きっと誰にでもある、何もかも投げ出して逃げたくなる瞬間──。
これは、ふとした拍子に心のひずみが限界を超えてしまった、どこにでもいる一人の中学生の物語です。
最終更新:2020-10-21 20:31:30
9526文字
会話率:11%
主人公、駒井瓢は転校初日に集団から嫌がらせを受ける女子生徒、矢継と知り合う。徐々に矢継と打ち解け始める駒井であったが、彼女が企てた復讐劇に意図せず巻き込まれる事に。復讐に使った針を出会い頭にぶつかった事で、彼はその身に受けてしまう。その晩、
高熱に苦しむ駒井、自宅のベッドに横たわっていたはずが教室で目を覚ましてしまう。妙な夢だと訝しんでいたところ、駒井は矢継に嫌がらせをしていた集団のリーダー、笹木と鉢合わせ、共に探索しようと試みる。だがその矢先、突然現れた怪人物によって笹木が眼前で惨殺されてしまう。駒井は機転を利かしてその場を逃れるも、多種多様な異形によって矢継に嫌がらせを加えていた連中がなぶり殺されている所へ、次々と遭遇することに。遂に駒井自身も魔の手に捕まりかけるも、唐突に現れた協力者に救われ、そのまま自室で目を覚ます事になる。
全ては悪い夢だと自らに言い聞かせる駒井だったが、登校してみると生気をすっかり失った笹木達の姿を目撃してしまう。自分や笹木達の身に何が起きたのか、矢継に問い掛けると、彼女の口から信じ難い話が語られる。人間の意識の底の底、全ての人間の恐怖心が交錯する深層心理世界へ対象者の意識を叩き墜とす儀式、深層墜とし。学校で古くから語り継がれてきた儀式を矢継は復讐に利用し、毒針はその儀式に必要な道具だったのである。墜とされた意識は深層世界で地獄の如き苦しみを受け続けると聴いた為、笹木達を助ける決意を固める。苦慮する矢継をどうにか説得して毒針を譲り受けた駒井は、再度深層世界へと自らの意思で墜ちる事に。
そうして紆余曲折を経て、笹木達を現実へ引き戻す事に成功する駒井であったが、矢継から深層墜としを広めている人物が居る事を教えられる。深層世界から人間の意識を引き戻す術を身に付けた駒井は、深層墜としが学校中で流行る事を危惧、この難題を一人で解決しようと奔走し始めるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 18:44:00
101123文字
会話率:65%
僕は、銭湯で寝てしまい、起きたら、見知らぬ女の子になっていた。
私は、ただうとっとしただけなのに、ただ気持ち悪い夢を見た
この光景は、運命的な出会いを、象徴していた。
最終更新:2020-01-30 07:04:07
4005文字
会話率:20%
ある日悪夢症を患った高校生・影月 春の物語。
その日から毎日悪夢を見るようになる。
夢界とは死後の世界と言われ、既に亡くなった方がそこで生きている。
さらに夢界には瑞夢側(グーター)と悪夢側(ヴィサー)と呼ばれる族(人間のような容姿
をしている者)が存在していることが分かる。その名の通り瑞夢は人間に良い夢、悪夢は人間に悪い夢を見させており、現実の人間にも影響を及ぼし、勝手に族性を与えている。
しかし夢界には瑞夢の王と悪夢の王が交わした禁書の契約により、相手サイドの王を殺せば勝ちサイドの族者は皆現実世界に魂送り生き返ることが出来る。負けた族者は冥界(魂を奪う場所)と言われるところへ送られる事も分かる。
その両族の激しい戦いを夢で見てしまう。そこで同僚の瑞夢族たちの作戦に巻き込まれた瑞夢族の女の子(スイ)を身体を張り助けた。話を聞くと瑞夢は人間に良い夢を見させるだけではなく、永眠を使い多くの悪夢族を冥界送りにしている事を知る。
それに対して嫌気を差したスイはいつか悪夢症を治すことを誓い、春と共に悪夢族へ転身して瑞夢の王を殺す事を決断した。
数々の強敵がいる瑞夢族に立ち向かう春たちの運命とは!?果たして悪夢症は治るのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-26 13:09:40
387文字
会話率:13%
生きとし生けるものは皆、夢を見る。
たしかに良い夢も悪い夢もあるけれど、思い出せない空白にはどんな物語があったのか。
なあんてことを考える間もなく
目が覚めたらそこは異世界で!?
