ミランダ・デパル 21歳。
売れない俳優の父親の影響で、結婚と恋愛に夢も希望も興味も無く、絶対安定の公務員を目指し、真面目でガリ勉だった学生時代。
唯一の趣味はマリモリ先生の書くBL小説「青薔薇騎士団シリーズ」を読むこと。
そして、主人
公マクシミリアンを最押ししている。
逞しい筋肉をこよなく愛し、間近で拝み、妄想するため騎士団事務官を目指す。
魔術専科を卒業後、公務員採用試験の中でも絶大な人気で倍率も高い、騎士団の事務官試験に見事合格した。
やった!これで毎日筋肉を拝みながら妄想三昧の日々を送れる!!
勤務先は騎士団第二隊。
しかも、副隊長付き事務官。
副隊長は最押しマクシミリアンを彷彿とさせる、グラント。
中等部時時代、一度だけ話したことのある、学校中の憧れの超有名人。
どうせ、私のことは覚えていないだろう。よし、気にしない。
グラント副隊長にはモテすぎるが故に、プレゼントのつもりが一周回って暗殺まがいの郵送物が届く。
余計な仕事がどんどん増えていく事にイライラMAX!!!
もう!副隊長さまはとっとと結婚してほしい!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-23 19:00:00
64862文字
会話率:28%
学校内で生じた出来事については、生徒会の決定が絶対である。
処分を受けないことは、生徒会が非が無いと判断していることを意味する。
結月陽菜は何でも平均以上にこなせる万能型――と表現すれば響きは良いけれど、要は〝万能足りて一心足らず〟。決して
天才ではなく、減点を排除し続けた結果、上限である満点に行きつき、中等部で生徒会長の座についた。
高等部に上がった陽菜に襲い掛かる、いくつもの魔の手。
* * *
ボイスノベルを楽しめるよう、キャラごとに声を分けています。耳で楽しんでいただけると幸いです。
https://novelba.com/indies/works/937853
別作品、孤高の女王とリンクしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 06:00:00
8987文字
会話率:27%
かつて母親に器――グラスと呼ばれた少女は今はフレイアと呼ばれ、バルメデアラ魔法学院の高等生となっていた。
魔法を学ぶための学院に通いながら、ほとんどの魔法を扱うことができず小・中等部では腕力・物理でなんとか解決してきた彼女がこの学院生活をき
っかけに自身に秘められた秘密と向き合っていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 20:06:31
198502文字
会話率:36%
とある世界での話。生まれたときに膨大な魔力をもって生まれたため魔力回路がオーバーヒートしほとんど機能しなくなり膨大な魔力も失って義母に育てられたヴィリオ。めんどくさがりだが小さいころから魔法やその組み式が好きなヴィリオは自分の夢でもあるウィ
ザリア魔法研究所に入るために実績を積むため学院に中等部から入学した。いろいろと面倒なことが多かったが小さいころに義母に修行をつけてもらったおかげでいろいろと修行が日々の生活で役に立っていた、しかしある事情により学校ではしてはいけないギルド関係の仕事をハユードという名でするようになりそれを見つけた先生は黙秘するかわりにオリジナルギルドを二人で立ち上げた。めんどくさがりのヴィリオはつい頑張ってしまう癖がありいつのまにやら生徒会長のクレナにばれてしまうが彼女もギルドに入るというのだ。そしてあれよあれよと月日は流れギルドにも仲間ができていき高等部2年の最初ごろには西のギルドの大会にでてしまうのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 23:04:26
95198文字
会話率:60%
____紫乃原 海と早瀬 美月。
その名前を知らないものは居ないだろう。
何せ、富豪のたった一人の令息と、入試でトップの主席満点美少女である。
二人は私立青薔薇学園[中等部]に通う中学二年生。
____|紫乃原(しのはら
) |海(うみ)。
私立青薔薇学園、中等部生徒会長。
有名富豪、紫乃原財閥のたった一人の令息。つまりは御曹司。
顔はイケメン、スポーツ上級者並み、勉強完璧。
権力、容姿、運動、勉強。全ての観点で創造の神に愛されている。
だが、彼には一つだけ難点がある。
それは、『性格』。
彼は一見爽やかだが、彼の父に聞いたところ、S系男子……だとか?
