「神様、死ぬ前にどうか私のねがいを聞いてください。どうか、どうか――推しを助けてからあの世に逝かせてください」
水沢美羽は願った。
卒業式の日から中学三年の春先にタイムリープした美羽は推しである元子役俳優の久世流希亜(くぜるきあ)に接触
する。
「私は、卒業式の日に死ぬんだ。それまで、あなたの時間を毎日一時間だけ私に売ってくれない? 推し活をしたいの」
と提案する。
流希亜は子役時代、有名女優である母親が不倫をして、父親がその相手を刺したことで泥沼離婚を経験する。
子供の頃はそのことでいじめに遭った。引っ越した先で優しくしてくれたのが雨下美和だった。
美和は中学三年の時に学校で自殺をした。
流希亜は幼なじみが自分のせいで自殺したことで、中学校に居場所がなくなっていた。
亡くなった雨下美和のラインに既読がつかないことをわかりながらも何回もメッセージを送っていた。
お金で繋がりたくないと思った流希亜。
「じゃあ、美和の代わりにラインの返信をしてほしい」
二人だけの秘密ができた。まるでウソの恋人。ウソ恋が始まる。
美羽は母子家庭でいつもアザがあった。美羽のことを助けたいと思うようになる。
世界を終わらせることは簡単なことなのかもしれない。
終わらせないことのほうが難しいのかもしれない。
少し待てば世界が変わって見えるかもしれない。
今までの自分から卒業しよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 17:20:00
29312文字
会話率:37%
死神と呼ばれる余命が見える少女。 夜美明香(よみめいか)は余命宣告がことごとく当たり、不気味だと言われ孤立している。 クラスメイトの不良少年樹杏玲斗(じゅあんれいと)があと三日しか生きられないと知る。 彼も明華同様に怖そうな雰囲気故孤立して
生きていた。 余命を彼に告げると、じゃあ、最高な死に方したいからその日まで一緒に楽しまない? と提案される。 「死は怖くないの?」 「後悔したくないから、最高の生き方をして死にてーだろ。つまり最高の死に際を求めたいってことだ。どうせこの地球上の人間は遅かれ早かれ全員死ぬわけだしさ。最高の死に際を求めてみたいな。お前、協力しろ!」 前向きで強気な不良は、元天才ピアニストだった。両親はプロのピアニストで音楽家一家。でも、事故で怪我をしてプロの道を絶たれたらしい。 学校にも家庭にも居場所がない二人。全然見た目や雰囲気は違うのに、同じ孤独を抱えていた。 最高の三日を過ごすために明香は協力する。最高の最期(死に際)を手に入れるために!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 23:47:33
8459文字
会話率:70%
確か今日からだったよな〜?この学校の授業ってぇ。
彼奴等みたいな、変なやつが沢山居るみたいだし。楽しみだなぁ〜。何で〝遊ぼう〟かな?
クラスS?強さで分けてんのか?なら、そこに行くしかねぇな。彼奴もそこにいんだろ。リベンジだ。
そうだなぁ…『氷鬼』をもう一度やってやろう。今度こそ戦闘不能にしてやるぜ!
落ち着けって?………わかったよ。あんたの方が強えんだ、俺は従うしかない。
おっ、ちょうどいいや。何か外に集まってることだし、行こうぜ?あんたもリベンジしたいだろ?
今度は生身で。
まだ駄目だぁ?
そういえば何で彼奴等と同じ制服を?………カカカカッ!面白いこと考えるなぁ!
それじゃあ、また後で!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 13:32:02
32912文字
会話率:64%
『日本炎上系ダンジョン配信者三大巨頭』の一人、フェニックスチャンネルのフェニックスという男をご存じだろうか!?
日夜ダンジョン攻略に勤しむ探索者達を妨害し、侮辱し、晒し上げる極悪非道をご存じだろうか!?
何度傷を受けても再生し立ち上がる
『不死鳥』が如き能力を持ちながら、その力を隠し探索者達を馬鹿にし続ける狂人をご存じだろうか!?
