ロイダは刺繍を生業にする女の子で、幼い妹と二人で暮らしている。閉鎖が決まった港町は日々治安が悪化していて、ある夜ロイダは暴漢に襲われてしまう。辛くも助けてくれたのが炎のような赤い髪と瞳を持つ美しい青年。まるで王子様のような青年は家出中だと
言い、姉妹の家で暮らす事になった。
平民のロイダには身分が違う為に結ばれない想い人がいる。領主の息子の彼と共に、衰退する港町から王都に移住する。王子様のような青年は新天地にも付いて来て、まるで家族の一員のよう。すっかり頼りにしているロイダだけど、王子様はいつかきっと去ってしまうはず。想い人とのままならぬ恋にも心を乱す中で、国を揺るがす事件を引き起こしてしまう。
一つの話を、第一章はヒロイン目線、第二章は男性目線で進めます。表と裏の二度楽しんで頂きたいお話です。
※完結まで毎日更新予定
※カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 08:10:21
190079文字
会話率:48%
訪問介護員・北川愛理は、いつものローテーション通り介護を必要とする方の自宅へ訪問し、身体介護や生活支援を行っていた。ある日、利用者の描いた絵のことでトラブルを起こしてしまう。高齢者の癇癪? 配慮が至らなかった? それとも……
絵を見ただけ
なのに。
もう何も、なにも、ワカラナイ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 20:40:11
18368文字
会話率:46%
23年11月30日、楽天の安楽投手が自由契約になり、「事実上の解雇」となりました。
日本球界に衝撃を起こしたこの事件から「パワハラ」が注目されるようになったと思います。
今回は野球界やジャニーズなど伝統的な組織ほど起きやすい「パワハ
ラ構造」を解析します。
また、誰でも起こしてしまう可能性がある「隠れモラハラ」についてみていこうと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 18:02:28
3420文字
会話率:7%
秀才ディアナは、魔法薬研究所で働くバリキャリの魔法薬師だった。だが――
「おいディアナ! 平民の癖に、定時で帰ろうなんて思ってねぇよなぁ!?」
ディアナは平民の生まれであることが原因で、職場での立場は常に下っ端扱い。憧れの上級魔法薬師に
なるなんて、夢のまた夢だった。
「早く自由に薬を作れるようになりたい……せめて後輩が入ってきてくれたら……」
その願いが通じたのか、ディアナ以来初の新人が入職してくる。これでようやく雑用から抜け出せるかと思いきや――
「僕、もっとハイレベルな仕事したいんで」
「なんですって!?」
――新人のローグは、とんでもなく生意気な後輩だった。しかも入職早々、彼はトラブルを起こしてしまう。
そんな狂犬ローグをどうにか手懐けていくディアナ。躾の甲斐あってか、次第に彼女に懐き始める。
このまま平和な仕事環境を得られると安心していたところへ、ある日ディアナは上司に呼び出された。
「私に縁談ですか……しかも貴族から!?」
しかもそれは絶対に断れない縁談と言われ、仕方なく彼女はある決断をするのだが……。
この作品はカクヨムやアルファポリスなどでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 00:04:27
26021文字
会話率:49%
中学時代から豪速球で名を馳せた投手だった橘祐輔(たちばなゆうすけ)は、甲子園出場をかけた県大会の決勝で、まさかの逆転負けを許してしまう。
それ以来、自分の思い通りにプレーができなくなってしまっていた。
『野球を辞める』
そのことを真
剣に考えていた矢先、学校に向かう道中だった電車が、脱線事故を起こしてしまう。
祐輔はその事故の影響で、意識不明の重体に陥っていた。
そしてもう一人、電車に同乗していた安藤三夏(あんどうみか)という少女も、頭を強く打ち、目を覚まさなくなっていた。
2人は、子供の頃からの幼なじみだった。
高校では別々の道を歩み、連絡ももう取らなくなっていた。
中学時代の、ある“事件“以来…
目を覚ました三夏は、自分が祐輔の体の中に入っていることに気づく。
病室のベットの上で、眠ったままの「自分」の姿を見ながら、祐輔の意識が遠のいていく気配を感じていた。
子供の頃に交わした約束。
心のうちに秘めた想い。
もう2度と、再会することのなかったはずの2人が、最後の夏に駆けた「夢」とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 22:00:07
