天気雨で思い出す、過去の記憶。
主人公は、まるで狐に化かされたような日を思い出した。
最終更新:2020-07-27 22:00:00
1432文字
会話率:4%
狐、酔い、間違い探し、という3つのお題を与えられた状態で書いた短編です。
最終更新:2020-07-24 19:37:03
2779文字
会話率:29%
毎年お参りにいく山奥の小さなお社。そこでいつもの様に掃除やお供え物をしていると、天気雨「狐の嫁入り」にあった羽月。視界の中の鳥居に黒い何かが見えたとき、手を引かれて異世界に連れ去られてしまった。
まるで時代劇のような町並み、空を浮かぶ島
、空を流れる川、遠くに見える山々に等間隔で立ち並ぶ巨大な柱。羽月が今まで住んでいた世界とは全く違う世界……元の世界へ帰るには七日後に開く門を通る必要がった。
何故この世界に連れて来られたのか、何故何も関係のない自分を葉月と紅葉と名乗った狐は気遣ってくるのか。心を殺し、他人を遠ざけることで安寧を保っていた羽月は流されるままになっていた。
何も理由もなくこの世界に連れて来られる訳もなく、ほんの少しの、羽月が求めてやまなかった幸せを感じた時、狂った神――マガツガミと羽月が心の中に押し込めていた力が触れあった。
些細なきっかけだった、ただ触れられただけ、ただ視界に納めただけ。なのにマガツガミに力を揺すられ、不安定になっていた羽月は自分を抑えられず自らつかみかけた幸せを殺してしまった。
嘘ばかりで固められ、他人のことばかり考えて自分をないがしろにする愚か者達が残った里で、羽月は自分の出生と運命に翻弄されながら、いじきたなく足掻きながらも心から欲しい物を掴もうとする。
それが神々の手の上で弄ばれ、操られていると知らずとも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-17 14:19:54
129138文字
会話率:43%
演劇用脚本シリーズ。60分用。『狐の嫁入り伝説』にまつわる、雨と空と恋の話。
最終更新:2020-05-14 15:00:00
19772文字
会話率:83%
人の世界に初めて訪れたあやかし狐の仔の六花は、けれどその帰り道、大事な孤面を失くしてしまった。
それがなければ家に帰れず、夜の森で途方にくれているところに出会ったのは……
小さな六花が数年後恩返しに嫁入りを果たすお話です。
最終更新:2020-01-21 00:00:00
15511文字
会話率:24%
森に棲む妖狐の子供のタマモは森で罠にかかっている所を一人の男性に助けられる。タマモは彼に恩返しをするため、満月の力を借り人型に変身し初めて人里へと出かけた。恩人と再会するも恩返しの内容を深く考えていなかったタマモは内容が決まるまで街に居座る
ことにした。ある日、お世話になっている食堂を経営する兄妹の話を聞いていたタマモは恩返しの内容を決める。
「ボク、お嫁さんになる。」
お嫁さんの意味を分かっていないタマモは、果たしてお嫁さんになれるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-18 00:22:43
201557文字
会話率:58%
ドラゴンに転生した、不幸な男の物語である。
男の最初の不幸は転生したドラゴンの性別が雌だったこと。
そして次々と人間に裏切られ、信じられなくなっていく中、一つの拠り所を見つけた男がそれを頼りに生きる。
そして、人間との決別をし、人間
と戦う。
そんなお話。
たとえ、親しくなった人が傷付き、死んでいこうとも。
第三章辺りまでは主人公がギスギスしていますが、そこから味が出てくると思います。
必ず完結させると約束します。
同時にこちらの小説も連載しています。
→https://ncode.syosetu.com/n4919fg/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-15 22:55:02
192728文字
会話率:19%
灯(ともる)は、ある日、一人の少女に出会った。
不思議、というよりは変わっていると言った方がいいだろうか。
彼は興味を引かれ、彼女のことを知ろうとするうちに好きになり――
最終更新:2019-05-02 23:22:43
56935文字
会話率:27%
── 僕と君の夢物語。
最終更新:2019-03-06 13:50:51
953文字
会話率:0%
死因も分からないまま、幸運を呼ぶ獣“カーバンクル”に転生した主人公。
突然投げ出された異世界で、カーバンクルの母と双子の妹と共に、厳しい自然環境で生きる事を余儀なくされる。
「それでも、兄ちゃんは頑張る!」
前世で一人っ子だった主人公
は、燃える妹愛で襲い来る困難を悉く退け、やっと生活が安定してきたある日のこと。
今度は、魔法学園一の落ちこぼれ少女に召喚されてしまうのだった。
家族と離ればなれにされて激昂する主人公。しかし、彼女の過酷な境遇を知るにつれ、少女との絆を深めていく。
基本ほのぼの、時々シリアスで異世界を生きる物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-10 18:00:00
125754文字
