ある日、佐々木忠光は憑依の異能を手にする。
任意の人間に対して、時間無制限に精神を乗っ取ることができるというチート異能である。
そして、一度乗り移った相手には、対面せずとも乗り移ることができる。
では、この異能を何に使うのか?
相手
を乗っ取り、金品を奪うのか?それとも、相手を社会的に抹殺するのか?
いや違う。佐々木はその能力である望みを叶えようとする。
そう。彼女が欲しいのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-16 18:16:03
43351文字
会話率:34%
シャルロット・フェルシエ伯爵令嬢は、2年続きの干ばつで領地の建て直しに苦労していた。一日中でも寝ていたいグータラ令嬢だが、家の金品は底をつき、働かざるを得なかった。
そんな時、弟のテオドアが夜会に出て援助してくれる男性を誑し込むように提案し
てくる。
シャルロットの魅力ではなく、相手を脅して結婚することになったのだが、思うようにはいかない。
お金だけもらって追い出されるつもりの結婚詐欺のようなことを狙っていたシャルロットは、何故か興味をもたれてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-10 00:00:00
69333文字
会話率:26%
草原。
柔らかな風が吹き、草木を揺らす。
人肌にあたれば気持ちのよい風がやんわりと吹いている。
離れたところには大きな木が生えていて、柔らかな風で緑色の葉がゆらゆらと揺れている。
その草原にひとりの黒髪の女の子が立っていた。前髪には少し白色
が入っている。
女の子の周りに人はいない。
身動きひとつせず、草原の上で立ち止まる女の子のその右手には、細長い剣が握られていた。
持ち手の部分は白く染められ、剣の部分は少し銀色がかっていて、白い輝きをもっている。
彼女は身動きひとつせず、輝きを放つその剣を持ち、そこに立っていた。
その頃、草原から遠く離れた街にある酒場で、ひとりの男が話していた。
「いやあ、昨日は大収穫だったぜ!」
男はそういって大笑いした。
「あの野郎の顔、お前にも見せてやりたかったねぇ!泣いて喚いてみっともねーやつだぜ」
「金がねえならとっとと去れってなあ!ガハハハハ!!!」
男はそういい、また大笑いをする。
酒場のなかには人が多くいる。カウンターに座り酒を飲む男性や丸テーブルで複数で飲み会をする男たち。
男の話は酒場にいた全員に聞こえている。
周りは見て見ぬふりをして酒を飲む。その男を恐れていたからだ。
男はこの街では有名な悪人で、男にたてつく者のほとんどが数日のうちに消されるかこの街から追い出されていた。
昔、ある一家のひとりがこの男にたてついて家ごと消されたこともあった。死体も残らなかったそうだ。
今回の相手も、この男に腹を立てて一言いったことで男の標的となったらしい。
男は相手が謝罪をしても足蹴りにして決して許さず、街から追い出すか消すまでは標的を変えない。
その間に相手から絞り取れるものは絞り取れるだけ取っていた。
金品はもちろんのこと、権力や人間関係までありとあらゆるものを力づくで奪い取る。それだけ力のある存在なのだ。
男はこの街では当たり前のように有名になり、街の人間で逆らうものはあまりいなくなった。
同時刻。
草原にいた黒髪の女の子が動く。
剣を持つその右手を振り上げ、表情は真剣そのものだった。
まるで猛獣と戦う瞬間のような、生死をかけた戦いのような、そんな表情。
草原の葉が風でゆらゆらとゆれる。離れたところにある大きな木がさらさらと音を立てる。
彼女は右手で振り上げた剣を、強く、真下に振りぬいた。
その瞬間、悪人の男が消滅した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-23 18:00:00
1971文字
会話率:16%
屋敷に盗みに入ってみたら奴隷少女が捕まっていた。
金品しか興味ないが助けて欲しそうにこちらをみているので助けてあげたら敵からどこまでも追いかけ回されるハメに。
兄貴が強力なパワーで、おれが知力で敵を圧倒するが奴隷少女も捕まるだけのとんでもな
い能力を持っていて…??
これさえあれば盗み放題!!?
最強な兄貴と最弱なおれでタッグを組み予知能力を持った少女で無敵コンビ!
