キヨコさんの本屋はかなり特殊だ。そこはもはや、本屋とは言えない。何しろ、ほとんど客は来ないし、店主には本を売る気がない。それに、キヨコさん自身も変わっている。彼女は意味もなく角材に釘を打ったり、氷を壁に投げつけたりするような人なのだ。
今年、大学に入学したばかりの高村康平は、そんなキヨコさんと知りあいになる。下宿先が彼女の本屋のすぐ隣で、歳もそれなりに近かったからだ。康平は何故か、キヨコさんのことが気になってしまう。まるで、彼女の打ちつける非現実的な釘を差しこまれてしまったみたいに。
とりとめのない日常を送る康平だったが、ある日、キヨコさんの〝犯罪〟について気づいてしまい――
(11/5/26~11/6/3)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 00:00:00
29146文字
会話率:47%
「本当の幸いを探しなさい」
私は恩人の願いを聞き入れ、昼は「喫茶店 イーハトーブ」夜は「銀河鉄道購買部」を行き来している。
これは、私を取り巻くほんの些細な日常を描いた、ただのとりとめのない物語だ。
最終更新:2019-07-07 17:16:51
3207文字
会話率:48%
とりとめのない、振り返り。
キーワード:
最終更新:2019-07-02 23:58:15
701文字
会話率:0%
小説において、主人公は自らが主人公であることを知らず、ヒロインは自らがヒロインであることを知らない。
しかし、彼らは違う。
舞台は屋上。
孤独な昼休みという、白川徹にとって大切な時間ををぶち壊した藤倉巴は、こう告げた。
「トオ
ル君、君は【小説の主人公】に選ばれてしまったんだよ! そしてこの私は【ヒロイン】に選ばれた――――よろしくどうぞ」
彼らは自分たちが小説の登場人物であると知っている。ただし彼らは、どうしようもないほど普通の人間である。ここは現実。ここには異能力も異世界も、唐突に始まる自己紹介なんかも存在しない。
「この物語は君と、この私と、昼休みの屋上の物語だ」
ヒロインが言った通りに切り取られる物語。
唐突なメタ発言から始まる、とりとめのないメタ会話劇。
突如電波系と化した自称ヒロインに付き合わされる、他称主人公。
物語の最後に、彼が至る答えとは。
物語。それは連続した現実の途中に過ぎない。
この話は、屋上に始まり屋上に終わったひとつのセカイの記録であり、少し読者に不親切な小説である。
読みえた後に去来するものはカタルシスか? それとも肩透かしか。
――――貴方の想像力は、きっと揺れる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-16 05:15:38
18682文字
会話率:42%
とりとめのない感情を羅列しました。
特に意味はないですが、見ていただけたなら幸いです。
最終更新:2019-06-13 21:35:14
379文字
会話率:0%
とりとめのない言の葉のそれ を
最終更新:2019-05-31 12:39:02
538文字
会話率:0%
とりとめのない架空の女子高生の思考の文字化です。
キーワード:
最終更新:2019-05-30 01:11:17
1942文字
会話率:5%
今のことを何となく思い返したり、昔のことをふと思い出したり、とりとめのない内容を好き勝手に書きつづります。少しだけは続くかも知れません。まあ、雑音程度におつき合いくだされば幸いです。
最終更新:2019-05-18 23:34:40
15572文字
会話率:11%
ロシア文学好きな二人の、とりとめのない戯言。
最終更新:2019-04-23 11:00:00
446文字
会話率:0%
【空が好き】そんな趣味を持ってるくらいの平々凡々な青年が一人。毎度毎度と周りの流れに振り回され巻き込まれながら、時に流され、時に抗い、青年は今日ものらりくらりと日常を過ごしては【大好きな空】を眺めるている。
そんな青年を取り囲む環境、その
とりとめのない日々を取り敢えず追ってみた、ちょっとしたお話。
基本ほのぼの時々ドタバタ、ほんのり恋愛で綴るそれだけの物語。 ※小説投稿サイト『ハーメルン』様にも投稿させて頂いております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-25 00:11:01
666730文字
会話率:57%
魚乃 ミケ子の談義こーなーです。とりとめのない話題を思いつきで書いていますので、他の作者様の作品の羽休めにご覧ください。
※話のテーマ、内容ともに常に思いつきで書くので話が飛び飛びになります。また謎の文体が現れますので、アレルギーの方は接
種をお控えください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-16 17:15:04
224文字
会話率:0%
魚乃 ミケ子の談義こーなーです。とりとめのない話題を思いつきで書いていますので、他の作者様の作品の羽休めにご覧ください。
※話のテーマ、内容ともに常に思いつきで書くので話が飛び飛びになります。また謎の文体が現れますので、アレルギーの方は接
種をお控えください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-16 16:22:08
2984文字
会話率:0%
夏休み、自分の夢を解明してみようと思って夢日記を付けました。
夢は基本一夜限りの短い命ですね。
最終更新:2018-12-30 10:51:52
11824文字
会話率:1%
森の中で起きたとりとめのない話。
最終更新:2018-11-23 16:46:33
2029文字
会話率:46%
愛美子は5歳年上の初恋相手、伊弦と友人関係を築いていた。
傷心旅行から1ヵ月、行きつけのカフェで再会した2人は、とりとめのない会話をしながら雨を眺めていた。
武 頼庵さま主催「初恋」企画参加作品。
最終更新:2018-10-25 15:43:56
4851文字
会話率:53%
雑談。とりとめのない話をただ単純に書きなぐる。感じたこと、思ったこと。楽しかったこと。
最終更新:2018-09-29 23:14:41
1372文字
会話率:5%
散文詩のような形で書いたものをこちらにまとめました
*とりとめのないものですので、時間に余裕のある方だけお読みくださいm(__)m
最終更新:2018-09-03 18:55:21
1196文字
会話率:27%
自尊感情となろう作家のモチベーションについてのとりとめのない考察です。
モチベーション継続にはどうしたらいいかなーという人にとって、何らかの解決の糸口になればいいなあと思います。
別に面白いことを書いてるわけじゃないからね!
ギャグじゃな
いから、気をつけて!折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2018-08-10 23:15:28
1738文字
会話率:0%
人生の終わりかけた僕が何となく綴った文章。
このまま絶望へまっしぐら? それとも?
自分でもよく分からない将来を、なんとなく展望してぶちまける本当にとりとめのない話です。
最終更新:2018-07-28 00:48:00
4051文字
会話率:0%
――幼い日、少女は父と老狩人に連れられた森で、狼の遠吠えに心奪われた。
数年後、互いに怪我を負いつつ王宮で対面する二人の男女。「婚約は、破棄させてもらおうと思う」と言ったのは、クラウディオ王子、感謝を持って受け止めたのは婚約者のリリーロー
ズ。彼女は、邸に帰ると、ベッドの中でこれまでのとりとめのない出来事を思い返すのだった。
孤児院で出会った孤独な少女、母との確執、婚約者との関係。そして狼のこと。
リリーローズは狼になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-29 20:00:00
53209文字
会話率:42%
梅雨のある日、片田舎のバス停の、おんぼろな待合所。そこでたまたま出会った少女二人の、温かな時間。
とりとめのない日常の、とは言え大切な一コマ。
最終更新:2018-05-06 20:00:14
7486文字
会話率:34%