《ケモノ》と呼ばれる、人食いの怪物が跋扈する時代。
対抗手段は作られた存在である《巫女》と《槍持ち》だけだった。高価な巫女は感情を与えられず、護衛役の槍持ちは使い捨てのように命を落としていく。
それが当たり前の世界。
槍持ちの少年《ユウス
ケ》は、そんな世界で必死に生きていた。
ある時、ユウスケの配属されていた装甲列車がトラブルで停車してしまう。その隙に大量のケモノに襲われ、ユウスケ以外の槍持ちや巫女のほとんどが食い尽くされてしまった。
辛うじて生き残ったユウスケは、逃げ込んだ貨物室で巫女の少女「リホ」と出会う。
だが
「うん。結局は私も巫女だから。祈りを保存するのに適していたってだけだよ。なんなら、不良品」
彼女は、そんな自虐めいた言葉を告げた。
貨物室にはもうひとつ、金属で作られた巨人が鎮座していた。
《機人》
その2メートルを超える威容の名称だ。
それは、二人をこの絶望の状況から救う切り札だった。
これまで動くことのなかった機人は、ユウスケを操縦者として受け入れる。
そしてユウスケは、リホを救うため、機人を駆りケモノの集団を蹂躙した。
「優しくって私を助けてくれるから、あなたは優助」
彼女からもらったその名が、少年の心に火を灯す。
これは、使い捨ての少年であったユウスケが、不良品の少女と金属の巨人と出会うことで、未来を変える物語。
作者:日諸 畔(ひもろ ほとり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 18:54:56
122904文字
会話率:38%
バンダナコミック01向けに書き下ろしました。
世界観は発表済みの作品「カノーネンフォーゲル」と同じです。
陸軍所属の第12装甲列車大隊ヤーデの戦いの一つ、モスト=ブリビャチの戦いの様子を描いています。
主戦場から遠く離れた北部の国境
線モスト=ブリビャチの地に突如、法王国軍が現れた!迎え撃つ共和国軍だが、形勢は決して良くなかった。そこで、守備隊はある大隊に応援を頼む。それが第12装甲列車大隊であった。近接戦、対空戦に優れているばかりではなく、第12装甲列車大隊には切り札ともいうべき兵器が牽引されていた!それは・・・。
8000文字程度の短編ですから、気軽に読んでもらえると思います。楽しんでいただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 10:33:27
8456文字
会話率:67%
「人外だろうが何だろうが、俺の家族を傷つける奴は倒す!」
2022年人類文化の営みは途絶えず着実に進歩していった。
しかし、宇宙から飛来した生物。機械生命体によって人類は破滅への道を進んでいくことになった。
魔法と言う未知の力を携え
た新たなる生き物に科学と物理法則の城は崩れ去り、たった1年ほどで8憶人の人類は死滅するほどの獰猛力。重火器を防ぐほどの装甲を持った生物相手に損耗戦を仕掛けられていた。
何故現れたのか、どう言う原理なのかはわからない。
何処かの秘密機関が作った兵器だとか、神の怒りに触れたのか……。それは九年間立った現在でもわからない。
2031年、機械生命体の猛攻は鈍化していたがそれでも被害は少なくなく都市部ではたびたび停電が発生する始末。
そんな初夏、自転車で山道を走る少年。実吹海斗(みぶき かいと)は山の中で倒れていた少女を見つける。
長身で髪を三つ編みにし扇情的な体を持ち、胸に宝石が埋め込まれていた少女であった。
露出度をが高く扇情的な少女を見て興奮する血のつながらない妹。舞(まい)と共に拾うことを決意する。
記憶を無くし助けられた少女。文月礼(ふみずき れい)。
しかし、少女の正体により思いもよらない争いに巻き込まれることとなる。
少年は銃を持ち。少女は剣を携える。
もう二度と失いたくないから。
まるでコンセントを引っこ抜くように、チャンネルを切り替えるように視界が赤く染まっていく。不快だとは思わない。頭痛を刃で食いしばって戦う。
そして二つの世界を跨ぐ戦いが今始まる。
――少年は焔を両目に宿し、少女は思いを宝石に。
〇ほぼ毎週日曜午後六時頃投稿予定です。
〇本作品はフィクションです。実際の地名、団体、国家、人物とは一切関係ありません。
また、一部流血描写など過激なシーンがあるので、分別が付かないお子様と”分別が付けられない大人”には本作を読むことはお勧めしません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 18:10:00
