*連載版はじめました*
王立図書館で働く私に、毎日届く婚約の釣書。
祖父はどうしても私を結婚させたいらしい。
そこで私は、一芝居打つことにした。
「私、今まで言えなかったのですが、人と違う嗜好があるのです。それがない殿方にこの身を預けるなど
、死んでも嫌です」
「……はあ。その嗜好とやらを言ってみなさい」
「……犬耳と尻尾が生えていない殿方と寝所をともにするなんて、死んでも嫌なのです!! あと、仕事を続けることを許してくれる方、というのはゆずれません!!」
けれど、私はこのとき想像もしなかった。
まさか、王国の英雄、騎士団長様が、犬耳と尻尾を生やして、私に婚約を申し込みに来るなんて。
*短編ランキング日間1位ありがとうございました*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 07:48:12
33730文字
会話率:48%
王立図書館で働く私に、毎日届く婚約の釣書。
祖父はどうしても私を結婚させたいらしい。
そこで私は、一芝居打つことにした。
「私、今まで言えなかったのですが、人と違う嗜好があるのです。それがない殿方にこの身を預けるなど、死んでも嫌です」
「…
…はあ。その嗜好とやらを言ってみなさい」
「……犬耳と尻尾が生えていない殿方と寝所をともにするなんて、死んでも嫌なのです!! あと、仕事を続ることを許してくれる方、というのはゆずれません!!」
けれど、私はこのとき想像もしなかった。
まさか、王国の英雄、騎士団長様が、犬耳と尻尾を生やして、私に婚約を申し込みに来るなんて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 19:41:18
5237文字
会話率:53%
公爵家令嬢のアマーリアは、ある日突然、婚約者であった王太子アドリアンから婚約破棄を言い渡されてしまう。
「それは本当ですの? 殿方に二言はありませんわね!?」
以前から銀の鷲騎士団所属の騎士、ラルフ・クルーガーに憧れていたアマーリア。
けれど、自分には未来の王太子妃としての立場がある……とずっと想いを押し込めてきた。
これは千載一遇のチャンス!
「王太子殿下、ありがとうございます! アマーリアは殿下にいただいたこの機会、きっと叶えてみせますわ!!」
『一度放たれたら標的を射止めるまでは止まらない』と称された公爵家の情熱の血を受け継いだアマーリアの猪突猛進系の初恋はもう誰にも止められない。
アルファポリスさん、カクヨムさんでも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 19:53:10
212260文字
会話率:38%
18歳になる伯爵家の令嬢「カトリーナ」は、化粧もせず、着飾ることもせず、宮殿での奉仕も拒否し、毎日森を駆け巡り昆虫採集をするのでした。年頃の女性が好む宝石、花や蝶には興味がなく「生き物は外見ではないのです。その中身や過程が大切なのです」と言
っては、様々な毛虫や昆虫の幼虫を集めては、育てるのが趣味でした。そんな風変わりなお嬢様に、人々は「毛虫姫」とあだ名を付けて馬鹿にするのでした。カトリーナの両親は困り果てます。そろそろ殿方と婚約してもよい歳なのに、虫ばかり追い回して。ちゃんとした身なりをすれば、それなりに美しい女性となるものを……。そしてその噂は宮殿の王太子殿下の耳にまで届きます。まだ若い殿下も好奇心旺盛で、その噂を気になり真相を確かめるために「毛虫姫」をこっそり覗きに行くのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 16:10:34
11883文字
会話率:38%
いつもの茶会の席で、セラフィマは婚約者であるイシドル第一王子から婚約解消の申し出を受ける。
好きな子ほど虐めたい少年や恋人の気持ちを試す殿方の不器用な恋は、物語の中だからこそ受け入れられるのだ。それを現実でなせば、それは一瞬で信頼関係
を崩すことになる。
※『小説家になろう』様・『アルファポリス』様に重複投稿、自サイトにも掲載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 14:25:47
5655文字
会話率:24%
「マリーズ。すまないが君との婚約を破棄させてもらう」
長年連れ添ってきた婚約者のトリスタンに、マリーズは婚約破棄を突きつけられる。
これまで献身的に尽くしてきたにもかかわらず、理不尽な婚約破棄。
仕方ないかとマリーズは諦め、父に命令されて
次なる婚約者を探していた。
