社会的一年目の娘を心配しながらも、成長を見守る母親の複雑な気持ちと娘の葛藤
最終更新:2021-02-23 20:31:28
3529文字
会話率:16%
俺、笹原大樹には、二人の親友がいた。一人は野球部のエースでイケメンの向居正人、そしてもう一人が学園でも一番と言われるほどの美少女な上月睦月。
実は睦月に惚れてた俺だが、正人と睦月が互いに意識しあっていることを知っていたため、それを言い出せ
ないでいた。それどころかむしろ、俺は身を引くことを決め、二人の背中を押し続けた結果、正人と睦月は晴れて付き合い始めることになる。
内心で祝福する一方で、複雑な気持ちを抱える俺。そんな風に、一人密かに凹んでいる俺のことを、慰めようとする女がいた。
その女の名は向居樹里。親友、正人の妹にして、一歳違いの後輩で、
「アハッ、こんなところでなにしてるんですかー☆」
そしてなぜか、俺だけにウザい美少女で……。
「……お前、マジでうっぜーな!?」
「キャッハハっ、そんなこと言っちゃって~。実は嬉しかろ嬉しかろ?」
「嬉しくねー!」
「とかなんとか言っちゃって、かーらーのー?」
「お前、そういうところだぞ!?」
そんな風に絡んでくる樹里に振り回されつつも、なんだかんだで気持ちが救われていく。失恋の傷も、紛れていく。
惚れた女の彼氏の妹。そんな微妙な距離感で、俺も正人も睦月も樹里も、みんなで『幸せ』を目指していく。
そう、これは、恋とか愛とか温もりとか――成長と失敗を繰り返しながら前に進んでいく、〝絆〟と〝幸福〟の物語。
※最後はハッピーエンドです。
※この作品は、いわゆる『ざまぁ』系ではありません。ご了承ください
※第一章まで完結済みです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 18:55:31
233929文字
会話率:49%
新米弁護士である羽生未明は、ある日上司の加茂にある仕事を押し付けられた。どうしても罪を認めない容疑者、そして同じ事務所の弁護士である依頼人に対して困っている羽生は、加茂に探偵の木ノ下純次を紹介された。羽生と木ノ下はまもなく恋に落ちてしまった
。そして、加茂の元彼女の鷹木友里が突然に現れ、加茂たちに邪魔をした。その時、羽生が木ノ下は4年前の事件に関わっていることに気づいた。複雑な気持ちで、羽生は彼と一緒に事件を解決すると選んだ。二つの事件の関連性は、だんだん見えてきた…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-22 01:26:13
8201文字
会話率:57%
江戸末期の浮世絵師、喜多川広重の末裔・広亜。
彼には、異常な色覚が備わっていた。
その能力を持つために、ある不可思議な組織から、広亜に手紙が届く。
一方、女優を目指す、幼なじみの林檎は、衝撃的なデビューを果たすが、彼女にある悲劇が起きる
。
広亜は、不可思議な組織との関わりを周囲に隠しながら、日常をおくるはめになる。
そんな中、林檎と林檎にひそかに思いを寄せる親友の祐太の間で、複雑な気持ちを抱きつつ、恋とは何なのかを感じとっていく。
結局、日々迫りくる『パンデミック』の脅迫から逃れられず、組織に協力することを考える。
また、実は、広亜には、幼い時から隠してきたある秘密があった。
林檎に起こった悲劇や、自分以外誰も知らない『パンデミック』の危機がせまり、自分らしく生きることの大切さを感じる。
次第に、自分の秘密を打ち明けること、
愛する人々のためにパンデミックを止めることなどを決意する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-21 17:24:54
2043文字
会話率:28%
【matatakiシリーズ】清楚で無口な彼女に手を引かれて足を踏み入れたのは、またいつもの場所だった。嬉しいけど、嬉しいだけじゃない複雑な気持ちのまま流される自分がいる。
最終更新:2020-02-21 22:29:27
762文字
会話率:15%
政府が管理する『SWTH』システムから、何とか戻った神樹鈴音と佐々木雪菜は、政府の管理の下で生命維持装置にいる強制切断者の救出を行っていた。現実世界の二人だけでは実現不可能だが、管理者権限をもつ実の兄、神樹響がいるからこそできる芸当だった
。響も過去を挽回するチャンスととらえ精力的に手伝い続け、半年の時間をかけ残る全ての人間を再接続することに成功した。幾人かは、この仮想世界に見切りをつけ鈴音と雪菜のように元の生活へと戻ったが、大半はここで一生を終えると決断したのだった。その中には響のよく知る師匠たちも交じっており、複雑な気持ちでいっぱいだった。だが、そんなヒビキも愛する人との生活、親友や妹が待つ現実世界へ戻るか決断する日が迫ってきていた。