602097文字
会話率:41%
ブラック企業でパワハラまみれの生活を送っていた俺は、過労死した末に異世界に転生する。
その世界で俺は自分の国を与えられ、【妖精装姫(ディーヴァ)】と呼ばれる美少女たちを率いる【王】になっていた。
ディーヴァはメカ装甲をまとった美少女たちで、
歩兵や盾兵、弓兵に竜騎士、剣闘士など様々なクラスに分かれ、現代兵器をはるかに超えた戦闘能力を誇っている。
そんなディーヴァを率いて、俺は王国を襲う謎の兵器【冥霊機】から領民を守るため、戦う。
過酷な戦いの中で、俺を慕い、愛してくれるディーヴァたちに囲まれ、幸せな生活を送っていた俺。
やがて【千王戦争】と呼ばれる戦いに巻き込まれていき、さらに激しい戦いが展開されていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 23:13:55
8212文字
会話率:31%
西暦2500年。
プロジェクトD.P(Duplication=複製)が発足されてから105年後。
身の周りの物がプログラムにより生成出来るようになった時代が到来した。
革新的な技術により世界は著しく発展したが、それには大きな代償を伴った。
技術を悪用する者が現れ、世界各国で犯罪が増加。
そして日本では、ついに銃が各地で流通するようになり、銃刀法が機能しなくなる程に治安が乱れ、自分の身は自分で守る時代へと変貌してしまった。
警察の力では到底太刀打ち出来ず、手に余る現状に。
そこで立ち上がったのが、特殊部隊……SAT。
そして多くの人々が行き交う東京。
元不良少年だった彼……ヒナタは、特殊部隊SATに強い憧れを持っていた。
SAT入隊を目指す彼だったが、自らの経歴により入隊する事が出来ずにいた。
理想と現実の狭間で日々苦悩する彼。
ある日の事だった。
偶然にもヒナタはSATの装甲車が現場へ急行する瞬間を目撃する。
彼は憧れの隊員たちの勇姿を見届ける為、装甲車の行く先を追った。
その先で出会ったSAT隊員たちとの接触をきっかけに、彼は世界を揺るがす大事件へと巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 19:03:50
246402文字
会話率:56%
『クズ共を断罪し仲間を大切にしただけのなに、何故か美少女メンバーのお姉さんたちから甘々に溺愛されちゃうのだが?』
ハズレスキル【専業主夫】を持つアキ・ランデルは、パーティーメンバーから酷い裏切りをされ追放されてしまう。
途方に暮れるア
キだったが、行き倒れのお姉さんを助けたことから美女だらけのパーティーに強制加入させられてしまった。
そこは、ヤバい女だらけの禁断の花園。純情なのに欲求不満お姉さんたちの魔窟だった。
竜族の血を引くボクっ娘剣士、嫉妬が激しいヤンデレサキュバス、ツンデレだけど胸部装甲薄めのエルフ。彼女たちのパーティーで支援担当を任されたアキは、やがて絆を深め大切で必要不可欠な仲間になるのだった。
ハズレスキルだと思っていた【専業主夫】だけど、実は超レアスキル?
嫁の加護(竜族の加護、魔族の加護、エルフ族の加護)を付与されたアキは、どんどん強く、どんどん成り上がり! そして裏切った元メンバーは、ざまぁされて転落。落ちぶれて惨めに。
でも、勇者になるのは面倒くさいので彼女たちと幸せにイチャラブ生活します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 20:25:12
453394文字
会話率:54%
王政復古から幾星霜、周囲全てを敵にまわし、国際社会で派手に立ち回った〈北蛮〉と呼ばれるヒューマンによる国家、只人ノ国、ツェライヴェーク。
そんな彼らが新天地を求めたのは必然だった。
よりよい土地を!
よりよい生活を!
目指すは暗
黒大陸。
オーク、エルフ、そして人語を介さぬ化物どもが住み着く、主の威光の届かぬ土地。
ツェライヴェーク人が暗黒大陸に到達してから、百年と少し。
彼らは未だに戦い続けている。
第三〇四装甲歩兵大隊、俵木頼戈中尉もその一人だった。
オークによる津波のような突撃、エルフ・レンジャー部隊による浸透襲撃、ゴブリン戦車隊による幾何学隊形突撃、等々。
すべての問題は鉄と血によってのみ解決されるのか?