ある日、夜会帰りにマリーズは賊に襲われてしまう。
そこを通りかかった伯爵令息、ローティスに助けられる。
「マリーズ嬢……叶うことなら、君と一緒に幸せを掴みたいものだな……」
次第にローティスと絆を深めるマリーズ。
両親もその気になってローティスとの婚約を望み始めた。
「まずは謝罪させてほしい。君に婚約破棄を突きつけたことを」
そんな折、マリーズに婚約破棄を突きつけたトリスタンが戻ってくる。
しかし、彼は人が変わったように誠実な性格になっていて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 14:06:10
55973文字
会話率:36%
「でも、わたくしが心に決めた殿方はひとりだけ……」
華族女学校に勤務する舎監さん。実は幕末、六十余州にその武名を轟かせた名門武家の、お嬢様だった。
とある男の許嫁となるも、男はすぐに風雲の只中で壮絶な死を遂げる。しかしひたすら彼を愛し、慕い
続け、そして自らの生の意義を問い続けつつ明治の世を生きた。
悦子はそんな舎監さんの生き様や苦悩に感銘を受け、涙する。
ガチ歴史小説。極力、縦書きでお読み下さい。
カクヨムとアルファポリスにも同文を連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 12:12:57
26285文字
会話率:34%
本編の『クラスメイト6人が転移した異世界は、いい意味でシステム化、効率化、細分化されすぎてて逆に怖いです』のヒロインの一人である白川 真理(しらかわまり)のイチオシアニメの大まかなストーリーになります。
【あらすじ】
むかーしむかし、
もふもふランドという国に、もふもふと逆ハーレムとBL、百合系が超、超大好きな酉(とり)族のスワンという貴族令嬢が住んでおったそうな。彼女は頭のネジのほとんどがぶっとんでおったのじゃが、明るくてやさしく、ロリコンが放っておけないほどの童顔巨乳美少女かつ稀代のアークビーストテイマーであったため、卒業パーティーにて愛しの殿方の一人である次期族長さまとの結婚式の日時を発表する予定らったのれす。でもぉ~でもぉ~、まさかのお約束の婚約破棄をいいわたされたのれす。驚き桃の木山椒の木れす!そしてこわ~いこわ~い動物の住む森へと追放されたのれした。
そこでひょんなことからトゲがささった巨大ニャンコと遭遇します。助けてあげたらなんということでしょ~、みるみるうちにイケメンボーイへと変わるじゃあ~りませんか、しかも条件付きで巨大ニャンコになったり元のイケメン美青年にもなれるらしいのです!それを機に驚愕の真実を教えてもらっちゃいました~。スワンは実はもふもふ神の最高神『ピテナ』の生まれかわりであり、十二干支族の巳(へび)族は本来は猫であり十二匹全部がもふもふであるべきなこと、次期族長はジャキーというイカれた堕獣神であり、もともとは天界に住む十二獣神の一柱である辰神の元一柱であったこと(たまたまそのときの学級委員長になれただけのようなもの)。彼が十二獣神の頂点にたつ元女神ピエナ(ジャキーの立場からみれば校長先生みたいな地位の人)にたいし、「龍は飛べるし泳げるし強いし硬いし体もアソコも大きいしかっこいいツノもあるし口からいろんなブレスはけるし超かっこいい拳銃やトゲトゲバットを持ちながらトゲトゲアーマーを着こなしてもいるし。はっきりいって現辰神のオレ様が最強じゃね?特別にオレ様の女にしてやるわ」とほざいたために以下略。そしてジャキーが本物の元婚約者に動物になる呪いをかけて監禁しすり替わっていること、仲がよかった他の11人のイケメン貴族たちも動物に変えられ行方不明であること等々(あらすじ前半)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-29 16:00:00
1434文字
会話率:0%
御機嫌よう、読者の皆様。
私(わたくし)はヨランテ・キュラソー・オズワルド・ルイン・ラヴェンナ・エリクサー・セルカリア・トランセンデンス・オーマ・レディオアクティブ・スパルガヌム・カインドネス……
ガス爆発事故に巻き込まれ命を落としたと思っ
ていたらなぜか乙女ゲームの世界に転生してしまっていた、どこにでもいる戦闘型悪役令嬢ですわ。
破滅エンドの回避序でに、ゲーム世界の裏に潜む陰謀と闘いながら元の世界に戻るべく日々東奔西走していた私は、ある時あの憎き女……ゲームの主人公を務める我が仇敵フーミカー・キヨミズ・ヴォーカムエー・ヨスティークォ・シェンギエンの罠により、乙女ゲームの世界でも元居た世界でもない謎の平行世界に飛ばされてしまいましたの!