出会ったイケメンと即結婚!?
チートに魔法まで使えち
ゃったりなんかして一体全体これはどんな夢なんだー!?
(というわけでいきなり異世界にトリップした女の子が言い伝えのお姫様認定されて王子といちゃこらしながら最終的に世界を平和に変えちゃうお話です。R15は念の為つけてみました。よろしくお願いしまーーす!追記:1/14完結しました。以後ちょこちょこ改稿していくかもしれません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-14 09:55:28
415486文字
会話率:49%
土岐野《ときの》キザムは、ある日学校内で起きたゾンビカタストロフィーに巻き込まれてしまい、非業の最期を遂げてしまう。
しかし次の瞬間、気が付くと世界は元の平和だった時間に巻き戻っており、キザムは自分の席にいつもと変わらぬ姿で何事も無く座っ
ていた。
悪い夢を見ていたと思い込むキザムだったが、再び起きたゾンビカタストロフィーに巻き込まれて、またも死んでしまう。
そして再び時間は逆戻りして、キザムは再度生き返っていた。
ようやく、ただ事ではない『何か』が起こっていると察したキザムは、ゾンビカタストロフィーとタイムループが起こる謎を解くために、行動を起こすのだった。
☆タイムループネタとゾンビネタを基本にして、そこにミステリー的な謎解き要素を加えて、学園モノの中に強引に全部詰め込んだ小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-27 00:39:52
197142文字
会話率:42%
夢を見ました。胸くそ悪い夢を。
最終更新:2019-09-16 01:20:39
1150文字
会話率:5%
ある村に、人狼がやってきた。
やつは、この村人を惨殺する。
死んではじめて夢だとわかる。
悪い夢だと。
最終更新:2019-08-16 00:00:00
4496文字
会話率:35%
いい夢は現実の世界で起こる可能性が低い。
悪い夢は現実の正解で起こる可能性が高い。
私はどうしたらこの悪い夢から解放されるのであろうか。
最終更新:2019-06-24 23:56:31
515文字
会話率:0%
「お願い! あなたの剣で、この世界を救って!」
誰かの助けを求める声が、僕には聞こえた。
「はあ!?」
眠っていた少年が目を覚ます。
「ゆ、夢か。」
悪い夢でも見たように寝汗を大量にかきながら、一人の少年がベットの上で腰まで起き上がる
。
「それにしても、リアルな夢だった。誰かが助けを求めている。」
少年は自分の顔に手をあてるも、夢のことは思い出せない。ただ覚えていることは、誰かが助けを求めているということだけだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-26 06:13:10
100224文字
会話率:72%
永遠の夜と虚無と死はいまも私の後ろをついてまわりますが
今はこうしてなんとか生きております
最終更新:2019-01-10 17:10:52
613文字
会話率:0%
ようこそ。
ここは合計で100の夢を閉じ込めた宝石箱。
出て来るのは良い夢か悪い夢かわかりません。
最後に希望が残っているとよいのですが。
ゆるやかにおつきあいいただければ幸い。
それでは、ごゆっくり。
最終更新:2018-09-04 02:17:06
12696文字
会話率:25%
ー何か、とてつもなく悪い夢を見ていたような…。
秋元 匡は至って普通の高校二年生。いつも通り、幼馴染みの真中 瞳と学校へ行く。
…そのことで、周囲から匡と瞳が付き合っているという疑惑が上がることにはもう慣れっこだ。
またいつものような日
常を繰り返すだけだと思っていた。
彼女が転校してくるまでは…。
どこか引っかかる所のある秋元 匡と、周囲をやたらに遠ざけてしまう転校生、池上・リリー・まなか。そして匡の幼なじみの真中 瞳。
三人を巡る青春スクールラブコメディ!
「…ごめんね。もう、さようならなんだ。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-06 02:02:04
1979文字
会話率:30%
高校3年生の蒼汰は、クリスマスのデートに向かう途中、トラックに轢かれそうな猫を助けるが代わりに自分が死んでしまう。
しかし。
確実に真実に不可逆に死んだはずなのに。
蒼汰は、何事もなかったかのように12月25日を迎える。
あれは悪い夢だっ
たのだろうか?
