世界的音楽家の家庭に生まれた令嬢フランソワは、あまりに完璧すぎた才能ゆえに両親に疎まれ、愛くるしい妹メグと比較され続ける軟禁生活を余儀なくされていた。
彼女は思う。私の音楽には心がないと父母は言う。心ある音楽とはどのようなものかしら?と
最終更新:2017-11-07 20:13:27
5000文字
会話率:17%
エメラティーナは、魔女の呪いにより毒花姫になった。異性に触れれば、その相手を殺してしまうという毒のような呪い。
そのせいで周囲からは疎まれ、彼女は自然と離宮にこもるようになっていった。
そんな彼女を娶ったのは、他国の公爵である竜人・レキュロ
ス。彼は中性種ゆえに呪いにかからない、稀有な存在だった。
――これは周囲の人間に傷つけられ続けた王女が、竜人の公爵にでろんでろんに甘やかされつつ、幸福な軟禁生活をエンジョイする話である。
※本編3話、番外編2話の計5話で終わります。
2/2の19時、21時、23時。
2/3の7時、13時に投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-03 13:00:00
24230文字
会話率:25%
私、浦島花梨は近所の浜辺で子供に虐められていた海亀を助けた。そしたら、お礼に竜宮城まで連れてってくれるという。断ったものの、ゴリ押しされて渋々竜宮城へ行くことになった。竜宮城についたら、超絶美形の王子様に一目惚れされた。そんなこんなで、王子
様が地上に返してくれない。竜宮城から地上まで戻るには海亀に乗らなきゃいけないんだそう。…王子様に従順な海亀、私を返す気はない王子様…あ、これ詰んだわ。……はやく私を地上に返して!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-13 11:07:05
3623文字
会話率:42%
日本人男性だった人物が転生した先はファンタジーな世界、転生前の記憶を持って産まれた元彼は塔で軟禁生活をさせられた。
十代半ばで塔での軟禁生活、軟禁生活が終わったと思ったら今度は何と……即敗戦間近な戦場に送られた。
生き残る為に必死に頑張ると
……なりいきで英雄と呼ばれる生ける囮になる。一年間何とか生き延び終戦。
英雄となった後の報酬は……国外追放だった。
編集良くします
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-01 07:00:00
39785文字
会話率:33%
今年の風邪は質が悪い。感染から発症までがとにかく早くて、その上ひどく高い熱が出る。そんな病に罹ったまま、新納萩人は悪意めいた力により意識を喪失する。次に目を覚ました時彼が居たのは、魔術の横行する見知らぬ世界であった。
罹患中の風邪により
意図せぬ惨事を引き起こすも、萩人はその危地をまるでヒーローのような姫君、シンシアに救われる。
そのまま彼女の館で日を送る事となった萩人はシンシア付きの侍女のタルマや近衛兵スクナナといった少女たちと触れ合い、時に己の未熟さを噛み締め、時にお家騒動に巻き込まれ、時にもたらした病禍の大きさを思い知り、やがてただ仰ぎ見て憧れるばかりだったシンシアの、ヒーローの本当を、甘やかな軟禁生活の裏の真意を悟っていく事となる。
そうして時間を重ね、萩人は彼女らと厚誼を深め、やわらかく世界に馴染んでゆく。
だが数々を経て少しだけ大人めき、自らの足で歩き出した彼の前に、全ての禍根とも言うべきものが立ち現れて……。
得たものと経たものの全てでそれを乗り越え、彼は自分の生きていく世界を思い定める。
数字の横に※印がついている話にはイラストがあります。ご了承ください。
尚、最終話「病は君から その5」(こちらはgifアニメーション)のシンシアはつまようじ様が、「特別なんかじゃない その1」の三人挿絵は雪麻呂様が、目次下部の「これぞ表紙」と言わんばかりのそろい踏みイラストはなかづま様が描いてくださったものになります。
素晴らしい絵とその使用を快諾くださった御三方に、百万言を尽くしても尽きぬ感謝を!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-29 13:38:57
550389文字
会話率:33%
