父からの暴力に加え母からは何を言っても無視されるようになった。
僕はなんで生まれてきたのか。
外出を禁じられた僕はいつも窓から彼女が遊んでいるのを眺めていた。
ある日僕は彼女と目があった。
すると彼女はこっちに向かって勢いよく走ってきた
。
そして彼女は僕の手を引っ張って僕を外へ連れ出し、そのまま全力で走り出した。後ろから聞こえる両親の罵声も彼女は置いていった。
夏特有のアスファルトの匂いと蝉の声。
君が無邪気にこちらに笑いかける。
あの日から君は僕の目を奪った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-17 03:04:08
397文字
会話率:0%
『お前と結婚したいから―――――――――――――』
そう言って、裸のエンゲージリングを置いていった彼。
なのにその後、一向に連絡してこないなんて、
いったいどういうつもりなのだろう。
言い逃げされたプロポーズの行方は、
いったいどこに着地するのやら・・・・・・
【 ノエルの片隅で。 】内第3話【行ってらっしゃい】のその後のお話です。
本作だけでもお読みいただけるとは思いますが、
もしよろしければ【行ってらっしゃい】も合わせてお読みくださいませ。
この作品は他サイトにも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-25 18:13:54
12976文字
会話率:30%
人々から忌み嫌われる魔女に生まれてしまった私こと、ルミア・ヘッツェルン。
幼い頃に母を亡くし、父も失ったルミアは、父が置いていった「カイ」という少年とともに年齢を重ね、そしてふたりは16歳を迎える。
しかしそれは人生の転機で――。
ひょんな
ことから宮廷薬剤師になった魔女と(実は)第二王子、身分の違うふたりが織り成すラブファンタジー!
☆内容が固まったら更新、という形にさせていただきます。そのため、不定期になります。
何卒よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-21 00:00:00
13040文字
会話率:36%
金に困った詐欺師は、金を手に入れるために名家のお嬢様を誘拐することにしました…。
しかし、そのお嬢様が何故か詐欺師に熱烈なアプローチを仕掛けてきてさあ大変!
詐欺師は無事にお嬢様から逃れ、お金をゲットできるのか⁉︎
「もうお前家に帰れ
よ…、金も要らないから。」
「置いていったらお父様に頼んで地の果てまで追いますよ? 諦めて2人で幸せに暮らしましょう?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-31 18:00:00
4930文字
会話率:35%
社会的にある意味勝っているが、ある意味負けている少年-福田高(高2)。高は「明日からやるよ」その次の日も、「いややっぱ明日から本気出す」のエンドレス。痺れを切らした両親は最終手段に出る。高をダンボールに詰めて人気の無い路上に置いていったのだ
。両親に泣きついた高は、家に置く変わりにバイトだけでもいいからと言われ、バイトへ先行く事になったが...!
-これは一人の少年が王道を歩む物語では無い。ぽっとの勇者さんが魔王を倒す、なんて物語でもない。これは、引きこもりが覚醒する(働く)物語だ...!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-26 15:28:48
6629文字
会話率:37%
両親のスパイ容疑による死刑判決をきっかけに、北朝鮮から脱北した舞踏家のミキ。上海で父親の親友である日本外務省官僚の平野哲(さとる)と再会し、平野の養女となりニッポンのコンクリートジャングルへと足を踏み入れる。
一方、中国で無戸籍だった健
ちゃんは巨万の富を得た兄弟によって都市戸籍を得て外科医になるも、臓器移植に手を染めることになって、やむなく外科医を辞め、平野哲の協力を得て売れっ子作家に転身。
七夕の日、平野哲の紹介でミキと会い意気投合し、上海の夜を楽しむ。
だが、発禁書を出した彼は公安から逃れるべく早朝にタイへ逃亡。2人はニッポンへ亡命した暁には「七夕の夜、2人で満天の星を見よう」と約束する。
1年半後、健ちゃんは平野哲のお陰で日本へ亡命を果たし、愛知県で鳶職に就いた。ミキが日本へ亡命する半年前のことだった。
約束の7月7日が2人に訪れるが、“時差”があってすれ違う。
それを知った平野の妻・洋子は2人の仲を取り持ち、2人は晴れて結婚へ。
その後、ミキ夫妻は児童養護施設にいたビルマ人亡命者の少女と出会う。
少女は両親を交通事故で亡くし、失語症に加えて歩行困難で車椅子に乗り、孤独だった。
そんな少女の心を開かせたのは同じ亡命者のミキ夫婦だった。
少女はやがて言葉を取り戻し、ナナという名でミキ夫婦の養女となる。
家族となった3人はささやかながら幸せな家庭を築いていく。それが結実したのが1年後の大阪マラソン。3人一緒に完走した刹那、ナナのトラウマは解き放たれ、車椅子から立ち上がって歩き出す。
その夜、ドンチャン騒ぎの3人の前に現れたのは隣に引っ越してきた水田豊部長刑事。夜にやかましいと難癖を付けたかと思えば「何かあったら連絡を」と名刺を置いていった。ミキはその男が刑事だと知り、驚愕。夫には直隠しにする。
水田はこの亡命家族を救う監視要員として政府から派遣されたのだ。その妻は霊媒師のアザミン。
それから半年後、桜満開の奈良県吉野でジョギング中の平野哲が凶弾に倒れる。その前日にはミキたち家族と楽しく過ごしていたのに…。奈落の底に落とされた亡命家族。そんなミキのお腹に新しい生命が宿り、家族に笑みが戻る。
しかし、ミキが出産した直後に初恋の相手で塙光男と名乗る北朝鮮のスパイがミキを誘拐。ミキが目覚めた場所は塙が市長を務める新潟県大合併市だった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-26 19:00:00
148710文字
会話率:37%
幽霊のカレンは犯人を見つけたいと悩んでいた。自分が死んだ所に花を置いていった人物は誰なのか、それを調べるため動きだす。地縛霊の知り合いから目撃者情報を聞いたカレンはハルトという坊主の息子と接触したのだが、どんなに追跡しても無関係なデキゴトば
かりに遭遇してしまう。いい加減に諦めようと悩みだした時、幽霊が見えない筈のハルトから意外な言葉が口にされた。「この世のナゾはトかない方がいい」と……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-13 00:00:00
13457文字
会話率:40%
聖剣を手に、勇者が辺境の村にやってきた。
村中のあらゆる問題を根こそぎにし、祝宴の後に旅立っていった彼は、あろうことか宿屋に聖剣を置いていってしまった!
