週末、通りから1本外れたところにある飲み屋はいつもの賑わいを見せていた。
記憶、想い、移ろい行く町、すべてを包み込むように雪は静かに降り積もる。
最終更新:2010-06-05 16:10:56
42588文字
会話率:4%
玄関を開くとそこには一糸纏わぬ姿の妹が今にも外出しそうな出で立ちでいた。
俺はこいつの兄貴として、一体どのようにたち振る舞えばいいのか?
まさか狼にでもなるのか?
いいや、違う。
こんな時はもちろん。
“ラリアット”をかますのさ。
─
─R18指定になってしまいそうなジャンル“野外露出”を題材に、露出狂の妹とそれを心配してフォローに徹する兄貴の日常を書き連ねたコメディ作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-04 00:11:25
13133文字
会話率:32%
とある格闘技団体に自らを売り込みにやってきた男。
自信満々なのだが、まったく強そうには見えない。
その意外な結末とは……。
最終更新:2010-06-02 13:35:11
8419文字
会話率:31%
母に越えてはならないと注意された山。――その山の向こうにいたものとは……。*(少し切ない物語になっていると思います)
最終更新:2007-04-13 19:07:49
3552文字
会話率:29%
今より少し先の未来、この世の裏の部分が姿をあらわすようになり、犯罪が増え治安が悪くなっていった。
それと同時に、世界がおかしくなった、超能力というものがごく一部の人間に使えるようになり隔離され、裏の社会の生活を強いられた。
最終更新:2010-05-30 19:20:27
1214文字
会話率:42%
時は天下泰平江戸時代---
平和ボケしているように見える世の中に、幕府直轄の超極秘秘密諜報部隊が存在した。
全員十五・六歳の男女三人で構成されており、
その名は《華蝶楓月》
世に潜む諸悪の根を暴き出す彼らの名を知らない者は江戸の
町には居なかった。
だが彼らの素性は誰も知らなかった。
そんな風には見えない四人の少年少女達だから。
“若い世代でも読みやすい時代劇”を目指して書いてみます。
よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-30 15:56:00
56040文字
会話率:30%
ぶらぶらと散歩のように、漫然と書いた詩の一品。
最終更新:2010-05-29 22:36:31
775文字
会話率:4%
2月14日。一つの恋は、チョコのような甘さと不安を抱えて歩き始めた。
最終更新:2010-02-14 17:28:29
538文字
会話率:0%
5つの物語が交錯する予測不可能物語です。
最終更新:2010-05-29 11:43:29
55909文字
会話率:34%
リトルと言う赤ん坊を育てていた夫婦の物語です
最終更新:2010-02-03 12:22:31
2205文字
会話率:24%
今までの短篇と比べるとちょっと長いです。
なかなかの奇妙な話です。笑いの中にも恋愛の醍醐味をうまく組み込めたと思います。
感想、良かったらよろしくお願いいたします。
最終更新:2010-01-22 05:26:24
2061文字
会話率:25%
差し出し人不明の手紙が、届くようになった私。
その文面に、優しく癒される気持ちになりました。
でも、現実はとてもつらくて。
不思議な手紙の話、聞いてください。
最終更新:2010-05-29 01:36:04
4317文字
会話率:7%
僕は、視力悪化のため、眼科クリニックに診察をするために来た。そこの待合所の本棚の一冊の本に、ふと目が止まった。理由はない。なんとなくだ。その内容は、盲目の少年が主人公の恋愛物の海外小説だった。少年の主観の幸福論が多々描写されていて、ボクに
は少し堅苦しい本だったので、パラパラとめくった後すぐに読むのをやめてしまった。
診察を終え、クリニックの入り口で靴をはいていると、一人の女の子がやってきた。長い黒髪を持つ彼女は、ボクから見てもかなり綺麗な子で、少し見入ってしまったのだ。
僕はすぐに目を逸らして、なんでもないかのように彼女の傍らをすれ違おうとした。でも、その時、なぜかその女の子は急によろけ始めて、僕にぶつかってきた。
「きゃっ!?」
「うわっ」
――――――少し、痛かった。
「あ、あの、すいませんでした!急にぶつかってしまって。」
「・・・・・・・」
教えてあげるべきだろうか?
彼女が誤っている方向が、ボクの方とは全く逆であることを。
彼女と話す機会を得た僕は、あることを知った。
そう。どうすることも出来ない、彼女の持つそれを。
クリニックで読んだあの海外小説の中の少年と同じ―――――――
盲目だということを。
そして彼女は、その小説を知っていた・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-28 11:29:47
26395文字
会話率:48%
高校生になった柳佑人は、徒然なるままに生活しようとしていた。
しかしある日、女の子の誘拐現場を目撃してしまう。その上その事件は佑人のいる『世界』ではない人物によって引き起こされている!?
