小泉八雲への敬愛を込めて。
異人である彼が、消えゆく地方の噂話、民話を集めなければ「雪女」「みみなし法一郎」「のっぺらぼう」などの名作はそのまま消えていたに違いない。怪談として知られる作品が多いが、その中には確かな日本の風土に結び付いた幽玄
がそこにある。
彼の愛した日本が知りたくて。ここに怪談を執筆す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-05 00:00:00
2741文字
会話率:19%
わたくしの前に現れたのは、のっぺらぼうでした。
最終更新:2016-04-19 17:30:02
822文字
会話率:15%
大学のサークルで投稿した小説です。サークルでの最後の作品になります。暗くて救いがない
最終更新:2016-03-24 22:25:25
4413文字
会話率:34%
平凡な会社員、樋口紗綾(さや)は、ある日偶然入った画廊で、美しい人形『落花』と、『落花』を売ろうとする少年に出会った。
現在、序章(にくつぎ人形)、二章(ひとかたしろ)まで完結、次回の更新は三章(赤子ください)になります。
最終更新:2016-03-06 23:00:00
93922文字
会話率:55%
『赤ずきん』モチーフのお話です。森の中に棲む老女に届け物をするように頼まれた少女。途中で二人の狩人と合流し、共に森の中を進むが…。
最終更新:2016-01-12 16:00:00
11627文字
会話率:42%
『あわいのとき』シリーズ九作目、最終話になります。
性別を偽って特殊能力者を育成する全寮制男子校に在学している、治癒能力者の美月。美月が監視を依頼されていた同級生の坊坂慈蓮の属する宗派内の重鎮が倒れたことから、事態が少しずつ動き始める。
最終更新:2015-08-27 00:00:00
46685文字
会話率:56%
学校の屋上から見る夕焼けは、酷く暗い灰色だった。男は灰色の世界から目を逸らし、手鏡を覗きこむ。そこにはのっぺらぼうが写っていた。
金属製の柵を越え、男が足を踏み出そうとしたその時。
「綺麗な夕日だねえ」
男と女は出会う。
「決めた! 君の世
界に光を取り戻すの、手伝ってあげるよ!」
「灰色の世界に彩りを! 私の顔を、絶対に見てもらうんだから!」
こうして、男は灰色の世界に彩りを取り戻そうとする
某掲示板に投稿したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-17 10:04:11
5971文字
会話率:50%
私立才華学園。そこには世界初となる新システムを導入した進学校だ。そのシステムの名前を『才能具現化システム』というものだ。
生徒たちは各々テストで出た成績の総合評価を持ち点にし、様々な生徒と『才能に見合ったものをつかい競い合う』というものだ。
その本質には夢を叶えるために勉強をさせ、競い合うことでお互いに高め合うことを目的としてこのシステムを導入させた。
入学当初から生徒たちはそれぞれの才能や夢を学園に提出し、それを学園がそのものに最も近いもので具現化するという最新システム。
しかし、才華学園2年生になるのに僕には才能がなくて!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-06 16:12:42
1651文字
会話率:41%
きっかけは一つのメールから始まった。そこからというもの、自分の人生の中で止まっていたものが大きく動きだすことになるのだが…
「正直いってめんどくさい…」
「…勝手なことを言わずまじめにやって下さい、ひねくれ者の根暗さん」
「うるさい
ぞ百合女。お前に指示されたくない。」
「喋らないでください環境が汚れます。」
(このくそあまぁ…!勝手なことばかり…!!)