(毎回邪魔者に苦戦されます)
しかしその噂は尾ひれがついて有名になっていく……。
頭脳と力とカリスマで世界を枉げる。
Twitter→
jazz_session 細々と呟いています。興味ある方ぜひ。更新するとツイートしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-10 19:14:46
83834文字
会話率:31%
蓑里という村に住む女の子咲(さき)は同い年の龍雄と丈一郎と仲が良かった。龍雄は咲に思いを寄せていたが、咲は十八歳になると村を出て製紙工場に出稼ぎに出てしまった。
蓑里村から南に下った所に和田という町があった。和田町の「ハシモト本店」とい
う商店はたいそう繁盛している。そのハシモト本店の長男斉昭は、店を捨てて、目の見えない妹実千(みち)と和田町のはずれで暮らしていた。斉昭は、実千のことを大変可愛がり、大切にしていた。
斉昭は、和田町の北、蓑里のさらに北にある妙名山にある妙名神社の御神水が万病に効くという話を聞く。斉昭は実千をおいて取りにいくことはできず、かといって実千を伴って共に山に登ることも難しい。ある日、近所に住むある夫婦が「わたしが取ってきましょう」と話を斉昭に持ち掛けてくる。斉昭は夫婦の話にのり、お金を渡して御神水の頼んだ。が、夫婦は帰ってこなかった。山道から転落して死んでしまったということだった。
製紙工場に出稼ぎにいった咲は、その経営者の息子宗治に見初められ、結婚することになった。正月に、宗治とその父親を伴って村に里帰りした咲だったが、そのときに「丈一郎が人を殺した」という話を聞いた。丈一郎が、外からやってきた夫婦を峠から突き落として金品を奪ったのではないかと疑われていた。丈一郎は実家にはいなかった。
長野半次郎という男も、咲と同い年だったが、それまで話をしたことはなかった。村では評判の「変わり者」だった。その長野の家に、丈一郎らしき男が匿われているらしい。その話を知り、咲は長野の家を訪れた。そこには、三郎と名前を変えた丈一郎がいた。咲はもちろん丈一郎が人を殺したとは思っていない。
再び村を後にした咲は、和田町で宗治と新しい生活を始めた。二人の間には男の子が生まれた。
幸せの絶頂にいた咲のもとを、宗治の父親が訪ねる。父親は、咲から子どもを奪い取った。子どもを守ろうとした咲だったが、その時に頭を強くうって意識を失う。意識を取り戻した咲だったが、目が見えなくなっていた。
冬のある日、斉昭と実千の家の斜向かいに女が越してくる。斉昭は、実家の父親からこの女の人の面倒を見ることを申し渡された。女は「訳あり」だった。彼女は目が見えなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-10 08:00:00
56532文字
会話率:38%
アケチの能力に異変が?!
被告人は魔法の豆を手に入れた男ジャック。
巨人を殺害し、金品を強奪した絶対的不利な立場。
しかし、証人ヴィクトールの様々な情報によって
裁判は思わぬ方向にひっくり返されてしまう。
さらに、ブルーの別人格ヴァイ
オレットが
弁護人のロブにとんでもない提案を持ちかける。
果たして裁判長・アケチの判決は?
そして、ロブが迫られた残酷な決断とは・・・・
【シリーズ3作目】折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2020-12-13 01:32:07
3296文字
会話率:9%
ルシアは八歳の時に聖なる力があるとわかり、辺境の村から王都の神殿に聖乙女として連れて来られた。
それから十六年、ひたすらこの国のために祈り続ける日々を送っていたが、ようやく力も衰えてきてお役御免となった。
長年聖乙女として務めたルシアは、多
額の金品を与えられ、結婚相手を紹介してもらえることになった。
望む相手を問われたルシアは、何ものにも囚われることなく自由に大空を舞う竜騎士を望んだ。
しかし、この国には十二人の竜騎士しかおらず、その中でも独身は史上最年少で竜騎士となった弱冠二十歳のカイオだけだった。
歴代最長の期間聖乙女を務めた二十四歳の女性と、彼女より四歳年下の誇り高い竜騎士の物語。
三島 至様主催の『聖夜の騎士企画』に参加させていただきます。
某所から転載いたしますので、R15に変更させていただきます。
アルファポリスさんにも投稿しています。
無断転載は許可しておりません。
Reproduction is prohibited.