これだけでももう意味不明、どうにかなってしまいそうなカオス極まる状況ですけれど、その上飛ばされて早々、ホラー映画差乍らのゾンビ軍団に襲われ大ピンチ!
さらには何故か戦う力も奪われて、ただの"若干格闘技が上手くて微妙に身体能力が高いだけの悪役令嬢"になってしまった私にできることといえば、精々逃げることくらい!
まさに絶体絶命! 体力も限界になりかけてもうお終いと思ったその時、私を助けに現れたのは……
コート姿の変質者!? しかもなんだか薄気味悪いお面なんてつけて、爆弾でゾンビを吹き飛ばして……いやちょっと、それはおかしいでしょう!?
普通こういう時って明らかにヒーローめいたイケメン様とか、今一パッとしないような、なんか平凡で冴えないけど確かな信念と優しさを持った殿方なんかが駆けつけてくれるものではなくて!?
なんでよりによってこんなゾンビと大差ない……いやもうゾンビよりヤバげな妖怪変化にしか見えない、絵に描いたような変質者が現れるんですの!?
……まあ、危ない所を助けて頂いたのは紛れもない事実ですけれども……なんか納得できませんわ……!
しかも話を聞くにどうやらこの変質者、私以上の"ワケあり"だったようで……?
ああんもう! これから一体どうなってしまうんですのー!?
※本作は『デッドリヴェンジ!-最愛の婚約者共々殺された筈が俺だけゾンビ化したのでとりあえず下手人に復讐します-』本編第10話ぐらいの時間軸で起きた出来事を描く番外編のようなものですが、本編未読の方でも多分お楽しみ頂けると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 19:23:35
40425文字
会話率:59%
生まれたときから体躯の良い男性を好む伯爵令嬢フルール。顔の良し悪しなどお構いなしに、とにかく殿方のカラダしか興味がない。照りつける暑さの中、立っていられない程の強風の中、一日も欠かさずに騎士団の演習場へ通い存分に己の心を満たす。その姿が不気
味と言われようとも、小遣いが侍女に流れようともブレることはない。そんな令嬢にどう転んだのか婚約話が舞い込む。顔を重要視しない伯爵令嬢と顔を重要視されたくない公爵子息の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 21:22:54
185301文字
会話率:30%
ある日、魔物が召喚された。
深夜のとある都内の一軒家の一室に、召喚者1人と魔物が1体。
ろうそくの明かりだけでぼんやりと照らされ、揺らめく影が二つ
その身にあまりに有り余るローブをまとった者はへたりこみ小さなその体はよりその影を小さくさ
せていた。
「召喚にはせ参じましたぁ上級淫魔のミラウでーす。
今回自ら淫堕を望む殿方はどちらでしょうかぁ?」
サキュバスと小さな召喚士の長く険しい受難が始まる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 23:00:00
2631文字
会話率:18%
美しい容姿に、非のうち所の無い美しい身のこなし。セリーヌ・ヴェリテ侯爵令嬢は完璧令嬢と呼ばれる。でも彼女には秘密の性癖があった。筋肉好きなのだ。でも・・・厚い胸板?盛り上がった肩?割れた腹筋?そんなの論外ですわ。え?大きな力こぶですって?御
冗談を。殿方の本当の魅力は、よく発達した上腕三頭筋ですわ!そんなピンポイントフェチな令嬢が、破れ鍋に綴じ蓋な愛にたどり着いた物語。四話完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-12 19:25:35
9100文字
会話率:41%
私、婚約破棄されてしまいました。理由は私の背が、婚約者様より高かったこと。悲しかったですわ。でもその悲しみが癒える間もなく、とある伯爵様と結婚することになってしまいました。今度の方は、どうか私よりも高身長でありますように。だって殿方って、ご
自分より背の高い女なんて愛してくださらないのでしょ?そう願って…そう心から祈っていたのですが、伯爵様は私より背が低くいらして…これはダメだわ。私、愛されない形だけの妻になる事が決定してしまったようです。
そんな悲嘆に暮れる伯爵令嬢の、結婚からの数日間の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 16:35:45
4686文字
会話率:29%
私はイリア・アースと申します。
父は、二十年ほど前、この国の辺境に現れた邪竜を倒した美貌の英雄として、知られております。
父の子は、私、弟、妹の三人でございます。
父の美点を十分に受け継いだ妹、次いで父譲りの才能の弟、父譲りのところの一切無
い私。
私についたあだ名が「英雄の出涸らし令嬢」でございます。
長子なのに出涸らしとは、これ如何に。
父譲りの美貌の妹が、学園に入学してからは、憂鬱です。
妹に第一王子殿下を始めとした見目麗しい殿方が侍るようになってしまいました。
対して、第一王子殿下の婚約者のオリヴィア様と友人になる私。
オリヴィア様は何かお考えがあるようで、私に妹を諌めないように仰います。
さらに何か重要な事を思い出せそうで思い出せなくて、やきもきする私。
………………(;゜Д゜)!!!