忘れてしまった「愛」という感情を思い出すため2人の男女が恋愛相談室を開いたらしいです。ひねくれ者ので引きこもり気味の男と、異性を嫌い我が道を行く女が巻き起こす、ラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-01 01:51:34
1371文字
会話率:32%
夜の田舎道を息を切らして走る男。
果たして彼は何から逃げているのか。
そして彼の運命やいかに。
最終更新:2015-09-24 22:46:12
2460文字
会話率:38%
――私に残されたのは、余命わずかな妹の恋人。
高1の春、多美は長く病気をしていた妹の実加を失い、新しい生活を始めた。妹が亡くなった後に、多美が受け取った遺書には、ただ一人の名前があった。「お姉ちゃん。梓を、どうか、お願いします。」
妹の最初で最後の恋人の後を頼まれ、多美は彼――梓の元へ訪れる。自身も病床にある梓は、すでに生きる意欲を失っている「のっぺらぼう」だった。
「無理なんかしなくったって、そのうちいくしね」
そんな風に言う彼を看取るために、多美は病院へ通い続ける。
そしてあるきっかけで、多美は彼が妹とかつて起こした、そして二人を危ういくらいに近づけていた心中未遂の真相を知ることになる。
「きっと俺のこと、軽蔑すると思うけど、聞く? 俺と実加ちゃんの思い出」
新しい生活、新しい友達を得て、そして疲れ果ててしまった家族を支えながら、多美は次第に梓に惹かれて身動きがとれなくなっていく。
「俺、今すごく弱ってるから弱音吐くけど」
そして「のっぺらぼう」の梓もまた、多美の存在がきっかけで、苦しい戦いを強いられていく。
「そばにいて」
ただ叫びたいほどに思うのは一つだけ。
「どうして、私は、この人の明日を望んではいけないの」
残り少ない時間の中で、二人はそれぞれの恋に、生き方に、どう決着をつけるのか。
よろしければ、見守ってやってください。
ジャンルでいえば、ストレートな青春小説になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-20 22:00:00
103173文字
会話率:53%
歩いた場所には三人の不気味な男が立っていた。
のっぺらぼう、口裂け男、三日月男。
喉が渇いていたので、三人の男に水の場所を聞くも、中々思っていた場所にはたどり着けず、ついにはこの三人が嘘をついてるのではないかと疑ってしまう。果たして彼は水を
飲む事は出来るのだろうか。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-05 10:30:32
2053文字
会話率:8%
最近、この街は本当に物騒だ。クラスメイトの小林は行方がしれない。何も愉快なことは起きない。起きるのは殺人事件。死体は顔のないのっぺらぼう。夜に跋扈する魔の物。
いったい何が起きているのか。まだ誰も知らないし、わからない。
最終更新:2014-12-13 14:57:56
35458文字
会話率:58%
チートバグを楽しんでいた主人公に訪れる異世界転移。
その先ではのっぺらぼうの村長と卵を割続ける古龍種の姿があった。
最終更新:2014-07-03 00:59:39
1799文字
会話率:9%
各地に伝わる妖怪伝説。もしその子孫が現代に生きていたら……人間として生きている日本の伝統的な妖怪たちが力を合わせて、地獄から甦った暗黒魔王と闘うのだが……
最終更新:2013-11-30 12:00:00
58071文字
会話率:56%
美しい顔を持つ村娘が、恋焦がれた旅人に置いていかれて涙で顔を失うお話
最終更新:2013-07-22 20:24:42
1567文字
会話率:10%
現代ホラー風コメディ。100年ぶりに目を覚ました紀伊國坂のムジナ。だが世の中は何もかも変わってしまっていて――。■初出/個人誌『百年目ののっぺらぼう』(1982.12.31)加筆修正/1998.12.12
最終更新:2013-04-22 03:32:24
1754文字
会話率:50%
とーよーの200文字小説
最終更新:2012-08-31 21:02:39
200文字
会話率:0%
「〈のっぺらぼう〉を見に行こうっ」
クラスメイトのオカルト愛好者笹ヶ瀬衛(ささがせ まもる)の突飛な提案に混乱するココ。〈のっぺらぼう〉の生息地は、何と学校の裏山!?
珠置(たまおき)山に棲むと噂される〈のっぺらぼう〉、悠朝(はるあさ)村近
辺にて相次ぐ家畜及びペットの行方不明事件、関連性の見えない二つの怪事件を追う先で少女たちが知ることになる秘められた〈想い〉とは?
第一弾の主人公大野木ココ。ココと同じく〈視える〉眼を持つ大野木ささめ。ささめの友人藤枝蘇子(ふじえだ もとこ)。ココの先輩氷垣蓮太郎(ひがき れんたろう)を中心に語られるホラー活劇第三弾。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-07 21:44:33
103014文字
会話率:40%
中学の美術の時間にモネの「左向きの日傘の女」を見て、よく夢に出てくる女の子とどこか重なることに気付いた少年の小さな物語。
クロード・モネ「左向きの日傘の女」
絵画描写会提出作品。
最終更新:2011-05-01 13:02:56
3116文字
会話率:0%
独りで飲んでいた女のところに、急に現れた女は…?奇妙な友情ものを書きたかったんです…
キーワード:
最終更新:2011-03-05 23:48:50
2422文字
会話率:40%
平凡な生活を送っていた男子大学生がどんどんとレールを外れ、非凡な世界へと放り出されるまでを描いたもの。何故彼は妖怪とともドラム缶風呂に漬かるまでに至ったのか。ドラム缶、のっぺらぼう、おれは普通を愛してるんだ!(または、I LOVE 普通!
)というお題により書き上げたもの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-20 17:59:25
26806文字
会話率:23%
とある静寂に包まれた獣の山で、のっぺらぼうと河童が、実に百年以上ぶりに再会した。酒が進んでいく中、二人は今の社会に関して愚痴をぶつけはじめた。
最終更新:2008-08-07 03:23:59
5404文字
会話率:56%