「君はウニのような女性だ」
そんな事を言う貴方なら、きっと私を連れ去ってくれるはず。
たくさんのことに縛られ生きている私を。
でも、ウニみたいなのはお互い様なのよ。
貴方と私は似ているの。
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伊賀海栗 様主催『インド
人とウニ企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-27 21:49:06
3699文字
会話率:15%
「中途半端は嫌いなのよ。究極のヘタレとなら結婚するわ」
完璧主義と名高い王女とのお見合い。一方の自分は食事中に緊張のあまり手を滑らせナイフを相手に飛ばしてしまうほどのヘタレ。絶対うまくいくハズがないと思っていた婚活だったが、彼女の口から思
わぬ言葉がこぼれ…。
ヘタレ王子がヘタレを極めて王女と結婚したいラブコメロマンスのような何か。
※カクヨムに先に投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-18 22:40:37
3893文字
会話率:56%
これは現実。なのよ。
最終更新:2019-05-02 16:24:45
220文字
会話率:0%
「ほら、この物語のあらすじが始まったわ。たった今この文を見ている読者様が飽きないよう、足りない脳を最大限稼働してよ~く考えた末に説明するのよ、真正社畜一号」
「今の一文で説明へのモチベーションが虚無へと還っていったんだが、とりあえず俺への侮
辱に対する謝罪はないのかこのヤロー」
「ないわ」
「キッパリ堂々と言い切ったな」
「それがこの私、ブルーという絶対的存在なのよ」
「お前がメチャクチャな女だってことは今のやりとりで十分読者に伝わったと思うぜ」
「メチャクチャ美しくて清楚でダイアモンドのような宝石が似合う女ですって? 褒めてもさっき鼻をかんだティッシュくらいしかあげられないわよ」
「気持ちいいくらいの拡大解釈っぷりに戦慄したぜ。てかティッシュ普通に汚ねぇ」
「失礼な。私が鼻をかんだティッシュはフローラルの香りがするのだわ」
「それが本当だとしたらお前病院に行った方がいいんじゃないのか?」
「冗談よ。こんなジョークも理解出来ないほどオールドは知能指数が低いのかしら? 一回精神科へ行って知能指数検査を受けることをオススメするわ」
「……なんであらすじでこんなバカにされなきゃいけないんすかね、俺って」
「この物語において、そういう役割だからなのだわ」
「それはこの物語の主人公として断じて否定させてもらうね」
「弄られキャラな主人公だって普通にいるわよ」
「いや、俺は男の中の男。決して弄られることのない男らしい主人公なのだ」
「現実を見て妥協してほしいものだわ。あらすじでこんなに弄られている男のことを、男らしいと思う読者が何人いるのでしょうね?」
「……卑怯だ。こんなのは印象操作だ」
「とまあ余興はここまでにしておいて、この物語はそこで涙を流している主人公オールドと、美しき地球の女神であるブルーが、様々な異世界を旅する冒険譚なのよ。ジャンルは……そうね、なんちゃって哲学ファンタジーとでもしておくかしら」
「結局お前が説明すんのかい……」
「ちなみに、この物語のエピソードの中には『データ』という項目があるけれど、内容を読むのがめんどくさければスルーしても構わないわ。後、オールドのことはオールスルーでオッケーよ」
「ちくせう……もうなんとでも言えよ」
「ほら、あらすじが終わるわ。私達もそろそろ出発するわよ」
「へいへい。それじゃあ気持ち切り替えて、行ってきますか!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-01 14:39:10
169193文字
会話率:49%
「京子(きょうこ)先生、好きだ! 今日こそは俺と付き合ってくれ!」「ハイハイ、いつも言ってるでしょ悦也(えつや)君。私と君は家庭教師と生徒という立場なのよ。よって君とはそういう関係にはなれません。ごめんなさい」「そ、そんなあ……」俺は家庭教
師の京子先生に片想いしている。何とか京子先生と付き合えるように、京子先生がうちに来るたびに毎回告白しているのだが、いつもすげなくフラれてしまっているのが現状だ……。だがそんなある日、俺の告白を断った京子先生はトイレに向かったのだが、俺が偶然トイレの前を通りかかった際、中から京子先生の独り言が聞こえてきた。「あー!! 今日も危なかったー!!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-12 21:16:04
2304文字
会話率:44%
トイレの花子さんがでると噂のトイレで肝試しをするの。
私はその肝試しの脅かし要員なのよ。
さあ、気に入らないやつを片っ端から脅かしてやるわ!