突発的な行動によって左右される運命はどのように揺れて
いくのか。そして彼の取った行動が彼の人生をどう変えていくのか。
そんなSFライトノベル。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-27 00:33:50
17245文字
会話率:51%
茶髪にピアス。見た目はちゃらいサラリーマンの杉田友宏(すぎたともひろ)。彼はある特殊な能力を持っていた。その明るい笑顔の下で考えているものとは。やや暗めで、切ないです。
ムーンライトノベルズ「春に降る雪」の番外編ですが、読んだ事のない方でも
わかるようになっています。ただし、※マークは本編を読まないと意味が通じません。できれば本編、霜月の後に読んでいただくとわかりやすいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-26 04:44:41
39119文字
会話率:28%
この『世界』には『supernatural power:超能力:略して、SP。』が存在する。
そのSPを使った犯罪者や『世界』の歪みから出て来た悪魔がこの世界には溢れ、世界の人々は恐れている。
『世界』から力を与えられた少年は力を上手く
使える用に学び、命懸けで戦った。
少年から青年に変わり社会に出た彼がいままで学んだ事を活かし活躍していく。
恥ずかしながら初めて小説を書きました。
色々とアドバイスや感想など感じた事をコメントしてくれたら幸いです。
1話1話皆さんに楽しく読んで頂けるようにがんばります。
よろしくお願いします。
m(__)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-25 18:32:27
3702文字
会話率:5%
そこは、人々に魔力が当然のように存在する世界。
メレトン魔術学校研究科に通う少女『ルマリア・ウィージニス』は、ある日何者かによって命を奪われてしまう。
しかし、彼女は翌日自分のベッドで目を覚ました。昨夜の記憶を無くしたまま、いつも通りの日々
を過ごしていくが、壊れた歯車は少しずつ日常を変容させていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-25 17:48:38
59987文字
会話率:31%
某県某所にある庭付き一軒家に、藍川さん一家は住んでいる。
万年新婚気分の一家の大黒柱と、一部で年齢不詳と評判の可愛らしい奥さん、常識人の長男に、すっとぼけた天然次男。
それから、忘れちゃいけないのが一人娘の六花である。
兄弟げんか、夫婦げ
んかがないとは言わないが、順風満帆、平穏無事のおだやかな日々を送っていた、そんな一家のお隣に、春、ぼんやりとした風情の青年が越してきた。
話せばとてもほがらかで、礼儀正しい彼に、藍川さんたちは親交をふかめていくが、どうにも六花だけは彼を好きになれないらしい。
長男だけはそれをひしひしと実感していたが、他の家族はそうと気付かずそれがとうとう、悲劇をもたらした(極地的に)。
個性豊かな藍川さん一家と、藍川さんちの白猫・六花、おとなりさんの(自称)猫フェチ・黒瀬十夜が繰り広げる日常と、それ以外のおはなし。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-24 20:44:06
14670文字
会話率:28%
真っ暗な闇は、まるで漆黒の壁で遮られてでもいるかのように、覗き見ようとする私を拒絶していた。
最終更新:2010-05-24 16:45:04
875文字
会話率:6%
こめかみから頬を伝った汗が落ちると、赤茶色の薄い紙は病んだ葉のように黒い染みを浮かせた。染みは文字や文になった。「裏切り」「無明」「罪」「生に意味はない」……。
最終更新:2010-05-12 18:42:39
613文字
会話率:0%
暁の国。白昼、宵闇、黄昏に並ぶ四大帝国の一つ。
記憶喪失の青年、ノアはその帝都アルセルグの孤児院で一年前から働いていた。
ある日、彼がいつものように孤児院の手伝いをしていると、一人の帝国兵が孤児院へとやって来た。
「孤児院の子供が城
へもぐり込み、盗みを働いた。処罰の必要がある」と兵士は言った。そしてノアは、子供たちの代わりに禁固二十年の罪を背負うことになってしまう。
城の地下に投獄されたノアは、ある少女の声に導かれるように牢屋の隠し通路を見つける。隠し通路の奥には上へと続く長い長い階段。そして階段を上ったノアは、一人の物言わぬ少女と出会った。
この出会いを境に、止まっていた運命の歯車が回りだす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-23 22:46:17
1360文字
会話率:37%
人がお手軽に宇宙に行けるようになった時代。月面都市を駆ける復讐に燃える少年と裏切り者を追う少女の物語。
最終更新:2010-05-23 21:01:39
1630文字
会話率:37%
西の大陸には、古くからの騎士道の頂点として『舞手(ガラファ)』という称号が存在する。
称号を持つものが振るう剣の軌跡は、まるで踊るように華麗で洗練されていることから『舞手(ガラファ)』と呼ばれるようになった。
ナザレ王国の女王に仕える剣士ス
テフィーヌは、ナザレで勃発した内乱から大陸を巻き込んだ大きな争いの渦中で『舞手(ガラファ)』を廻る隠された真実を知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-23 20:23:44
7046文字
会話率:43%
俺、桜井悠斗はどこにでもいる普通の男子高校生だ。
俺が二年なった春、ちょっとした理由から生徒会から逃げ回っていたら、一人の少女とぶつかってしまう。
彼女の名は神永綾乃。
神恵東の天使とか月光の女神とかなんか良く分からん異名で呼ばれる学校のア
イドルだ。
まぁ、その時は急いでいたから謝罪もそこそこに走り去った。
その放課後、彼女がやって来て俺に衝撃の一言を口にする。
「あの……私との約束……覚えていますか?……桜井悠斗さん」
彼女が言うには俺と彼女は過去に再会の約束をしたらしいんだが……。
正直全く覚えて良なかった。
俺は過去、どこで彼女にあったのだろうか?
それを思い出した時、俺と彼女の関係にどんな変化が訪れるのか?
過去と現在、そして未来に続く俺達の物語が今、はじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-23 17:22:31
969文字
会話率:16%
「世に、楽園の名を冠す地あり」
いつつの魂を基に創られた浮島。年に一度だけ真珠を集めたように光る島の名を、世界は知らず、そして呼んだ。
いわく、ユールレイ。
連作ユールレイ本編その1
最終更新:2010-05-23 16:03:40
578文字
会話率:17%