実は平凡な男子高校生『古鴉キョウマ』という身分を持ちながらも正体を隠し燃え続ける不死鳥をご存じだろうか!?
そしてついうっかり、力を利用して人気美少女配信者を助けてしまった姿が配信に映ってしまった事をきっかけに、有力ギルドなど多方面に目を付けられてしまったのをご存じだろうか!?
そこから彼を中心に巻き起こる大波乱が…………え、知らない?じゃあまずは最初の配信から見てもらって……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 11:16:05
66613文字
会話率:56%
魔王軍と大連合軍が大陸の覇権を賭けて争った『神魔大戦』。
終始劣勢だった大連合軍ではあったが、総大将であるアルメリア国王は切り札『勇者』を投入し、
ついには魔王軍に勝利を収めることができた。
それから10年。復興目覚ましいアルメリア王国で
は、一部の国民の間で奇妙な噂が流れていた。
〈この世界のどこかに神が住まう『希望の塔』がある。そこに行けばどんな願いも叶えることが
できる〉
大連合軍が勝利したのもアルメリア王が希望の塔で願いを叶えたかららしい、と。
辺境の村の『ボーイ』は、ちょっぴりひねくれた、普通の少年だった。
ある日衝撃の事実を聞かされた少年は、真実を知るため、希望の塔に登ることを決意する。
これは一人の少年がいくつもの出会いと別れを繰り返しながら成長していく、
ロードムービー的な物語です。
(言うほどシリアスじゃありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 06:08:44
531576文字
会話率:58%
魔王を倒し、平和になった時代。五十二年後、魔王を倒した勇者が死に際に言った。
「私は魔王を倒していない」
じゃあ誰が倒した? どうあれ勇者の最後の言葉は国王に伝えなければならない。
勇者にまつわる展示会、飲食店、本の出版などの事業を展
開予定だった勇者の孫ディンは戸惑い、決意する。
「よし! 隠蔽するか」
隠蔽工作しつつ、祖父の言葉の真意を調査していくうちに最悪の事実を知る。
勇者物語には誰も知らない続きがあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 00:10:23
613571文字
会話率:40%
生まれつき魔力が0という不遇な身にも関わらず、逆境や差別に負けず、遂には世界中のあらゆる魔導師が束になってもかなわないような大魔法を使いこなし、世界の危機を幾度となく救った彼を人は尊敬の念を込めて零の大賢者と呼んだ。それから更に年月が経ち齢
200歳を迎えたその日、いよいよ大賢者マゼルの寿命も尽きようとしていた。彼を慕う大勢が見守る中、意を決してマゼルが口にする。
「わしは、わしは――実は魔法など何一つ使えはしないのじゃあ…………」
驚愕の表情を浮かべる面々を認め、満足げに旅立ったマゼル。これでようやく肩の荷がおりたとホッとした矢先、なんと記憶を保持したまま500年後の未来に転生してしまった。
しかも、かつてと同じ魔力0の状態で。当然それが発覚した瞬間、彼は魔法使いとして失格者のレッテルを貼られ、るようなことはなかった!それどころか逆に魔力0の大賢者様の再来だ!と喜ばれる始末。一体どうなってるの?いやそんな期待した目で見ないで!だから自分魔法なんて一つも使えませんから!ただ死に物狂いで覚えた体術使ってたら回りが勝手に勘違いしただけですから!魔力が0で一切魔法を使えない大賢者。しかし、彼の身体能力はあまりに常識はずれで、周囲からは魔法にしか見られない。そんな魔力0の大賢者による転生物語。
※Eエブリスタとカクヨムでも公開してます。
※コミカライズ決定!7月発売予定の月刊ComicREX9月号より連載!