そんなおり、鈴音から第一エリアでリイナの体が保管してある場所の目安が送られてきた。不治の病だったリイナは、幼くしてなくなり脳死状態と判断されたことで、政府の仮想現実世界システムの実験体一号として扱われたのだった。
全ての情報は政府が隠蔽されていたが、二人が手伝うことで情報を取得することができたのだった。いまでは不治の病ではなくなっていた。コールドスリープしている体を見つけ再接続すれば現実世界へリイナが復活できる可能性がみつかった。
響は、AI管理者であるシューリンに相談すると第四エリアのリイナではデジタルブレインが破損しており過去の出来事、現実世界で暮らした情報が足りないとのことだった。第一エリアにいるであろうリイナのオリジナルのデジタルブレインのNPCを見つけ出し融合し、第一エリアでAI管理者となることで、リイナと共に現実世界へと戻れる唯一の可能性が出てきた。いろいろ問題が山積みの中、リイナを連れて第一エリアへと旅立つ決意を決めたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-08 06:00:00
51944文字
会話率:44%
侯爵令嬢であるフィーリア・ウェストンは、外見は天使と囁かれるような可憐な少女であるが、刺繍や楽器等を嗜むよりも馬術や武術を好む活発な少女であった。
フィーリアが16歳になり社交界デビュー間近な時、婚約が決まる。
相手は幼馴染で5歳年上の
公爵家嫡男であり現在は公爵家が所有するリトラル子爵位を名乗るジークフリード・レイサレルであった。
二人は幼い頃は仲良く遊ぶ仲であったが、とある事故を切っ掛けにジークフリードの寄宿学院入学も合わさり疎遠になっていた。
ジークフリードは類い稀なる才能を開花するかのように学院を主席で卒業後、王宮の騎士団へ入団。先の戦では功績をおさめ着実に上へ上りつつあるという人々の話題と同じくしてジークフリードには想い人がいるという噂がフィーリアの耳にも届いていた。
そんな中、父であるウェストン侯爵から告げられたジークフリードとの婚約にフィーリアは複雑な気持ちになった。
そしてまた、ジークフリードにも抱える複雑な背景と想いがあり…
すれ違いながら想う恋物語…
甘さは徐々に増えていく予定です。
初めは甘さは殆どありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-25 20:00:00
252411文字
会話率:51%
イーサン・マクフィールドは、父のケネス・マクフィールドが老人ホームにて死んだと弁護士より聞き、そちらへ出かけて行くことにします。父親とはいえ、愛人の子を認知したという形の長男であり、ケネスが生きている間、何か温かい交流があったわけでもなく…
…父が死んだと聞いても涙ひとつ零れないことに虚しさすら感じるイーサンでしたが、他にも、彼が悲しんでばかりもいられない理由がありました。というのも、ケネスにはイーサンの他に死んだ正妻との間に出来た子が四人いましたから、その子たちの面倒についても、これから自分が見ていかなくてはならなかったからです。ところが、父が死の直前にマリー・ルイスという若い女性と結婚していたと知り、激怒するイーサン。彼にとっては、遺産目当てとしか思えませんでしたが、彼女は十歳のランディ、九歳のロン、七歳のココ、四歳のミミの面倒を、これから義理の母親として見ていきたいと言います。最初は遺産目当ての方便と思ったイーサンでしたが、子供たちも彼女に懐いているのを見て、複雑な気持ちになってゆきます。もし、彼女の目的がお金でなかったのなら、果たして何が目的だというのか……そして、彼自身チアリーダーの恋人がいるにも関わらず、だんだんにマリーに惹かれていくように。ふたりの恋のゆくえは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-23 19:11:31
635388文字
会話率:42%
私は父に、性処理の道具としてしか扱われない。
しかしある日隣人から声がうるさいと言われ始めてラブホテルに行く。
そこで嘘の18歳以上とかかれた身分証をみせ、部屋に入ろうとすると、警察がいた。その日にお父さんは捕まり自由になった私は泣きつかれ
てしまい、その場で寝てしまった。
次の日起きると、知らない男の家で寝ていた!その人は、あの時助けてくれたラブホの店員さん!