(C)2018 Kana Suzumoto折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-07 08:30:13
120579文字
会話率:42%
~はじめに~
タイトルのとおり、この物語の主人公オルテンシアはガチの悪役令嬢です。
それも中身はまともな転生者だとか、本当はいい子だとか、
悪を為すにはそれなりの理由があったとか、そんな要素は欠片もありません。
自分がのし上がるために他人
を踏み台にし、自分の快楽のために他人を傷つけながら
罪の意識は無く、罪をあばかれ没落してもなお反省せず相手を逆恨みする人間のクズです。
これは、そんな彼女が心から己の罪を悔い、打ちひしがれることになるまでを描いた
バッドエンドまっしぐらな悪役令嬢の後日譚です。
~あらすじ~
侯爵令嬢オルテンシアは、魔法学校時代に奴隷玩具扱いしていた平民の少女が王太子妃に成り上がったことにより、かつての所業を暴露され裁きの場に立たされた。
そこで彼女は『悪逆令嬢』と呼ばれ、公式には自殺したことにされて侯爵家を追放される。
「まぁいいわ。返り咲く手段はいくらでもある」
しかし、そんな彼女に反省の色は見られない。
奴隷屋に売られたオルテンシアは、そこで1人の隻眼の美少年に出会う。
少年の名はオズ。小柄な身体に不釣り合いなロングソードを持つ駆け出しの冒険者。
穏やかで、無垢で、聡明な彼に目を付けたオルテンシアは自分を買わせるよう
巧みに仕向けることに成功する。
だが、彼が貧民だとわかったとたん、オルテンシアは彼を謀殺してなけなしの金品を奪い逃亡を企てるのだった。
オーガの潜む洞窟にオズを閉じ込め、まんまと逃亡に成功するオルテンシア。
だが、駆け出し冒険者のはずだったオズはあっさりとオーガを倒し、強力な魔法で洞窟を破壊して生還する。
見せかけの謝罪の裏で、少年を利用しようとほくそ笑むオルテンシア。
一方、天才的な戦闘能力を開花させたオズは英雄への道を瞬く間に駆け上がっていく。
やがて、あるクエストが2人の運命を狂わせる。
猟奇殺人鬼、占い師《フォーチュンテラー》の討伐。
なぜか『オルテンシア』という名前の女性を惨殺するこの殺人鬼こそ、
オズが追っていた母の仇だった。
そう、彼の母の名も『オルテンシア』だったのだ。
殺人鬼の狂気と少年の傷ついた心に触れるにつれ、オルテンシアの中にも変化が現れる。
かすかに芽生えた罪悪感。
それは、オルテンシアの真の転落人生の始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-24 22:21:18
73102文字
会話率:41%
国を守る兵士。
女性兵士のリュー・サシュは非常に目つきが悪かった。
「あいつ兵士のくせに金品巻き上げたらしいぜ」
もはやそれは強盗じゃないか
「人の恋仲を引き裂くのが趣味らしいぞ」
恋バナが好きで見たいただけです。
別れたのは私の
せいじゃないし!
「実は人間じゃなくて悪魔が皮を被っているとか…」
私はれっきとした人間だー!
名前もろくに知らない同僚からも避けられ町の人からは恐れられる
こんな仕事もう辞めて自由に生きるんだ。
「そうだ。冒険者になろう」
リューが仲間を見つけ幸せをつかむ話です。
※前回書いていたものを清書して練り直したお話にするつもりです。
つたない文章ですが楽しんでもらえると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-15 14:03:50
5786文字
会話率:35%
江楠省汰倉州紅灣鄕の伍角場にやって来た導姑(女性の導士)の少女・孫靄超。彼女は町で眞拳(金品を賭けて行なう草試合)をする拳師(武道家)の少年、龍金山と出会う。金山は修行の旅の傍ら、眞拳で旅費を稼いでいるという。金山の実力を町の富豪である何
家の使用人・史葉仁が認め、主家の御曹司・何根餠の組み手の相手をして欲しいと頼まれる。何家に招かれ、根餠に稽古を付ける金山。一方靄超は、伍角場に出稼ぎに出たものの、病に倒れた兄の遺体を引き取るためにやって来た聞人蕾という少女と出会うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-24 08:42:43
142672文字
会話率:55%
稀代の怪盗…… それは突如街に現れ数々の金品を盗み出したが、足取りもつかめず街騒がせていた。
しかしそれもつかの間、王城に盗みに入ったが見つかってしまい、捕らえられてしまう。
しかしそこから救ってくれたのはまさかの姫様だった!
