「バカな子ほど可愛い」http://ncode.syosetu.com/n8145bl/の続編。食べる事とゆっちが大好きな悦郎は、授業開始三分前に、コロッケパンが食べたいと駄々をこねる。いつものように冷たくあしらわれるが、そこへ女の子からお
菓子を貰い上機嫌。それから何度か、別の女の子からお菓子を受け取る悦郎に対し、いつも饒舌なゆっちの様子がおかしくなっていき・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-16 10:00:00
4143文字
会話率:37%
文化祭の熱気も冷めやらぬ放課後。彼女はいつにもまして上機嫌だった。彼女の思いがようやく一つの確かな結論になってそれをすることができるのだ。
いつもの猫かぶりも今日はその完成度を上げていて彼はへの視線はいつもの倍だった。明るいその雰囲気が嘘か
ら真実になった証拠だった。でも本音はいつにもましてある一点にしか向けられていなかった。極端な生徒ばかりの定時制高校らしい、彼女は事に熱を持ってしまうと一つの事しか考えられなくなってしまう。彼のことを一日中彼女は見ていた。はやく彼に全てをぶつけたい。その情景を思い浮かべるだけで身体は熱を持って余計に思考が彼の事で占領されてしまうそんな午前だった。そして、やっとの事でそれが叶う。
静かな教室で友達と別れて、彼女はすぅと深い深呼吸をした。長い、ゆっくりと肺から空気を抜いてついでにこれから邪魔になるものを全て出し切る。彼の事だけを考えられるように。出し切ればもう一度吸って今度はこれから先の事を内に取り入れていく。ゆっくりと、終えて、彼女の準備は調った。
「楽しみだわ。彼はどんな反応をしてくれるのかしら」
自分の席から立って、京姫は教室を後にする。校内のどこかにいる彼を見つけるために。
「ヤンデレじゃないわよ。彼の事を少し考えすぎるだけ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-07 22:37:20
932文字
会話率:40%
至って平凡な一般人として人生を送ることをモットーしている「俺」は、近くの神社に良く効くお祓いを行う巫女さんがやって来た、という噂を聞いた。
彼には祓ってもらうことなど無かったけれど、不思議と興味が湧いて、その巫女がいるという神社に向かった。
その巫女は、とても不思議な少女だった。しかし彼は声をかけることができなかった。
それでも、長い月日を経て、ようやっと彼女に話しかけることができた。
そこから、彼のモットーは崩れ去っていく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-06 13:11:29
23283文字
会話率:16%
サークルBlank of the bookshelfで活動しております。
Pixivにも同じものを掲載しています。
クラスで友達のいない主人公はある日居場所を求めて図書室へたどり着く。
そこで知り合ったクラスメイトと親密になり上機嫌になる
が、同じくクラスメイトの女子からも声をかけられるようになって・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-03 02:36:43
11458文字
会話率:12%
ある初夏の出来事。少年は日傘を差した少女と出会う。その出会いを通じて、自分にとってマイナスなことも誰かにとってはプラスなこともあると知る。
最終更新:2013-08-19 00:06:30
2598文字
会話率:25%
それじゃあ――いただきます。
昔々、ある所に四人家族がいました。
お父さん、お母さん、お兄ちゃん、妹の四人家族でした。
ひょんなことで、お父さんとお母さんがいなくなってしまいました。
お兄ちゃんと妹は、それでも慎ましやかに生活し
ています。
例えば、私のお兄ちゃんは壊れている。
外見はそうと分からないように。人間として最低限の機能だけ有して、盛大に木っ端みじんに壊れている。壊したのは私じゃないけれど、少しだけ思う所はある。
例えば、私の兄貴は変態だ。
毎朝のように妹になにかしようとして、変態的に『ありがとうございます!』とお礼を言って、私に毎朝のようにちゅーをして、上機嫌に学校に向かう。
例えば、私のお兄様は夢を見る。
まるで自分が生きているような、儚い夢を見ている。
