魔王は勇者テオドールの手により討伐された。その話題が王国に歓喜をもたらしたのは、まだ人々の記憶に新しい。
王都では、らしくもなく肩を落とした逞しい青年が、部屋の扉を開けた。
「今日も会ってもらえなかった」
花束を抱えて部屋に帰ってきた
元勇者テオドールは、公爵家の御令嬢、婚約者シュザンヌと同じ名前の猫を抱きしめる。ふわふわの淡い色の美しい毛並みをもつ、青い瞳の猫シュザンヌは、少々情けないご主人を、今日も猫なりに、一生懸命慰めてやる。
会ってもくれない婚約者を、諦めることができないご主人と、愛猫シュザンヌの穏やかな生活は、魔王復活の知らせとともに終わった。
「かわいいシュザンヌ、かわいがってもらいなよ」
ご主人の言葉の意味を愛猫シュザンヌが気付いた時には、事態はもう取り返しがつかないことになっていた。
これは、魔王を倒した後の勇者と、勇者の大切なシュザンヌのお話。終わりから次へと始まる物語。
本編では、二人の語り手が、物語を紡いでいきます。
ハッピーエンドです。ノベルアッププラスにも投稿しております。また、カクヨムに同じ題名で、書き方が少し異なるものを投稿しております。
著作権は作者にあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 07:00:00
74913文字
会話率:41%
久方ぶりに御友人とお会い致しました。
午後のお茶を楽しむお時間で御座います。
それなのに何故でしょうか? 全く心が動かないのです。
ただ訳も分からず零れる涙。
致命的だったのは、思い出の瓦礫。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺
に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
ガールズラブではありませんが、
女の子が抱き締めて欲しい。
という描写があります。
苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 15:18:14
1211文字
会話率:37%
告白して振られた比企ヶ谷春明。放課後教室で蹲ってると鍵を閉めに先生が来た。いつもと様子の違う主人公。そんな主人公を抱きしめる
最終更新:2023-06-04 09:26:05
1411文字
会話率:26%
「おまえは 無能 だ!」お決まりのパターンで 冒険者 パーティー から 追放 して一ヶ月後。「 ざまぁ ぁぁぁっ!」聖 騎士 のロイスは、無能だったはずのメンバーに 復讐 されてしまう。だが、死をきっかけに チート スキルに覚醒。メンバーを
追放する直前まで タイムリープ する。しかもこのスキル、死因となった攻撃を無効化できるというおまけつき。「やったぜ! 全力で死亡フラグを回避して生き延びてやる!」無能だと追い出さないしまだ遅くない。おまえと俺はズッ友だぜ。無能だとバカにしたショタっ子を抱きしめると、愛の力で覚醒。ショタっ子は 魔女 っ子だった!? 「ボクをオンナにした責任、取ってもらうからね」 チートスキルの正体は、不死の呪い。ロイスは魔女の呪いで不死の騎士デュラハンにされてしまったのだ! 世界を滅ぼすとされるヤンデレな魔女と、やがて最強無敵の勇者になる不幸な男のラブでコメディな成り上がり冒険譚がいま始まる……。
※男主人公 冒険者 が チート スキル で 無双 して、魔物討伐 ダンジョン 攻略するお話です。
※バトル は シリアス + 日常 は コメディ タッチの作風です
※ ステータス 表記あり
※Not ハーレム。ヒロイン一筋 純愛 です。バカップル ものです。
※性的な表現、シーンがあります。予めご注意ください。
※この作品は「カクヨム」「ノベルアップ+」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 21:00:00
117520文字
会話率:49%
小さな頃から一緒だったから
一緒にいることを当たり前に思ってる
なんでもないって思ってる
そんなことないのにね
最終更新:2023-04-22 11:37:06
217文字
会話率:0%
人類の脅威である巨大虫〈インセクト〉。奴らを殲滅する組織がわたしたち『カサドル』だ。その組織の中でも、わたしのパートナーである莉紗はトップエリートであり、若き戦闘員たちの尊敬と憧れの的だ。アサルトライフルを武器とし、〈インセクト〉を単独で
撃破する戦闘センスを持っている。劣等生のわたしとは大違い。そんなわたしでも莉紗は決して見捨てず、そっと右手を差し伸べる。わたしの手を引き、時には背中を抱きしめる莉紗の右手。どんな時でも支えてくれた救いの手だ。
だから、莉紗のために強くなろうと決意した。莉紗にふさわしいパートナーになろう。隣を歩ける存在になると。でも、現実は違う。弱いままだ。どうして強くなれないのか?