彼は脳髄の機能を意図的に制限し、そして、吼えた。
「前方三〇〇、中隊、対戦車戦斗!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 15:38:49
1362文字
会話率:23%
勇者ライは駆け出し勇者である。そんなライには地位も金も実力もなかった……。
しかし、ライは運だけは良かった!
持ち前のその運で伝説級とも言える装備『竜鱗魔導装甲』を手にし、更に『大聖霊』という超常存在に出会った時……ライの運命
は大きく変わって行くことに……。
型破りな行動を繰り返しつつ、事件に巻き込まれたり首を突っ込んだりしながらも困難を乗り越え、剣と魔法のロウド世界を駆け巡る『基本、痴れ者勇者』。
そんな勇者の物語、ここに開幕!
※カクヨムさんに修正版を連載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 19:20:00
3522733文字
会話率:60%
■あらすじ
胸熱?はい、肉厚です!神速?そして豚足です!愛らしい?ええ、肉々しいです!巨体と分厚い装甲、巨大ハンマーの剣闘士、実は中身は肉厚少女?!
『これから先、ずっと一緒に食卓を囲んでくれませんか?』
食欲旺盛、花より団子、食べ物似合う
系女子に向けられる愛の告白。燃えるバトルと揺れる恋心、そして溢れ出す食欲!
でかい、早い、可愛いは正義!その代わりちょっと肉厚でもいいですか?食欲旺盛系ファンタジー、ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 18:40:00
62843文字
会話率:18%
不細工なせいなのか、なんなのか、彼の数百以上の告白は全て玉砕。
大して色恋のない、孤独な人生を歩んでしまう。
女性にモテないまま死んでしまった男の魂は、異世界に導かれ、カメとして転生する――。
転生後、少しトラブルがあってスーパーロボット
になってしまった主人公は、襲われそうになる巨乳お嬢様を助け、魔導やスキルを駆使する賊達をロボットパワー:粒子拡散絶対防御装甲で殲滅。
助けたお嬢様と結婚した。
しかし、極致魔導を研究する組織(美しい女性だらけ)、【大魔導連盟】に己の体を狙われてしまう主人公は、ハーレムを構築しながら(倒した敵を特殊な首輪でメイド化等)、トラブルに巻き込まれていくッ!!
オーバーテクノロジーと呼ばれる超技術を駆使して、美女を操り、魔導に立ち向かえッ!!カメ朗ッ!!
美しきメイドたちとのドタバタコメディ開幕ッ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 18:00:00
193196文字
会話率:51%
多砲塔戦車……それは戦車と言われると皆思い浮かぶくるくる回る砲塔が複数ある見た目の強さ全振りの陸上戦艦だ。史実では車長のマルチタスクが過ぎる、装甲を薄くしないと重すぎる、直ぐに故障すると散々だった。現代では遠隔操作による無人砲塔とエンジンの
出力向上により同じコンセプトの戦車が復活しつつあるがそれはまた別の話。
そんな戦車を主題としたPCゲーム「多砲塔神教」をプレイした流れを自身の実況動画を作る際の備忘録も兼ねて書いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 15:48:37
2466文字
会話率:0%
平凡でちょっと頭のねじが外れかかっている男子大学生「五月雨泰斗」はその平凡な人生を小さなヒーローとして終えた。かに思えたが彼にはもう一つの人生が待っていた!