キャラクターデザインはぎん太郎様、漫画は色意しのぶ様となります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 17:18:36
982758文字
会話率:60%
「おじいちゃん、聴こえる? ねえねえ」
「ふふふっ、聴こえてるよ。きっとね……」
「疲れてるみたいだ。もう休ませてやろう」
「あたしたち、明日また来るからね!」
「そうね、また明日来ようね……」
「そうだな……じゃあね、父さん……」
ああ、また明日……。そう声に出せないおれは、届いてくれと願いながら心の中でそう念じた。孫の元気いっぱいな声と息子夫婦の優しい話し声が遠ざかっていく。
やがて、「ご臨終です」「お疲れさまでした」と、そう聴こえた気がした。
瞼の向こうに感じていた病室の蛍光灯の光が徐々に暗くなり、そして完全な暗闇になると、過去の自分が映像となって浮かび上がった。それは、物心ついた辺りから始まり、青年期、成人期、壮年期、老年期、そして最後、【fin】の文字が浮かび上がると、再び目の前は明るくなり……。
「お疲れさまでした」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-27 11:00:00
2185文字
会話率:54%
中学校に入学して日がそう経たないうちに父親の仕事の都合で引っ越しをした山田は、再び父親の仕事の都合で以前住んでいた町に戻ってきた。
担任の先生の合図を待ち、教室のドアの前に立っている山田は、ふぅと息をつく。
……左遷か栄転か、平凡な
会社員にしか見えない父にも、もしかしたらテレビドラマのような展開があったのかもしれないけど、まあ、わからないし、この中学三年生という受験やら何やら忙しない時期で正直迷惑。でも、馴染みのある中学一年生の頃に通っていた学校に戻って来られたからマシだと思おう。先生や友達の顔を覚えているし――えっ
「えー、と、いうわけで、この通り、山田が帰ってきた! みんな、拍手!」
「おかえりー!」
「お、おかえり山田!」
「おかえりー!」
「ウェルカムバアァァク! 山田!」
「ふぉおおおう!」
「じゃあ席に。お、そうだ、川西の隣が空いてたな。あそこに座りなさい」
「え、いや、あの、え」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 11:00:00
2454文字
会話率:76%
腹が猛烈に痛んだので救急車を呼び、乗った。
「えー、おそらく手術になると思うのですが、この辺りですと……四つ、受け入れ可能な病院がありますね。どれにしますか」
救急隊員がおれに聞いてきた。痛みでそれどころではないのだが、そういうわけ
にもいかない。気力を振り絞り、声を出す。
「た、高いところは駄目だ。か、金がない」
増えすぎた高齢者。その医療費により国の財政が限界まで圧迫された結果、とうとう制度が見直され、自己負担額が激増した。
それが決まったのがおれが高齢者に片足を突っ込んだ時だったので、せめておれが天寿を全うしたあとにしてくれればいいものをと思ったものだ。自分たちさえよければいいと安い医療費で済み、死んでいった高齢者どもは全員地獄に堕ちていればいいのに。
「えーと、じゃあ三つですね。一つ目のところは死亡した場合、請求額が五十パーセントオフになりますね」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 17:00:00
751文字
会話率:50%
ミスティアはある時ここが乙女ゲームの世界に酷似した世界であること、自分が婚約者に近づいた女に嫉妬し投獄、死刑になる悪役キャラだと思い出す。彼女は破滅回避に尽力し、ゲーム関係者に近づかないよう努めた結果、攻略対象たちはゲームに無かった病みや狂
気を現し、投獄死罪を回避するための学園生活は一歩間違えれば監禁バッドエンドの学園生活に変化していていた。
周囲の狂気を知らないミスティアは、使用人や家族を自分のデッドエンドに巻き込まないよう尽力するが、ゲームでは死者であり、ミスティアが救った人々の善意によって彼女の退路は絶たれていく。
全てが異常だらけの中、ミスティアは無事、ゲームシナリオ終了の一年間を終えることが出来るのか。
「選びなよ。選択権は君にある。君の意思でどちらを捨てるか選んで。ミスティア」
「ふふ……仕方ないなあ。いいよ。だってミスティアが俺にとって一番大事だもの」
「それじゃあお前はあいつのことが好きだと思われるだろ」
「違うんだ、これでいい。これでいいんだ。君を守ることで……俺は……」
「ひひ、お前にも見せてやるよ。人間が本当の地獄を見る瞬間をなあ!」
「ミスティアさんは、ずっと笑っていられる世界にいてくださいね」
「……お前は変わらないな、ミスティア……。今もなお、俺を助けたときと変わらない」
--悪役令嬢に ハッピーエンドはありますか?