「あ、起きた?今朝ごはん作ってるから、待っててね!」
なんとその店員さん、顔もいい、頭もいい、料理ができるの三銃士現役大学生だった!!!
その日からよくわからないけど一緒に暮らすようになり、徐々に打ち解けられるようになった。
でもその店員さん、実は裏社会の人間で、母が死んだ原因がその人だという事がわかり複雑な気持ちを抱く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-17 04:00:00
2381文字
会話率:44%
どこにでもいるごく普通のカースト最下位系男子 黒木おに彦 は、ある日自分とは全く正反対な存在の
白鳥 あざみ と出会う。
人の話は聞かない。わがまま放題、こっちの都合はお構いなしで振り回してくるあざみに日々頭を痛くしつつも、自分とは違う生き
方ができる彼女に複雑な気持ちを抱いていく。
一方、裏表なさそうなあざみにも実は誰にも言えない秘密があって…?
カースト最下位の陰気な男と、考える頭の足りない陽性女によるどこにでもあって誰にも言えない話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-29 16:23:41
1362文字
会話率:13%
引っ込み思案な三琴は幼なじみの六花とその友達以外には友達がいない
積極性がない為自分から友達を作れない
そんな中、親から中学受験を迫られる
優秀な兄と姉に対してコンプレックスを持ち、親に逆らえない三琴は中学受験をする
受からないと許して
くれない親に対して六花達と同じ中学に通いたい三琴
複雑な気持ちで挑む中学受験
無事兄と姉と同じ学校に入学した三琴ははたして友達が作れるのか
10年間の学校生活は!?
三琴の学生ライフをえがくヒューマンラブストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-27 20:05:36
8316文字
会話率:86%
「あっ……」
滅多に聞かない「驚き」の感情が入り混じった娘の声が聞こえた。
「髪が……変」
言われてみてみると、なるほど金に染められた髪が時間を経て色が落ち、黒と混ざってストライプめいている。
だけどそれでいいんじゃないか? 小学生
は大体髪なんて染めないだろうし。
「これ……ママが……わたしにしてくれたもの……これだけは、してくれた」
死んだ人間を持ち出してくるのはずるいし、なんというかそのセリフには複雑な気持ちになる。俺はそのモヤモヤを飲み込みながらいつもお世話になってる会社の先輩に相談してみた。
「何、あんたの彼女の髪の話私はされてんの?」
「彼女なんていませんよ……娘です。例の」
「んー……ああなるほどね。それでオシャレかつ心が優しいかつ話の早い私に相談してきたってわけね」
さすが、話が早い。
仕事が終わった後に付き合ってもらった。
「こんなのとかいいけどね。泡だからムラなく染められるし、多分娘さんの髪ってトーン高めだよね。トリートメントしてる? しなきゃダメだからね。このタイプだったら問題ないけど」
髪の話だけでなく私生活までアドバイスをもらって、俺は反省しながら家に着いた。出迎えてくれたのは心なしかいつもより何かを欲した眼差しを向けてくる無言の娘。
俺はバスルームにまで連れて行き、早速髪を染めてやる事にした。
痛いから、目は開けるなよと言って。
次に鏡見た時、娘は驚きのあまり声が出なかった(まあいつも無口といえば無口だが)。
「く……く……くろい」
そう、俺がしたのは染め落とし。
「これ……ちゃんと……元に戻る?」
「いや、黒のままだ」
「な……」
なんでと、口がパクパク開いている。俺はその様子に心を痛めながらも、先輩な話を思い出していた。
『まあ結局髪染めなんてしない方がいいんだけどねー。当たり前じゃん。そりゃあダメージあるよ」
俺は先輩の選んでくれた染め落としを使った。髪の色をダメージなく落とすのも本来なら難しいらしいが、流石先輩も出来る女性という事なのだろう。
「俺は黒が好きだ!」
そんな事を抱き締めながら言う俺は、多分出来る男とは程遠いのだろうけど。
「それじゃあ……だめか?」
呆気にとられる娘だったが、そんな俺を気遣うように優しく微笑みながら頷いた娘は、きっと良い女性になってくれるに違いない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-07 05:57:26
6199文字
会話率:52%
【注意】当作品は正式公開する為の試験投稿です。ご留意ください。
【 あらすじ 】
ある日、俺は交通事故で死んだ……らしい。まぁそんな事、覚えているわけがない。神様に言われて初めて知ったよ。
今、居るのは360°真っ白な空間。
神
様が言うには、歩きスマホで赤信号を横断したかららしい。ダンプカーに轢かれたんだとさ。テンプレかよ!!!死に方テンプレってどうよ!?