しかし彼はこの私立青薔薇学園[中等部]の生徒会長である。
生徒会長選挙の時に、満場一致で海に決まったのだ。
そんな神様に愛されている海だが、その彼にも神にも……『溺愛』されている者がいる。
その名は___|早瀬(はやせ) |美月(みつき)。
『彼女』とは、もちろん美月のことである。
中学入試は主席満点トップ合格。
テストの順位は、海と並んで同率一位である。
スポーツはもちろん、美術や家庭科、音楽の才能まで持っている。
彼女ほど、『才色兼備』や『容姿端麗』、『秀麗』、そして『美少女』が似合う人間は存在しないだろう。
彼女はまさに『絶世の美少女』。
高嶺の花、どころか、男子は近づくことすら許されない。
性格は、クールで冷静。
『クールビューティー』という言葉は、まさに彼女のために作られた言葉だとつくづく感じる。
そんな彼女は、生徒会秘書。
秘書は、書記や会計などを全てこなさなければならないため、膨大な信頼を得ている彼女は、日向と同じく満場一致で秘書になった。
爽やかイケメンな海に、冷静沈着な美月。
これが、二人の「現在の」姿である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 10:00:00
17527文字
会話率:48%
燈榊花火の通う全寮制の中高一貫校、百籃学園には『時空を遡れる魔女』がいる。学園七不思議的なの存在として、一般生徒の中に紛れて学生生活を送っていた。しかも日ごろから正体を隠すどころか偽らず、誰に訊かれても自らの口で魔女だと自称する。花火の先輩
にあたる渡堺聖果。
中等部の頃は七不思議どころか、周りが囁く様々な噂にすら興味もなくぼんやりと過ごす花火。そんな花火のもとに噂好きの友達から七不思議について調べようと誘われる。持ち寄られた情報を頼りに『時空を遡れる魔女』と自称する聖果を訪ね、しばらくの間勝手に行動を共に観察を始めた。ほとんどの授業に出席はせず、気の向くままに屋内外を徘徊する。特にお気に入りなのか、放課後は毎日のように図書室で静かに本を読む。それでいてテストの成績は常に学年首位をキープし、教師ですら聖果の行動を黙認している状況。毎回のように追試ギリギリの花火は、聖果の置かれた環境に驚愕と羨望の眼差しから弟子入りを申し込む。だがその申し出はあっさりと断られ、花火の中で聖果が本当に魔女だから特別扱いされているのではと謎が深まっていく。
最初は成り行きではあったものの、花火は聖果へと興味を抱きだす。
以前と変わらず聖果を尾行し、絶対に魔女である証拠を掴もうと躍起になっていく。隙あれば弟子入りを申し込む日々を過ごしていると、月末に迫ったテストが花火を襲う。ただでさえ授業についていくのすらままならず、ここしばらくは聖果のことで手いっぱいだった。いつの間にか七不思議にのめり込んでいた花火は友達に泣きつき、手厚く勉強をみてもらうも何一つ理解ができずに刻々と時間だけが過ぎていく。
だがそんな頑張りも虚しく、追試になってしまう花火。そんな矢先、聖果が頻繁に出没する情報が耳に飛び込んできた。追試には合格しなければいけない。だけど、七不思議についても追いたい気持ちもある。それでも目先の追試を頑張らなければと意識を切り替えるも、聖果の方から花火に近づいてきた。しかも勉強をみてくれるというありがたい申し出に飛びつき、数日という期間をマンツーマンで指導を受ける。厳しくも優しい聖果、何よりも初対面でしかない花火のことを第一に気遣う姿勢。偶然とはいえ一緒に過ごす時間が増え、みえてくる聖果の素顔。
些細なキッカケから学園の七不思議にのめり込んでいく花火と、存在自体が謎に包まれた聖果との学園百合物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-25 00:00:00
101653文字
会話率:39%
中学に上がると同時に両親が仕事で家を空けるのことが多く、沼崎麗良は近所に住んでいる親戚の従姉にあたる間咲の家に預けられていた。社会人として働いている咲を想い、慣れない家事に悪戦苦闘しながらも共に過ごしだす。
だが、しだいに化けの皮が剝がれ
ていった咲の生活力は0。炊事洗濯どころか、今までどうやって一人暮らしをしてきたのか疑うほどに何もできない。それどころか、年甲斐もなく中学生の麗良に対して日を追うごとに甘えてだす。露呈する咲の生活力のなさに加え、道に迷ったと声をかけてくるナンパ目的の男性にもついていってしまう姿を度々目撃するなど。人の下心を疑わず、どこかガードの緩い咲の姿を反面教師とする麗良。自分がしっかりと支えなければと学業に勤しみ、高校生になったらアルバイトを始めようと意気込みだす。
