「僕は君をずっと忘れないから」
とうとう夏の気温が殺人的な数値を叩き出すようになった頃、人類は一部の者たちを『冷凍冬眠』で夏を越させる選択をした。問題は一つだけ。低くはない確率で、何故か記憶の一部を失うのだ。
少しだけ未来の、切ない恋
の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-26 12:11:15
1706文字
会話率:14%
春が来たぞ、さあ外に出よう!
……って話では、ありません。
最終更新:2021-03-27 20:00:00
1917文字
会話率:9%
アイドル稼業がギャラ的に成り立ちにくい21世紀末に、愛すべき最後のおバカアイドルは僕を産み、シングルマザーとなった。投資詐欺の広告塔になったがために芸能界を追放中の母と過ごした僕の幼少時代は、絵本も買えない貧乏暮らし。
そして、メイド喫
茶の天使の娘になって得たアブク銭で通ったお嬢様学校の初等科に通った僕はAI圧縮学習カリキュラムに出会う。初等科を出る前に貧乏暮らしに戻った僕は、吐き気を伴う圧縮埋め込み学習に耐えて、普通の生活を求め、投資の専門資格が得られる彩の国サイナー英知学院に特別奨学生として進学した。
毎分一冊超のペースの圧縮学習に小学生から耐え抜いてきたサイナー学院の学生は、中等部を終える頃には旧帝大卒相当の知識を埋め込んでいる。多少の副作用があったりもする。僕の場合、対人恐怖を患うと共に、幻想の物語を毎晩夢に見るようになった。
そんな僕が、特別奨学の務めである中等部の修了演舞会に出演し、一月限りの天使の笑みをまとい皆とステージに立った。その後の打ち上げで「どんな子がタイプ?」と聞かれた僕は「タイプな子は分からないけど、キライな子は分かる」と回答。それは、徳川将軍家直系にして欧州ロイヤルファミリーの血も継ぐ才色兼備なトンデモキラキラ女。つまりは、なぜだか浦和の高砂小中学校に護衛を伴い通っていた、僕の夢の中の幻想ヒロインだ。
サイナー学院高等部。人工冬眠、火星片道飛行、仮想世界への永住など、今生からの離脱を支援するワンウェイセクターへの投資を扱うワンウェイ学科に、僕は進む。そして、特別奨学の義務として投資教育用アバターのリトル・エイミィを演じることに。
エイミィの家族設定を皆で考た晩、僕らはFiglia di Ellis(エリスの娘)という頭文字を冠した観測衛星FdEを通じ、異世界メッセージを受信する。そして、ワンウェイセクターの経済史を塗り替えるエコノミカが始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-21 09:00:00
28621文字
会話率:9%
隣の席の女の子が冬眠に入った。僕は彼女の世話をする「冬眠当番」になった。
最終更新:2021-02-26 16:50:19
3648文字
会話率:42%
ある日を境に人類の技術は急速に進歩し、そして破滅した。
なんともあっけない人類終末から一〇〇年余りが経過した頃、人の営みの残滓が漂う世界の片隅で、コールドスリープによって奇跡的に生き残っていた人類最後の少女が目を覚ます。
少女が一番最初に目
にしたものは、自分を起こしたという小さなアンドロイドの女の子――エン。
文明が絶えた世界での生き方がこれっぽっちもわからず、危なっかしい少女は、割とハイスペックなエンに守られたり世話を焼かれながら、なんやかんや生き抜いていく。
※カクヨム様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 23:00:00
112118文字
会話率:28%
恐らく爬虫類を冬眠させる飼育者のほとんどが思うことではないかと思います。それはつまり、とっとと春来いや。自然に対して喧嘩を売る詩というわけです。
最終更新:2021-01-17 20:33:52
325文字
会話率:0%
高校までは部活三昧で女性との付き合いを全く知らない草食男子が大学生活で多くの女性と関わる。超日常の恋愛物語。主人公が誰と付き合うのかご自身の目でお確かめ下さい。
最終更新:2021-01-17 17:23:48
1125文字
会話率:53%
ふゆの おばけは どこに いるんだろう。おとこのこは おばけを さがします。おばけは みつかるでしょうか?
最終更新:2020-12-21 00:00:00
733文字
会話率:48%
冬眠から目が覚めたクマさんは、とってもお腹が空きました。
「そうだ、街へ行ってみよう」
クマさんは食べ物を求めて山を下りて行きました。
※遥彼方さんの『イラストから物語企画』参加に伴い、イラストを使用させて頂いております。
最終更新:2020-11-01 19:35:29
559文字
会話率:43%
便利な機会が発明され、豊かな世界が築かれる。
最終更新:2020-11-01 18:00:00
1370文字
会話率:53%
苦難の末、手に入れたフルダイブ型のゲーム「プレセペスター」
それを使い銃弾の戯れる世界へ向かう者達の物語
彼らは何を求めそこにきたのか
友人?名誉?現実から解き放たれる解放感?
