神藤 勇は正月直前に不思議な女性・アハトと出会った。
出会いは最悪であった・・・勇の家に食べ物を求めて不法侵入したのがアハトであった。
アハトは勇に、自分は異世界の女神のような存在だと白状した。
そんなアハトを色んな意味で不憫の思った勇は肉
料理をご馳走した。
そして御礼をしたいと言われた勇は冗談で言った事が、真面目で世間知らずなアハトは素直に勇の冗談を受け取って一晩過ごしてしまった。
一晩過ごした2人はお互いに惹かれ合い、勇はアハトの願いを聞き入れた。
アハトの願い、それはアハトの眷属達を助ける事であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-16 08:00:00
13604文字
会話率:28%
凱堂辰也は大人しくて孤独な高校生だ。「人生を変えてみたくはないかい?」。辰也は謎の人物の言葉に釣られて『魔王の心臓』を受け取ったがあと一歩が踏み出せず、今までと変わらない生活を送っていた。「また同じクラスで、隣の席ですね」。進級してもそれ
は変わらず、話し相手は神泉翔子と小野寺優だけという日々が続くはずだった。ところが翔子の姉、燈子は辰也の秘密に勘づく。「さぁ、白状なさい。あんた、魔に関わっているでしょう?」。相手を自分の眷族とすることで神にも悪魔にもなれる力を発揮する『魔王の心臓』。辰也の選択は……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-11 20:00:00
102011文字
会話率:50%
七年後の今日、ここに集まろう。小学校四年生だった笑歌(えみか)たちは、そう約束していた。
この場所に埋めたタイムカプセルを掘り起こすために。
高校二年生になった江窪笑歌(えくぼえみか)は、親友の吹浦萩美子(ふくらはぎみこ)とともに、今では
廃校となってしまった母校の小学校へと向かった。
時間前に着いてしまった彼女たちの前に、真っ先に現れたのは、小さくて幼い印象の、ロリちゃんこと夏陽蚕(なつひかいこ)だった。
その後、続々と友人たちが集まってくる。
最後に現れたのは、笑歌が想いを寄せていた海路潮騒(うなじしおさい)だ。
メンバーが集まり、タイムカプセルを掘り返す彼女たちだったが、なぜか見つからない。
そのうちに激しい夕立に襲われ、廃校の校舎内へと入る。
そこで海路は白状する。タイムカプセルを校舎内のある場所に隠したと。
かくして、タイムカプセルを求めて宝探しゲームが開始されたのだった――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-15 21:04:28
82507文字
会話率:23%