《擬食者》ーーーーー人を捕食し、捕食対象に擬態することができる生物。21世紀初頭、人類はその生物の侵攻を受けた。人類は数を減らしながらも戦い続け、『安全圏』をつくるに至った。
時は流れ、21世紀が終わりを迎える直前、少年、一条 拓海は大切な
者を失った。
「ありがとう」それが最期の言葉だった。
そんな言葉はいらない。
一条は大切な者を取り戻す手がかりを探す為、滅んだ街でたった一人《擬食者》との戦いに身を投じた。
それから数年経ったある日、戦いに明け暮れる彼の前に、一人の少女、雛魅 明日火が現れる。
その出会いによって、少年の物語が再び動き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-04 21:20:53
128422文字
会話率:29%
少子化、エネルギー問題、有事に備えた軍事力の充足、食糧危機……様々な課題を抱えた21世紀初頭から半世紀が過ぎた頃、日本は経済的には豊かでなくとも、殆どの課題の解決に向けて軍事国家として復興を見せていた。
独身男子を容赦なく兵役に駆り立て
る懲罰大隊制度、独身女子を容赦なく農業従事させる勤労農村制度。燃料と公共交通機関はすべて国の管理下となり、原発は完全停止、閉鎖され、自然エネルギー化を促進した。
道路から自動車が消え、自転車と馬車が走り、人の移動は緩やかになりつつある。
農本思想を基に農業の復興が進み、海外産業に依存しない自己完結国家を目指し、閉鎖的な古き良き時代へと退化していく日本。
これはそんな近未来を舞台に日々を過ごす、平凡(?)な陸軍下士官の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-06 09:49:11
70876文字
会話率:25%
篠島エリカ。ちょっと腐ったごく普通の女子高生である私は、乙女ゲーム『四聖貴公子の迷宮(ラビリンス)』の世界で、ライバルキャラである悪役令嬢、ユリーカ・アイファンスになっていた。でもそのゲームは現代が舞台の学園ファンタジーだったはず。文化水準
も21世紀初頭相当のはずの世界で私は、悪のロボット『アクヤクオー』に乗っていた。そういうゲームじゃないから! よく分からないまま私はアクヤクオーで、私の分身だったはずの主人公、モニカ・ランチェスターや、その攻略対象のイケメン達が操るロボットと戦う事になるのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-14 00:08:44
11018文字
会話率:69%
21世紀初頭、未曽有のテロが相次いだことによって戦争とは、国家同士の衝突といったかつての形とは変わり、国家対テロリストといった対テロ戦争という新たな局面へシフトしていった。相次ぐ報復攻撃、悪化する情勢。思想の違いから生まれる紛争。かさむ軍事
費とモグラ叩きの戦いに世界は疲労していった。
そうして一方、戦争経済は急激に発展し、軍隊に代わり戦争をを生業とする民間企業が次々と現れ始めた。かつては民間軍事会社(PMC)と呼ばれていたが情勢の変化とともに国連で条約が改正され、今では戦争代理人とか戦争請負会社などといった呼び方もされ、傭兵の活動が公に認め始められはじめた世界。国連もアメリカも彼らを必要としてた。
綽津裕は17歳高校生であるが過去に起きた事件が原因で、そのとき命を救ってくれた少女アリスの下で働くことになる。その仕事とは民間軍事会社でプライベートオペレーターのアルバイトだった。アリスの指導の元、戦場で生きていく力を身に着けていく綽津。アフガニスタンヘルマンド州にある自社が保有する基地であるとき綽津がいつもの護衛任務から帰ると、アリスからの呼び出しがあった。オフィスで綽津を待っていたのは白銀の髪をした謎の少女アーシャ。アリスが言うには少女はこれから綽津のパートナーとなる人物で彼女自身が重要機密という存在らしい。そこでアリスから言い渡された新たな仕事はアーシャの教育係。そして管理役というあまりに唐突なものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-23 23:23:59
12614文字
会話率:37%
異世界転生。神を名乗るモノとの対面。それを体験したある一人の話。
彼は21世紀初頭現代人病だった。
最終更新:2015-01-01 08:01:17
9564文字
会話率:48%
政治的論考。メモ。自由民主党について。この党のふたつの理念。
キーワード:
最終更新:2014-07-02 21:55:24
1656文字
会話率:0%
武者小路実篤の有名小説と同じ名前ですが、こちらは男女の友情と、21世紀初頭のネット環境を題材にしております。
最終更新:2014-03-16 13:25:15
9637文字
会話率:41%
社会は高度な情報化を果たし、21世紀初頭に登場した無線通信機器。これの更なる発展により、インターネット普及率は世界人口80億人のほぼ100%をカヴァーするまでに至っていた。
同時に、通信基地局の増設、電波周波数の拡大などの要因により通信は高
速化、恒常化した。
今や、常駐時間を含む全てのインターネット接続時間を平均すると一生の活動時間のおよそ3/4に値すると言われている。
こうして、19世紀に生まれた『情報』という言葉は、不可視の物でありながら、さながら空気のように世界に浸透、侵食していた。
これは、そんな世界の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-26 01:06:23
1310文字
会話率:13%
主人公の俺、平野靖男は、ブラック企業でいじめられ仕事を辞めて失業中、いい年こいて親にパラサイトしている肩身の狭いニートの身の上。当然ながら、親からは怠け者だ、真面目に働けとネチネチと説教される。そんな俺の元に突然、謎の人物が現れた。そいつ
は22世紀の日本からタイムスリップしてきた田中秀才郎と名乗る厚生労働省の役人の男だ。田中が言うには、22世紀の日本人は、豊かさゆえの怠惰によりまじめに働かなくなり、その埋め合わせをするために21世紀初頭の日本へ時空を超えた出稼ぎ労働者を募集しに来たのだという。待遇の良さに惹かれた俺は誘いに応じ、出稼ぎ労働者の第1号となった。
