*BL作品ではありません。サイバーパンクです。あしからず。
時は天鳳18年。黒船襲来より400有余年が経過したいまも、江戸幕府は鎖国を続けていた――。
古き良き江戸の風情を残しながらも、天才発明家平賀源内の名を襲名する者たちによって、コン
ピューターによる情報化社会へと発展した世界。
舞台は夜の花街吉原町。
その一角の『陰間』と呼ばれる男娼専門の遊郭で働く香具耶には、息を呑むばかりの美しさのほかに、ある秘密の副業があった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-07 09:00:03
23345文字
会話率:43%
黒船来航以来、日本国内は混乱していた。
江戸幕府を助ける『佐幕派』、鎖国をやめ、他国と国交を結ぶ『開国派』、天皇を敬う『尊王派』、外国人を排斥する『攘夷派』、幕府を倒す『倒幕派』、そして、それぞれの人々の思惑、信念、陰謀、野望により、慶応
四年(1868年)江戸時代最後の内乱が勃発した。
『戊辰戦争』である。
奥羽越列藩同盟を中心とする『旧幕府軍』と薩摩藩長州藩を中心とする『新政府軍』との戦いは、火器の発達により凄惨を極めた。
もはや槍や刀の時代ではなかった。
新しい時代の始まりであった。
その激しい時代の渦の中に巻き込まれた、小さな藩があった。
『越後長岡藩』である。
はじめ、長岡藩は河井継之助による構想『スイスのような中立国』を目指した。
内乱をしていては外国に侵略される可能性があることを、河井は憂慮していた。
慶応四年五月二日。
小千谷町の慈眼寺にて新政府軍監岩村精一郎と会い、戦をやめて皆で新しい国家を作り、国を共に守ることを提案した。
『小千谷談判』である。
しかし、交渉は決裂。
薩摩藩長州藩は、戦で徹底的に江戸幕府を倒す必要があった。
自分達が徳川の代わりになる為に。
交渉など無意味だった。
河井は薩摩藩長州藩の横暴さ、不正義を目にし、とうとう決断した。
『我らも戦に参加しなければならない。戦を早く終わらせねばならない。国を亡ぼさない為に』
長岡藩は『奥羽越列藩同盟』に加盟し、参戦することになった。
その長岡藩に、一人の少女がいた。
長岡藩士野口久馬の娘、野口ゆきである。
ゆきは長岡で家族や友人達と共に、平和に暮らしていた。
しかし、少しずつ戦の影が忍び寄っていた。
ゆきは戦に巻き込まれていく中で様々な人々と出会い、学び、自分が何の為に生きているのか、自分の役割とは何かを考えるようになる。
普通の少女であったゆきが見た長岡とは何か、人とは何か、戦とは何か、生きるとは何か・・・。
※ 『戊辰戦争』以降は、不快で、過激で、残虐な表現があります。
ご注意下さい。
※ 『dnovels』がサービスを終了するということで、掲載していたもの(2014年12月28日~2016年9月22日)をこちらに転載しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-15 12:10:18
989303文字
会話率:27%
※9/1書き溜め中です※
「ボクの名前はクイン。ベラルモースっていう異世界から、ダンジョンマスター/になってのんびりまったりするために地球にやってきた魔人さ。
故郷じゃ古参たちが幅を利かせてて、新規参入が難しいダンジョン業界。異世界ならそ
うでもないだろって思ってやってきたんだ。それで、日本っていう国に来たんだけど……どうしよう、この異世界、ボクが思ってた以上にいいとこだ!
女の子はかわいいし、ご飯もおいしい。ご飯に味噌汁、最高じゃん!? もはやこの国から離れられないよ! でも、ちょんまげだけは勘弁ね!
え? そんな日本が、黒船来航で困ってる? 植民地化されちゃうかも?
しょうがないなあ。魔法とダンジョンとモンスターで、ちょっくら日本を支援しちゃいますよ! ダンジョンエネルギーさえもらえれば、だけどね?」
米と味噌と醤油から離れられなくなった異世界人が幕末の日本でいろいろやらかすという、歴史ものの皮をかぶった超変則的なダンマスもの、ここに開演!