だって、それは莉紗のせいで———折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 12:00:00
30712文字
会話率:43%
インぺリウム王国の聖女に選ばれて三年。
この世界では珍しい黒髪黒目を持つ聖女エマは、王都にある中央神殿で慎ましく暮らしていた。
しかしある夜、突如現れた白い髪の青年クロウによって聖女エマは王都から連れ出されてしまう。
「……頼む。俺と一緒に
魔女のもとへ行って欲しい」
聖女として一刻も早く王都に戻るためにもクロウに協力することを決めたエマ。だが、共に旅をするうちに段々と心境に変化が生まれていき――。
一方、聖女エマの失踪に中央神殿は捜索部隊を国中へと差し向ける。その指揮を執るのは、聖女エマの婚約者でもある次期神官長フィクタだった……!
箱庭の黒い聖女と傷だらけの白い烏――二人の旅の行く末に待ち受けるものとは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 20:45:18
64745文字
会話率:43%
ココはどんなときでもスマホを手放すことができない、お喋りが大好きな女の子。
ある日、スマホの画面越しに未来から呼びかけてきた希代の天才、マトイに誘拐される。
誘拐の目的は、過去の改変。
他人に触れたことすらないマトイが求めるのは、家族との暮
らし。それだけで誘拐!? どうしてそれが出来ない世の中なの!?
ココは決めた。不器用で世慣れないマトイの望みを叶えてから、穏便に過去に帰してもらおう。
ところが接触に慣れたいと言いながらも、ココに触れられるたび真っ赤になって飛び上がるマトイに、ココは次第に絆されていく。
二人きりの部屋の中で、一日毎に加速していく恋。
ココは過去に帰る決意を持ち続けられるのか?
二人の間に生まれる絆はストックホルム症候群なのか?
いつか時間の流れに隔たれる二人の、近未来誘拐ラブストーリー。
(ハッピーエンドです)
※この作品は他サイト投稿作の改訂版です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 19:13:40
189722文字
会話率:46%
部屋を暖め、水を温めるために必要な熱。異世界の幼なじみシャーロットは熱を操る能力で、主人公エリオットの生活を支えていた。二人はシャーロットの熱を共有するため、いつも肌を接して暮らしていた。体を流すときも、ベッドで眠るときも、二人は裸にならな
ければいけない。
作者より…この作品はカクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 22:30:09
5117文字
会話率:60%
その日、夫婦で菓子屋を営む夫婦の一人娘が死体で発見された。
暴行を受け惨殺されたと思しき少女の身体はあちこち欠けていて、おまけに犯人と思しき少年の死体が『共に葬れ』と言わんばかりにきつく抱き着いていた。
目玉、舌、手、いくつかの臓器を
失った少女を抱きしめる少年の口元は、血で真っ赤に汚れていた。
少女はなぜ殺されたのか、少女を殺したと思しき少年はいったい何者で、少女にとってどういう存在だったのか。
それを探るために、少女の母親は様々な人物に聞き込みを開始するが――
※どこかに年齢制限版があります。
↓のIF世界です。
https://ncode.syosetu.com/s5459g/
↓は何事もなかった平和軸。
https://ncode.syosetu.com/s8411g/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 22:00:00
87034文字
会話率:13%
血に汚れ、物言わぬ彼女の体を抱きしめる。
その体から、温もりが失われて行く。
今より更に人を憎む事になる、それは出会い頭の彼女の言葉。
こういうことだったのかと唇を噛む。
あの言葉を面白いと言って笑ったあの時の自分が酷く憎らしい。
……そし
て、それよりも、彼女を甚振り殺した人間が、人間という種族が憎らしい。
言葉にならない絶叫が、自分の喉を裂いた。
殺してやる人間共、彼女がそう言ったように、自分が死ぬまで永遠に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-31 13:02:01
2941文字
会話率:24%
伝説の英雄レンヤに憧れる、[英雄]の職業(ジョブ)を持つB級冒険者ゲルトは、パーティーの仲間であるアデルを実力不足として追放した。
その、二年後。