そこからは楽
しい楽しい?逃亡生活が始まったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-21 01:00:00
2005文字
会話率:30%
彼女はアウラ・ノワエ。
アウラはトゥリオーネス王国の姫である。
……しかし!アウラが9歳の時。
革命によって、父である国王は処刑。母とアウラは、地位、財産、全てを没収され、貴族に売り飛ばされ、母とは生き別れに……。
そんな、たった9年だけ
の王族生活の後に待っていたのは……不味い飯、終わらない労働、汚い服、人間とすら扱われない家畜と同じ生活。
この世界で生きるためには強くならないといけないのだ。
そんなアウラも奴隷になって3年。
歳は12歳。貴族が、ついにアウラの身体に手を出した!
アウラは、普段では考えられないほどの力を振り絞り、目の前にあった花瓶で貴族を殴った!
貴族は、死にはしなかったが、その隙にアウラは逃げた!
そして、ひとしきり走り、体力が無くなった時に現れたのはある男の子だった。
それから、時々その男の子は、アウラに会いに来ては、ご飯や、服、そして……生きる術を教えた。
そして突然男の子が、アウラに会いに来なくなった。
アウラは、考えた。そして、わざと貴族の奴隷になり、相手の目を盗んで、食料、金品を盗んで逃げ、何とか、命を繋いでいく。
そんなふうにして、月日は流れアウラは15歳になった。
そしてアウラは決意する。
今この現状を打開するには、戦うしかない。
私は、戦う。あの男の子に教えて貰った生きる術で。
私は戦う。
生きるために、そして、あの男の子にもう一度あって、お礼をするために……!
姫から奴隷になった1人の少女が、生きるために、もう一度会うために、教えて貰った生きる術を駆使してこの世界を生き抜く!
※この作品はカクヨム様でも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-13 04:18:45
12430文字
会話率:26%
DA:-SEIN ~御伽奇譚~ 「魔石」に続くお話し。
鴻池市の神社「源綴宮」の宮司の息子「皆本頼光」と彼に5年間片想い中の幼馴染み「吉田香澄」は、同じ「明芳学園高校」に入学して2ケ月が経とうとしていた。
友人の「杉浦健明」「篠崎正臣」双子
姉妹の「中村佑理・佑美」らのギグに招待され、隣のクラスの女の子「有松美幸」と共にライブハウスに繰り出す。
そこでバンドメンバーで抜群のギターの腕を持ち、親からの虐待で右脚に障害のある中学三年生「北原楓」と知り合う。
同じ頃、有松美幸の後輩「石川紗彩」のクラスメイトで、気の弱い男子「笹山修一」が彼をイジメて金品を強要するクラスの不良学生たちに絡まれていた。
その数分後、その不良学生たちは修一の庇護者を称する「金毛白面」の妖狐によって魂を喰われ、その光景に修一自身も恐怖を覚える。
後日、源綴宮の禰宜「黒田崇弘」の下に一人の「妖」が尋ねて来た。奪われた「殺生石」の奪還を協力して欲しいとの事だった。
「殺生石」とは1000年もの昔に平安京で災いをなしていた「九尾の狐」が、いまわの際に変じた石塊でそれ自体にも生き物を殺める力を持つと伝えられる。
探偵「禎茂保昌」が不良学生の親からの依頼で調査を始め、彼の式神「ナナツ」は自身の因縁も深い「妖狐」を滅しようと奮起する。
美幸は、後輩の紗彩の学校近辺で多発する怪事件を頼光に相談し、頼光もこの妖狐の事件に巻き込まれて行く。
復活を図る妖狐、それを阻みたい伊勢鬼狩りの構図に、伊勢から禁忌の子と蔑まれる頼光、その肉体や能力に興味を持つ鬼族が絡み、事態が動いて行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-06 23:29:03
34069文字
会話率:43%
とある盗賊が金品を奪って分け前を話し合っていた。
キーワード:
最終更新:2020-01-28 23:10:09
1105文字
会話率:25%
少年は思った。『勇者とは何故争いを起こすのか』
少年は思った。『何故国は勇者に金品を渡すのか』
少年は思った………
最終更新:2019-12-01 12:00:00
500文字
会話率:13%