※幕末舞台ですが、薩長土肥の人間はあんまり出てこないどころかわりと否定する方向で動く予定です。該当地域の方、どうぞあしからず……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-31 22:44:30
745096文字
会話率:35%
「広い世界を見てみたい」
黒船来航から数年。世界の広さを知った若者が、その想いを止められず夜陰に紛れて故郷を出た。
“国抜け”
脱藩とも呼ばれるその行為は、藩を裏切る重罪であり捕まれば命の保証は無い。
しかし、世界を夢見た若者は全てを
捨てて山道を走る。
この道の先には、未だ見た事のない広い世界が待っている……筈だった。
気付けば迷い込んでしまった“異なる世界”
魔法に魔物に迷宮。
未知なる世界に憧れた若者は、異なる世界で冒険者となり、出逢いと別れを繰り返しながら新たな世界で旅に出る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-22 00:00:00
66542文字
会話率:44%
大環大陸を支配する大環王国に異国から伸びる侵略の魔の手。
異国の傀儡として先陣を切るのは、異世界の日本なる国から召喚された勇者達。
開国、文明開化を叫ぶ日本人勇者達。
俺達は俺達で幸せだからと、蹴っ飛ばす大環王国の英雄達。
徳川、上杉
、武田を始めとする大環諸侯連合軍は、勇者率いる侵攻軍を討ち果たし祖国防衛を為し得るのか。
異世界から召喚された勇者に対抗すべく、颯爽と立ち上がる環国の勇士2人。
彼らと共に前田慶次郎が、柳生十兵衛が、そして児雷也、霧隠才蔵、猿飛佐助が戦場を駆け巡る。
強烈な魔法と呪術、神通力のぶつかり合い。
血飛沫飛び散る戦場で、果たして勝つのはどっちだ!
血沸き肉躍る戦国ロマンここに開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-29 17:16:55
458700文字
会話率:16%
新撰組・副長 土方歳三。
いい年をしてニートだった男は親に勘当されるに至り渋々薬売りとして身をたてる決意をする。
歳三には勝算があった。
黒船来航により日本は一荒れ起こる。
それにともない剣術が活発化してるんならコイツぁ売れるってね。
こうして各地に行脚した歳三がたまたま訪れた道場、試衛館。
この出会いから、新撰組が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-07 23:22:01
58015文字
会話率:28%
黒船が来ず世界大戦の起こらなかった日の国イカルガでは多国籍な文化が発展していた。世界には間の者が溢れ、神様の部下がそれを退治する時代。
僕はワンダーランドという情報探査の領域使いだ。身体に満月狼を飼っている僕は長い物が大好きだ。壊れそう
な物にしか興味が持てず、壊れた物に興味が持てない性質を持っている。
僕は春に旧校舎の屋上で独りぼっちの歌を歌う少女と出会う。梔子綱子(くちなしつなこ)ちゃんは六月でもマフラーを巻いていた。マフラーを愛する僕は鬼に襲われそうになっている綱子ちゃんを助けようとするが、逆に綱子ちゃんに助けられる。綱子ちゃんたちと僕の青春が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-31 21:17:28
393210文字
会話率:62%
時に嘉永六年。浦賀沖に名も知れぬ国の、名も知れぬ艦隊が来航する。その艦隊に乗船していたのはゴブリン、オーク、エルフ等の異世界の住民だった。
不平等条約を強要する異世界黒船の船長リガル・ソムを前にして、時の老中、阿部正弘は、語学に秀でた仲
濱万次郎とその弟子、静蘭を江戸に呼び寄せる。
ラブファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-05 19:12:14
9146文字
会話率:49%
携帯電話の着信音が鳴った。その瞬間、女子高生の新堂咲は何者かによって斬りつけられる。振り下ろされた凶器は日本刀。訳も分からないまま襲われそうになった咲を助けたのは、自分の名を呼ぶ見知らぬ男だった。
奥津慎太郎と名乗る男に救われた咲。しかし奥
津が助けようとした人間は同じ名でも新堂咲ではなかった。一方、咲は携帯電話の着信音と共に一変した世界に困惑していた。二本差しの刀、男の袴姿、耳に入る時代錯誤な単語。黒船は来たかと質問する妙な咲の疑問に、奥津も訝しげに答える。十年以上前に黒船は来ただろうと。
現代から幕末に跳ばされてしまったことを確信した咲は、奥津と妙な縁を感じながら元の時代へ戻る方法を模索する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-16 23:37:11
7962文字
会話率:43%
ペリーのストーリー。黒船来航したペリーが逆にショックを受ける。そんなお話です。
キーワード:
最終更新:2015-06-06 20:59:41
1151文字
会話率:34%
大学1年、初めての秋に自転車小屋で出くわしたプレイボーイ
近寄りたくも無い大嫌いなタイプなのに、何故かヤツは付き纏ってくる。
ホント、意味分かんない!