30664文字
会話率:29%
一六歳の誕生日を迎えた少年、守 風和(もり ふうか)は、家のしきたりで元服の報告を神様にするために叔父が宮司をしている神社へと行くと、風和は本殿に通され、そこで神様へ報告をすることとなった。彼が報告を終えると身体が動かなくなり、そのまま意
識を失った。
そして、気が付くと、彼は神が住まう神殿へと招かれていた。そこにいた神様たちは、彼の見知った人物ばかりだったため、彼は驚きはしたが、気負うことはなく楽しい時間を神様たちと過ごしたのだった。
風和を帰す時間となり、彼を本殿へと転移させた神様だったが、神様の個人的なトラブルで間違いを起こしてしまう。彼を本殿以外のどこかへ飛ばし、見失ってしまったのだ。
その頃、風和は暗闇をさまよっていたが、光源を見つけると、その中へ飛び込んでいった。彼が出た所は見知らぬ場所だった。そして、目の前にせまる銀髪の美女。彼はよけきれずに彼女にぶつかると、意識を失ってしまった。
彼が意識を取り戻すと、その場所はファルマティスと呼ばれる世界だった。
風和は、神様の間違った転移によって、異世界へと飛ばされたのだった。
風和は、ファルマティスで自分の身を保護をしてくれたシャルティナ皇女たちと行動を共にすることとなった。そして、彼は彼女たちの騒動に巻き込まれていくのだが、真実が知れるにつれて、事は徐々におおごととなっていく。
風和とシャルティナたちは何をしでかすのか?
風和は元の世界へと戻ることは出来るのか?
◇◇◇◇◇
初投稿、初作品となります。
素人が書いた作品なので、未熟な点も多いと思いますが、温かい目で見ていただけたなら幸いです。よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-02 18:11:17
1749594文字
会話率:32%
飛竜部隊に皇女殿下一行を送るという任務が下される。部隊長であるジーナは飛竜の厩舎へと彼女を案内するが、相棒のペスが事件を起こしてしまう。そして、その一件をきっかけに必殺技が生まれる事となる。
最終更新:2020-12-02 02:59:42
987文字
会話率:34%
桜庭美智留は、愛読していた小説の主人公、コーデリア・オルコットに転生した事に気付いた。コーデリアが九歳の時だった。コーデリアは秘密警察に属する男装の麗人で、難事件を次々と解決するキャラクター。元々争い事が苦手な美智留だが、将来コーデリアの上
司となるケヴィンに近づく為、子供の頃からコーデリアを演じる。時が経ち、希望通り秘密警察の所属になったコーデリアは、毎日強がりながら警官として仕事をこなす。小説を読んでいた頃からファンだったケヴィンとの関係はどうなるのか。そして、小説内で殺人事件を起こしてしまうケヴィンは、この世界でも殺人に手を染めてしまうのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 17:09:18
15781文字
会話率:49%
第一夫人を妻に迎えて経った二ヶ月で第二夫人を迎えてしまう。
第二夫人を迎えた後も直ぐに第三夫人を迎えるが、妻達の中で夫の愛を自分に向けようと諍いを起こしてしまう。
それを見た夫は・・・。
醜く歪んだ夫の愛のお話です
最終更新:2023-08-20 11:08:24
2950文字
会話率:0%
時代の流れの中で、人間界と共存し迎合することに抵抗がなくなった現代の妖怪たち。
しかし、そんな妖怪たちの業界を受け入れがたい砂かけババアが問題を起こしてしまう・・・。
流れゆく時代の中で、それでも守りたい伝統や矜持に固執する者と手放す者。
両者が相容れる日は来るのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 16:10:54
9230文字
会話率:44%
お兄ちゃんの前世が猫のせいで、私の生まれた家はハチャメチャ。鳴くわ走り回るわ引っ掻くわ……
このままでは立派な人間になれないと妹の私が奮闘するんだけど、私は私で前世の知識があるから問題を起こしてしまうんだよね~。
この物語は、私が体
験した日々を綴る物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 00:32:45
306129文字
会話率:58%
優秀な双子の兄にコンプレックスを抱く”俺”は、ある日兄の車を勝手に運転しひき逃げ事故を起こしてしまう。
動転した”俺”は兄に救いを求めたところ、「何とかする」という思いがけない返事をされた。
兄に指定された場所に車で向かうと、兄は”俺”が予
想だにしなかった行動に出て……!?
