美夜《みや》が目覚めると、ベッドの上に友人の惨殺死体が……。記憶が欠けた美夜は、雪に閉ざされた夜の山荘で恋人と共に恐怖に震える。次第に明らかになっていく犯人の正体。そこには驚愕の真実が隠されていた……。
最終更新:2011-01-26 18:43:47
6940文字
会話率:26%
「フカツ」
乾の手が腕を捉えた。引き寄せられる。足元で砂がじゃりっと音をたてる。シャツに乾の指が食い込む。
熱い指だ。
「好きだ。フカツが好きだ」
熱い声だ。
夏の太陽のように、人を焼く、生々しい声だ。鼓膜が震える。振動が指先にまで
満ちる間、瞼を落とし感じていた。
これは、恋だ。こういうのを恋と呼ぶのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-25 15:21:35
9331文字
会話率:42%
雨が俺達を、もう戻れない場所へと、誘う・・・・。
雨の日に出会った変な女、沙織。彼女を知る度、心が揺れていく。一年前の“あの日”から、もう人を好きになんてなれない。そう思っていたのに・・・・。「だめ、だめなんだよ、だって、あたしは・・・・」
震える小さな身体を抱きしめ、その唇を塞いだ。目の前には雨の檻。戻る気はもう、なかった--・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-14 01:24:44
117096文字
会話率:40%
敬愛する我が国王直々に命ぜられた任務は、何と勇者と共に魔王討伐!.久々の実戦と余りの名誉に打ち震える私の前に現れた勇者は有り得ない様な人間だった……!!...所謂BL、MLと言う奴です。主人公はオッサン!
最終更新:2010-05-18 23:46:35
24035文字
会話率:47%
いつも明るい一家団欒な朝の食卓。優しいお母さんに、しっかり者なお姉ちゃん。最近何故か私に対して生意気になってきた弟。居ないお父さん(ただの早朝出勤)‥‥そんな大好きな家族だけど‥‥私は臆せず『一歩』踏み出す事を決めた。
たとえ、大切な家族
を巻き添えにする事となったとしても。【それは、書き手が恐怖に震える。――恐ろしい話】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-05 06:26:43
2488文字
会話率:15%
2009年10月22日にこの世を去った裏川屏風(ウラカワ ビョウブ)。
ネット小説という顔の見えない交流の中から、彼の小説家人生を振り返る。
最終更新:2009-10-27 04:05:57
3430文字
会話率:4%
震えるほど不思議な不思議なお話です。妖し気な雰囲気をお楽しみください
最終更新:2009-03-18 02:29:26
1971文字
会話率:0%
恋する二人にとって「時」とは止まって欲しいもの。けれどこの世で唯一、誰の身の上にも公平であるのが「時」しかし、恋する想いは稀に「時」を超える。愛し合う二人は死別する。しかし、強い想いは時を越え、同じ相手と再び出会う。それは「時」が許した、こ
の世に2つとない宝石のような奇跡。藤野浩二と沢田柚子(ゆず)はそんな眩しい光の中で奇跡の再会を果たす。それは、過去の二人から今の二人へ送り届けられた熱いメッセージだった。柚子が先ず思い出し、浩二を秘密の場所へ連れてゆく。そこには疑いようの無い事実が・・・浩二は真相を知り、柚子を抱きしめる。「ねえ、浩二。人は嬉しいと、こんなにも身体が震えるものなの?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-01-18 03:33:38
2986文字
会話率:19%
「あなたが殺したの?」震える声で問うと彼は淡々と語った「そうだ。俺が殺したんだ」
最終更新:2008-11-28 22:54:28
728文字
会話率:28%
安穏な日々なんて吐いて捨てるほどある。もっとゾクゾクすること考えようぜ?身体の芯が飢えて震えるように、もっともっと。力を手にいれるんだ・・!
最終更新:2008-10-14 20:48:29
3646文字
会話率:17%
青年に声をかけた少女はその青年に『魂、頂戴ね』と言った。震える青年に少女は容赦なく魂を奪った。だが、その時、上空では魂魄管理局の死神がいた。
最終更新:2008-05-26 16:13:20
16096文字
会話率:58%
部屋の隅で震える少女。電話からは、友人の断末魔の叫び。人を殺すモノとは何なのか。
最終更新:2007-05-15 00:22:51
1439文字
会話率:39%