※異録は他者視点です。
※正規の結末の他、攻略対象の個別エンド予定(ハッピーエンド、ifバッドエンド)
書籍化+コミカライズ中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 12:00:00
1173537文字
会話率:28%
『愛され聖女は闇堕ち悪役を救いたい』に改題し、オーバーラップノベルスF様より第一巻4月25日発売です!!
「私、乙女ゲームのヒロインだ! エヴァルトと結婚できる!」
スフィアは十五歳の時、自分が転生していることに気づく。乙女ゲームのヒロイ
ンである彼女は継母や義妹に虐げられ、悪役令嬢に追い詰められるという茨の道が待っていた。
しかし彼女は度を越したポジティブで……
「こんなハンカチいらないわよ!」
「あっ、なら何色がいいですか?」
「お前を聖女なんて認めない」
「ええ! 聖女なのに!? じゃあ聖女パワー見せます!」
「貴女は殿下にふさわしくないわ」
「はい! 殿下に相応しいのは貴女です! 私はエヴァルトと結婚します!」
苛烈な義妹を追い、エヴァルトも追い、悪役令嬢すら追い続け、彼女は力技とその心で、ゲームでは悪役で幸せになれなかったキャラたちと心を通わせ、スフィアは世界を破滅から救おうとする。
一方あまりにぐいぐい来るスフィアに「女誑しのエヴァルト」は、はじめこそ引いていたものの、彼女の純粋さを知り、さらには捨て身戦法しか無い彼女に焦れ、初恋をこじらせてしまう。その結果、女性の扱いなんてお手の物だったエヴァルトはどんどんヤンデレ化していき──
別サイト掲載ありです
愛され聖女ヒロインに転生したのに絶対結婚したい攻略対象にめちゃくちゃ嫌われてるんですけど!?
愛され聖女ヒロインに転生したら絶対結婚したい攻略対象にめちゃくちゃ推されてます!?
の改稿版です。
※Reproduction is prohibited.
※禁止私自转载、加工
※무단 전재・ 무단 번역 전재・ 무단 정리・ 무단 동영상 화는 모두 금지입니다折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-25 06:00:00
143347文字
会話率:65%
舞台は幕末の日本。
夜道を一人歩く大柄な男、菊池源吾。
そんな彼の命を狙う忍者たち。
実は菊池の正体は徳川幕府のお尋ね者。
忍術の心得がある菊池と忍者たちの死闘が始まる。
コロン様主催の「菊池祭り」参加作品です。
歴史考証はゆるいなん
てもんじゃありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 08:10:00
1341文字
会話率:23%
日本の神話「因幡の白兎」のパロディーでコメディーです。
登場人(?)物
・白兎神(はくとしん)本編の主人公。ウサギの美少女にして、神。バニーガールじゃありません。
・ワニザメ 原作ではウサギの皮を剥ぐ役どころですが、本編では白兎神の舎弟。
たくさんいます。
・オオナムジ すれてない美少年。神の兄弟の末弟でお人好し。後のオオクニヌシノミコト。
・八上比売(やがみひめ) 因幡の国きっての美少女にして美少年好き。今回の案件の黒幕。
・八十神(やそかみ) オオナムジの兄たち。たくさんいます。オオナムジに荷物を持たせ、八上比売に告りに行く。底意地悪し。
ありま氷炎様主催の「春節企画2023」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 00:00:00
2788文字
会話率:90%
「カザリン・ジルバーマンッ!この僕は貴様との婚約をこの場で破棄するっ!」
壇上に立つファナティカー王国王太子ナールナルのあまりにも不意を突いた発言に婚約者カザリンはしばらく言葉が出なかった。
婚約破棄です。王太子の仕打ちに悲嘆に暮れ
る元婚約者。
突然のことに戸惑いを隠せない元婚約者の両親。
神に祈りを捧げ、救いを求める元婚約者の母親。
すると・・・
1回2千字前後で5回の連載です。
(追記)第2部分の末尾に秋の桜子様から拝受したFAを掲示しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 21:00:00
10875文字
会話率:55%
いつも通り仕事から帰ってきてベッドに入って眠ったはずだったユリナ。
けれど、目覚めて視界に入ったのは自宅のベッドにはあるはずのないベッドの天蓋で――そこで告げられるのは聖女として召喚されたという衝撃の事実。