プレイボーイが口にする想いが、二人の運命を近づけて行く。
粗雑な女の子とプレイボーイ
の不思議な繋がりとは…
重複投稿です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-06 10:00:00
19730文字
会話率:23%
幕末の日本
ペリーが黒船で来航してから日本には各国から商人などが
港に船で来るようになるしかし幕末の世にも悪党がいるものである
そんな悪党によって民は犠牲になって行くのだった
そんな怪事件や悪党から民を救う為北町奉行所同心坂田玄八は事件解明
と
悪党の退治する。仲間の協力を得て事件解決できるのか・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-12 00:24:58
5641文字
会話率:71%
時は幕末――。
伏見奉行所奉行・鬼瓦京史朗は昨今の日本の情勢に危機感を感じながら奉行所の仕事だけではなく、単独でも悪を取り締まる行いをしていた。
黒船来航以降の諸外国による開国を迫る武力外交。
京の町で暗躍する不逞浪士。
西国諸藩に呑まれる
京都の表と裏に一つの楔を打つべく京史朗は徳川の世が終わる事も知らず奔走して行く。
幕末の世で起こる時代の変革を見た鬼の物語ーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-18 13:00:00
25843文字
会話率:49%
時は幕末――。
伏見奉行所奉行・鬼瓦京史朗は昨今の日本の情勢に危機感を感じながら奉行所の仕事だけではなく、単独でも悪を取り締まる行いをしていた。
黒船来航以降の諸外国による開国を迫る武力外交。
京の町で暗躍する不逞浪士。
西国諸藩に呑まれる
京都の表と裏に一つの楔を打つべく京史朗は徳川の世が終わる事も知らず奔走して行く。
幕末の世で起こる時代の変革を見た鬼の物語――。
※以前のを修正した再掲載になります。
※アルファポリスでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-21 12:00:00
153384文字
会話率:32%
――文明開化の音がする。
150年前の黒船来航を退けた日本帝国が開国したのは、ほんの5年前の西暦20○○年だった。開国と前後して、帝国には異文化交流の緩衝地帯として、6つの『特区』が設けられる。
特区には異国の進んだ技術が絶えず流入し
てきており、多くの学者、商人、そして職人が集まっていた。
ドレス職人を目指す服飾職人見習いの秋穂 椿(あいお つばき)もまた、第2特区にある『マイスターズアカデミー』に入学、狭き門であるドレス職人への道を順調に進んでいたが、とある事件をきっかけにその道を断たれてしまう。
その原因は、彼の『美人アレルギー』という特筆すべき持病のためであった。
そんな、一度夢を失った椿のもとにもう一度チャンスが舞い込む。
それは、飛行要塞『黒船』で行われるダンスパーティに暗殺者を潜り込ませるためのドレスを作ること。暴力しか知らない少女を、椿は果たして淑女に仕立てることができるのか……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-01 15:00:00
56971文字
会話率:31%
この世界とは違う歴史をたどってきた永世中立国、日本。
1999年の天災後、突如として現れた怪物が人類を脅かす。
SFサバイバル。
-*-*-*-*-*-*-*-*-
●1853年:浦賀沖に黒船来航。●1894年:永世中立国宣言。●1999
年:太陽面爆発。●2000年:日本で初のヌエを確認。●2003年:第一次日本ヌエ大襲来。
-*-*-*-*-*-*-*-*-
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-30 12:04:25
71611文字
会話率:32%
●1853年:浦賀沖に黒船来航。●1872年:世名(Sénat)評定(議会政治)発足。●1894年:永世中立国宣言。●1999年:太陽面爆発。●2000年:日本で初のヌエを確認。●2003年:第1次日本ヌエ大襲来。地下移住計画・建築物補強計