※本作はノベルアッププラス様にも投稿しております。
※本作はノベプラの「イヤミス短編小説コンテスト」に応募した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 22:14:34
12481文字
会話率:38%
悪友からプロポーズ紛いの誘いを受け、とあるゲームを始めた。そのゲームは人と人外が自由に世界を発展させる、物語もなければ、筋書きもない、言葉も通じなければ、常識もない。まさに魔境だった。人外となり、世界を無自覚に、非常識に、混乱に陥れていく。
多種多様な魔物が混在するこの世界では、小さな水滴を垂らしても津波を起こしてしまう。雨を降らせば、どれだけの影響が出るだろうか……
※最高順位日間総合18位、週間1位、日間1位
※ブクマ5000件を目指してコツコツ更新してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-03 23:09:54
873055文字
会話率:41%
刑事の大石政義は、高校時代に女子から好まれていた。政義は恋人の明菜を病気で亡くしてしまい、どうすることも出来なかった。しかし、政義の友人、山田が修学旅行で事件を起こしてしまう。
最終更新:2023-07-03 13:38:00
1447文字
会話率:39%
ブラン王国の侯爵令嬢ニナは、王太子の婚約者となるべく、彼の幼なじみの侯爵令嬢シャルロットをライバル視していた。
晩餐会の夜、シャルロットの邪魔をすることで王太子からダンスの相手に選ばれ、来賓たちにも称賛を浴びて大満足。その帰り道、馬車が事故
を起こしてしまう。
気がつくと、そばには超絶イケメンが……。なんとこのイケメンは天使だった!
「え!? 私、死んでしまったの?」
生き返る条件は「聖女になること」だと天使は言う。
条件を受け入れて生き返ったが、聖女らしいどころか、今まで通り思いのままに行動するニナ。それが結果的に人々へ幸運をもたらすことになる!?
イケメン天使に応援されながら、わがままに聖女として突き進む! 自分もみんなも幸せを掴むハッピーファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 21:43:11
112998文字
会話率:42%
異世界から聖女がきた。
そのお世話係に任命されたのは公爵令嬢ティアベール。ラッキースケベ的ハプニングを起こしてしまう聖女の発明品に振り回されるティアベールだけど、彼女もまあクセが強い。ナルシスト王子に純情護衛も加わって彼女の日常はもうハチャ
メチャ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 13:40:05
5852文字
会話率:45%
探偵事務所で働く「関村優也」は「皇子」を探している。
それは比喩ではなく紛れもない事実で、優也の肉体の中には異界の騎士が潜んでいた。
魂のみになり逃げだした皇子を捕獲し元の世界に連れ戻す。それこそが「騎士」の使命であり存在意義でもあった。
ある日、優也は皇子と思しき人物を見つける。けれどその人物は皇子ではなかった。
絶望のあまり追い詰められた優也は次第に精神の均衡を崩し始め、ついには取り返しのつかない事態を引き起こしてしまう。
※ミステリーの公募に出し、一次は通過したものの二次選考で落選したお話です
※市町村名は架空の名前になっています
※苦手な場合は自衛をお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-07 18:37:05
109752文字
会話率:49%
とある高校に通う【ゆう】と【もも】は、それぞれ心にちょっとした悩みを抱えていた。
毎日、学校に行くふりをして、ふたりで河原を歩いたり、海や山に出かけたりした。
ある日、ふたりは仲違いを起こしてしまうがーーー
最終更新:2023-02-21 22:43:50
4992文字
会話率:40%
能力がある世界で強い能力を持った人間はテロを起こしてしまう。主人公はテロに対抗し、テロを無くすことを決意する。
最終更新:2023-02-04 20:54:29
51629文字
会話率:53%
放送作家の中山裕介(ユースケ)が今回構成に携わる番組は、結成二十周年となるお笑いコンビ、東京Ⅴ2チャンネルの冠番組。
プライムタイム(十九時から二三時)の番組で、プロデューサーは有名大物タレントの子息。この事も大々的に報道され番組は鳴り
物入りで開始されるが、視聴率は初回から一桁続き。
同棲中の彼女で某局のアナウンサー、奥村真子からは「パンチが足りない」と指摘される始末。