以外にも冷静な思考で受け入れた
ユリナは、その日に城の中庭で瘴気で苦しむ第二騎士団長であるブライアンを助け、その流れでブライアンが聖女の護衛騎士として付くことになり――その日からブライアンと共に過ごす日々が続いたある日『命を助けて頂いたお礼に』と宝石が飾られたピアスを贈られる。
そのあとピアスを見た聖女専属メイドに大変驚かれ、プレゼントを贈られるなど普通では?と思っていたユリナだったが『普通ではないですからね?』『えぇっ!?じゃあ、なんで??!』『好きだからでしょう!??』『誰が?誰を?』『ブライアン様が、ユリナ様をです!』そんな風に言われてからユリナはより一層ブライアンのことを想うようになり――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 21:00:00
19723文字
会話率:51%
怪異専門の便利屋を営む高校生・不来方アルのもとに舞い込んだ依頼。
それは巷を騒がす【コックリさん】の事件を調べるというものだった。
せっかくの予定を邪魔されたアルは、渋々ながらも現場へと急行。
だが訪れた小学校は想像を絶するほどの惨状で――
。
「じゃあさ、私と地獄に堕ちてくれる?」
辿り着いた真相は、アルに運命とも呼べる選択を突きつけた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 12:10:00
7788文字
会話率:31%
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
俺は普通にベッドで寝ていたと思ったらいつのまにか異世界の森の中にいた…
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが俺も何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
神様
転生だとか夢の世界に来ただとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ…
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
いや、って言うかさ!
俺は一般人だよ!? 凄い才能は無いし、身体能力は普通だし、天才ですら無いんだぜ?!
ゲームの腕も低いし、対戦型ゲームなんて無理だよ! 友達少ねえし!
そんな一般人に何を期待してるんだよぉ、神様とやら!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 08:00:00
228000文字
会話率:68%
来栖優陽のクラスにはお姫様と呼ばれる学校一の美少女・七瀬茉白がいる。文武両道で容姿端麗。
特に関わり合いのない二人は、ある時茉白を優陽が助けた事で誰にも言えない関係が始まる。
一度夕飯を作ってもらったがもう関わることがないと思っていた矢
先、優陽の家に茉白が訪ねてきた。
何をしに来たかと思えば、「お礼です」と言われ、再び食事を振る舞われ、頼んでもいないのに掃除やら身の回りのお世話を焼く日々を送る茉白を優陽は不思議に思っていた。
ある日なぜ自分の世話を焼くのか茉白に聞いた。
「お礼です」やはりそう言う茉白。別に恩を売ったつもりもないし、これを気にあわよくば、などという気持ちもない優陽。お礼にお礼で返されるとキリがないと言うと「じゃあ、お礼の延長、私のお節介という事で受け入れてください」そう言い放った茉白に困惑する優陽。
お節介を焼く茉白と過ごしていく日々に次第に彼女を受け入れ、自分の中で少しずつ日常が変化していき、自分自身も変わっていることに気づいた。
時折見せる茉白の笑顔や、温もりに触れ、一歩ずつ距離を縮めていく二人。
誰にも言えない秘密の関係。茉白は胸に秘めた想いは優陽には口にしないまま、ただ優陽を甘やかしていく。そして優陽の中で茉白の存在は徐々に大きくなっていって……
(絶対に教えてあげないですけどね)
これはお互いの想いを口にしないまま惹かれていく二人の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 00:28:06
2277文字
会話率:23%
日本生まれ、日本育ち、日本死亡の一般的な高校2年生、斉藤太郎の人生はここで終わる・・・と思っていた!
