではなく執事としても働くことに…。
彼女はこのイレギュラーな場所で、守り抜くことが出来るか。
そして、現代へと戻ることは叶うのか…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-03 22:34:30
4319文字
会話率:30%
アメリカ中央情報局、CIAの秘密研究施設から、要人暗殺用に開発されていた生体兵器が逃亡した。
コードネーム(カンジキウサギ)。
開発者であるクレメンス博士によって野に放たれたそれを秘密裏に処理するため、三年前にCIAを追われた工作員レイチェ
ルと、イギリス情報局秘密情報部、SIS所属のヒュー。それに、謎の少女を加えた三人が特殊作戦へと駆り出される。しかし、事態は国際テログループであるガブリエル・ハウンドや、アメリカ軍内部の利権が絡み、複雑化してゆく。
迫る凶弾。交錯するそれぞれの思惑。
明らかになってゆく陰謀をよそに、完全なる殺人兵器、カンジキウサギは闇夜に踊る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-10 17:50:26
120484文字
会話率:33%
狂人と教団と、狂刃と凶弾と。
生と死と、生徒と使徒と。
不可解な現象と、超常的な現象に。
僕の周囲の人間と、彼らの紡ぐ物語を加え。
私立絃神学園で起きた、事件の全貌を語っていこう――。
絃神学園の生徒会長、雪村吉竹は人を信じることをしな
い。
それが世界中が認める事実だろうと、恋人が語る真実だろうと、他人が騙る虚実だろうと、疑ってかかるのが信条なのだ。
だから彼は信じていなかった。
《教団》も《狂人》も。《使徒》も《王冠》も。
絃神に渦巻く異常も、その目で見るまでは信じない。その耳で聞くまでは信じない。その身で体験しなければ信じない。
――ここは現実。そんな空想は存在しない。
そんな普通の、平凡な、無価値なほどの価値観が一変するのは、八月二十九日。
夏の終わりが迫る、まだ蒸し暑い夜の出来事だった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-08 21:36:26
1581文字
会話率:11%
厳冬のカナディアン・ロッキーに響く一発の凶弾。「口笛のスナイパー」シリーズ第二段。
最終更新:2007-08-17 14:07:03
4578文字
会話率:0%
深夜の高級住宅街に響く一発の凶弾。
最終更新:2007-08-11 14:19:36
3365文字
会話率:0%