会話率:36%
十八歳の夏、俺は神隠しに遭った。
夏休みの約一ヶ月間の記憶を喪った俺は、
それからというものかなりの頻度で同じ夢を見る。
決まって「さようなら」という別れの言葉で覚める夢に、
俺はずっとその声の主を知りたいと願っていた。
それから十年目の夏
を迎え、
同僚の三上奈津と一緒にいつものように帰り道を共にしていたところ、
身体に古い傷が浮かび上がって――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-11 20:54:49
34914文字
会話率:47%
ある日少年は神社で目を覚ます。
ただし身体は女の子に、頭と尻には狐の耳と尻尾が。
そして自分の記憶もなくした少年は自分を殺した犯人と男の身体を求めて日常に戻る。
最終更新:2018-07-05 12:26:39
9862文字
会話率:40%
狐雨。
狐の嫁入りと言った方が分かりやすいでしょうか。
これはそんな狐雨に関するちょっとしっとりした物語。
最終更新:2018-06-03 22:34:53
764文字
会話率:13%
北関東の山間で、米をつくり暮らしをたててきた集落。
そこに住み、皐月を幼い頃から可愛がってくれた祖母が亡くなった。
親族として葬儀の手伝いをする皐月は、豪農として大きな屋敷を構える本家で、
幼い頃に見かけた「狐の嫁入り」を思い出す。
雨が
降る田のあぜ道を、篠笛の音とともにゆく狐の面をした彼ら。
それとともに苦い記憶が蘇る皐月の前に、一人の男性が現れた。
白彦ーー。
きよくん、と呼び、本家に来た時だけ遊びまわった従兄弟であり、幼い頃の友達だ。
人目を惹かずにはおれない美しい男性に成長した彼に、皐月は気後れしながらも少しずつ打ち解けていく。
そんな時に、ふと現れた、狐面で顔を隠した、小さな男の子。
謎めいた言葉を残しながら、その子は裏庭の古い土蔵へと誘うーーー。
皐月を襲う新たな怪異。
山の神様が住まうという集落のシンボルでもあるお山。
ひたひたと皐月の日常に忍び寄る、悪意。
少しずつ思い出す、過去の記憶。
そして、祖母の命への眼差しとひたむきな白彦の想い。
皐月は、いやおうなく人間と人間ならざる者、生と死との狭間に立たされていく。
その狭間で、彼女はどんな選択をしていくのか。
※この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-11 15:00:00
166678文字
会話率:40%
狐の嫁入りとは、急にくる天気雨の事を指しています。
狐の嫁入りの時、狐さんたちは嫁入りをしています。狐の嫁入りを知った幸実(こうみ)はまだやっているか気になって神社へと出向く。神社の石段のところでひとりの狐の少女、コンが泣いていた。
コンは
お姉さんが嫁入りに行ってしまって泣いてしまっていた。
そこで幸実の反応は…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-29 07:00:00
11848文字
会話率:65%
雨の日の話。小説の書き方本当に変わったなと
最終更新:2017-09-13 16:37:44
573文字
会話率:15%
普通の高校に通う普通の高校生、室神 詩音(むろかみ しおん)。
ある日を境に毎晩〝ある夢〟を見るようになってしまう。
それは一体なぜなのか、そして夢に出てくる女の子は誰なのだろうか___
最終更新:2017-07-15 22:31:57
1508文字
会話率:26%
冬の蜘蛛の一件から約半年、七月の半ば。
五月雨も過ぎ、勢い増すは蝉時雨。
時折り降る雨も狐の嫁入りなんて可愛いものではなく
篠突く雨に濡れ鼠となることもしばしば。
そんな日常の中で、ある日私が出逢ったのは――
最終更新:2017-07-13 12:22:27
5241文字
会話率:51%
「天気雨のことを、狐の嫁入りっていう風習があったんだ。素敵な言葉だと思わないか?」
そう言って笑う彼女は、元人間で、妖狐で、ある日彼と家族になったのです。
◇
このお話はツイッターで呟いたりしてた設定を短編としてまとめたものになりま
す。
なので、一部の設定をそのまま残してあるのですが、このお話の中では明らかにしていない部分がそれなりに含まれます。ご容赦ください。
また、このお話は「TSF」「異世界転移」「精神的BL」などの成分で構成されています。苦手な方はご注意くださいますよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-15 20:36:50
7647文字
会話率:45%
旅行で訪れた”稲荷神社”
ここを訪れてしまったために動き出す歯車
―あーあ、ここに来ちゃったんだ。
―来なければこんなことにならなかったのに。
―でももう君は逃げられないよ?
「あっ!お母さん虹だ!雨降ってるのに虹ってできるんだね
!」
「本当ねぇー。今日は狐の嫁入りね。」
「狐の嫁入りってなぁに?」
「ふふっ。狐の嫁入りって言うのはね・・・------。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-18 03:48:11
509文字
会話率:35%