目を開けると美しい女神が!その女神がこういう。
「若いあなたは、チートスキルでも持って異世界でもう一度生きてね。」
「え?チートスキル!?
もしかして、チートで無双してモテモテになったりするんですか!女神様!」
「・・・無双はどうだろうね~?」
「え?無双できないんですか?じゃあ僕は異世界転生なんてしたく」
「あー!あー!聞こえなーい!じゃあ行ってらっしゃーい!」
チートスキルを、持って転生し、ある程度大きい年齢になった主人公は気づいた。
この世界、チート級の能力の持ち主多くない?!
異世界チート無双出来ないじゃん!
チートが普通のこの世界をどうやって生き抜くのか!
頑張れ!主人公!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 23:50:15
4681文字
会話率:50%
これは勇者が世界を救った2000年後の物語。
勇者歴2104年、4年前に起こった世界大戦の影響から各参戦国は疲弊しきっていた。
そんな中、参戦国の中の一つであるソール国は今もなお緊張状態にある、世界情勢を鑑みて史上初の男女問わずの騎士
学校入学者を募集する。
少女の身でありながら、頭ひとつ抜けた剣の才覚の持ち主である貴族の娘ネクス。
商人の娘であり、誰よりも頭が切れるミケッシュ。
そして誰よりも勇敢な少年リリベル。
そんな三人は募集に応えた、入学希望者だった。
学校のある王都エポロへと、列車に揺られながら同席した三人は、しかし、とある事件へと巻き込まれることになる。
「魔王様……」
そう呟く一匹の魔物によって。
────────
「こんなもんか?」
「何をやっている」
「おお! 旦那ぁ! 今あらすじを考えていたとこなんだよ!」
「……我々の計画のか?」
「そう! 最初は肝心だろ? 何が起きて何を生み出すのか、みんな知りたいと思うんだ!」
「お前の言っていることは相変わらずわからんな。皆とは……いつものあれか?」
「そう神様!!」
「悪趣味だな、お前の神は」
「そう言うなよ! 多分最後になるんだからさ!」
「そうだな」
「そうさ!!」
「行くぞ、候補者は絞れたとはいえ所詮は、的中率は実際に確かめないことにはわからん」
「旦那は心配性だなぁ、もう実質決まってんだろ?」
「予言や占いなど信頼できん」
「それ魔法使いのセリフって自覚ある?」
「当たり前だ私の流派は堅実でな」
「はは! そりゃよかった! じゃあそろそろ始めますか!」
「例の地点で全ては始まる」
「……帰れるかな」
「賭けになるな」
「……まぁいいさ! 利害は一致させてんだからな」
「お前の前向きさは見習いたいところだな」
「だろ?」
「では、行こう。魔王様のために」
「おー、大変ご立派なことで」
「本気だからな、世界のために」
「幸福のために?」
「そうだ」
「はぁ……そんじゃまぁせいぜい楽しもうぜ旦那、なんせ──」
「最後だから……か?」
「そういうこと」
─────────────
カケヨム様でも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 21:08:18
159577文字
会話率:37%
あのクソ猫!まだ言い足りないぞ!【あまりにも汚らしく不浄で冒涜的なため規制】
こんなにもタイトルにでかでかと!(自称)などと、つけおって!おっといかん、タイトルを喋り書いている途中だったな、まったく途中で(自称)なんて文字が浮かび上がるから
びっくりしたぞ!まったく!うん?なんだこれは?!おい!タイトルのページのはずが、あらすじのところにまでページが進んでいるではないか!!私の音声文字入力機はさっきオフに…してなかったじゃないか!クッソ表紙は!ああ!喋りすぎて表紙が埋まっておる!クッソ!クッソ!【規制】あ!私のハイセンスな罵倒を規制したな!この音声文字入力機め!まあいい一旦オフにしてと。
…さてとまた一から表紙を作り直さなきゃなタイトルは肝心だ、こんなタイトルふざけてんのかと言われてしまう。いやまてこのタイトルも味があっていいかも知れん。
そうだ!!やはりこの私、サンチョ博士は天才だ!この本は!サンチョ博士の偉大さを世に知らしめる本だ!だからタイトルはこのままでいい!