何かと苦労が絶えなかった麗良は、それでも学年首席で聖光学院の高等部へと入学。もとし、進級を果たす。そして目的であったアルバイトも、中等部の付き合いである一色タエの伝手で始めるまでは順調だった。
そんなある日、咲がマンションを買ったからと引っ越し業者を引き連れて帰ってくる。一夜にして2DKのアパートを引き払い、都内に建つ3LDKマンションへの引っ越し。
そして、突き付けられる多額の借金。それは一般成人男性が生涯で稼ぐとされる金額を上回り、麗良たちの平穏だった生活は一転して地へと落ちてしまう。お世話になりっぱなしで離れる事に心が痛む麗良は、今まで以上に学業とアルバイトの両立に励んでいく。
あっという間に1年が過ぎて、2年生へと進級する麗良。家事に学業、それにアルバイトをこなす生活に慣れ始めていた。そんな矢先、勤め先のカフェに聖光学院のアイドルと称される槇宮真桜が来店し、麗良に『いくらでアナタを買えますか?』と問われる。親がお金持ちで、稼ぐことの苦労を知らない真桜に憤る麗良。残りの学生生活を棒に振る覚悟で『バカにするな』と言ってのける。明らかに喧嘩腰の態度を振舞ってしまう麗良だったが、なぜか気に入られて勝手に真桜の『恋人』にさせられてしまう。
真面目で努力家の一般家庭育ちながらも、周りに振り回されがちな麗良。親がお金持ちで、学園のアイドルと称されて崇められる真桜。
住む世界が異なり、一生で関わり合うことのない2人の百合学園物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 00:00:00
104313文字
会話率:36%
此れは、イリナマギアという魔法に満ち溢れた世界でのお話。
主人公セフィロスの在籍中等部魔術師学園では、高等部に進学するために、卒業課題をこなさなければならない。其れは7日間、熟練の魔術師の元に住み込み、創生魔術を一つ習得するというものだった
。
彼の滞在先に選ばれたのはアリシアという魔術師だったのだが、彼女には一つ問題があった。
そう、其れは今まで受け持った50人の生徒の中で一人も合格者を出していないという事だ。
そんな師匠の元で果たして無事にセフィロスは卒業できるのだろうか……
(初投稿ですので至らないところも多いとは思いますが、新米魔術師セフィロスと面倒が口癖の師匠アリシアによるちょっぴり暖かいほのぼの日常ストーリーを是非お楽しみください。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 00:48:02
741文字
会話率:12%
「新妻琴美さんは末期癌のため、余命1か月ですね」
余命宣告された私。
もう死ぬことを覚悟していた私の前に訪れたのは――
――異世界転生者!?
「癌の治療薬なんて、もう開発されているだろ。中等部の範囲だよ」
彼によって、治るはずがないと思っ
た癌が治るのか?
そして別の場所では、ペンギン博士は問題を抱え悩んでいた。
化学が発展した世界から転生者がやってくる、逆異世界転生物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 21:48:49
2984文字
会話率:27%
公式戦59連勝。青海大学付属高校野球部は誰も疑うことのない高校野球最強のチームだ。
各ポジションにプロ級の選手が割拠し走攻守投すべてに弱点がない。余力を残した状態で夏の選手権と春の選抜大会をそれぞれ二連覇し、そしてもっとも優れた才能が集
まった『泡坂の世代』が三年目、最後の夏の大会を迎えようとしていた。
挑むのは一度野球から離れた青海中等部のOB・屋敷慎一(やしきしんいち)。「なんか中学で辞めた野球部が高校で活躍して目立ってムカつくしぶっ壊そー」という軽いノリで青海の練習に乗りこみ、旧知の仲である泡坂と対戦する。しかし青海のエースである泡坂は屋敷に対し全力で投げない。日本一のピッチャーがたかが遊びで本気をだすはずがない。
屋敷は泡坂の160㎞/h超のストレートを引きだすため、公式戦で青海と戦うの準備を始めた。都大会で青海高校を倒し、自分の最強を証明するために。
※カクヨムで連載している『夏への扉』から決勝戦までの前日譚を省いた内容です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-13 03:28:06
222490文字
会話率:36%
とある中高一貫校に通う中等部二年生、駒木美悠。
彼女には悪い先輩がいる。
風紀委員を取りまとめる副委員長、高等部二年生の鷹村佐助。
委員会に置ける美悠の先輩だった。
制服を着崩し、風紀副委員長なのにどこか生活態度がよろしくない。
だが勉強は
できるし、人間関係の立ち回りも上手かった。
それも含めてちょっと悪い先輩。
しかし彼は、そんなことは気にならないくらいの悪いところを隠していた。