22世紀の日本に着いた俺は、ホテルに滞在することになった。そこでは美味い食事が食べ放題、贅沢三昧の日々を過ごした。それにも飽きた俺はホテルの外に外出してみる事にした。外を歩いていた俺は急にトイレに行きたくなったのだが、トイレがどこにも見当たらないため、猛ダッシュでホテルの自室へと戻った。
なんとかトイレには間に合った。公衆の場で大便を漏らすという最悪の事態を避けられ一安心した俺の元へ、久々に役人の田中が訪れてきた。数日間、美味い物を食って怠けていただけの俺は、仕事を早く紹介してほしい旨を田中に伝えるが、田中は、お前はもう既に仕事をしている、と言い、話がかみ合わない。俺が問いただすと、田中は事情を語り始めた。22世紀の日本人は余りに怠惰になりすぎたため、ウンコをするだけでも相当な重労働であり、総理大臣表彰を受けられるのだという。
俺は田中に連れられて首相官邸へ行き、表彰を受けることとなったのだが、ただウンコをしただけで、総理大臣から表彰され、感謝される。この馬鹿げた現実が受け入れられず腹が立った俺は、その場にいたテレビの生中継インタビューで、22世紀の日本国民に向けて思わず説教を始めてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-16 23:33:20
12208文字
会話率:35%
妖怪や魔術が実在し、それが完全に「空想の産物」となっていない21世紀初頭。イタリア・ローマを観光中だった日本人大学生、亜門大介は突如、妖怪に襲われる。間一髪で彼を救ったのは一人の少女、エリス・コルネッタ。彼女は妖怪と妖怪のハーフという異種間
に生まれた特別な存在。故に、彼女はこう呼ばれていた。“カオス・プリンセス”と---。
21世紀の現代を舞台に、妖怪と人間の交流とバトルを描いた、ファンタジーサスペンス!夏のイタリアを舞台に、運命の歯車が今、動き出す!
カオス・プリンセス―――それは、人とも妖とも認められない存在・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-30 23:00:33
41043文字
会話率:34%
21世紀初頭、人類は60億弱までその数を増加させていた。
ところが30世紀初頭、総人口5億を切っていた。
人類が減少してしまった原因...それは遺伝子の劣勢化によって、妊娠確立の低下や先天性異常を抱えた胎児の増加による、子供の減少が原因
だった。
このまま滅びの時を待つしか無いのか?誰しもが心の奥底で思っていたその時、一人の科学者が『タイムマシン』を完成させる。
この大発明から、滅亡を目の前にしていた人類の大逆転が始まる。
R15は保険です。そこまで過激な表現は出ない筈です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-13 00:00:00
4727文字
会話率:40%
ようやく異世界の存在が認知されてきた21世紀初頭。片田舎のただの一般人神谷晶(アキラ)は、一つの指輪と一人の少女にとの出逢いにより、自身の非凡な魔術の才能に目覚める。この日から晶の日常は、全世界を巻き込む運命の中心になった。晶の力と駄目駄目
の指輪が、世界のカタチと根源を大きく揺るがしていく。そんな異世界譚。
追記
第四章以降の補完として『Intervals Of Ragnarok ~クリエーター外伝~』gdgd連載中です。クリエーター読了後、興味あれば是非お立ち寄りください。
http://ncode.syosetu.com/n0326bq/ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-21 20:38:08
424571文字
会話率:58%
これは人の皮を被った怪物達と、それを相手に戦う人間達の物語。
21世紀初頭、日本。
今まさに、薄暗い路地裏で人の皮を被った怪物「スキンハイド」に襲われている青年がいた。そこにある一人の男が現れる。男はある情報を元に日本へやって来た。そして
、静かに少年に近づく。自分の目的を実行するために……。
世界の命運を賭けた戦いの歯車が今、動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-10 03:24:04
38214文字
会話率:60%
傷ついた。しかし、それは『生きる』とゆうこと。
21世紀初頭のことである。世界を巻き込んだ世界大戦が勃発した。後(のち)に、世界二分戦争と呼ばれる大戦である。
全面核戦争は回避したものの世界は荒廃した。国家の消滅と秩序の消滅。残ったのは戦火
から逃げ延びた人と新人類――テスタメント、兵士、兵器。そして、瓦礫(がれき)。
この世界で少年少女たちは生きて行く。実験台にされて、記憶を失って、手足を失っても生きる事を選んで、戦うを選んだ少年少女たち。今だ消える戦火に少年少女たちは、身を投じる。この“未完成な世界”で・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-28 00:32:54
50651文字
会話率:49%
21世紀初頭に発見された新資源ユーフォニウム。大国アメリカは優れた工業力と高いUFO飛来率を背景に、この新資源の独占的供給体制を組み上げる。だが、米政権に近い企業がユーフォニウムの化学的合成に成功すると、捕UFO大国は一転して反捕UFOに立
場を変えた。ようやく黎明期を迎えた中後進国の捕UFO漁業は、ここに苦難の時代を迎えるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-03 23:58:43
49581文字
会話率:51%
ムネーモシュネーという知性体が支配する惑星に,21世紀初頭の『東京』が再現されていた。調査に入ったわたしは,そこで失恋したばかりの自分自身に遭遇した。
最終更新:2008-07-27 18:27:45
9474文字
会話率:54%