普通のタイトルなんかじゃあ私の偉大さは埋もれてしまう!これくらいぶっ飛んでる方がいいだろう!後はこの【規制】な(自称)の部分を消せば…
うん?消えない!消えないぞ!他の紙は?タイトル用の原稿用紙は?
なんてことだ、全部、でかでかと(自称)の文字が!クッソ!!!【規制】
ああいいだろう、ちょうどいい!我が宿敵、ミス・アレン先生の話題は避けて通れん!譲ってやろうではないか、(自称)は認めんがな!
そもそも賢明な読者であれば、決して私が天才(自称)ではないことがぐらいわかる!逆に(他称、ミス・アレンざまぁ見ろ)と書き直してくれる筈だ!
よしでは!あらすじを…
おい冗談だろ?音声文字入力機、電源スイッチが壊れているではないか!おのれ魔女アレン!
まあ良い!あらすじもこのままでいい!どうせそんなに多くの人が見るわけないだろう!こんなヤバイタイトルがどーんときてるんだから!手に取った瞬間見てくれる!あらすじなんぞ簡単に済ませば良い!
いくぞ!私はついに邪神エンジンを完成させた。邪神エンジンを使い世界に(文字数のため略
執筆はめんどくさいのでゴーストライターに頼んでいる!客観的視点で多分三人称で進行するぞお楽しみに!
(ゴーストライターから一言)
カクヨム様!ノベルアッププラス様にも掲載中です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 18:10:30
19136文字
会話率:41%
海の日前日、日曜日。
椎名立花(しいなりつか)、22歳。夏のある日の話。
専門学校の時の同期と一緒に、車で2時間かけて海へ!
着替えて、荷物を持って、場所を取って。
「じゃあ、パラソルはあたしが立てておくね!」
水着姿でパラソルを握り、思い
切って砂へとぶっ挿した瞬間…パラソルを挿した場所を中心に眩しい光が主人公を包み込んだ。
眩しさに閉じていた目を開くと、さっきまで目の前に広がっていたはずの海はどこにもなく。
「……どこ? ここ」
数えられないほどの人数の人、人、人。
しかも服装が今まで見てきたものとは明らかに違う、床につきそうなほどに丈が長いローブやマントを羽織った人ばかり。
混乱のまま、固まる主人公がやっと出来たことといえば、手にしていたパラソルに水着姿の自分を隠すだけで。
そこに声がかかる。
「――――こんなのが聖女のはずがない!」
と。
前日の寝不足や、いろんなものが重なり、意識を失くした主人公。
運ばれたどこかの部屋。
そこで目を覚ますと、ベッドのそばにいたのは不機嫌そうなオレンジ色の長髪のイケメンで。
意識を失くす前に聞こえた気がした聖女について聞けば、自分のことだと言われる。
しかも「納得いかないがな」という言葉つきで。
その後、二日ほど地下牢に放り込まれ、第一騎士団長と魔法課連隊連隊長、宰相の三人による取り調べを経て釈放。
彼らがいう聖女なのかどうかがまだ判断しかねるということになり、しばらく第一騎士団にお世話になることに。
ただし、預けられる第一騎士団ではある噂がたっていて。
『露出狂』
『肌を見せてくるほど、鍛えている』
『召喚直後の装備が極端に少なかったのは、それだけ強かったから』
『謎の新しい武器を携えてきた娘は、武器職人か鍛冶屋』
『とにかく、肌を見せたいらしい』
と、よくわからない内容と、水着をきていたせいで露出狂扱い。
そんな誤解を受けつつ始まった、異世界での生活。
主人公は元の世界に戻れるのか。
それとも、聖女として覚醒するのか。
露出控えめなファッションの世界において、露出高めな変態扱いをされるところから始まった、異世界転移小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 18:59:15
16002文字
会話率:36%
恋のうたは先生に教わりました。
一番身近なのに一番距離の遠い先生という存在。簡単には手が届かない。
