ふと思い立ち、書き。
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最終更新:2018-11-15 05:35:32
957文字
会話率:0%
少女は夢を見る。
天に刺さる程、石を積み上げた住居、馬がいなくても走る箱、夜になっても地上で星は光り、眩いばかりかどこへ行っても喧騒が絶えず、人々が寝る気配もない。
ここではないどこか。
だが、それがここではないどこかに存在している事は理
解していた。
少年は夢を見る。
石積みの住居に舗装されていない道路、まさに中世?いやなんで中世?
前世の記憶なのか?それにしてはやけにリアルなんだけど…
周りの大人に話しても分かってくれないこの夢を、いつしか楽しんでいる僕が居た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-25 12:00:00
18726文字
会話率:17%
気がつくと異世界に召喚されていた。
まばゆい光につつまれようやくおぼろげに見えた目の前には半径2Mくらいの魔法陣と泣き崩れる女の子と30後半の倒れている女性だった。
この情景をみて女性の方は受け答えができないのではないかと判断した俺は女の
子の方に気が引けるが話しかけることにした。
「なあ、そこの君。一体どうして泣いているんだい?」日本なら不審者として通報されるけどまあ、背に腹は代えられないので精一杯の笑顔で聞くことにした。
見渡せどあたり一面枝と葉だらけなのだ。例えるなら草むらに作った秘密基地のでかいやつだ。東京の舗装されていた道を歩いていたはずなのでこんな自然溢れる場所にいるわけがないのだ。思考を回転させていると、泣いていた女の子が少し落ち着いてようやく話し始めたのでそっちに集中することにした。
「ぐす、お母さんが死んじゃったの...」
どうやら実の母がこんなところで死んでしまったらしい。俺からは寝てるだけに見えるのは死に顔がとても穏やかだからだ。とてもじゃないがそんな話信用できない。俺はそのまま母親の方に行って脈を測って寝てるだけだと言おうとした。しかしそれは女の子の次のセリフでやめざるを得なかった。
「あなたを異世界から召喚しようとして、お母さんしんじゃったの...」
どうやら異世界に召喚されたはいいが、肝心の召喚主はすでに死んでしまったらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-12 22:13:07
3995文字
会話率:38%
新暦3年、たつた数年前までは"地球"の"日本"の首都"東京"と呼ばれていたコンクリートジャングル。今。その光景を見れば、万民がこう表現するだろう。
―――――――――世紀末、と。
そこにはもはや人が生活していた痕跡はなかった。生きる為に、と生活に便利なものは端から持っていかれ、そこに残るのは、使うあてのないテレビなどの、人に娯楽を提供するためだけに作られたものだけだった。
かつて地平線までもが見えたであろう長い道の、その光景は瓦礫で埋め尽くされ、地平線など見えもしない。人の文明が残っていたとき、ゲームをしていた者や、それを作っていた者など一部の例外を除き、見たことも、想像したこともない光景。
さて、そんなかつて人で溢れた街だったものは、皮肉にも今は人を蹂躙する怪物《バケモノ》で溢れかえっていた。
―――――――少し前までは。
今ではなんと、見るも無残な肉塊に変わり果て、その血は、元々灰色だった舗装道路を紅く染めた。
ここで一つ、補足を。この怪物達は、決して弱くない。。むしろ強い。どれくらいか、と問われれば24時間あれば、一体で西暦時の世界中の軍隊を壊滅、いや全滅させてしまえるほどだ。勿論、無傷で、だ。
ならば、どうしてこうなったのか。それは論じるまでもないだろう。この怪物達を殺した者が強すぎるからだ。
それでは、その者はこの世紀末と表現されてしまう世界で、世界中の軍隊を壊滅させることのできる怪物を、殺してしまえたのか。そして、強大すぎるその力を持つその者は、この先、どういった物語を描くのか。それを語っていこうと思う――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-08 22:21:15
1176文字
会話率:66%
容姿に少々のコンプレックスを抱く17歳の青年,水谷雫(みずたにしず)は舗装のされていない冬の森の道を一人で歩いていると,意識が途切れ,見知らぬ場所で目を覚ます。特に何も特技のない平凡な高校生が突然異世界に転移し,途切れた記憶と異世界転移の謎
を解くために冒険に出る!