画開始。●2004年:国民に簡易装甲強化服支給。●2006年:ホソダグループが生体甲殻機および高濃度塩水を使用した各種武器の構想を発表。●2007年:第2次日本ヌエ大襲来。●2011年:ミツバグループが生体甲殻機の実用化に成功。各国のメーカー数社が生体甲殻機の量産および応用開発を開始。●2012年:民間支援要請法成立。日本軍がミツバグループの生体甲殻機を暫定制式採用(後続改良機を含む)。ホソダグループが独自の新技術を多用した生体甲殻機〈ヨリマサ〉を発表。●2014年:第3次日本ヌエ大襲来。●2015年:〈ヨリマサ〉の量産機〈ヨリマサ拾伍〉を発表●2017年:〈ヨリマサ〉販売不振によりホソダグループが生体甲殻機事業を分社化。ホソダ生体技研を設立。●2018年:ホソダ生体技研が〈ヨリマサ拾八〉発表。運用試験課発足。●2019年:〈ヨリマサ拾八〉海外で受注。発注元の要望を反映し〈ヨリマサ拾八改〉で納入。●2020年:〈ヨリマサ拾八〉の改良版〈ヨリマサ廿〉発表。
(※進めているうちに設定解説や情景描写、戦闘描写の練習作品になってしまいました。至らない点が多くありますが、なにとぞご容赦ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-07 00:04:44
182469文字
会話率:33%
黒船来航により訪れた、慌ただしい日々…
京都では8.18の政変により長州が追われ、時代は益々の混迷を極めていた。そんな年の瀬差し迫った師走のある日。
京より戻ったばかりの柔志狼に、急ぎの仕事が舞い込んだ。
それは「えんぶりお」と呼ばれる、天
使の卵なるものがもたらした、些細な怪異だった…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-23 00:31:32
5939文字
会話率:25%
誰か助けて、と思い浮かんだその誰かの顔が、土方歳三やダーウィンの教科書写真だった。
挙げ句、縦穴式住居や黒船が浮かんだりと、人ですらなくなってきた辺り、あたしの青春は終わっている。
何故このようなことになったのか理由と事例を交えて、二百字
以内で説明せよ。
なんて、自分に問い掛けてみたけれど全く答えが浮かばない。
あたしはこの男を知らない。
知らないけど、引っ掛かる。
それは、答えのない問題に挑んでいるみたいだった。
『非日常的日常』
高校受験を控えていたあたしの日課は、頭に知識を詰め込むこと。
追い込みだと言われている最近では、教科書を開かない日なんてない。
受験生だけれど、あたりさわりのない、ありきたりな日常を送っていたあたし。
しかし、マンションのエレベータである男と乗り合わせたことで、二転三転と日常が転がっていく。
武骨なナイフをあたしに突き付けると、男の口の端が上がった。
ああ、なんて運のない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-21 21:11:43
12315文字
会話率:25%
死んだはずの平賀源内が幕府の庇護の元百二十歳になって江戸にいる。時代ほ幕末黒船がやっえくると知らせが幕府に入った。幕府は対策として白羽の矢を平賀源内にはなった。源内は隠居した東山金四郎や首切り人の山田浅衛門などの仲間と黒船と対決するSFスペ
タクル時代劇小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-06 19:49:01
42405文字
会話率:58%
嘉永7年1月28日、横浜村の矢戸にペリー提督が東インド艦隊を率いて上陸する。彼らは最初に船上で病死した乗組員の埋葬を求め、そのための墓穴を寺子屋の虎太郎は漁師の青兵衛と共に掘る。父親の影響で横笛を嗜み、子供たちにも教えることで「音先生」と親
しまれていた虎太郎は、村人たちが好奇心と恐怖心がない交ぜになった視線を葬列に送る中、異人たちが残していった西洋の葬送曲に興味を抱きながら日々を過ごす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-08 20:32:06
17671文字
会話率:27%
黒船来航直後に現れた月之国は日乃本の救世主か?
最終更新:2014-10-23 13:02:47
717文字
会話率:0%