最終更新:2018-08-02 19:00:00
4263文字
会話率:19%
息子が無事に産まれたわ!名前はアレンにしたわ。とっても幸せ!産まれてまだ数ヶ月だけれどアレンは凄く元気なの。それにとても良い子なのよ。
最終更新:2018-04-02 10:48:43
7505文字
会話率:1%
とある地方都市で、子供に昔話を聞かせる母親がいた。
「お母さんは昔、山でお父さんに助けられたタヌキなのよ。でもお父さんにその事が知れ
てしまうと、お母さんは山へ帰らなければいけません」
子供たちは「帰らないで」と泣いてしがみ付き、父親には言
わないと誓いましたが、それ
から数年、大きくなった息子は「ベタベタすんじゃねえ!ババア!」と言い、娘にも、
「お腹も太鼓みたいになったし、そろそろ裏山に帰った方がいいんじゃないの?」と言われる始末。
それでも幸せな毎日が続いていた頃、山から同族の娘が人間に化けて母親の元を尋ねました「山で私を助けてくれた人に恩返しがしたい」と。
人間界での窓口の役割をしていた母親は、娘の申し出を受け入れ、親切な人間を探す手伝
いをするため、タヌキ娘を「妹の娘」として預かり、学校から帰った家族に紹介しました
が、その姿を見た中学生の息子が一目でフォーリンラブ。
自分の部屋に戻って胸を押さえながら「従姉弟って結婚できたよな?」とか言い始める。
母親の素性を詳しく知っていた姉は、タヌキ娘から「この恋が実らなければ、私は泡にな
って消えてしまうの」と聞かされ、人魚姫のような話で感動し、協力を約束する。
やがて夕食時、帰って来た父親に「姪が来た」と言いながら、葉っぱで魔法?をかけてか
ら対面させた所、タヌキ娘が泣きながら「おじ様!会いたかった」と言って抱きついてし
まった。
タヌキ娘の恩人は、母親と同じで父親だった。通勤路の山道で、車にはねられて怪我をし
ていたタヌキを助け、会社でしばらく飼ってから山に返してやるようなお人よしは、そう
そういなかった。
平和だったタヌキ一家に再び平穏が訪れるのか、それとも家庭崩壊して母親は山に帰るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-21 20:12:55
11852文字
会話率:68%
マザーと共に暮らす12人の幸せな少女のお話。
トコノメリウムは永遠に幸せなのよ。
最終更新:2018-01-06 18:40:25
253文字
会話率:0%
わたしは雨池茂奈(あまいけもな)、二十六歳、今をときめくOLよ!今は結婚するために婚活中なの!でもね、もう人間の男にはこりごりなのよ。だからわたしは決めたの。決めたのよ!絶対に運命の獣人男性と結婚してみせるんだから!!!
(※某筋から「思い
ついたけど書けないから書いて」と言われたので書きました。ネタを消化するまで真面目にふざけて書きます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-25 23:14:38
3971文字
会話率:30%
気付いたら、原っぱに身一つでに寝転がっていた一人の少年、黒呼。何があってこんな所で寝ていたのか思い出そうにも、名前以外は綺麗さっぱり記憶が無くなっていた。欠如した記憶を取り戻そうと世界へと旅に出る――――訳でもなく、記憶喪失も大して気にもせ
ず、その日その日を適当に楽しんで生きていく。魔物が普通にうろつくこの世界で、体が丈夫なのを生かして魔物を討伐して金を稼いでいた。ただこの主人公、ひねくれていると言うか、面倒臭がりと言うか……魔法が浸透している中、性に合わないからと、接近戦の肉弾戦を手法として戦うとかどうなのよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-19 10:56:53
1033文字
会話率:13%
ユーモアをふんだんに盛りこんだ短編小説です。口語体で書かれています。ストーリーとしては「家出した少女が、ある女性(主人公)に話しかける」ただそれだけです。結末はちゃんとしたものになっていると思います。
参考までに、本文より引用します。
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スーパーマーケットの魚って死んでるのよね。棚(たな)に並んでるやつね。彼らはみんな死体なのよ。そう思うと、感慨深いわよね。だからいつもお葬式をしてあげるの。うちに持って帰って、うろこをとって、火葬する。もちろんそのあとは胃の中に埋葬する。感慨深いわよね。
―――――――――――――――
個人的にはユーモアがあると思いますが、どうでしょう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-22 10:23:06
14226文字
会話率:68%
私は、捨てられたのね。大好きだったのに、あなたもその大好きを受け取って、喜んでいたじゃない。
結局捨てるなんてずるいわ。いらないの。いらなくなったの? それとも、元からいらなかったんでしょう。
なのに、私と付き合ったんだわ。奥さんがいる人っ
て、そうなのよ。家庭を持ってるから、いつも捨てる側なの。女は、家庭を持てないのよ。
ずるい、ずるいわ。私も、自分をあなたに押し付けて、さっさと捨てちゃいたかったのよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-31 14:22:11
2263文字
会話率:0%
乙女ゲーム世界の悪役令嬢に転生したティルキナは、ゲームに関わらずに学園生活を送っていた。けれど、一向にイベントが発生しないことに苛立ったヒロインが、ティルキナに怒りをぶつける。「いい加減にしてよね、ティルキナ。分かっているんでしょう!? 貴
女はこの世界の悪役令嬢なのよ。もっとあたしを虐めなさいよ!」ここから始まる、やる気のない悪役令嬢と世界は自分の為にある、と思い込んでいるヒロインのお話。☆短編ですが、少し長くなりましたので3話に分けての投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-11 09:56:52
16447文字
会話率:26%
私は乙女ゲームの世界に転生していた。それもヒロイン様よヒロイン様。
天下無敵の学園生活を満喫・・・と思いきや悪役令嬢が何もしないからイマイチ盛り上がらないのよね。
だ・か・ら・いじめをセルフプロデュース!