すっかり落ちぶれたゲルトは、起死回生を図ってずっと支えてくれた幼馴染のライザととも
に伝説の黒竜に挑むが、逆に返り討ちに遭い瀕死の重傷を負う。
そんなゲルトに、立場を逆転させたアデルが絶望の一言を告げた。
――ゲルトの本当の職業は[英雄(偽)]で、アデルこそが真の[英雄]なのだと。
息絶えたライザを抱きしめるゲルトは、アデルの放った魔法に巻き込まれて命を落とすが、何故かアデルを追放した二年前に戻っていた。
再びアデル達を追放し、ゲルトは英雄になる夢を諦めるために向かった始まりの街ラウリッツで、英雄レンヤのかつての仲間メルエラから驚きの事実を知った。
英雄レンヤの職業もまた、[英雄(偽)]だったことを。
ゲルトは、メルエラ達ラウリッツの街に住む最強の人々から教えを受け、最強を目指す。
――英雄への夢を叶えるためではなく、大切な幼馴染とのささやかな幸せを守るために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 12:00:00
48599文字
会話率:45%
マリは今日もショーンに会いに行きます。ふかふかの彼を抱きしめるのが夢なのです。
最終更新:2022-12-15 21:31:21
1822文字
会話率:29%
思い出よりも切なく今日は来て
最終更新:2022-11-19 01:30:19
207文字
会話率:0%
「三十秒のハグで、抱えていたストレスが半減するらしいのです」
訳あって公爵家のメイドとして働くエレンは、その一言がきっかけで、主人のオリバーと毎晩三十秒のハグをするようになった。
膨大な仕事量を一人で抱え、日に日にやつれていっていたオリ
バーは、エレンとの触れ合いを通じて心癒されていく。一方のエレンも、オリバーへの特別な感情を徐々に自覚していき――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-11 19:17:05
9195文字
会話率:49%
週に一度、30分間のみ許された入院時の面会時間。
今日は子どもたちがやってくる。
噛み締めた30分を描いた詩。
最終更新:2022-08-21 17:42:36
318文字
会話率:25%
大丈夫、大丈夫。
ここに立てている事実が
君を抱きしめる。
最終更新:2022-06-11 20:30:36
484文字
会話率:0%
そっとぎゅっと抱きしめる。
こっちへおいで。
ひとりで泣かなくたっていいんだよ。
最終更新:2022-04-20 22:28:31
456文字
会話率:0%
ぼくはきみを抱きしめる
令和5年・初春(全5回・予定)
2110-rtf, 2105-26-102, 2206-39-30.
キーワード:
最終更新:2022-06-10 19:29:47
8356文字
会話率:34%
謎の少年が謎の部屋にいた。
謎のぬいぐるみに出会い、抱きしめる。
何も意味がないような、意味を見つけられない。
部屋を進んでいき、光に包まれる。
意味がわからない。
謎が謎を呼ぶ。
この作品はpixivにも投稿しています。
キーワード:
最終更新:2022-05-29 21:00:15
914文字
会話率:14%
目が覚めると巨大な流木こそが我が部屋に鎮座する。
どうやって持ち込んだのかは記憶にない、全部酒のせいだ。
部屋から撤去することもできないために、流木と私による奇妙な同棲生活が始まった。
寂しい夜には話しかけるし、人肌恋しければ抱きしめる。リ
ュウと名付けられたそれは、私にとってなくてはならない存在に変わっていく。
ある時、空腹に耐えかねてリュウを口にすると不思議な力が身に付いて……?
さらにリュウを探しているという少女も加わり、私の日常は一変する。
少し不思議なサイコパス系グルメラブコメらしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-27 20:26:13
28960文字
会話率:49%
婚約破棄をした彼女から、誕生日おめでとうとメールが届いた。
二度と鳴らないと思っていた音に反応してしまう。
彼女への想いが残る俺は、1時間かけ礼のメールを返信する。
間髪入れずに返ってくるメール。
文面からは読み取れば、元気にしていることが
わかった。
彼女からの最後のメールを読み、そっとこの恋の終わりを考えていた俺。
エンドラインのないメール。
下へ下へ送って行くと、そこには――!
カクヨム・ノベプラにも掲載予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 23:25:40
3999文字
会話率:47%