お兄ちゃんは壊れた夢を見る。
そして……私は、とても満たされた、泡沫の夢を見ている。
もっとも、その夢は私たちにだけ優しい夢で。
あなたにとっては――最悪の悪夢でしかないんだろうけど。
※夏のホラー企画2013参加小説になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-06 15:21:13
8258文字
会話率:43%
日本のとある山の奥深くに【獄の森(ごくのもり)】という、それはそれは恐ろしい魑魅魍魎達が蔓延る森があり、そこにある日、人間の男の赤ん坊が捨てられる。直ぐにでも食べようと考えるが、村長命令で大きくしてから食べてしまおうということになった。
しかし、育てると情が湧いてしまい、食べたくても食べられない事態になってしまう。そんな状況下で育った主人公大滝田吾作は、村人から食べて良いかと聞かれる毎日を送っていた。ピッキング行為によって鬼の少女に部屋を侵入されたり、転入生の吸血鬼からは血を吸われて眷属にならないかと言われてみたりと。様々なことが彼に襲い掛かる。そんな彼の育ての親である村長からの法螺貝による呼び出しで実家に行くと、そこには、腰を抜かして匍匐前進する育ての父の姿が。何が起こったか聞いてみると、父親の大嫌いな虫(アシタカグモ)が書斎に現れ、退治してくれと言うことだった。虫を逃がすと上機嫌な父親に少し呆れる田吾作なのであった。
転入生の吸血鬼ローズが来てから一週間経った晩、いきなり田吾作の部屋に窓を突き破って、ローズの兄である。フレーシアが現れる。彼は田吾作がローズに馴れ馴れしくしているのが気に入らないシスコンで、田吾作を殺そうと企てていた。決闘で決着をつけることになった、田吾作とフレーシアは戦いの末、幻覚でフレーシアにハリセンを銀の剣に見せるようにすると言う作戦で田吾作が勝つが、田吾作の体力も限界だったのか倒れてしまう。完全復活したのはそれから十日後、田吾作の育ての父親である、榊村長の誕生日に虫の辞典のダミープレゼントと共に万年筆を手渡し、感涙されたのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-10 15:02:58
16531文字
会話率:45%
男は上機嫌だった。
ずいぶん我慢をしてきたと思っている。
それにあまり頻繁になるような趣味ではない。
最近は抑え目だった。
久しぶりに趣味に興じて家に帰ると、そこには少女がいた。
誰かは分からないが、自分を待っていたと告げられる。
はて誰だ
ろうと疑問に思っていると、少女の口から驚くべき言葉が投げかけられる。
男は取り乱した。
六畳の一室で少女と話す内容は、嘘と本当の間の物語。
話し手になった男と聞き手の少女との絆のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-11 18:31:57
7092文字
会話率:46%
帰りを待つ妻がいる。いつも帰りが遅い夫がいる。誕生日を祝いたいから早く帰るように夫は妻に頼まれた。帰ってみると妻は上機嫌で迎えてくれた。けれど夫はこの上機嫌に不安を感じて――
サスペンスっぽい話だと思います。
最終更新:2013-04-23 21:00:00
9561文字
会話率:35%
俺は勤労に励む妹と共生し、日々を怠惰に過ごして浪費していた。
吐く息凍る師走のある日、妹が休暇をもらったと上機嫌で話していたのだが、俺はそれをつい邪険にしてしまい……
最終更新:2012-12-25 11:00:14
6067文字
会話率:25%
『自分の想像が現実となり、妄想が現実となる』
そんな戯言を妄想している一介の高校生-筆袖 巴-はいつものように携帯をいじくり、適当な小説サイトで小説を閲覧していた。お昼ご飯は友達と話しながら食べ、放課後は部活をやっていないのでそのまま帰宅す
るというありふれた人間。強いていえばちょっと変わり者の青年といったところだ。そして運命の日となる当日、彼はなぜか上機嫌で、昔からしたいと思っていた「小説を自分で書く」ことを決めた。その行為が自分自身を日常から隔離させるとも知らずに………
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-10 12:59:43
5025文字
会話率:43%