ただ一人、美悠だけがそのことを知っている。
この小説はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 02:13:20
4629文字
会話率:57%
あたしは、菅藤瑞希。13歳。
倫堂学園中等部1年生。
実はあたし、忍者なんだ。
この世で出来ないことはない究極忍術、飛燕九天直覇流奇門遁甲殺到法(ひえんきゅうてんちょくはりゅうきもんとんこうさっとうほう)を受け継ぐ女ばかりの集団、吉
祥蓮(きっしょうれん)の一員……のつもり。
可愛くて優しくて(胸が豊かで)若作りの母さん、一葉(かずは)と2人きりで静かに暮らしていたはずなんだけど……。
母さんが、死んだ父さんとは似ても似つかない草食系男と再婚したことで、あたしの生活はガラリと変わった。
そう、顔と勉強しか取り柄のないバカ兄貴、冬彦のせいで……。
それから苦労のし通し。
ドジで、お人好しで、惚れっぽい。
そして、そのお兄ちゃんがまた、高嶺の花に恋をした。
葛城亜矢。
倫堂学園高等部演劇部のアイドル。
肌で感じる、危険な雰囲気。
その人はダメ……! って聞いてんのかコラ!
「世話が焼けるんだから……お兄ちゃん!」
(『俺の妹は忍者なんだが13歳』の1人称リライトです。)
(『カクヨム』『アルファポリス』様との重複投稿です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 21:20:15
180952文字
会話率:18%
こ、こいつは——奇人変人だ!
鳥谷学院中等部に文化祭の季節がやってきた。
どれだけ席替えしても隣になる神谷に、俺は疲弊していた。常識では測れない彼女の言動の数々に周りは大混乱。コイツは一体なに考えてやがる⁉︎
この作品はカクヨムにも掲載
しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-29 08:00:00
64098文字
会話率:45%
霊夢と魔理沙が「幻想学園」の中等部に入学してからの3年間の物語。
ほのぼの系。 東方二次創作。
≪読んでみてね!≫
最終更新:2022-08-19 10:26:29
1886文字
会話率:37%
世界は5つの大国に分かれ日々戦争が行われていた。
世の中には魔法を中心とした世界で魔法を使えないものは落ちこぼれと言われ笑われ嫌われる世界。
18で成人となり学園を卒業し魔法兵団として魔物や各国の兵士との戦いに出兵する。
大きな功
績を残せば偉大なる戦士として歴史に名を残す事ができ多くの人はそれを目標に日々生活をしている。
中でも一番の大国ユーラシアン大国に生まれた少年
名はカイン
生まれてすぐに両親が戦争により死去
孤児として生活していた。
魔法を学ぶため6歳から皆、学園に通う。
優秀な者は中等部を卒業する15歳にはある程度魔法で戦闘ができ国外にでて魔物退治などの仕事をしながら学園に通っている。
その少年は今年から高等部に進学する15歳だが魔法がうまく使えず落ちこぼれと笑われていた。
高等部は全寮制となり孤児院から出て一人で生活しなければならない。
頼るものもないこの落ちこぼれ少年の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 20:28:04
390文字
会話率:0%
身寄りのない俺は高貴な家柄に引き取られた。
中等部のとある日、ツンデレ義妹の財布を探しに行ったまま俺は行方不明になった。
二年間の月日が流れ、俺は家族の元へと帰ってきた。
「――わ、私が、いなくなれって言ったから……」
「安心しろ、ち
ゃんとこの家を出ていくぜ」
「――えっ……」
帰ってきた俺に待っていたのは――
才能を持つ生徒たちが集まる学園。余りある才能で性格がひん曲がった同級生。
冷酷冷徹な糞親父。
夏の日に大切な約束をした幼馴染だと言い張る少女。
全校生徒から嫌われている一人ぼっちなツンデレ妹。
空白の二年間の中で何度も出会った陰キャな少女。
これは行方不明から生還した実力を隠しきれない男が繰り広げる、青春ツンデレざまぁじれじれ学園ラブコメである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 10:38:04
90597文字
会話率:35%
みなさん、こんにちは。
令禅学園中等部二年三組安藤まひる、魔法少女です。
このお話は、偶然、魔法少女の犬になってしまった、山田雄作さん(四十五歳会社員)が魔法少女と一緒に戦う、というものです。
魔法少女の犬ってなんなのか、魔法少女の
戦いってどんなものなのかは、実際に読んで確かめてください。