※グロイシーンや精神的にショックを受ける可能性のあるシーンがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-28 07:08:13
8434文字
会話率:44%
大富豪の男爵家に生まれた三男が一流の冒険者を目指す物語。
高級資材を無尽蔵に使い聖職者に金貨を握らせ大作戦で冒険者ギルドから依頼される薬草採取やゴブリン退治に挑むものの…「一流の冒険者への道は厳しい」 【底辺スレ晒し中】
最終更新:2018-05-24 19:39:07
44985文字
会話率:23%
死後の世界というのは、意外と身近な所にあるようだ。
何故そのように思うのかと問われれば、俺はつい先ほどまで、見上げるほど高いビルに囲まれ、雑踏ひしめく人混みが作る流れの中にいた。
そして、大きなスクランブル交差点、その歩行者用信号は赤に
変わり、青を待つ群衆の中に俺はいたのだ。
そのとき、買い物をするために一緒にいた幼馴染の梅木 小梅(うめき こうめ)。
腐れ縁、アパートの隣部屋に住む小梅は、考え事をしていたためか、歩行者用信号の赤も見えずに、横断歩道へと歩みを進めてしまった。咄嗟に彼女を庇って、走りくる中型トラックの目の前に飛び出たところまでは思い出せる。
ーー問題は今現状だ。
嫌気がするほど、何処までも澄み切った青い空。
アスファルトの黒で舗装されていない、黄土色の土道。
周りには高い建物も無く、見渡す限りの大自然。
「街までもう少しだで、気をつけて行きぃよぉー」
オマケで、今まさに、馬では無く、二足歩行の竜みたいな生物に、荷車を引かせた乗り物、それに座るおじさんに声をかけられた。
あの見たこともない、奇妙な生物は何だ?
それらを踏まえて俺は一つの結論を出したのだ。ここは死後の世界であると。
俺こと 九重(ここのえ) ソウタは死んでしまったのだと。
ここが、死後の世界だとして、小梅はどうなった? 現実世界での俺はどうなった? 気になることは多々ある。いや、気になることしかないが、とりあえずあの遠くに見える街を目指して歩きだした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-30 14:12:30
19055文字
会話率:38%
※3年以上更新出来ず、申し訳ありません。一人称のみでの更新に限界を感じてしまい、三人称メインで改稿し直すことにしました。止まってしまっているものの、完結はさせたい作品でもあるので、スローペースながらも進めていきたいと思います。
結局新し
く投稿することにしました。投稿してある話まで進んだら、この旧作は削除予定です。(完結ではありませんが、改稿版との区別の為、完結にさせてもらっています)
うっかり工事中のマンホールに落ちてしまった忍。ところが居るのはコンクリートなんてどこにもありゃしない。
鉄筋の建物どころか舗装道路なんてものもない。周りは原生林並の大自然。しかも……ええ?!開けた先で争い勃発してるし!
どうやらどっか地球とは違う所にトリップしちゃったようです。
シン国?アルーダ国?そんな国知るかー!
基本は忍side、他者、三者視点(non side表記)有り。戦闘描写も時折入ります。恋愛になるのはかなり後からです。
※残酷描写有りの表記は保険です。
アルファポリスでも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-31 12:37:02
266459文字
会話率:48%
魔術によって、人が『機械傀儡』と呼ばれる人形に『憑依』して、それを思うまま操作できる世界。
木組みの家が立ち並び、石畳で舗装された道が広がる街、『ウィアベル』では、機械傀儡ばかりを狙う『怪盗ソキウス』が、思うままに盗みを働き、この街の噂の種
になっていた。
そんななか、アキラは、一人の少女、ルナリアの護衛の仕事の募集に出会う。よくよく聞くと、彼女の元へ、怪盗ソキウスから犯行予告が届いていて…………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-24 12:08:45
69138文字
会話率:40%
とある射撃場、目の前には標的、手には実弾を装てんした小銃
係りの号令が響き渡る。
射撃用ー意、撃・・・
しかし、「撃て」の、「て」を聞くことは2度と出来なかった。
私は、この瞬間から、私が手をくだした死体で舗装された道を歩むことになる。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
初めての投稿です。更新ペースは不定期、しかも遅めです。
感想をお待ちしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-03 00:34:18
9760文字
会話率:5%
これは少年と少女の救われない話
最終更新:2016-05-29 17:42:58
578文字
会話率:15%
その日、一ヶ月程の不吉物語が終わると同時に、岬輝の物語は始まってしまった。
その日、社会から見捨てられ何かをする気力もない彼は、団地の一室にに住む小さな小さな団体に誘われた。
これは馬鹿である青年が、もうその舗装されていない道を突き進むしか
ないとわかるまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-26 11:46:14
2905文字
会話率:20%
木本いい秋晴れの休日。僕は久しぶりに布団でも舗装と思った。
最終更新:2014-09-03 17:18:39
200文字
会話率:22%
貧しいがゆえに、身の丈に合わないまでの富を求めた男。
悪魔の手を借りて男が歩んだのは、金塊で舗装された道であった。
最終更新:2013-10-14 22:36:13
12916文字
会話率:38%
そこには、譲れない物がある──。荒れ狂った未舗装の道を全開で駆け抜けるスポーツ、モトクロス。それに全てを賭け、世界チャンピオンに向けて突っ走る少年の物語。 ※モトクロスについて解説を入れながら書いていくので、モトクロスを知らない人もぜひ読ん
でみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-06 23:00:51
1841文字
会話率:0%
遠く、街の明かりが灯り、目の前には田が広がるだけの静かな夜道。
幼き頃から幾度となく通った道。
舗装されたその道は、ぽつりぽつりとマンションが建ち並んでも、今だその面影を保っている。
最終更新:2010-04-19 22:34:50
1774文字
会話率:6%