そんな目的などどうでもいい
このゲームは“それ
“さえあれば全員を歓迎してくれる
「人に向かって銃をぶっ放したい‼︎」
そんな少し感性のズレた面白い彼らの血肉沸き立つ世界での物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-14 14:04:03
312文字
会話率:50%
暴徒から迫害されていた人達を守ろうとした者が人工冬眠から目覚めると……
例によって、例の如く、色々とおかしい「未来」になっていた。
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「pixiv」「Novel Days」に同じモノを投稿しています。
最終更新:2020-09-09 11:57:24
2159文字
会話率:59%
難病治療のため人工冬眠機に入った少女が目覚めた先は自分の知らない世界だった。
名前を奪われ追放されたヴィランの一家が愛する者の名をまた呼ぶため奮闘する。
自らの、そして家族の名前を取り戻すための物語。
最終更新:2020-08-20 17:00:00
6300文字
会話率:39%
活動を停止し体温を低下させて食料の少ない冬季間を過ごす生態
キーワード:
最終更新:2020-08-18 23:00:00
207文字
会話率:0%
いつまで待つのだろうか
キーワード:
最終更新:2020-04-10 23:00:00
254文字
会話率:0%
小学二、三年生のころ、近所の公園で遊んでいると冬眠していた蛙を見つけた。
最終更新:2020-08-08 09:01:13
1890文字
会話率:0%
上京生活初日、窓から見た光景は世紀末だった、、が主人公は「都会ってすごいべ〜」で納得してしまう。あまりの適応力に天国のおばーちゃんがツッコミにやってくるほどに。
コレは異世界のような世紀末に陥った、都会のアパートでほのぼの暮らす少年の物語。
最終更新:2020-06-12 18:28:45
664文字
会話率:31%
寒冷地に生息するリス科やクマ科の動物のように、冬眠と活動期を交互に繰り返す。
そんな人生を長らく送っていると、どこまでが現実であってどこからが夢やバーチャルな世界での出来事だったのか、その境界線を見失い判別がつかなくなってしまう事がある
。
人並みには身長のある俺を、上から見下ろす威圧感たっぷりな巨大な体躯。
禍々しい気配と、狂気に侵されたかのような鋭い眼光。
凶暴な牙がのぞく大きな口からは、溢れ出る涎。
ここは、あの日から、そんな魔物たちが実在する世界へと変貌した。
愛用の大剣を振り抜いて両断し、圧倒的な威力の魔法を放って蹂躙する。
それが、俺のこの世界における魔物たちへの対処法だ。
ただし。
世界は大きく変化したが、人類という種が特別な進化を得て強者となった訳ではない。
ただ単に、俺が非常識な特技と特典を保有する一般的な人の範疇から外れた存在であるが故の対処法、なのだ。
しかも。
俺が、このような色々な意味での希少種へと成り果ててしまったのは、単なる偶然の産物だった。
あの日、大騒乱の渦中で、不運にもある厄災の被害者となったが為に気紛れな女神に選ばれる幸運と強運に恵まれた、運命の悪戯によるものなのだ。
一九九九年には恐怖の大魔王が降臨して世界が一旦は滅ぶが、二00一年には宇宙の旅が解禁され、そこから始まる二十一世紀には人類が繁栄を極める薔薇色の未来が開けている。そういった様々な空想や絵空事がまことしやかに語られていた古き良き時代は、ある意味で人類にとって最も幸せな年代だったのではないだろうか、と沁み沁み思うことがある。
二十二世紀という言い方が忘れ去られて久しい現代は、世界の前提条件や様々な常識が弱肉強食なファンタジーの世界に一歩近付く傍ら、人類社会の裏側では二十一世紀型の行き過ぎた資本主義経済がもたらす超格差社会が確立され、平凡な一般人にとっては肩身が狭く平穏に暮らすことさえ困難な世の中となっているのだから...。
そんな理不尽な世界で、俺は、平穏に暮らしたいと心の底から願いながらも、今日も我が身に染み付いた不幸体質が招くトラブルに翻弄される日々を過ごすのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-29 12:00:00
31799文字
会話率:33%
賢いシマリスのお話。
春が来て冬眠から目覚めたクルル。
そして恋に落ちる。
最終更新:2020-05-21 10:00:00
854文字
会話率:50%
布団ディビジョンからの脱出
最終更新:2020-05-18 11:22:24
444文字
会話率:0%
ハロウィンの飾りだったかぼちゃで出来た雪だるまの「らんたん」。
これは、サンタ見習いの彼の秋のお話。
最終更新:2020-05-17 16:02:09
268文字
会話率:15%