テンプレ王子はざまぁされますが、妹ざまぁはありません。
残酷な表現は一切ないですがR15です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 20:33:53
9000文字
会話率:24%
婚約破棄したい様なので、曾お爺様に来て頂こうと思います。私の曾お爺様はそれは素敵な殿方なんですの。私にご用の方は曾お爺様を通して下さいませね。しっかり検分して頂きますから。
※申し訳ございません!ご指摘頂きがありまして、ジャンルを異世界に変
更させて頂きます!後、一応R15と残酷な描写も付けさせて頂きます。
ハッピーエンドを目指しますが、道のりが遠いですのでご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 00:00:00
168693文字
会話率:40%
レーリック家のひとり娘、フィルナ・レーリックは両親を突然失い、残された屋敷でひとり暮らしをはじめる。
寂しさを紛らわせるように意気揚々と家事に励むフィルナだったが、こんを詰め過ぎたせいか、ある日突然、身体が悲鳴をあげて倒れてしまう。
意
識を取り戻すとそこはベッドの上。
そして見知らぬ殿方が覆い被さるようにして顔を近づけている。
いったい何が起きたかわからないフィルナだが、その殿方は両親がお世話になっていた伯爵の甥オルト。
伯爵からの手紙には10日間だけのお手伝いと記されていたので渋々オルトを屋敷に置くことにするが
勝手に下着まで洗われてしまったりと、1日でもはやく出て行ってほしいと願うフィルナ。
しかし、炊事、洗濯、掃除となんでも完璧にこなすオルトに甘やかされていくうちに
フィルナはオルト無しには生きていけない身体になっていって⋯⋯
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 11:30:33
6025文字
会話率:48%
私の妹は、私に虐められているとても可哀想な子なのだそうです。私からの虐めに耐えかねた妹は私の婚約者様にお手紙を出したようなのですが……。
えっ、そのお手紙……ほとんど同じ内容で私の前の婚約者にも出してますよね?
これ
は「天真爛漫で純粋で可愛らしい」と殿方に好意を寄せられる妹が、私から2回も婚約者を奪おうとするお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 19:24:19
14941文字
会話率:23%
呪術界の5つの柱となる紅蓮家の一人娘、紅蓮 杏(ぐれん あん)が書いた気まぐれの日記。
杏の殿方にも注目!
最終更新:2023-02-01 22:32:25
19518文字
会話率:77%
“負けたら即、墓場(ヴァージンロード)送り”――!
フェルミナ・ハルツィア・ヴェルムンガンドは現代日本からのTS転生者である。
万年童貞かつ先祖代々庶民一筋の一般国民だった彼は、ある日目覚めた瞬間、絶対王政国家のド偉いお貴族様の一員と
して超絶美少女お嬢様(予定)に転生を果たしていた。
「金、名声、血筋……全てが揃うこの人生は生まれながらにして勝ち組が約束されたイージーモード……! 働かずに適当に美少女面してれば楽に暮らせるに違いないですわ……ぐへへ」
などと彼女(=彼)が考えていたのも束の間。
貴族の女として生まれたからには、結婚して後継ぎを作らなければならない。
しかし前世と変わらず恋愛対象が女性であるフェルミナにそんなことが出来るはずもなく、彼女は苦肉の策として、お見合いを進めようとしてくる両親の前で宣言したのだった。
「妻より弱い夫など死んでもごめんですわ! 私は、私より強い殿方とこそ結ばれましょう――!」
……そんなわけで、結局死ぬ気で努力しなければ尊厳破壊の憂き目にあうフェルミナちゃんなのでしたとさ、はい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 11:10:11
7463文字
会話率:25%
時代はなんちゃって明治!!