何とも呆気ない死に方だ。まだ辞世の句も考えてなかったのに……
複雑な気持ちでいる俺を横目に、優しそうな笑みを浮かべる神様は、ある一つの提案を持ちかけた。
「転生してやり直してみない?」
どうやら、今まで生きてきた現世ではなく、異世界と言われているところへの転生らしい。魔法がバンバン使われているファンタジー世界ってさ。
それを聞いた俺は、神様の言うことを二つ返事で了承した。……まさかあんな事になるとは知らずに。
あれ?……………俺のナニがない。昨日まであった大事なものが消えてる。
【悲報】ワイ将(23)、どうやら美少女(12)に転生したようです。
ねぇ、こんなの聞いてないんだけど。神様、これってクーリングオフ効きますか?……えっ、無理?そんなの嘘だぁああああああ!!!!!
俺のエクスカリバーぁあああああああ!!!!!!!!!
※現在、試験公開中です。(1/4〜1/7)
正式公開するにあたり、内容変更の可能性が高いのでご了承ください。
※アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-05 10:00:00
6399文字
会話率:22%
バクスター子爵の異母姉であるティファニーは、どこにも居場所がないと感じていた。
17歳で他の令嬢たちより一年遅れで社交界デビューをすると、ティファニーが片想いしているラファエルと半年近くぶりに再会した。ラファエルとは、デビュー前の夏までは仲
がよかった。
美しい容姿と男らしい気性で、人々の注目を集める伯爵家の嫡男のラファエルと、父のない子爵の異母姉である後ろ楯の弱いティファニー。同じ貴族とはいえ不釣り合いであった。ラファエルを未来の結婚相手として狙っている、他の令嬢たちの目線も気になり、もう以前のように気安く話せなくなっていた。
そして、何よりも去年の夏の終わりに起こった出来事が、よりティファニーを複雑な気持ちにさせていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-01 20:42:00
193841文字
会話率:52%
姉に複雑な気持ちを抱く妹のお話。
最終更新:2018-07-30 23:55:18
1241文字
会話率:0%
不妊である嫁に子供ができるよう願っていた男は突然意識を失い、目覚めると嫁と男の息子になっていた。
同じ魂を持つ男や嫁に複雑な気持ちが芽生える中、彼は息子として新たな人生を歩みだす。
最終更新:2018-01-29 05:00:00
686文字
会話率:18%
昔聴いた恋愛の和歌。主人公はその和歌の内容と同じような複雑な気持ちや感情を抱きながら、学生時代から主人公と関わりのある女性と徐々にすれ違ってしまう。
最初こそ意識しなかったものの、恋心に気づいた時には遅かった。
ちょっぴりほろ苦い大人の
恋愛。二人はどうなるのか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-23 22:44:11
2482文字
会話率:37%
交通事故で亡くなった葵が、夫 春瑠の生活を見てしまう。
元気になってほしい、幸せになってほしいという気持ちと 見たくない春瑠の恋愛に憂悶する。
複雑な気持ちの葵の春瑠に対する思い。
最終更新:2018-01-21 14:56:17
820文字
会話率:23%
妹の心臓にはペースメーカーがある。子供のころ、ちょっとしたイタズラで双子の妹を失いかけた仲川美智佳は、その日から愛する妹のために全てを捧げることを決めた。そんな彼女に妹は複雑な気持ちを抱いていて…
最終更新:2017-08-07 20:40:35
46232文字
会話率:69%
失恋したあとの複雑な気持ちの詩です。
最終更新:2017-07-19 21:00:00
426文字
会話率:0%