三岡藩(みおかはん)、三岡城で半軟禁生活を送っていた
藩主仁衛門(じんえもん)の娘、碧(あお)。ある日の夜、藩主の側近で育ての親である長岡久光(ながおかひさみつ)の手を借り、城の外へと出る。そして、彼が作ったという『狩人』たちのもとに身を寄
せ、狩人たちの屋敷で暮らし始める。碧は狩人たちの優しさにふれ、狩人たちも碧の明るさに励まされ、幸せな生活が続く。
けれど、『血癒』(ちゆ)である碧の『薫り』に惑わされた妖たちの気配が近づいて。狩人たちに護られる中、碧は知る。久光と狩人たちの絆を、己が生まれた理由を。
―――これは、深い愛と絆の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-25 12:26:59
6596文字
会話率:40%
的中率90%を誇る予知能力を持つ少女、エリン・ラファティは軟禁生活を送っていた。6人の護衛に囲まれ、自由に外には出られない。
それでも、彼女はこの生活もそんなに悪くないと思っている。だって、逃げ出さなければ、大体のわがままは聞いてもらえるし
ね。そんなエリンは護衛たちを連れて旅行に出かけていた。
その旅行先でも思い知らされるエリンの予知能力の高さ。そして、それゆえに厄介ごとに巻き込まれる。この能力は確かに手放したく無いよねぇ。
(タグは念のため)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-09 08:00:00
7680文字
会話率:46%
高い壁に囲まれた家に一人の女が暮らしていた。彼女は自らが持つある〈問題〉によってその壁を超えることを許されなかった。軟禁生活が十年経とうしていたある日、彼女は自らの手で今までの生活に終止符を打つ。
たどり着いて得た場所が、人が、力が、彼女に
自らの生まれた意味を教える。
(2014年06月30日) 完結しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-30 17:00:00
89754文字
会話率:58%
本来ならば王女として生きる筈だった少女は、いつしかその地位を奪われ軟禁生活を送っていた。その不遇な運命に立ち向かうため、城を抜け追手から逃げながら苦しい中で明るく新しい人生を生きていた。そんな彼女が身を隠すために入学した学園で再会したのは、
幼い頃に出会った王子だった。しかし彼には少女との記憶が無かったのだ。その再会が彼女達の運命を大きく変えることになるーー…
※魔法のiらんどにて別の投稿者名で投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-08 17:58:16
2323文字
会話率:50%
なんでこんなことになってるんだろう……。戦闘に明け暮れていた毎日から一転、僕は甲斐甲斐しく世話されて日々をぐうたら過ごしていた。なかなか快適なんだけど、問題はいつまでこの日々が続くかだ。めんどくさくなる前に、早く殺すかどうか決めてもらいたい
――。人間兵器だった僕。ある時平和維持組織に仲間たちと共に保護されたけど、僕だけ組織の監視下で軟禁生活を送ることになった。僕の存在は危険だから殺せ、という情報提供があったからだ。それに組織は、僕を生かすか殺すか判断するために監視すると決定。さっさと殺してくれたらめんどくさいことから解放されて楽なのに、というのが本心だから、別に監視とか一段階置かずに殺してくれていいんだけどなぁ……。めんどくさいが口癖のめんどくさがりな僕なのに、世話焼きの青年につきあったり、恨みを持った少女に襲われたり、いつの間にかめんどくさい流れに巻き込まれて……、ああ、ほんとに、めんどくさい……。(2010年度ノベル大賞2次選考落選作です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-11 21:17:33
38062文字
会話率:27%
国民の反発心を消してほしい。
長寿の薬を探し求める二人にとある国王はそう依頼する。彼等が記憶を消すことが出来るという噂は大きく広まっており、また事実だった。しかし彼らはこれを拒否し、それにより軟禁生活が始まってしまうが――――――
最終更新:2011-11-12 00:00:00
81816文字
会話率:55%