異世界へと転生した彼は神から授かったチート能力を駆使……ではなくねじの外れた脳みそ
と母から受け継いだ立派な胸部装甲を引っ提げて気の向くままにやりたいことをやりまくる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 08:09:53
21163文字
会話率:81%
ようこそ、異世界へ。あなたの転生を歓迎しよう。
竜や魔法が存在する世界で、人型兵器を用いて状況を打開してほしい。
機体改造、能力拡張、弾薬諸経費は異世界の実績から差し引かれる。
様々な障害があなたの前に現れるだろうが、能力を使い精一杯生きて
くれ。
なおハーレム作成は任意だ。
以上、検討を祈る。
あ、せんぱーい、台詞こんな感じでいいですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 18:00:00
304452文字
会話率:54%
とあるマンションの屋上にて、木村和人という一人の大学生が飛び降り自殺しようとしていた。
就活の失敗、彼女との失恋、住居の喪失と立て続けに不運が続き、生きる希望を見出せなくなったのである。
死ぬ覚悟を決め、和人がマンションから飛び降り
ると、一人の少女がロボットアームを使って、和人を救い出した。
彼女の名前は神崎霞、東大に通う天才少女であった。
霞は街に潜む怪人、『ルーガル』と戦うべく協力して欲しいと和人に持ち掛ける。
霞が開発した『変身ウォッチ』――それを使い和人は『ダークウォーリア―』という装甲の戦士へと変身できるようになる。
一千万円という報酬を条件に和人はルーガルとの戦いに身を投じることとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 06:45:05
21898文字
会話率:41%
ユールス共和国がアーラスト帝国へと宣戦布告してから、すでに数年の月日が流れていた。
戦車や航空機はまだ開発されておらず、装輪装甲車やトラックも数少ない時代、劣悪なライフルの性能を補うべく、兵士達は銃剣やスコップで白兵戦を繰り広げている。
そして、重機関銃の弾幕が張られる中、二人の兵士が出会う。
互いは、互いにとって、敵兵であり、ライバルであり、大切な人でもある。
戦場と、恋の物語。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 01:10:00
23319文字
会話率:18%
【天界十二神】それは、人間界の上に存在する天界でも、上位十二番に君臨する神たちの総称である。その中でも、「次元の神」ガルム・マーガテシウムは、日々の仕事で溜まりに溜まった疲れをどうにかして癒そうとしていた。
天界での仕事は、まるでそこが天
国とは思えないような所業であり、そこのトップに君臨する神に関しては【毎日】が仕事づくしで残業まみれ、しかもサービス。そんな中、反感の声を上げない者など、たとえ神でも存在しないだろう。だが、今回ばかりはいつもと状況が違う。神々の序列でも最上位に君臨する神、次元の神ガルムが声を上げたのだ。
「これは一大事件だ」この情報は神界ネットワークを通じて、天界はもちろんのこと、冥界や魔界などの全世界にまたたく間に発信された。天界を統べる神の一角が堕ちたのだ、"そのヤバさ"は誰でもわかるだろう。だが、そんなことは、疲労の限界に達したガルムにとっては関係なかった。
そうして近年一番の大荒れを繰り出した天界、それを知った他の神々は、そんな暴挙を許すはずなどない。それは、別世界も同様だった。
そんな世界のことも顧みず、己が欲望のままに進むガルム。
そして、それを聞きつけた敵世界が動き出し、この世界の情勢が壊れようとしていた……。
Character
「次元の神」ガルム・マーガテシウム(GARUMU)
一本一本が意思を持って動いているかのような、サラサラで長い白銀の髪に、ピョコっとしたかわいらしい犬耳。髪の隙間から垣間見える目は、黄色く輝いており、大きな宝石の様だという。普段は、胸などの重要部分だけが隠れた際どい装甲を着ている。
「大地の神」????・カーディネリア(cardineria)
長く淡い黄緑色の髪で、同じ様な色をした目をもつ。ガルムと同じ天界のトップであり、この世のありとあらゆる自然を操る。可憐で麗美で母性あふれるその姿は一部で「みんなのお姉ちゃん」といわれるほど。
小野(ono)
【黒髪、ミディアム、女、ちょい太眉、社畜】それが説明書である人間の女性。人間界に降りてきたガルムと、ドタバタ楽しく共同生活をしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 22:36:07
82363文字
会話率:30%
母親を失った少女。
天涯孤独の彼女が、世界の何処かにまだ生きているかもしれない父親の足跡を追う。
唯一の寄る辺で在った母の死に目に居合わせなかった父に、復讐する。
装甲客車「槍の雨」号に乗って。