海軍士官の兄様は、私、桐生りまに馬車の窓からとある殿方の姿を見せた。
その方が半裸であることに非常に驚いたが、他の男達とは頭一つ分違う背の高さと凛々しさをお持ちの方だった。
「あれをどう思う?」
兄様は、嫁を今だ
に娶らないことで、男色の方だと市井では有名な方だ。
私は余計な事を言うまいと思いながら、兄様に答えていた。
「見事な男でございますなあ。」
――私の輿入れが決まったのはその一週間後でございます。
アルファポリスで投稿していたもの「百姓上がりの陸軍士官に嫁いだ娘は兄様との板挟みに苦悩する!」です。
兄様と板挟みになっていないし、ラブラブが足りないので、改訂を入れていきます。
よって、改題もしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-22 07:55:28
132346文字
会話率:36%
公爵令嬢リュミエールの婚約者、レッドモンド殿下がある日突然ヤンデレ化した。
ずっと仕事一筋の真面目な殿方と、長年ビジネスパートナー的な間柄でやってきたのに……彼は急に甘い言葉を囁いてきたのだ。
「きみは僕の瞳の中だけにいればいい……そうだ
ろう? 僕だけのリュミエール」
「(気持ち悪いですわッ!)」
だけど相手は将来有望な王太子殿下。そう簡単に文句の言える立場ではないリュミエールは苦肉の策をとる。
「わたくしが思う『一番嫌いな女』のフリをして、わざと嫌われましょう!」
白い結婚や婚約破棄も覚悟の上だ。絶対にこのヤンデレから逃げきってやる!!
そう決死の覚悟を決めたのに……なぜか殿下はますます溺愛してくるし、さらに他の令息たちもヤンデレ化してリュミエールを囲いだした⁉ もしや、これは呪いなのでは? このまま放置していたらヤンデレのせいで国が滅んでしまうかも??
ちょっとシルバー、笑ってばかりいないでわたくしを助けなさい!
お嬢様大好き(?)な専属執事シルバーとともに、悪役令嬢がヤンデレ撃退に奮闘して望みを叶える物語。
■完結まで毎日投稿予定(最後まで執筆済み)
■「きゅるるん♡」は二話目から。
■R15は念のため。ゆる設定のラブコメ。ハッピーエンドです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 07:31:22
97420文字
会話率:36%
侯爵令嬢ルイーズは婚約者のアンドリュー王子に卒業記念パーティで一方的な婚約破棄を宣言される。
どうにか言い負かしたものの、もはや疲労困憊。
退席しようとする彼女に、第二王子ステファンが近づき愛の言葉を囁く。
「私の妻になってほしい。君を愛
している」
芝居がかった仕草で右手を握られ、指先と指先が絡み、彼の体温と汗が伝わってくる。
次いで隣国の王子チャムカが、王宮魔術師のアズベルが。
「僕は君のことが好きなんだ」
「ずっと前から君のことを想っていた、オレと付き合ってほしい!!」
困惑するルイーズに彼らからの愛の囁きが追い打ちをかけていく。
お気持ちは嬉しいですが、それは今言うことですの?
その気のないルイーズは彼らの求愛にただ辟易とする。
更に【ある人物】からの思わぬ告白。
守り抜いた侯爵令嬢としての矜持は砕け落ち、ルイーズの本音が露わになっていく。
彼女が最後に愛した男性は、いったい誰?
婚約破棄直後のドタバタを描く、困惑と苛立ちの求愛ストーリーです。
■婚約破棄の描写はほぼ導入だけ。その後に起こった出来事が主のお話です。
最後はハッピーエンドです。
設定などゆるめのシチュエーション重視。お気軽にお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 19:39:08
18430文字
会話率:24%