会社で保管していた金品及び機密書類を盗まれた大手電力会社カンカンデンとその関連会社。カンカンデンらの訴えにより、フクイイ県サバサバ市の警察官たちは連続窃盗犯マウスボーイことキチ・ジローのビルに踏み込んだ。しかし、当のキチ・ジローは飄々として
、すべて預かりモノと容疑を否認し…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-09 21:31:28
3800文字
会話率:78%
第11回ファンタジー小説大賞では選外でしたが20位だった作品です。
人違いで異世界に飛ばされてしまった佐藤 始(さとう はじめ)は、女神システィナからとりあえず悪い物を食べて死ななければ大丈夫だろうと【丈夫な胃袋】と【共通言語】を与え
られ放り出されてしまう。
出身地不明で一銭も持たずに現れた彼を怪しんだ村の住人達は簡単な仕事の紹介すら断る有様で餓死が目の前に迫った時、始は空腹のあまり右手で掴んだ物を思わず口に入れてしまった。
「何だこれ?結構美味いぞ」
知らずに食べていた物は何とスライム、弱って死ぬ寸前だった始を捕食しようと集まっていたのだった。食べられると分かった瞬間スライム達がごちそうに早代わり、始のスライムを食べる生活が始まった。
それから数年後、農作物を荒らすスライムを食べて退治してくれる始をいつの間にか村人達は受け入れていた。しかし、この頃になると始は普通のスライムだけの食生活に飽きてしまい誰も口にしない様な物まで陰でこっそり食べていた・・・。数え切れない程のスライムを胃袋に収めてきたそんなある日の事、彼は食べたスライム達からとんでもない能力を幾つも手に入れていた事に気が付いた。
始はこの力を活かす為に町に移住すると、悪徳領主や商人達が不当に得た金品を奪う冒険者生活を始めるのだった・・・。
この作品はアルファポリス・ツギクルでも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-30 18:14:55
262682文字
会話率:57%
ある日火災事故に巻き込まれた少女はその正義感故に幼い少女とその母親を助けた。しかし、その時の事故が原因で少女は亡くなってしまう。その正義感を評価した女神アリシアは自身が管理する世界の一つで第2の人生を送れるように取りはからった。異世界に降り
立った少女は基本冒険者として、時々自身の正義感のままに悪徳貴族や悪徳商人等から盗み貧しき人々や孤児院等に金品を分け与える義賊、怪盗調ちゃんに変身し世直しをする。
そんな感じのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-01 02:00:00
20811文字
会話率:30%
若干……かなり特殊な高校生活(学園異能バトルとも言う)を過ごしていた
少年少女達。演劇部(人外の巣窟 もしくは お悩み相談所 として有名)の
部長 神楽坂 家倉(かぐらざか かぐら)は部員一号(テンプレ製造マシン)
の勇者召喚に巻き込まれ、
異世界に拉致られてしまう。
そこまでならまだ良かったのだが……。
おまけについて来た部員二合(ヤンデレ娘、聖女 兼 狂戦士)、部員三合(変態紳士、
聖騎士 兼 執事)、部員四号(金品亡者、賢者 兼 商人)、それに加えてみんなの
マスコット幼女(無職ただし人類最強とする)が問題だった。
テンプレ何それ美味しいの?と言わんばかりに部長(分類上一般人ただし……)
に苦労がのしかかる。(中略)かくして元男子のキツネっ娘(男の娘?)になった部長は
元来の世話焼きが暴走し本能覚醒(だが母性だ)……。どうしてこうなる!?
金魔人、変態ドM紳士、ヤンデレ娘、御都合主義野郎、病弱無敵……
それに加えて超越技巧。
人これらをまとめて変態と呼ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-21 22:05:17
2720文字
会話率:30%
ある日のこと、美少女巫女がいつもの通り、金品を掠め取ろうと、歩き巫女騙りを小さな山村に行おうとしたら、そこで約束を守れなかった亡霊と、その亡霊との約束を待ち続ける女と出会う。
亡霊の頼みを断れない巫女は、亡霊の願いを叶えようと努力する
が、しかし女は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-11 22:15:14
370文字
会話率:0%