バナナで何ができるか試行錯誤しながら、少女は
北を目指す。
目指す先に、父の影はあるのか。
無かったらどうするのか。
そしたら、いっそ何でも叶えてくれるってゆー「伝説の塔」まで行ってみようか。
※この小説は、あんまり続きを書く気がないままとある遊び心の赴くままにプロローグだけ掲載に至っております。読んでもし続きが気になるっちゅーありがたいお客様が居たらすみません。今書いてるもう一つの方からお楽しみくださいごめんなさいすいませんあしからずーむいん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 08:09:23
46247文字
会話率:26%
人類起源の星(アース)それは、人類が長年に渡り叡智を築き上げた星。その代償として、急激な環境変化により人類そして、アースに住まう生命は数を減らしていった。だが、一部の人類は、新たな生存可能な星を探すため宇宙へと旅立つ事を決意する。しかしそれ
を阻む者が現れ、【人型戦闘兵器アルマティス】による戦いが起こるも、僅かな人類が【超大型宇宙船マーティルナビス】に搭乗し、国名をレイトルニア帝国と名乗り宇宙へと旅立った。
そして300年以上が経過した時、人類起源の星アースと環境が非常によく似ている星が発見さると、アースニアと名付けられ、人類は移住計画を進める。
しかし、その惑星は大気、そして周囲の宇宙空間までもが【万能物質エクスマター】で満たされていた、それにより、独自の生態系が築き上げられ、さらには人類とよく似た知的生命体が既に文明を築き上げていた。
レイトルニア帝国率いる人類は、アースニアを支配する為、侵略を始めたが、エクスマターを利用した独自の兵器を扱う、知的生命体【ソラリアの民】に苦戦し、惑星外へと退避せざるを得なかった。
だが、帝国は諦めてはいなかった。再びアースニアへの侵攻を開始する為、惑星アースニア近辺にある、岩石惑星ロジアスに拠点を置き、全マーティルナビスを停泊させると、再び侵略を行うため、エクスマターの解析、そして新たな兵器開発をし、力を蓄えていった。
【主人公アレス】はその戦い為に生み出され、アルマティス操縦騎士となり、戦いに身を投じていく物語である。
※更新速度はランダムですが出来る限り早く投稿出来るように頑張りたいと思います!
※小説書くのは初心者なので語彙力が乏しく、分かりずらい所もあるかも知れませんがご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 01:00:00
67466文字
会話率:42%
日がな一日惰眠を貪っては、侵略してくる人間たちをたまに返り討ちにする。
そんな暇を持て余す生活を送っていた魔王レガリオ。
彼はある日、人間の王子に苦しめられるお姫様に一目惚れをする。
彼女の救出を決意した魔王は、フル装備で人間の国へ
の侵略を試みるが、魔力の込められた魔道具はどこにも見当たらない。
側近に尋いてみると、知らないうちに人間の探検家や考古学者とかいう連中にすべて持って行かれてしまったとのこと。
おのれ人間め! と己の監督の不行き届きを棚に上げて怒るレガリオ。
だが、側近曰くひとつだけ残っていた。
それは側近が日頃からゴム手袋よろしく水仕事をするのに使っていた魔手套ただひとつ。
あまりに紙装甲。おまけに怠惰さゆえ魔導書で魔法の勉強をしてこなかったレガリオにできるのは、空を飛ぶことと体内の魔力をビームにして放出する脳筋すぎる力技のみ。
レガリオは安全にお姫様を助け出すため、囮役、つまり仲間という名の人柱を召集することにした。
そして集まったのは、ゾンビの少年。ゴリラ。隻眼のオーガ。ゴブリンキング。そして超苦手な駄犬、ケルベロス。
力を合わせて人間の兵士たちを撃破していく彼らだが、ついに人間の域を越える力を持つ敵に遭遇することになる。
それはレガリオが奪われた魔道具を保有する人間たち、すなわち魔法が使える人間たち。
予想外の猛威を振るう彼ら。
対するこちらは、せこい奇策と姑息な手、そして脳筋ビーム。
次々と撃破していくレガリオは、ついにお姫様と出会う。
デップーみたいな作品に憧れて書きました。洋画風罵り言葉(カーシングワード)がてんこ盛りとなっとります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 00:06:25
126628文字
会話率:35%
夢……夢……夢……草冠であるから植物か? それは未知への挑戦か? それとも見果てぬものか?
夢はメッセージ。夢は警告。夢は心の象形・憧憬。
夢は誘い。夢は名状しがたき化け物。
自由になるようで自由にならない不確かな存在。
しかし、人は夢を
見る。夢を掴もうとする。
次回、装甲騎兵ボトムズ『幻夢』
夢を見る権利は誰にあるのだろうか?
んな感じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 11:51:18
1894文字
会話率:5%