その結果、攻略対象者は悪役令嬢たち
を犯人、私を悲劇のヒロインだと信じてるの。
悪く思わないでくださいましね。これも恋の駆け引きなのよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-22 23:24:40
1286文字
会話率:9%
シナリオがどこかで狂ってるの?そんなはずないわ。だって、私がヒロインなのよ。
最終更新:2016-04-22 12:00:00
14225文字
会話率:59%
記憶は無くて生活の知識だけは残る。魂が輪廻をめぐる時、神の作った自由な異世界へと送られた。
国を巡りたい。甘いもの作りたい。だけれど、あまり面倒事は嫌なのよ。
平和な異世界に訪れる異変。
なぜ転生者がこんなに居るの?
※本作品はファン
タジーとなりますが、ゲーム系よりも神話の魔獣をイメージしたものが多く出てきます。物語の世界は完全なオリジナルです。現実に伝わる事実とは異なります。処女作であり、書き物に対しては全くの素人が書いていきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-27 18:56:40
181110文字
会話率:30%
神社の娘に産まれて二十年。家は神社ですと言うと、かなりの確率で「幽霊見える?」とか「お祓いできるの?」とか聞かれる。「あなた達、どんだけ超常現象好きなのよ。ないない、そんなオモシロ話」 零感(ゼロカン)な私、水森和歌子。二十歳の誕生日に親友
の山名環がセッティングしてくれた合コンで、「二十歳までに見なければ一生見ない」と喜びつつ、法的に許される年齢になったので心行くまでお酒を飲んだのだけど、色々やらかしてしまい……?怖い要素は全くありません。幽霊も出てきません。 章タイトルを変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-26 15:00:00
120789文字
会話率:44%
酒を飲んで仕事をする。
私の生活を表すなら大体こんなもんである。
もちろん他にも世話になってる女の子を迎えに行ったり、あ~、お酒の香りを楽しんだり、お酒をじっくり味わったり、人との会話を楽しんだり……そりゃあ酒場でだけどさ。
とりあ
えずそんな感じでいろいろしてるわけなのよ。
仕事だって依頼を受けたら地形くらい変えてあげるし、龍だろうと魔王だってこの私、ネールフィアが倒してあげる。
自分で言うのもなんだけどそんなことが簡単にできちゃうくらい私は強いんだから。
ま、まあ依頼を受けたらなんだけどね。
とにかく、これは私の生活を描いた話ってことよ。
そこんとこよろしく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-13 19:00:00
20680文字
会話率:25%
私は、ただ…愛されたかった。
私の愛した人にただただ愛されたかった。
私、荒谷円(あらや まどか)は今年から埼玉の実家から離れて北海道の高校へ行くことになった。
家族が嫌いだから。
私の嫌いな家族は両親に
双子の姉、2つ下の妹に9つ下の弟の6人家族だ。
でも、どこの家庭でもあるでしょ?
私の家もそう、家庭内での問題がいくつかあったの。
父親の暴力、母親のうつ病、姉の誰にでも股を開く軽さと非行、妹の引きこもり、弟の父親への異常な恐怖心…私は非行を少しかじっただけの体の弱い面倒な子。
[そう、本当に人生そう上手くはいかないものなのよ。
これはそういうお話。
この話はこの子、荒谷円(あらや まどか)の高校生から4年間の話。
短くて長い愛の話。
あぁ、私?私のことは…そうね、Mとでも言っておきましょうか。
さて、どんなお話かは聞いてからのお楽しみよ。
あなたはこれを聞いて人を信じられるかしら…。]
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-19 23:00:00
252文字
会話率:37%