これは勇者が置いていった聖剣を本来の持ち主に返すべく、聖剣の力でゴリ押ししながら宿屋の
娘が各地を奔走するハイスピード・ストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-08 20:05:10
33294文字
会話率:45%
シンジュは、子どもの幻想を閉じこめたままのテラリウムへと今日も足を運ぶ。
そこには、あの時と変わらない姿の子どもがいる。たった一人で、失われたものがもう一度現れることを願う哀れで可愛い子どもがいる。
「だって世界は何も変わらなかった。ただ
君を置いていっただけだ。だから僕は、大人になって君に勝ちたかったんだ」
幻想のテラリウムで過ごす最後の時を通告するために、シンジュは今日も足を運ぶ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-27 21:23:55
6539文字
会話率:36%
高校生の主人公はとある理由で人間不信になった。友達は作らない。孤独に生きると固く決意した主人公。だがその主人公に話しかけてくるヒロインがいた。こんなに可愛いのになぜこんな俺に話しかけてくる?そう主人公は思うのであったが、仲良くなりたくない主
人公はヒロインと次第に距離を置いていった。中々進まない2人の関係がある日から一変する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-24 21:11:27
1847文字
会話率:31%
蝉が鳴いていた、雲が流れていた、僕は動けなかった。
夏休みに入ってから何回目か分からないほど夢に見るあの日の情景。たぶん僕の時間はここで歩みを止めて動けないでいる。
そして、いつだってこの夢は彼女の哀しげな笑顔で終わる。
だけれど世
界は、僕の時間が止まろうとそんなに変わらない。
この時期の水道水の出始めはぬるいし、蝉はうるさいし、ご飯はおいしいし、夏は暑い。
そう、僕のとなりに彼女がいないだけ。
日常は平穏だ。
でも、僕を置いていった世界は、そんなのは嫌だと前に進もうとしたら背中を押してくれた。
キィーーッ ドンッ
訂正、背中をぶっとばしてくれた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-06 21:46:58
14248文字
会話率:53%
置いていかれたものと置いていったもの。
最終更新:2015-02-02 12:52:43
1574文字
会話率:0%
両親を早くに亡くし、一人で生活していたシュエ。
彼女はある日、怪我をした女を助ける。
短い共同生活の末、姿を消した女が置いていったのは、一つの卵。
しかもそれは天使の卵らしく……。
この話は、ふとしたことから天使の親になってしまった女の子
と、彼女が育てる天使のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-20 12:09:09
79152文字
会話率:50%
夏休みを満喫中の高校生 宮内 潮はコンビニでジュースを買った帰り道、空から落ちてくる少女と遭遇する。
少女をそのまま放置するのは人間的にどうかと思った潮はその少女を介抱することにした。
意識を取り戻した少女はそのお礼としてある物を置いてい
ったのだが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-18 10:03:39
11514文字
会話率:12%
朝が来て眠り、夕方に起きる生活を送るロザリアは、たった一人で暮らしている。ひと言も話さないロザリアを、薄汚れた窓越しに見るためだけに、彼は夜ごと訪れていた。複雑な思いを抱くロザリアは、ある日、彼が置いていったものに決意を固めて──。第163
回コバルト短編新人賞、「もう一歩」に残していただいた作品です。 同名義のblogに転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-01 11:07:23
9058文字
会話率:20%
少女を置いていった少年の最期。
なんで書いたんだろう的な作品です。
とても短く、ほとんど想像のままにお任せします。
最終更新:2013-02-24 13:25:16
443文字
会話率:6%
置いていった人と置いてかれた人の幸せの食い違い。
最終更新:2012-06-04 12:24:12
542文字
会話率:0%
自称シンガーソングライターの恋人が置いていった曲とクリスマスを過ごす女性のお話です。
最終更新:2011-12-05 19:33:49
1599文字
会話率:20%
逃し屋を営む伝助の元へ、気味の悪い男が現れた。彼は怪しげな商品ばかり売りつけようとしてきて追い払われる。が、彼は一つの箱を置いていった―――。
最終更新:2011-06-11 00:53:35
29549文字
会話率:60%
模様替え中に見つけた友達が置いていった星占いの雑誌。
資源ごみにする予定が急展開!素敵な男性に出会ってしまう・・・
ラッキーカラーを身につけた節子にクリスマスは来るのか?
銀河を舞台にした大スペクタクル!(大嘘)
最終更新:2010-12-05 12:50:38
7360文字
会話率:36%