以上です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-26 18:41:58
127930文字
会話率:48%
6年前、鎌田町では女性の身体がバラバラにされる悲惨な殺人事件が起きていた。しかし、何も手がかりが見つからなかったため事件は迷宮入りとなり、次第に風化していく。
もうすぐで二十歳になる甘城七月は、小学生の頃から自分の性別に違和感を感じて
いた。この事を誰にも相談する事が出来ず精神を病むが、周りにはずっと明るく振舞っていた。
そして、高校を卒業後、大学に入学するも、大学生活が上手くいかず難儀する。そこで七月はこれを表向きの動機として自殺しようとするが、練炭自殺を試みている途中で母親に救われ、そこでようやく自分の本当の思いを打ち明ける。
しかし、七月はまだ人には話せない秘密を隠していた。
医者の助言と自分の意志により、精神病棟にて一週間入院することになった七月は、そこで片腕の無い子供、ゼルと出会う。
一方、世間では入学式や入社式といった節目の行事が行われていた。
鎌田町の桜花学園中等部3年生に進級した知月創、稲葉一鉄を始めとした陸上部員達はクラス替えに一喜一憂する。性格が単純で熱血な知月に対し、稲葉は冷静で何でもそつなくこなす。対極の性格である二人だが、実は幼馴染であり、いつも一緒に登校する程仲が良い。
学校に着くなりクラス名簿に釘付けになる知月は、自分のクラスメイトの名前にしか目がいかず、後になって担任が誰なのかを把握し忘れていた事に気がつく。とはいえ、さして担任に興味は無かった知月は始業の時間まで同級生と話し込んでいた。
しかし、チャイムと同時に入ってきた担任と思わしき新任の教師は、知月にとって因縁の人物だった。
二つの物語が進展する時、過去の事件の真相が徐々に明らかになっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 12:00:00
30663文字
会話率:39%
とある世界には「悪魔」という人を襲う脅威的な存在がいる。
その悪魔、そして悪魔が作り出した魔族に対抗するためには自身の体内に巡る魔力を武器に纏わせて攻撃するか、魔力を魔法に昇華させて攻撃するかの2つである。
そして、その悪魔及び魔族にそれ
らを用いて対抗する人間部隊のことを特殊任務魔術師隊ーーーー通称「特魔隊」と呼ぶ。
その未来の特魔隊員を育てる魔法学院中等部には“魔力のない”主人公【ラスト=ルーフェルト】が在籍していた。
ラストは魔力がないことから学院の中でもバカにされていて、しかしラストは何も気にしないように笑いながら日々の鍛錬を続けていくばかり。
そんなこの先の進路を決める時期、ラスト友人であるグラートが落ちぶれていく親友を気にしてとある提案をした。
それは街で連続で発生しているという失踪事件についてで、その犯人が悪魔と噂されているのだ。
グラートはラストが悪魔退治を成功させることでラストの夢である特魔隊員への道を途絶えさせないように考え、ラストはその提案を了承することにした。
そして二人で悪魔退治に出かけたその日の夕刻、二人は今にも女性を襲おうとする悪魔らしき存在を見つけ――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-24 22:15:44
264012文字
会話率:42%
ダンジョン攻略メインの成り上がりものです。
学園の落ちこぼれがダンジョンマスターの力を使って強くなっていきます。
ーーー
学園の落ちこぼれと呼ばれる男が居る。
中等部1年生が最初の頃にだけ訪れる、ダンジョン1層に潜り続ける男だ。
心無い
人間達があざ笑う中、男は丸四年も潜り続けた。
全ては至高の存在、ダンジョンマスターになる為に…。
学園最弱から始まる最強への道、
その一歩目はダンジョンマスターになる事!?
目指すは学園最強、そしてダンジョン制覇!
制裁、ざまぁは結構先になります。
メインヒロインは地味な子です。
タイトル変えました。
旧題【仮免ダンジョンマスターのダンジョン攻略記】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-14 20:23:53
269092文字
会話率:30%
貴族学校中等部に入学したフィーネ・ブリランテ伯爵令嬢は浮かれていた。なぜなら自分と同じ転生者であるクラスメイトのドルチェ・コンブリオ男爵令嬢に運良く出会うことができたからだ。
学生食堂でのランチ中、前世で2人がプレイしていた乙女ゲームの
話で盛り上がっていると、近づいてきた人物がいて......。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-13 03:03:28
6283文字
会話率:36%