悠久の砂漠に打ち捨てられた物語は、呼ぶ。孤独で空虚な胸の内を満たそうと、人を呼ぶ――。消説、それは長い間誰にも読まれず、消えていこうとする物語。それを集める<消説家>と、呼び声を聞く少年はまだ、出会ったばかり。
最終更新:2007-04-30 01:35:20
8054文字
会話率:43%
普段からよくつるんでいた仲の良い友達から、携帯にかかってきた電話。『今さ。実験、してるんだ』ほとんど訳が分からないまま呼び出された主人公が、吹きすさぶ風の中に見たものは――。/空虚感に満ちた短編読みきり。
最終更新:2006-10-27 23:21:15
6879文字
会話率:27%
高校3年の夏。陸上部の俺はとうとう今年も補欠だった…。思えば何も無かった、空虚な高校生活。ただ時の流れに身を任せ木の葉のように漂っていた俺は、「彼女」に出会う……
最終更新:2006-09-30 21:33:08
1839文字
会話率:9%
何も掴めない絶望の淵にいた「アキ」の、出会いと旅立ちの物語。アキの行き場のない苛立ちと空虚な感情のなか、そこに見えた「明けた空に見えたモノ」
最終更新:2006-07-04 01:21:41
3907文字
会話率:29%
作家サークル言φ葉のお題小説です。女子高生の茉莉とどこか空虚なイメージの男、神崎の話。
キーワード:
最終更新:2006-02-18 06:02:46
3545文字
会話率:20%