同じ高校を舞台に2人のヒロインが紡ぐ恋。
31文字の和歌で密かな想いを伝えます。
『ガキじゃあるまいし、何ですかコレ。』
http://ncode.syosetu.com/n7986dl/ のアフターストーリー。
第1集:クールな歴史教師とのすれ違いの恋
第2集:癖のある養護教諭と手探りの恋
第3集:二人のヒロインのその後とそれを巡る人物たちのお話
第1集:
歴史教師の日下和也(くさか・かずなり)は生徒の櫻井麻琴(さくらい・まこと)と付き合っている。もちろんそれは周囲には秘密。
“信頼できる人間1人になら自分たちのことを話していい”
そう言われた麻琴は親友の小薗柚月(こぞの・ゆづき)に話すが同じクラスの久瀬圭吾(くぜ・けいご)に聞かれてしまう。
「協力してやろっか」
学校中にバレてしまうと思った矢先、久瀬は麻琴に斜め上の提案をしてきた。
第2集:
教師と生徒は別の世界の人間だと思っている小薗柚月。
親友の麻琴が日下に恋をする理由がわからなかった。彼女が所属する委員会の顧問、大谷静人(おおたに・しずと)が信用出来ないからだ。
「俺に紅茶の淹れ方教えてよ」
それなのに彼は柚月に関わってくる。
第3集:第1、第2集のあとのお楽しみ。
先生と生徒の密かな恋を巡るじれじれラブコメディ。
「恋のうたは先生に教わりました」
和歌に乗せてお届けします。全3集。
※別サイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 12:20:00
134989文字
会話率:45%
始業時間前の社会科準備室は秘密の時間。
歴史教師の日下先生と話すのが私の日課。
先生は私が話し掛けたことに必ず答えてはくれるけど振り向いてはくれない。
でも諦めてなんかやらない!
ちょっとSでクールな教師とポジティブ女子高生の
アップテンポラブコメディ。
*その後の話↓
『さやかに密(ひそ)か』
http://ncode.syosetu.com/n1258dp/
*カクヨムと個人サイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-11 22:13:21
3866文字
会話率:52%
筋肉の青春はマッスルマッスルマッスル
キーワード:
最終更新:2024-07-23 09:50:07
11702文字
会話率:37%
聖女国家ステラは、その呼称通り聖女で成り立っていると言っても過言ではない国だ。
この世界に存在する聖女のほとんどがステラ出身であり、その数は既に1000人を超えているらしい。
そして、その中でも特に力のある聖女は大聖女と呼ばれている。
大
聖女は世界に10人しか存在しないと言われており、その扱いは王族と同レベルなのだそうだ。
というか今、それを実体験している。
何故ならば、世界で11人目の大聖女に、私が選ばれてしまったからだ……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 05:28:10
10554文字
会話率:25%
水無月宗八は意識を取り戻した。
そこは誰もいない大きい部屋で、どうやら異世界召喚に遭ったようだ。
しかし姫様が「ようこそ!」って出迎えてくれないわ、不審者扱いされるわ、勇者は1ヶ月前に旅立ってらしいし、じゃあ俺は何で召喚されたの?
優し
い水の国アスペラルダの方々に触れながら冒険者家業を始めたけれど、
割とすぐにこの異世界に潜む問題点に気づき、
恩返しと勇者の手助けになればと一念発起して旅立つ水無月宗八。
地道な努力と精霊の子供と姫様とメイドと・・・。
とにかくチートはないので色々と頑張って世界を調査致します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 09:00:00
2536589文字
会話率:33%