ユースケは初会議から「今回の番組はコケる」と予測していて、所属事務所<マウンテンビュー>の社長、陣内美貴と見解の相違で衝突してしまう。
またスタッフ同士でも、ホテル事業を展開する企業の会長を父に持つ女性チーフプロデューサーと、IT事業の会社の社長を父に持つ女性作家がいがみ合い、チーフプロデューサーが作家に難癖を付け会議中に「セレブ対決」を起こしてしまう。
他にも意見を一切出そうとせず、合コンやキャバクラ遊びに夢中な男性作家。何でも鵜呑みにする純粋な性格だが、「パパ活」に頼っている元モデルのディレクター。語調も服装も男だが、好きになれば男女どちらとでも交際出来るバイセクシャルの女性ディレクターと、ユニークなスタッフが揃っているのだが、肝心の視聴率が上がらないのである。
そんな折、一度二時間スペシャルをやってみたらどうだと、局の上層部から提案される。この話に浮かれるチーフプロデューサーと有名タレントの子息のプロデューサーであったが、スペシャルは視聴率によって番組の運命が決まる、言わば「試験」のようなものであった。
果たして番組は「試験」に合格出来るのか。そしてユースケ達放送作家が編み出した企画案とは……。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-01-29 07:10:03
37982文字
会話率:51%
放送作家の中山裕介(ユースケ)が今回構成に携わる番組は、結成二十周年となるお笑いコンビ、東京Ⅴ2チャンネルの冠番組。
プライムタイム(十九時から二三時)の番組で、プロデューサーは有名大物タレントの子息。この事も大々的に報道され番組は鳴り
物入りで開始されるが、視聴率は初回から一桁続き。
同棲中の彼女で某局のアナウンサー、奥村真子からは「パンチが足りない」と指摘される始末。
ユースケは初会議から「今回の番組はコケる」と予測していて、所属事務所<マウンテンビュー>の社長、陣内美貴と見解の相違で衝突してしまう。
またスタッフ同士でも、ホテル事業を展開する企業の会長を父に持つ女性チーフプロデューサーと、IT事業の会社の社長を父に持つ女性作家がいがみ合い、チーフプロデューサーが作家に難癖を付け会議中に「セレブ対決」を起こしてしまう。
他にも意見を一切出そうとせず、合コンやキャバクラ遊びに夢中な男性作家。何でも鵜呑みにする純粋な性格だが、「パパ活」に頼っている元モデルのディレクター。語調も服装も男だが、好きになれば男女どちらとでも交際出来るバイセクシャルの女性ディレクターと、ユニークなスタッフが揃っているのだが、肝心の視聴率が上がらないのである。
そんな折、一度二時間スペシャルをやってみたらどうだと、局の上層部から提案される。この話に浮かれるチーフプロデューサーと有名タレントの子息のプロデューサーであったが、スペシャルは視聴率によって番組の運命が決まる、言わば「試験」のようなものであった。
果たして番組は「試験」に合格出来るのか。そしてユースケ達放送作家が編み出した企画案とは……。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-01-29 07:02:56
40781文字
会話率:50%
貴族の長女として生を受けたルルリラ・シル・アーマドリウスは、七歳の頃ブレパラディア王国第七王子ハマルカイト・クルシュ・マカドレ・プレパラディアと婚姻の約束を交わした。もちろん親同士が決めたことであり、そこに当人たちの意思が汲み取られること
はない。
とは言え二人は同い年ということもあり、幼少期より共に学び、共に遊び、共に歩んできた。二人はお互いを尊重し合い、大切にし、幾年もの月日を過ごしていた。
そして十二歳になった二人は、高貴なる立場に相応しい教育と社会性を育むため、王国国立校であるフィナルスティア学園へ通うことになった。
フィナルスティア学園では、高度な学問や紳士淑女に必要なマナーはもちろん、過剰な階級意識や差別感情を持たぬよう厳しく教育される。そのため、王族や貴族と同人数の平民を受け入れ、同等の教育を施し、将来の従者候補として指導しているのである。
ルルリラ・シル・アーマドリウスは、学園生活を通して貴族の娘ではなく、王族の伴侶に相応しい知識と教養を身に着けると固く誓いつつ、その門をくぐったのだが初日から大事件を起こしてしまう。
婚約破棄をきっかけに、学園を、街を、国を追われて放浪することになってしまった悪役令嬢の行く末はいかに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 17:28:07
232649文字
会話率:33%