落ち着かない気持ちで12月31日を終えた蒼汰を待っていたのは。
存在しない。
けして存在してはいけない。
13月1日の朝だった・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-24 23:14:41
283文字
会話率:0%
夢の中のあなたこそが、本当のあなた。夢の世界は、ヒトの本当の心が姿を現すところなのだから――。
主人公ユメミ(浮橋夢美)は幼い頃から病弱で入退院をくり返し、ずっと友達がいないさびしい日々を送っていた、ちょっと過剰なほど妄想力豊かな女の子。
ある夜、ユメミは巨大な注射器たちに追いかけられる悪夢を見る。ユメミを助けてくれたのは、黄金に輝く謎の少年だった。
「ピカピカ光っていて顔は見えないけど、なんとなくイケメンの予感がする!」
好奇心旺盛なユメミは、謎の少年の顔を近くで見ようと思って彼に飛びつくが……彼はなぜか小さくなって5~6歳ぐらいの幼児になってしまったのである。
実は、謎の少年は、人々を苦しめる悪夢を食べてくれるバク(獏)という夢幻鬼だったのだ。
「バクくんのかわりに、あなたが夢の世界を悪い夢幻鬼たちから守ってください♪」
ユメミは、夢の世界の管理者である神様オオクニヌシに、人々の夢を守る「夢守(ゆめもり)」の仕事を押しつけられてしまうのだった!!
果たして、夢守少女となった妄想ヘタレ女子ユメミの運命やいかに!?
※第6回角川つばさ文庫小説賞で一次選考を通過した作品です。
※カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-03 17:08:04
110263文字
会話率:42%
高校生活最後の夏休み、友人達と地元で有名な心霊スポットに出掛けた氷上彪(ひかみひょう)は、思いがけぬ事故に遭い山中に独り取り残されてしまう。 人生初の気絶から目覚めた彼を待ち受けていたのは、とても現実とは思えない、悪い夢のような出来事の連
続で……!?
ほとほと運の悪い男子高校生と、ひょんなことから彼に固執する(見た目は可愛らしい)蒼い物の怪、謎の白装束姿の少女、古くから地域で語り継がれる伝承とが絡み合う、現代?和風ファンタジー。
※作者本人による個人サイトからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-19 22:15:46
109512文字
会話率:38%
悪い夢は消せるけど、嫌な現実は消せない。
最終更新:2018-01-16 02:19:33
332文字
会話率:0%
わたし(サキ)は、日常が好き。
クラスメイトで仲のいいミサ、アオ、ユウ、マイと過ごす日常が、何よりも大切だった。
でも、この世界が現実なのか、わたしの見ている夢なのか、わからなくなってしまう。
悪い夢ならば、醒めてほしい。そうして一歩を、踏
み出した。
※この作品は牧田紗矢乃さま主催、【第四回・文章×絵企画】への参加作品です。
牧田紗矢乃 様の「見たくない」(https://12498.mitemin.net/i278883/)に文章をつけさせていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-10 00:00:00
8125文字
会話率:29%
その日を何度繰り返しただろうか。
必ず最後は一二時に死神の少年に殺されて朝に戻る。
それの繰り返しだ。
一度目はコンビニで立ち読みした帰りに巨大な鎌で切り裂かれた。
二度目の時は混乱していた。
殺されたはずなのに、時間が巻き
戻っていることが信じられなかった。
悪い夢か幻覚を見たのだと思い込もうとしていた。
――だが違った。
そして結局、一度目と同じようにして殺されたのだ。
それからは同じことの繰り返しだ。
どこに逃げても死神は追ってきた。
家族や友人に助けを求めても、回避できない。
それどころか、犠牲者を増やすだけだった。
一日中部屋に閉じこもっても無駄だった。
必ず死神は現れる。
――部屋の中にも。夜の街にも。遠くの山にも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-17 22:56:03
586文字
会話率:0%
私は誰よりも大切だった。誰よりも、一緒に居たいと願っていた彼を傷つけた。悪気なんてなかった。悪い夢だったらよかったのに。あとから神様の世界での出来事の影響があったと説明された。でも過去は戻らない。
※少年は願い、少女は求めるシリーズ19弾
最終更新:2017-11-10 20:42:27
3571文字
会話率:0%